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2006年の汽車旅6-前編- [汽車旅2006]

2006年8月4日(金曜日)、JR東日本品川から東海道本線の快速<ムーンライトながら91号>大垣行き(3号車指定席モハ189-34:簡易リクライニングシート)で旅立ち。いつもは7番線から発車するのだが、今回は8番線になっていた。9番線以降の電車が間近で見られるので、いつもと違う車窓で気分がいい。

E217系の普通電車小田原行き、快速<ムーンライトながら>大垣行きが発車したあと、臨時快速<ムーンライトながら91号>大垣行きが発車したが、3分遅れの23時58分だった。

2006年8月5日(土曜日)となり、車内検札はSuicaのまま乗り込んだ青春18きっぷユーザーが多く、車掌は駅で処理してもらうよう、案内する。当方もSuicaを持っているが、ちゃんと券売機で横浜までの乗車券を購入している。Suicaはオレンジカードの機能もあることを知る人々は少ないようだ。

1時12分、小田原5番線に到着。

「本日に限りまして、小田原止まりの電車と接続いたします。発車まで、しばらくお待ち下さい」

1時14分、向かいの4番線からE217系回送が国府津車両センター(Kohzu Car Center)へ引き上げ、1時29分、定刻より8分遅れて東京発の終電となるE231系の普通電車が到着し、乗り換え客はわずかだが、いた。そして、定刻より20分遅れの1時30分に発車。JR東海エリアの停車時間が長いからできるワザである。

余談だが、小田原では発車メロディーを鳴らさなかった。これは大いにほめたい。

熱海からJR東海に入り、尾張一宮を発車した頃に目覚め、デッキの洗面台へ直行。指定席券を持っていない不届き者が多く、373系はデッキと客室の仕切りドアがないから、もっと不愉快になっていただろう。

終点大垣で普通電車(高槻-明石間は快速)姫路行き(1号車クハ222-2087:弱冷車。米原まで女性運転士乗務)に乗り換え。

女性運転士は“なりたて”らしく、男性のベテラン添乗員がついていた。停車中に色々とアドバイスをした模様。

醒ヶ井ではセミの声が鳴り響き、半自動ドア扱いの米原到着目前には名古屋を6時16分に発車した700系の<のぞみ59号>博多行きサァーッと抜かれる。

米原でJR西日本の新快速姫路方面播州赤穂行き(11号車サハ223-2160)に乗り換え。野洲で381系を見かけるのはいつも通りだが、草津で283系に遭遇するのは意外だった。

膳所(Zeze)で221系の普通電車(京都-明石間は快速)姫路方面網干行きを抜くも、大津で追いつかれ、山科に着く頃には抜かれるという苦しい展開も、京都はほぼ同時に到着。221系はここから明石まで快速となる。

京都を発車して、しばらくデットヒートとなるが、その後は新快速姫路方面播州赤穂行きの圧勝!!

大阪で、大阪環状線2番のりばから発車する各駅停車天王寺行き(2号車サハ221-31:弱冷車)に乗り換え。大阪環状線は103系から201系へのChangeが進んでいるも、221系に足が向く。

終点天王寺で阪和線に乗り換え。4番のりばには東海道本線・山陽本線の各駅停車から阪和線にコンバートされた205系が快速日根野行きとして、スタンバッているものの、2番のりばの関空快速関西空港行き&紀州路快速和歌山行きへ。

日根野までは関空快速関西空港行き(1号車クハ222-2502:弱冷車。女性運転士乗務)へ。

南海電気鉄道高野線乗り換え駅の三国ヶ丘で降りるお客が多く、上野芝では臨時快速<きのくにシーサイド1号>白浜行きを抜くが、電化区間にディーゼル機関車を牽引するのは疑問で、どうして電気機関車を用意することができないのだろうか?

鳳(Ohtori)発車後、女性運転士は進行方向左側の沿道で手を振る、おじいちゃんと男のお孫さんに手を振り返し、北信太(Kita-Shinoda)-信太山(Shinodayama)間では体質改善車、湘南色、広島色、阪和色の“レインボースパーク113”と言いたくなるほど強烈な快速天王寺行きとすれ違った。

日根野で編成を切り離し、紀州路快速和歌山行き(6号車クハ222-1:弱冷車)へ移動。発車後、ホームで手を振る男の幼児たちにベテランの男性運転士は手を振って、ファンサービス。

“本家”の223系はデジタル速度計が採用されており、見ごたえはあるものの、普及しなかった。レールファンやそうでなくとも、スピードのデジタル表示に心躍るはずだが、キメの細かさは指針式のほうがイイという。

六十谷(Musota)を発車し、紀ノ川を渡るが、鉄橋の架け替え工事をしていた。進行方向左側には黒い新鉄橋が建っており、半年以内(2007年2月まで)には切り替えていることだろう。

紀州路快速は終点和歌山に到着した。


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コメント 4

む〜さん

東海道と阪和の旅を楽しみました。素晴らしいルート選択ですね。

もう、最近は、のんびり時間をかけて旅する『体力』が無くなったみたいで、何だか悔しいなあ。老い込む年齢じゃあないと思うんだけど・・・・・。
貴殿にあやかりたいです。
by む〜さん (2006-08-09 16:40) 

zba03198

こんばんは、金曜日の首都圏ではたいてい、どこかでダイヤが乱れます。それも大抵、線路への人立ち入りです。でも下り臨時ながらは、大抵、品川を定刻に出発します。東海道線の他の列車への影響を最小限にするためでしょうか?

恐らく、ダイヤ乱れの影響で臨時ながらに乗り遅れた乗客を、最終小田原行きに案内しているのでしょう。だから、小田原に長時間停車するのではないかと、想像しています。
PS.小生の自宅は阪和線沿線です。高架工事が一応完了したのですが、如何でしたか?
by zba03198 (2006-08-09 20:44) 

岸田法眼

む~さん、いつもありがとうございます。
私はあと9日で誕生日を迎えますが、東野英治郎と佐野浅夫は75歳まで務めましたので、そのくらいまでは頑張りたいと思っています。
長嶋さんは昔、落合選手にこう言いました。
「体力衰えても、筋力衰えず」
おいくつかは存じませんが、老け込む年齢はたぶんないと思います。「たぶん」ですけど…
続きの展開もお楽しみになさって下さいね。
by 岸田法眼 (2006-08-09 23:21) 

岸田法眼

zba03198さん、いつもありがとうございます。
小田原の停車時間延長にはビックリしましたが、まったくあわてていませんでした。「終電」という時間帯だからこそ、イキのあるサービスをしたのではないかと思います。
阪和線は1月に乗った時は天王寺方面のみでしたが、ついに“グランドオープン”しました。すごく新鮮な気分でしたが、複々線にすれば特急や快速の高速性を高めることができるような気がします。しかし、距離が長いわけではないので、ムリと見たのでしょう。
中央線の高架工事も“最初から複々線にしとけばいいのに”と思うのは私だけでしょうか。

この場を借りて、訂正ですが、む~さん宛てのコメントで脱字があり、「75歳まで水戸光圀を務めました」が抜けておりました。申し訳ございません。
by 岸田法眼 (2006-08-09 23:28) 

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