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2008年の汽車旅4-1 [汽車旅2008]
◆旅の途中で知った快速〈ムーンライトながら〉の危機
2008年8月30日(土曜日)、花のお江戸じゃなくて、JR東日本東京へ。この週は激しい雷雨に見舞われ、前日は東京発着の寝台特急が全区間運休という非常事態に見舞われている。
この日は朝と夕方近くまでは雨は1滴も落ちず、どんよりとした曇り空で、そのあとはザーッと降ってきた。Railway Blog1週間分の記事を作成しながら、JR東日本、JR東海、JR西日本のホームページにある運行情報を1時間おきにチェック。どうやら、前日ほど雨は激しくないようで、予定通りに動くことにホッとする。あとは居住地の沿線がダイヤ通りに走ってくれることを願い、祈るようにして自宅を出た。
場所を東京に戻し、9番線には東海道本線の快速〈ムーンライトながら〉大垣行き(2号車指定席サハ373-1:豊橋から自由席)へ。このところ、名古屋止まりの7~9号車の“ハズレ車両”が多かったが、今回は“当たり号車”となる。乗車したサハ373形は2007年3月17日(土曜日)まで普通電車以外の運用だと喫煙車となっており、今まで乗る機会が少なかった。
新橋で非常停止装置が作動した影響で、安全確認のため、5分遅れの23時15分に発車。しかし、新橋付近で再度の安全確認で止まり、進行方向右側の各駅停車用の複々線(一般的に内側は「山手線」、外側は「京浜東北線」となっている)では電車に抜かれるわ、すれ違うわで、まるで救助に取り残されたような気分になるが、ようやく動いた。
品川は15分遅れの23時33分に発車。多摩川を渡って、神奈川県に入ると雨はやんでいた。“日常は激しくても、旅はおだやかでいたい”と願う旅人も少なくはないだろう。
この先も油断大敵な状況は続き、行程通りに進むことを願うのみである。
日付が変わり、8月31日(日曜日)0時01分、大船に到着。
「列車が遅れまして申し訳ございませーん」
ドアが開いて、駅員が言った直後、発車メロディーが流れ、停車時間は30秒ほどだった。小田原まで乗車券利用の身としては、大船-小田原間を払い戻して欲しい心境だ。
国府津(Kohzu)を過ぎると、また激しい雨が地面をたたきつけるが、JR東海に入り、金山付近で目が覚めると、雲は多いものの、青空が見えており、“この日は終日晴れてくれよ”と願う旅人は多いことだろう。
ところで、旅の途中、快速〈ムーンライトながら〉が定期運行の危機に直面していることを知った。青春18きっぷシーズン以外は利用率がよくないという。私が青春18きっぷシーズン以外で、快速〈ムーンライトながら〉を利用したのはわずか1回。車内も空席があり、過ごしやすかったが、夜行高速バスに押されているのだという。なんでもかんでもバスのせいにするのはいかがなものだろうか。
思えば、快速〈ムーンライトながら〉は急行形電車による“大垣夜行”を継承するカタチで平成8年(1996年)3月16日(土曜日)に誕生。“臨時大垣夜行”は従来通り、JR東日本の165系・167系急行形電車を使用し、残留となったが、2001年夏にはJR東海113系2000番台で運行されたこともある。
ダイヤのほうは下りの“臨時大垣夜行”が若干早く終点大垣に着いていたが、のちに所要時間を1時間近く短縮させ、利便性を向上させたものの、結局、行先を米原や大阪へ変えることはなかった。
165系・167系の老朽化により、2003年夏から183系1000番台と189系の混結による臨時快速〈ムーンライトながら91・92号〉の運行を開始。これにより、すべて指定席制となった。
しかし、臨時快速〈ムーンライトながら91・92号〉は近年、運行日数が減少気味で、快速〈ムーンライトながら〉共々、大垣で乗り換えなければならないのがネックになっている。米原の在来線はJR西日本管理駅がネックになっているらしい。
