拙著『波瀾万丈の車両』(アルファベータブックス刊)、発売中!! くわしくは、こちらへ。
拙著『東武鉄道大追跡』(アルファベータブックス刊)、2021年2月9日(火曜日)発売!! くわしくは、こちらへ。
拙著『大阪の地下鉄大研究』(天夢人刊)、2023年10月3日(火曜日)発売!! くわしくは、こちらへ。
●お問い合わせ、御依頼はこちらへ。
・Railway Blogのコメント、トラックバック承認制になっておりますので、御了承願います。
・Railway Blogに掲載されている本文、画像などの著作権は、各国の著作権法、各種条約及び、その他の法律で保護されています。これらのデータなどについて、私的使用、その他、法律で明示されている範囲を超えて、許可なく引用、複製、改編、転用、電磁的加工、送信、頒布、二次使用するなどの一切の行為は禁止しております。著作権法に関係なく、ルール、マナー、エチケットをすべて守っていただきますよう、お願いいたします(該当する行為があった場合、当方の顧問弁護士より、賠償金を請求させていただきます。必ずお支払いください)。また、新聞、雑誌など、各種メディア関係者で本文や画像の利用等を希望される場合は、お問い合わせフォームを御利用ください(原則として、本文や画像は有償とさせていただきます)。
JR東日本常磐線特別快速 [汽車旅2005番外編]
2005年7月9日(土曜日)、JR東日本常磐線はダイヤ改正を実施。“目玉”と言えるルーキー、E531系に乗る。
12時40分頃に上野入りしたが、早くも目当てのレールファンが並んでいる。
特別快速の上野発はすべて9番線から発車し、すべて15両編成で運行するようだ。
特別快速土浦行き(15号車クハE531-1004)が入線。ボルテージがあがり、いつのまにか警備員が立っていた。数日前にロンドンで発生したテロ事件の影響もあるのだろう。
ボックスシートに坐り、13時12分に発車(ちなみに先頭車乗務員室寄りはいつもの“お約束”)。三河島-北千住間は加速がよく、北千住で快速取手行きを抜いた!! ちなみに“特別快速の通過待ちをされた快速”を見たのは初めてである(中央線は通勤特快が三鷹と中野で快速を抜くらしい)。
北千住を通過し、鉄橋を渡ると、つくばエクスプレス試運転電車と一瞬のすれ違いを果たした。6両のつくばエクスプレスと15両の特別快速は着席率では後者に軍配があがる。
E531系はE231系に比べ、暖色系の車内が特長で、ドア上LEDは上段に初めて「まもなく」、下段右側に号車札が表示されるようになり、わかりやすくなった。但し、1行全角6文字の姿勢が変わらないのは残念だが…
吊り革はシャレたブラックで、ドア付近は低め。網棚は特急車と遜色がないデザインである。
取手からお客が減りだし、130㎞/h運転となるが、軽量のせいか、ビビビと揺れる(新快速はそうでもない)。しかし、JR東日本は“快速以下でも130㎞/h運転をする”という「やればできるじゃん!!」の姿勢は評価すべきだろう。
この日は“デビュー戦”ということもあるのか、すれ違ったE531系はすべて15両編成でしたが、つくばエクスプレスに勝つには“坐れる”イメージを植えつけなければならないのだろう。
但し、特別快速は、つくばエクスプレスの区間快速に相当するため、取手-土浦間の停車駅をしぼったほうがいい。
定刻通り、終点土浦に到着。あわただしく、土浦運輸区へ引き上げ、タイガースカラーの特急〈フレッシュひたち29号〉高萩行きが到着した。
復路はE501系の普通電車(取手から快速)上野行きでもよかったが、やはり特別快速上野行き(3号車モハE531-1004:ロングシート)へ。ちなみに14時43分に到着した土浦止まりの普通電車はなんとE531系5両編成也。
特別快速上野行きはボックスシートを取られたため、やむなくロングシートだが、“栄光の3号車”ということで妥協。
なお、各車両、2か所にコンセントを設置しており、優先席以外のロングシートならば、気兼ねなく、ケータイやノートパソコンの充電ができる。
コメント 0