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“ファン度”のないニュース [鉄道評論]

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2008年7月16日(水曜日)、フジテレビの『スーパーニュース』で、全国放送なのになぜか関東地方しかオンエアされていないコーナーがあった。「特集」と銘打ち、鉄道の特集であるものの、これには憤慨した。激怒だね。

内容はレールファンを紹介するもので、以前、吉田一紀(Kazutoshi Yoshida)さんがブログで募集をかけており、記事の内容通りの人たちが集まった。

映像で見る限り、取材を受けた人はかなりの熱が入っているようで、“あっさり系”の私は驚くばかり。映像を流すだけなら、問題はないのだが、ナレーションの偏見的な表現にあきれた。ナレーターが「ファン」と言っても、“ファン度”がないのだ。特に『開運なんでも鑑定団』でおなじみのナレーターが「マニア」と言ったのは大いに憤慨だ(面白おかしく表現するナレーションが多過ぎる)。

『開運なんでも鑑定団』の放送初期の頃、やたらと「マニア」を口に出しており、まさにオンパレード。実際に私はテレビ東京にクレームをつけたことがあり、それ以降は「コレクター」に改めている。ちなみに私はコレクターの趣味はなく、鉄道に関する本が多いことは事実。今や鉄道の本は“資料”と化しており、Railway Blogの記事や雑誌デビュー作、『TRAIN MODELING MANUAL Vol.1』でも大いに活用している。  

近年、間違い用語でよく耳にする「撮り鉄」、「乗り鉄」、「聞き鉄」、「鉄男」、「鉄子」、「鉄ヲタ」を初めて知ったのは2007年。“日本はとことんダメな国になり続けている”ことを実感したが、みずから「ファン」と言わない姿勢に疑問を持つ。そんなことを言っているレールファンは自虐と自爆としか思えない。これが世間に浸透され、いつまでたっても色眼鏡で見られるのだ(今でも「レールファン」という正式名称を知らない人が多い)。  

コーナーの最後に男子小学生が出ていたが、「鉄坊」と言うのはひど過ぎる。なぜ、「レールファン」だと言わないのだ。こんな表現はイジメの対象にもなりかねない。また、自宅は鉄道模型で、自分のワールドを作り出しており、まるで“立体ゲーム”のようだが、普段、学校の人たちとうまくなじんでいるのかどうかが気になる。趣味に没頭するのは悪いことではないが、のめり込み過ぎているように見受けたことが気になった。ちなみに取材を受けた男子小学生は関西在住のため、地元の『スーパーニュース』でオンエアされることはない。

「ホント、もうついていけないぐらい奥が深そうな感じがいたしました」

VTR終了後、安藤優子キャスターは苦笑しながら、こうコメントをしていたが、どの趣味、どのファンも奥は深いもの。中身のないコメントにも疑問がある(木村太郎氏のコメントも欲しかった)。

私は奥が深いほうではなく、実は鉄道の話についていけないことがある。逆に奥が深くないから、「フリーライター」という肩書きを得たのではないかと思う。どこのモノ書きもそうだけど、鉄道だけではメシは食っていけない世界で、それで食っていけるのは鉄道会社に勤務する人たちだけなのだ(今後はほかに執筆テーマとしている時事問題、小説などを書いていきたいと思っている。時間が作れないのが現状だが…)。

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今回の『スーパーニュース』で、鉄道アーティスト、小倉沙耶(Saya Kokura)さんが登場。今まで年齢は公式ホームページでも公表されていないが、テレビでは「28歳」と出ていたため、驚いた(トシは私のほうが上なので、驚くこともないのだろうが)。なにはともあれ、1度、ナマでお目にかかっているので、“本当に芸能人なんだなぁー”と妙に実感。“芸能人イコールTV”という田舎者の悪いクセなのか、そういう図式が第1印象なのだ。  

小倉さんの登場シーンだが、一眼レフカメラを掲げて、貨物列車の撮影に挑むというもので、とても充実感に満ちあふれていた。貨物列車の時刻表をお供にしており、JR貨物にとっては“新たなお得意様”になるのでは。もしかすると、JR貨物のCMに出てくるかもしれないし、貨物列車の時刻表の表紙を飾る日も近いのかもしれない。今後が楽しみである。また、今回の特集では1番、さりげない、自然な姿だったように思える(テレビに取材慣れしているからだと思う)。  

フジテレビにはプロ野球ファンと同じ目線で取材して欲しかった。2月13日(水曜日)に日本テレビの『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』で、和歌山電鐵貴志川線を紹介していたが、これは本当によかった。和歌山電鐵の魅力や地元の様子をありのままに紹介。視聴者に魅力の伝わる内容で嬉しかった。茶化すこともなかった。これが本当のルポではないのか。『スーパーニュース』の取材班には今後、鉄道の取材のあり方を見直す必要がある。  

私は常に“ファン度”を高めたものを書く。そして、偏見になくすことに努めてゆく。


★備考

①鉄道ブログ『モハようdeキハキハ「真岡鐵道下館駅探訪(続き)&鉄道女性ファン&キハ出没計画」』はこちらをクリック!!

②鉄道ブログ『モハようdeキハキハ「【速報】明日16日(水)フジテレビ『スーパーニュース』にて紹介!&メルマガ送信完了」』は
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⑦岸田法眼のRailway Blog.「鉄道の好きな人を『レールファン』と言うのに、どうして変人的な表現でしか呼ばれないのか?-前編-」はこちらをクリック!!

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