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2008年の汽車旅2-5 [汽車旅2008]

奈良3番のりばで面白い光景を見た。

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それは京都からの103系各駅停車が終点に到着。ヘッドライトは1個しか点灯しておらず、故障かと思ったが、その後、2つともついた。103系の隠れたワザのようだ。  

JR東日本の103系は仙石線に1編成残るだけとなり、JR西日本はまだまだ活躍しているが、私が見た車両は体質改善工事の対象から外れた編成で、車番チェックはしていないけど、車齢40年前後だろう。ちなみにこの日、私のコンパクトデジカメは露出補正できることを初めて知った。夜の撮影だと明る過ぎる写りになっていたが、露出補正により、よりリアルな夜の写りになっている。

4番のりばから18時39分発(平日は18時38分発)の快速京都行きを待つ。すでにみやこ路快速の運行を終えており、格下の快速になるわけだが、221系の運行は確実なので妥協できる。ちなみに今回のダイヤ改正で、みやこ路快速は種別に格上げした。

「はいーっ?」  

警視庁特命係の杉下右京警部なら、こう言うだろう。  

みやこ路快速は2001年3月3日(土曜日)に運行を開始したが、市販の時刻表ではなぜか「快速〈みやこ路快速〉」と表記していた。しかし、駅や車内の表示、車掌の放送では種別として案内していた。そのため、私のブログでは今まで「快速〈みやこ路快速〉」と案内せざるを得なかったが、正式な種別化により、スッキリした。  

さて、快速京都行きが入線する放送があり、木津方に注目するが、なんと王寺方から大和路快速が到着した。


「はいーっ?」  

警視庁特命係の杉下右京警部でなくても言うだろうが、地元利用客はなんにも気にしていない様子。私は頭が混乱している。

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大和路快速は奈良から快速京都行き(1号車クハ221-43:弱冷車)に変身。これぞ、“ホントの直通快速”である。  

先ほどまで運行していた大和路快速の列車番号は3436Kで、奈良で快速京都行き3608Mに変わる。但し、土休のみの運行である。

私は以前から“221系フルコースツアー”を考えている。  

まず和歌山から阪和線快速に乗り、天王寺で大和路快速に乗り換え。もちろん、始発に乗るので、1周することになるが、奈良でみやこ路快速に乗り換え、京都へ。そこから東海道本線の普通電車(高槻-西明石間は快速)に乗り、大阪で丹波路快速に乗り換え、篠山口でゴールインするものである。  

今回のダイヤ改正で阪和線221系快速が和歌山入りする運用が激減。著名人にでもならない限り、貸切もできないだろう。  

仮に世界的な賞をとって、どこかの旅行代理店が“221系フルコースツアー”を企画して下さるのであれば、やってみたい。公式ツアーだと、221系4両編成を団体運用に使い、おそらく、奈良電車区で撮影会ができるのではないだろうか。また、京都-大阪間は複々線の外側を走るので、“新快速リターンズ”にもなる。
 
快速京都行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
京都1ク ハ221-43弱冷車
 2サ ハ220-29弱冷車
 3モ ハ220-29なし
 4サ ハ221-43なし
 5モ ハ221-43なし
奈良6クモハ221-43なし
 
快速京都行きは18時39分に発車し、平城山(Narayama)を通過。今回のダイヤ改正で加茂・奈良・高田-JR難波間の区間快速は快速に昇格したが、平城山の停車は継続している。そのため、平城山は快速が停まる便と通過する便が混在し、わかりにくくなった。種別幕の色を分けることによって、わかりやすくしているようだが、平城山はすべての快速が停まったほうがいいだろう。  

奈良電車区では221系と223系6000番台の回送がズラリと勢ぞろい。休日ダイヤでは早々に“店じまい”をするようだ。

「プシューッ!!」  

トイレに入り、ペダルを踏むとけたたましい空気音が発生。なんと水が出ないのだ。おまけに手も洗えない。この日はトイレの利用客が多かったのかどうかはわからないが、さいわい、福井のコンビニで買った際、おしぼりのサービスがあったのでそれで手をふく。  

木津から奈良線に入り、玉水で快速奈良行きと行き違い。221系2両+2両の4両で、種別幕はなぜか阪和線バージョンになっている。  

宇治で103系の各駅停車京都行きに連絡し、19時31分、終点奈良10番のりばに到着した。当初は東福寺で京阪電気鉄道京阪本線に乗り換えようかとも考えたが、221系なので初志貫徹、終点京都まで乗車した。  

さて、JR東海の東海道新幹線エクスプレス改札機は改良されており、2008年3月29日(土曜日)から、エクスプレスICサービス(通称、「EX-IC」)がスタートした。

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これはJR東海のエクスプレスカード会員限定で、パソコンやケータイで予約する点については従来と変わらないが、EX-ICは専用のICカードにタッチすればイイという。  

エクスプレス改札機にタッチすると、利用明細の紙が出てくるので、それを受け取るのだという。また、取り忘れた際は改札内に表示器を設置して対応している。  

在来線から東海道新幹線に乗り換える際、ICOCAとEX-ICを2枚重ねてタッチ&ゴーできる。今までICカード乗車券は自動改札に2枚重ねてタッチすることができず、1枚だけに限定されていただけに快挙と言えるだろう。また、紙のきっぷだと先に東海道新幹線乗り換え駅までの乗車券をエクスプレス改札機に投入し、次にEX-ICをタッチすればよい。 EX-ICは東海道新幹線及び個人会員に限定されているが、2009年夏からはJR西日本山陽新幹線及び法人会員にもサービスを拡大する予定である。

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京都で下車し、晩メシをとったあと、京都市交通局烏丸線(K11)へ。20時31分発の国際会館行き(3706:近鉄車)へ。

 
国際会館行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
四条なし3706なし
 なし3806なし
 なし3306なし
 なし3406なし
 なし3206弱冷車
京都なし3106なし

近鉄の車両に乗るが、車両形式が多種多様のため、車両名はよくわからなかったが、帰京後に調べると3200系だった。

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四条(K09)で下車。初乗り運賃210円は高いが、そのあとは河原町までの地下通路をテクテク歩いた。この日は河原町泊まりである。

★備考

①221系備考一覧はこちらにクリック!!

②JR東海ホームページは
こちらにクリック!!

③フリー百科事典『Wikipedia「近鉄3200系電車」』は
こちらにクリック!!

④参考文献として、2008年4月21日(月曜日)発売の月刊誌を使用(発売3日前の2008年4月18日に都内の書店で購入)。


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ネオ・アッキー

JR東日本の新幹線もSuicaで在来線乗継が出来る自動改札機が出来たみたいですね。 更に今ではモバイルSuicaなら新幹線もタッチアンドゴーで行けるみたいで・・・。 驚きです。
by ネオ・アッキー (2008-04-20 14:17) 

岸田法眼

ネオ・アッキーさん、どうもありがとうございます。

最近、JR東日本ではモバイルSuicaで新幹線を利用できるようになりました。一般的なSuicaは定期券のみ利用できます。

新幹線はきっぷ2枚以上、持っているのが普通の状況だったため、自動改札機の導入は難しいとされていましたが、技術の急速な進歩には驚きですね。
by 岸田法眼 (2008-04-20 15:54) 

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