快速〈ムーンライトながら〉の大阪直通が実現しなかったのは、日中時間帯は特急〈(ワイドビュー)伊那路〉に使うことが大きい。臨時快速〈ムーンライトながら91号〉は東京-大阪間の運行にしても問題がないように思えるが、名古屋で降りる利用客が多いことを考慮してか、実現できない状況だ。米原-大阪間は京都、新大阪のみ停車すれば8時までには終点大阪に着けると思うのだが。
このような騒動の疑問は企業努力をしたかどうかである。 この電車のネックは大垣発着を継続させたことで、中途半端なところで乗り換えなければならない。それも同一ホームではなく、階段で移動しなければならないのだ。また、往復割引きっぷの販売や運行区間の延長など、そういった策はまったくとっていない。あれやこれやの策をとって、結果が出なければ致し方ない。納得して受け止めよう。
しかし、2007年3月18日(日曜日)にダイヤをいじくっただけでは誰が納得するだろう? 東京発車時刻は早過ぎて、ゆとりが持てなくなった人々も多いはずだ。また、臨時快速〈ムーンライトながら91号〉大垣行きは品川始発のほうが発車30分前に入線し、ゆとりが持てた。2007年3月18日(日曜日)のダイヤ改正では、どちらもゆとりが失われてしまったのである。
快速〈ムーンライトながら〉の定期運用継続には皆様の力が必要だ。JR東日本またはJR東海のホームページに存続の熱い声を寄せ、そして、乗って常時満席にすることだ。
◆気動車に道を譲る新快速
6時06分、名古屋6番線に到着するが、隣りの3番線になんと寝台特急〈はやぶさ・富士〉東京行きが滑り込んだ。どうやら、JR西日本エリアで大雨に見舞われたようである。まさかのブルートレイン遭遇に眠気が一気にフッ飛び、6時13分に発車する。
「ピカチュウ」
と言いたげに太陽は昇るにつれ、まぶしい輝きを魅せるが、なにかおかしい。進行方向右側、つまり西から、まぶしい光が降り注いでいるのだ。普通、日の出は東じゃないのか(物理学をもっと勉強しとけばよかった)。
「♪西から昇ったお日様は、東ぃーへしずぅーむぅー♪」
という歌詞を思い出す。
6時52分、終点大垣1番線に到着。いつもの座席争奪戦は見事に完敗し、普通電車(高槻-西明石間は快速)神戸方面加古川行き(1号車クハ221-2:弱冷車。ローレル賞のプレート。女性車掌乗務)に乗り換え。ローレル賞プレートの上にあるナンバープレートはなぜかシールによる応急処置だった。
さて、前回乗車時、方向LEDは「神戸方面加古川」だったが、今回は「加古川」のみで、大垣始発は通常、そのようになっており、JR東海エリアでは「x方面y」は誤表示なのだろうか?
6時57分に発車し、柏原、近江長岡、醒ヶ井で停車中の貨物列車を抜く。しかも、3駅連続で抜くのだから、異例と言えるが、雨の影響でダイヤが乱れているようである。米原から先は運行本数も多くなるため、旅客ダイヤが定時運行できるかどうかが気になるところである。
7時31分、米原2番のりばに到着。ここで7分停車するが、1号車の停止位置は改良工事現場のため、乗り降りしづらいが、2009年春までガマンといったところであろう。
7時38分に発車したあと、JR西日本の新快速姫路方面網干行き(1号車クハ222-1009:弱冷車)が入線し、乗り換え。1~8号車は223系1000番台、9~12号車は223系2000番台で、前者は新快速の定期運行歴が13年となり、117系に次ぐ最長記録となる(117系は19年運行)。ちなみに221系は2000年4月以降、不定期での新快速運用は健在で、2008年8月2日(土曜日)にも走っているので、19年運行していることになる。また、117系は2004年10月に臨時新快速〈117系新快速〉として、5年ぶりに運行しているが、再びその日は訪れるのだろうか?
