拙著『波瀾万丈の車両』(アルファベータブックス刊)、発売中!! くわしくは、こちらへ。
拙著『東武鉄道大追跡』(アルファベータブックス刊)、2021年2月9日(火曜日)発売!! くわしくは、こちらへ。
拙著『大阪の地下鉄大研究』(天夢人刊)、2023年10月3日(火曜日)発売!! くわしくは、こちらへ。
●お問い合わせ、御依頼はこちらへ。
・Railway Blogのコメント、トラックバック承認制になっておりますので、御了承願います。
・Railway Blogに掲載されている本文、画像などの著作権は、各国の著作権法、各種条約及び、その他の法律で保護されています。これらのデータなどについて、私的使用、その他、法律で明示されている範囲を超えて、許可なく引用、複製、改編、転用、電磁的加工、送信、頒布、二次使用するなどの一切の行為は禁止しております。著作権法に関係なく、ルール、マナー、エチケットをすべて守っていただきますよう、お願いいたします(該当する行為があった場合、当方の顧問弁護士より、賠償金を請求させていただきます。必ずお支払いください)。また、新聞、雑誌など、各種メディア関係者で本文や画像の利用等を希望される場合は、お問い合わせフォームを御利用ください(原則として、本文や画像は有償とさせていただきます)。
寝台特急〈出雲〉フォーエヴァー [プラットホーム2006]
2006年3月17日(金曜日)、20時45分、JR東日本東京9・10番線に駆けつける前からすざましかった。LEDの案内表示盤に「寝台特急出雲21:10出雲市」の表示にみんなクギづけ。ホームの案内盤も撮るほど徹底している。
エスカレーターを登って9・10番線へ。もっとヒートアップしていた。E231系近郊形タイプの通勤快速小田原行きに乗るのか乗らないのか判別がつかないほど。駅員は「黄色い線の内側にお下がりください」とくり返す。ホームでも〈出雲〉の文字があるだけでも撮る人々であふれていた。
通勤快速小田原行きが発車したあと、駅員はこのような放送をくり返した。
「カメラマンの皆様にお願いいたします。機関車に向けてのフラッシュ撮影は運転のさまたげになりますので、おやめ下さい。列車の運転に支障をきたします」
ホームの後方へ進むと、ホームのうしろでは行先案内盤のあたりに妙な空間が見られた。撮影の邪魔にならないよう、暗黙の配慮をしていたようである。
20時59分、電気機関車は将軍様を乗せた馬が叫ぶようなおたけびをあげ、10番線に入線。通常は9両だが、米子止まり2両を加えた11両編成だ。
先導役の電気機関車、EF65 1000番台が切り離され、いつもより遠くへ進み、レールファンにサービスすると同時に怒濤の撮影ラッシュ!! い過ぎる者には罵声、怒声の雨アラレ。
なんとかスナップ撮影を終えたら、もう発車2分前になっていた。ホームの品川寄りに行くのをあきらめ、見送ろう。
21時10分、寝台特急〈出雲〉出雲市行きが無事に発車。みんなは感無量。
「ありがとう!!」
というレールファンの声が幾人も飛びかった。
「〈出雲〉号のお見送り、ありがとうございました」
と駅員はレールファンにねぎらいと感謝を述べた。
寝台特急〈出雲〉は2006年3月18日(土曜日)、終点に到着すればフォーエヴァー。夜汽車がまた1つ消えることにむなしい夜風が吹くのであった。
こんばんは、出雲には、とうとう、一回も乗らずじまいでした。
残念です。
by zba03198 (2006-03-20 22:00)
私も最後まで乗る(寝る?!)機会がなく、残念です。
by 岸田法眼 (2006-03-23 22:43)
こんばんは。はじめまして。ご訪問ありがとうございました。
東京駅は大変な人出だったようですね。18:30頃からホームには待ち人がたくさんいらっしゃいました。(なので、私は下りはあきらめました...)
しかし、廃止は残念でした...
by kaji (2006-03-25 21:25)
kajiさん、どうもありがとうございます。
消えるのはさびしいですね。これ以上、切り捨てて欲しくないものです。
by 岸田法眼 (2006-03-26 12:49)