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東京臨海高速鉄道2002 [汽車旅2002番外編]
2002年12月7日(土曜日)、新木場駅前の焼肉屋で石焼カルビビビンバ(980円)を注文。タダのビビンバは何度か食べたことがあるけど、石焼きビビンバは初めて食べるが、熱くておいしい。値段のワリに量は少なく、ちょっと物足りない感じがする。
1週間前の2002年12月1日(日曜日)、東京臨海高速鉄道臨海副都心線は天王洲アイル-大崎間が延伸し、全通。合わせて、JR東日本埼京線(山手線大崎-池袋間、赤羽線、東北本線支線の路線愛称)との相互直通運転がスタートした。
鉄道の新規及び延伸開業は初日に乗ることにこだわっておらず、スケジュールの都合上、この日の乗車となった。ちなみに新規開業したのは平成8年(1996年)3月30日(土曜日)だが、初日に乗ろうと意気込んでいたものの、人生初のインフルエンザにかかってしまい、やむなく延期になっている(9年後の2005年2月、2度目のインフルエンザにかかってしまう)。
開業当初は「臨海副都心線」だったが、堅ッ苦しい名だと思ったのか、2000年9月1日(金曜日)、「りんかい線」という路線愛称をつけた。「りんかい線」が定着したからか、東京地下鉄13号線の路線名が「副都心線」に決まっても、大きな混乱は起こらなかったわけだ。
さて、新木場は東京地下鉄の前身、帝都高速度交通営団有楽町線とJR東日本京葉線も通っており、りんかい線のホームは後者の下にある。そして、そばには有楽町線のホームがあるものの、電車を眺めることができるのは大崎寄りである。新木場のホームはまるでプライバシーを考慮したような感じがする。
りんかい線は“ニセJR”と言いたくなるほどで、現時点、日本の鉄道では最高数字車両となる70-000系(「ななまんけい」と読む。なお、東武鉄道8000系の5ケタナンバーは対象外)は209系ベース、発車チャイムはJR東日本のまんまで、オリジナリティーがない。
2番線には205系の快速川越行きが発車を待っている。上には京葉線があるのに“同僚の御尊顔を拝することができない”という珍現象。しかし、りんかい線は京葉線に乗り入れることができるので、舞浜、蘇我方面へ顔を出す日が訪れるかもしれない。
1番線には各駅停車大崎行きが発車を待っているが、70-000系は6両編成。全通により、4両編成だった70-000系は埼京線直通が10両編成、線内運転は6両編成になっているのだが、これには疑問を持つ。すべて10両編成化して、埼京線に乗り入れられるよう、万全磐石の整備をすべきなのではと思った。しかし、2004年10月16日(土曜日)に6両編成はなくなり、10両編成に統一されたものの、今度は余剰車両が発生。JR東日本に移籍し、中間車の一部は新製して209系3100番台になった(2005年に運行開始)。
さて、私は70-000系の快速川越行きへ。祝賀ムードたっぷりで、誘致を狙うが、増備車は一部のドア上にLEDによる情報案内装置を省いた。また、全通により、自動改札はパスネットのほか、Suicaにも対応した“二刀流”になった(パスネットは一部を除き、2008年3月15日未明に自動改札機の利用が終了となる)。
新木場から大崎まで380円はちょっと高いなと思いつつ、国際展示場はゆりかもめ臨海線〔有明駅〕乗り換え駅、東京テレポートはフジテレビ、お台場方面下車駅である。ちなみに「お台場」は江戸時代、現在地を埋め立てて、砲台を設置し、黒船来襲を追っ払うため、幕府が作った。そのため、「御」がつき、「御台場」となったのが由来(2008年1月23日放送、『今すぐ使える豆知識クイズ雑学王』の例題による)。
天王洲アイルの「アイル」は“島”という意味で、スペルはISLE。志村けんとラミレスはアイーン!!
地上にあがり、大崎に到着。りんかい線全線完乗を果たし、ここから埼京線へ。新宿からドーッと乗り込み、埼京線のスゴさを感じる。
前日の2002年12月5日(金曜日)、大崎で信号機故障があり、埼京線とりんかい線の直通運転は一時中止されたが、御茶ノ水駅前の案内表示機では「お客様混雑」と案内していた。正直に案内しないと言うのはなにか理由でもあるのだろうか?
赤羽に到着し、乗車はここまで。そのあとは東北本線E231系近郊形タイプの普通電車上野行きに乗り換え、終点でさぬきうどん屋に行って、かけうどんを食べた。改札に出なくてもいい位置にあるので、コバラがすいたときにはもってこいである。
★備考
①東京臨海高速鉄道ホームページはこちらにクリック!!
②フリー百科事典『Wikipedia「東京臨海高速鉄道りんかい線」』はこちらにクリック!!
③フリー百科事典『Wikipedia「東京臨海高速鉄道70-000系電車」』はこちらにクリック!!
④フリー百科事典『Wikipedia「お台場」』はこちらにクリック!!
⑤『今すぐ使える豆知識クイズ雑学王』ホームページはこちらにクリック!!
⑥参考文献として、鉄道ジャーナル社刊行、『鉄道ジャーナル2003年3月号』を使用。
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⑥2008年1月25日(金曜日)の観客動員数は801人でした。どうもありがとうございます。
上野のうどん屋にはよく行きます。
suicaも使えるんで小銭いらなくて便利です。
チョット高いけど・・・
by kikuzou (2008-01-26 07:25)
関東に住んでいながら、ほとんど利用する機会がない鉄道路線のひとつ…。
by 鉄道美術館館長♪ (2008-01-26 07:40)
kikuzouさん、どうもありがとうございます。
釜あげうどんがおいしいですね。量が少ないような気もしますが、おいしいです。今度はSuicaを使ってみたいですね。
by 岸田法眼 (2008-01-26 09:37)
鉄道美術館館長♪、どうもありがとうございます。
私もりんかい線は乗る機会が少なく、2004年1月1日(木曜日・元旦)以来ありません。お台場はゆりかもめが一般的な部分があるのかもしれませんね。
by 岸田法眼 (2008-01-26 09:40)
りんかい線の新木場から西方に、京葉線との連絡線がありますよね。あれを使って直通運転してくれたら、便利なんだけどなぁ~(^-^) りんかい線の運賃をどうするのか? とか、色々ありそうですけどね。
by (2008-01-26 16:53)
うたにさん、どうもありがとうございます。
JR線の運賃はほくほく線の特急〈はくたか〉と同様、キロ数は通算すると思いますが、定期便では車内検札をすることは「ない」と言っていいぐらいですので、埼京線-りんかい線-京葉線の直通運転の可能性は低いと思います。実現しても券売機ではなく、“みどりの窓口できっぷを買わなければ乗れない”というふうにするのでないでしょうか。推測に過ぎませんが…
by 岸田法眼 (2008-01-26 18:42)
りんかい線の車両が川越に停車しているシーンがどうにもイメージできません。川越と”りんかい”ってどう考えても結びつかないです。
それだけ首都圏の鉄道ネットワークが拡大してるってことですかね。
by サットン (2008-01-28 12:37)
サットンさん、どうもありがとうございます。
りんかい線の車両がJR線を走っているのは妙な感じですね。車両数が少ないのでたまに見かけますが、まだ慣れておりません。
首都圏の場合、相互直通運転が多いので、広大なネットワークになっていることは確かですね。
by 岸田法眼 (2008-01-28 19:38)