7時48分に米原を発車すると、またしても進行方向右側のJR東海、東海道新幹線にはN700系試運転もスタート。今回も壮絶なデットヒートになるのだが、前回と違っていたのは一時、貨物列車にさえぎられたことである。ここで止まっているところを見ると、雨によるダイヤの乱れが顕著(Kencho)に表れている。
さて、N700系試運転との激闘は前回と変わらなかったが、着実に数が増え、300系が減っていることがわかる。 能登川で普通電車米原行きとすれ違うが、223系2000番台のトップナンバー車だった。製造費が節約できる223系2000番台の大量投入により、223系1000番台は地味な存在となっている。
223系1000番台は平成7年(1995年)に入団。前年に入団した223系は関西空港線用で、転換クロスシートを2人掛けと1人掛けにして、MAX120㎞/h、ビートレスのステンレス車体を採用しているが、こちらはアーバンネットワークのエース、221系のリピート設計といったところ。しかし、JRグループの近郊形電車では初めてMAX130㎞/hとした。
ビートつきのステンレス車体を採用しているが、曲げ剛性を向上させるため、戸袋窓を一部省略している。また、戸袋窓がない部分はドア付近のスペースを広げると共に補助シートを設け、日中時間帯は使えるようになっているものの、ラッシュ時における座席定員は221系に比べると、少なくなっている。
223系1000番台の補助シートは当初、「コミューターズシート」という名称を使っていたが、ちっとも普及しなかった。ラッシュ時に使えないのに、「コミューターズシート」という名称は的外れだからである。よって、車掌は「補助シート」と案内している。
車内は223系2000番台にも継承されているが、223系1000番台は金色を多用しているのが目につく。座席の窓の支柱、ドアや乗務員室うしろのガラスのワクがそうで、221系よりゴージャスであることを醸し出したかったのであろう。しかし、223系2000番台では座席の窓の支柱は金色っぽいが、ほかは採用しておらず、製造費を抑えていることがうかがえる。 LEDによる情報案内装置は一部のドア上に設けているが、221系とは違い、運行列車及び駅名の英文字表示をするようになった。しかし、221系は見やすい妻面に1両2か所設置し、デジタル時計がついているので、そちらのほうが見やすいように思う。
平成7年(1995年)8月12日(土曜日)にデビュー。当初は9月以降の予定だったが、その年の1月17日(火曜日)に阪神大震災(兵庫県南部地震)が発生し、復旧後は在来車両がフル回転したため、順次、検査回帰を迎える時期となり、予備車が不足することから、早目のデビューとなったのである。
しかし、223系1000番台は92両しか新製されず、平成11年(1999年)、223系2000番台に切り替えた。これにより、2000年3月11日(土曜日)のダイヤ改正で、定期運行の新快速はすべて223系1000・2000番台になった。
京都到着前、エル特急〈雷鳥5号〉金沢行きとすれ違うが、各車両10人にも満たない乗車率で、特急〈サンダーバード〉を選ぶのが一般的かつ当たり前になっているようだ。時間帯によるかもしれないが…
8時44分に京都を発車すると、山陰本線では京都-園部間の完全複線化に向けての工事が進行中。そして、その先の留置線では221系と117系300番台が休んでいる。
西大路を通過すると、2008年度に誕生するのではないかと言われる新駅を通過。駅名は「桂川」と決まり、バスターミナルを整備中。もしかすると、開業式典には上方落語界の大御所、桂三枝を招いて、こう言うだろう。
「いらっしゃーい」
山崎で221系の普通電車(高槻-西明石間は快速)姫路方面網干行きを抜き、島本では大阪寄りに撮影隊2名を見かける。アーバンネットワーク、東海道本線の複々線区間では甲南山手、さくら夙川、島本がオープンしているが、いずれも島式ホーム1面のため、場所が固定しやすいのだろう。
吹田工場高槻派出所では221系と入れ替わりに113系体質改善車が2編成休んでいた。せっかくの体質改善車がここで休んでいるのはもったいない。
正雀工場内にあるアルナ車両では、大阪市交通局(大阪市営地下鉄)御堂筋線10系が“遠征”しており、リニューアル工事中。吹田工場では113系3800番台が留置され、ANAのヒコーキへ着陸しようとする姿を見届け、新大阪へ。
淀川は御堂筋線を走る北大阪急行電鉄8000系『ポールスター号』といっしょに渡り、大阪へ。天気もすっかり晴れあがってきた。どうやら、この日は雨が1滴も落ちることはなさそうであることを願いたい。
9時15分に大阪を発車し、塚本を通過すると、急にスピードが落ち、北方貨物線と分岐し、山陽新幹線に合流しようというところで止まってしまう。そして、塚本停車中に抜いた321系の各駅停車新三田行きにシッペ返しを喰らってしまう。
ようやくと言うほど時間はかからず、動き出し、JR東西線に合流。神崎川を渡ると、再び各駅停車新三田行きを抜き直し、4分遅れて尼崎へ。福知山線207系シリーズの快速宝塚行きと同時に発車し、甲子園口で321系の各駅停車西明石行きを抜く。
神戸から山陽本線に入り、西明石で再び複線になっても、快走を続けるが、土山-東加古川間で減速をしいられ、加古川に到着。223系2000番台の普通電車姫路方面網干行きに接続をとり、次の宝殿(Hohden)では貨物列車を抜いた。どうやら、先行の貨物列車がモタついていたようである。
10時20分、定刻より4分遅れで姫路8番のりばに到着。定刻通りに到着すれば、ここで8分停車するが、9~12号車を切り離すわけではないのに、余裕時分を設けたのかと思いきや、7番のりばに特急〈スーパーはくと3号〉倉吉行きが到着した。なんと、新快速網干行きはここで、特急〈スーパーはくと3号〉倉吉行きに道を譲るのである。
以前のダイヤだと終点網干まで先着していたが、2008年3月15日(土曜日)のダイヤ改正で、英賀保-網干間にはりま勝原が誕生。この駅に新快速が停まることになったため、終点網干まで逃げ切れないと判断したようだ。
特急〈スーパーはくと3号〉倉吉行きは、京都を新快速姫路方面網干行きが発車した7分後の8時52分に出発。姫路までは途中、新大阪、大阪、三ノ宮、明石にしぼっている。新快速にとって、特急の待避は屈辱のようなものだろうが、2006年10月18日(土曜日)以降はエル特急〈(ワイドビュー)しなの〉〈(ワイドビュー)ひだ〉のほか、エル特急〈雷鳥〉〈しらさぎ〉、特急〈サンダーバード〉の待避を行なっており、昔に比べれば、多くなっている。
どちらも若干の遅れで発車していったが、まさか寝ているときの雨による影響を受けるとは思ってもみなかった。
★備考
①今回の動画はこちらにクリック!!
②JR東日本ホームページはこちらにクリック!!
③JR東海ホームページはこちらにクリック!!
④オオゼキタク オフィシャル鉄道ブログ マジで終電5秒前「ムーンライトながら臨時化!?」はこちらにクリック!!
⑤小倉沙耶のやわやわ日和「夜行列車斜陽の時代」はこちらにクリック!!
⑥221系備考一覧はこちらにクリック!!
⑦10系備考一覧はこちらにクリック!!
⑧参考文献として、鉄道ジャーナル社刊行、『鉄道ジャーナル1995年11月号』を使用。
⑨岸田法眼のRailway Blog.「2008年の汽車旅3-1」はこちらにクリック!!
⑩岸田法眼のRailway Blog.「正雀工場周辺を歩く」はこちらにクリック!!
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2008年8月30日(土曜日)、花のお江戸じゃなくて、JR東日本東京へ。この週は激しい雷雨に見舞われ、前日は東京発着の寝台特急が全区間運休という非常事態に見舞われている。
この日は朝と夕方近くまでは雨は1滴も落ちず、どんよりとした曇り空で、そのあとはザーッと降ってきた。Railway Blog1週間分の記事を作成しながら、JR東日本、JR東海、JR西日本のホームページにある運行情報を1時間おきにチェック。どうやら、前日ほど雨は激しくないようで、予定通りに動くことにホッとする。あとは居住地の沿線がダイヤ通りに走ってくれることを願い、祈るようにして自宅を出た。
場所を東京に戻し、9番線には東海道本線の快速〈ムーンライトながら〉大垣行き(2号車指定席サハ373-1:豊橋から自由席)へ。このところ、名古屋止まりの7~9号車の“ハズレ車両”が多かったが、今回は“当たり号車”となる。乗車したサハ373形は2007年3月17日(土曜日)まで普通電車以外の運用だと喫煙車となっており、今まで乗る機会が少なかった。
新橋で非常停止装置が作動した影響で、安全確認のため、5分遅れの23時15分に発車。しかし、新橋付近で再度の安全確認で止まり、進行方向右側の各駅停車用の複々線(一般的に内側は「山手線」、外側は「京浜東北線」となっている)では電車に抜かれるわ、すれ違うわで、まるで救助に取り残されたような気分になるが、ようやく動いた。
快速〈ムーンライトながら〉大垣行き編成表 | |||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 | |
大垣 | 1 | ク ハ372- | 1 | ○ | 豊橋まで指定席 |
2 | サ ハ373- | 1 | ○ | 豊橋まで指定席 | |
3 | クモハ373- | 1 | ○ | 豊橋まで指定席 | |
4 | ク ハ372- | 14 | ○ | 豊橋まで指定席 | |
5 | サ ハ373- | 14 | ○ | 豊橋まで指定席 | |
6 | クモハ373- | 14 | ○ | 豊橋まで指定席 | |
7 | ク ハ372- | 11 | ○ | 豊橋まで指定席。名古屋止まり | |
8 | サ ハ373- | 11 | ○ | 豊橋まで指定席。名古屋止まり | |
東京 | 9 | クモハ373- | 11 | ○ | 豊橋まで指定席。名古屋止まり |
品川は15分遅れの23時33分に発車。多摩川を渡って、神奈川県に入ると雨はやんでいた。“日常は激しくても、旅はおだやかでいたい”と願う旅人も少なくはないだろう。
この先も油断大敵な状況は続き、行程通りに進むことを願うのみである。
日付が変わり、8月31日(日曜日)0時01分、大船に到着。
「列車が遅れまして申し訳ございませーん」
ドアが開いて、駅員が言った直後、発車メロディーが流れ、停車時間は30秒ほどだった。小田原まで乗車券利用の身としては、大船-小田原間を払い戻して欲しい心境だ。
国府津(Kohzu)を過ぎると、また激しい雨が地面をたたきつけるが、JR東海に入り、金山付近で目が覚めると、雲は多いものの、青空が見えており、“この日は終日晴れてくれよ”と願う旅人は多いことだろう。
ところで、旅の途中、快速〈ムーンライトながら〉が定期運行の危機に直面していることを知った。青春18きっぷシーズン以外は利用率がよくないという。私が青春18きっぷシーズン以外で、快速〈ムーンライトながら〉を利用したのはわずか1回。車内も空席があり、過ごしやすかったが、夜行高速バスに押されているのだという。なんでもかんでもバスのせいにするのはいかがなものだろうか。
思えば、快速〈ムーンライトながら〉は急行形電車による“大垣夜行”を継承するカタチで平成8年(1996年)3月16日(土曜日)に誕生。“臨時大垣夜行”は従来通り、JR東日本の165系・167系急行形電車を使用し、残留となったが、2001年夏にはJR東海113系2000番台で運行されたこともある。
ダイヤのほうは下りの“臨時大垣夜行”が若干早く終点大垣に着いていたが、のちに所要時間を1時間近く短縮させ、利便性を向上させたものの、結局、行先を米原や大阪へ変えることはなかった。
165系・167系の老朽化により、2003年夏から183系1000番台と189系の混結による臨時快速〈ムーンライトながら91・92号〉の運行を開始。これにより、すべて指定席制となった。
しかし、臨時快速〈ムーンライトながら91・92号〉は近年、運行日数が減少気味で、快速〈ムーンライトながら〉共々、大垣で乗り換えなければならないのがネックになっている。米原の在来線はJR西日本管理駅がネックになっているらしい。
快速〈ムーンライトながら〉の大阪直通が実現しなかったのは、日中時間帯は特急〈(ワイドビュー)伊那路〉に使うことが大きい。臨時快速〈ムーンライトながら91号〉は東京-大阪間の運行にしても問題がないように思えるが、名古屋で降りる利用客が多いことを考慮してか、実現できない状況だ。米原-大阪間は京都、新大阪のみ停車すれば8時までには終点大阪に着けると思うのだが。
このような騒動の疑問は企業努力をしたかどうかである。 この電車のネックは大垣発着を継続させたことで、中途半端なところで乗り換えなければならない。それも同一ホームではなく、階段で移動しなければならないのだ。また、往復割引きっぷの販売や運行区間の延長など、そういった策はまったくとっていない。あれやこれやの策をとって、結果が出なければ致し方ない。納得して受け止めよう。
しかし、2007年3月18日(日曜日)にダイヤをいじくっただけでは誰が納得するだろう? 東京発車時刻は早過ぎて、ゆとりが持てなくなった人々も多いはずだ。また、臨時快速〈ムーンライトながら91号〉大垣行きは品川始発のほうが発車30分前に入線し、ゆとりが持てた。2007年3月18日(日曜日)のダイヤ改正では、どちらもゆとりが失われてしまったのである。
快速〈ムーンライトながら〉の定期運用継続には皆様の力が必要だ。JR東日本またはJR東海のホームページに存続の熱い声を寄せ、そして、乗って常時満席にすることだ。
◆気動車に道を譲る新快速
6時06分、名古屋6番線に到着するが、隣りの3番線になんと寝台特急〈はやぶさ・富士〉東京行きが滑り込んだ。どうやら、JR西日本エリアで大雨に見舞われたようである。まさかのブルートレイン遭遇に眠気が一気にフッ飛び、6時13分に発車する。
「ピカチュウ」
と言いたげに太陽は昇るにつれ、まぶしい輝きを魅せるが、なにかおかしい。進行方向右側、つまり西から、まぶしい光が降り注いでいるのだ。普通、日の出は東じゃないのか(物理学をもっと勉強しとけばよかった)。
「♪西から昇ったお日様は、東ぃーへしずぅーむぅー♪」
という歌詞を思い出す。
6時52分、終点大垣1番線に到着。いつもの座席争奪戦は見事に完敗し、普通電車(高槻-西明石間は快速)神戸方面加古川行き(1号車クハ221-2:弱冷車。ローレル賞のプレート。女性車掌乗務)に乗り換え。ローレル賞プレートの上にあるナンバープレートはなぜかシールによる応急処置だった。
さて、前回乗車時、方向LEDは「神戸方面加古川」だったが、今回は「加古川」のみで、大垣始発は通常、そのようになっており、JR東海エリアでは「x方面y」は誤表示なのだろうか?
普通電車(高槻-西明石間は快速)神戸方面加古川行き編成表 | |||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 | |
米原 | 1 | ク ハ221- | 2 | ○ | 弱冷車。ローレル賞のプレート |
2 | サ ハ220- | 2 | ○ | 弱冷車 | |
3 | モ ハ220- | 2 | ○ | なし | |
4 | サ ハ221- | 2 | ○ | なし | |
5 | モ ハ221- | 2 | ○ | なし | |
大垣 | 6 | クモハ221- | 2 | ○ | ローレル賞のプレート |
6時57分に発車し、柏原、近江長岡、醒ヶ井で停車中の貨物列車を抜く。しかも、3駅連続で抜くのだから、異例と言えるが、雨の影響でダイヤが乱れているようである。米原から先は運行本数も多くなるため、旅客ダイヤが定時運行できるかどうかが気になるところである。
7時31分、米原2番のりばに到着。ここで7分停車するが、1号車の停止位置は改良工事現場のため、乗り降りしづらいが、2009年春までガマンといったところであろう。
7時38分に発車したあと、JR西日本の新快速姫路方面網干行き(1号車クハ222-1009:弱冷車)が入線し、乗り換え。1~8号車は223系1000番台、9~12号車は223系2000番台で、前者は新快速の定期運行歴が13年となり、117系に次ぐ最長記録となる(117系は19年運行)。ちなみに221系は2000年4月以降、不定期での新快速運用は健在で、2008年8月2日(土曜日)にも走っているので、19年運行していることになる。また、117系は2004年10月に臨時新快速〈117系新快速〉として、5年ぶりに運行しているが、再びその日は訪れるのだろうか?
新快速姫路方面網干行き編成表 | |||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 | |
姫路 | 1 | ク ハ222- | 1009 | ○ | 弱冷車 |
2 | モ ハ223- | 1014 | ○ | 弱冷車 | |
3 | サ ハ223- | 1024 | ○ | なし | |
4 | サ ハ223- | 1023 | ○ | なし | |
5 | モ ハ222- | 1013 | ○ | なし | |
6 | サ ハ223- | 1022 | ○ | なし | |
7 | サ ハ223- | 1021 | ○ | なし | |
8 | クモハ223- | 1009 | ○ | なし | |
9 | ク ハ222- | 2103 | ○ | 弱冷車 | |
10 | モ ハ223- | 2192 | ○ | なし | |
11 | サ ハ223- | 2221 | ○ | なし | |
米原 | 12 | クモハ223- | 2103 | ○ | なし |
7時48分に米原を発車すると、またしても進行方向右側のJR東海、東海道新幹線にはN700系試運転もスタート。今回も壮絶なデットヒートになるのだが、前回と違っていたのは一時、貨物列車にさえぎられたことである。ここで止まっているところを見ると、雨によるダイヤの乱れが顕著(Kencho)に表れている。
さて、N700系試運転との激闘は前回と変わらなかったが、着実に数が増え、300系が減っていることがわかる。 能登川で普通電車米原行きとすれ違うが、223系2000番台のトップナンバー車だった。製造費が節約できる223系2000番台の大量投入により、223系1000番台は地味な存在となっている。
223系1000番台は平成7年(1995年)に入団。前年に入団した223系は関西空港線用で、転換クロスシートを2人掛けと1人掛けにして、MAX120㎞/h、ビートレスのステンレス車体を採用しているが、こちらはアーバンネットワークのエース、221系のリピート設計といったところ。しかし、JRグループの近郊形電車では初めてMAX130㎞/hとした。
ビートつきのステンレス車体を採用しているが、曲げ剛性を向上させるため、戸袋窓を一部省略している。また、戸袋窓がない部分はドア付近のスペースを広げると共に補助シートを設け、日中時間帯は使えるようになっているものの、ラッシュ時における座席定員は221系に比べると、少なくなっている。
223系1000番台の補助シートは当初、「コミューターズシート」という名称を使っていたが、ちっとも普及しなかった。ラッシュ時に使えないのに、「コミューターズシート」という名称は的外れだからである。よって、車掌は「補助シート」と案内している。
車内は223系2000番台にも継承されているが、223系1000番台は金色を多用しているのが目につく。座席の窓の支柱、ドアや乗務員室うしろのガラスのワクがそうで、221系よりゴージャスであることを醸し出したかったのであろう。しかし、223系2000番台では座席の窓の支柱は金色っぽいが、ほかは採用しておらず、製造費を抑えていることがうかがえる。 LEDによる情報案内装置は一部のドア上に設けているが、221系とは違い、運行列車及び駅名の英文字表示をするようになった。しかし、221系は見やすい妻面に1両2か所設置し、デジタル時計がついているので、そちらのほうが見やすいように思う。
平成7年(1995年)8月12日(土曜日)にデビュー。当初は9月以降の予定だったが、その年の1月17日(火曜日)に阪神大震災(兵庫県南部地震)が発生し、復旧後は在来車両がフル回転したため、順次、検査回帰を迎える時期となり、予備車が不足することから、早目のデビューとなったのである。
しかし、223系1000番台は92両しか新製されず、平成11年(1999年)、223系2000番台に切り替えた。これにより、2000年3月11日(土曜日)のダイヤ改正で、定期運行の新快速はすべて223系1000・2000番台になった。
京都到着前、エル特急〈雷鳥5号〉金沢行きとすれ違うが、各車両10人にも満たない乗車率で、特急〈サンダーバード〉を選ぶのが一般的かつ当たり前になっているようだ。時間帯によるかもしれないが…
8時44分に京都を発車すると、山陰本線では京都-園部間の完全複線化に向けての工事が進行中。そして、その先の留置線では221系と117系300番台が休んでいる。
西大路を通過すると、2008年度に誕生するのではないかと言われる新駅を通過。駅名は「桂川」と決まり、バスターミナルを整備中。もしかすると、開業式典には上方落語界の大御所、桂三枝を招いて、こう言うだろう。
「いらっしゃーい」
山崎で221系の普通電車(高槻-西明石間は快速)姫路方面網干行きを抜き、島本では大阪寄りに撮影隊2名を見かける。アーバンネットワーク、東海道本線の複々線区間では甲南山手、さくら夙川、島本がオープンしているが、いずれも島式ホーム1面のため、場所が固定しやすいのだろう。
吹田工場高槻派出所では221系と入れ替わりに113系体質改善車が2編成休んでいた。せっかくの体質改善車がここで休んでいるのはもったいない。
正雀工場内にあるアルナ車両では、大阪市交通局(大阪市営地下鉄)御堂筋線10系が“遠征”しており、リニューアル工事中。吹田工場では113系3800番台が留置され、ANAのヒコーキへ着陸しようとする姿を見届け、新大阪へ。
淀川は御堂筋線を走る北大阪急行電鉄8000系『ポールスター号』といっしょに渡り、大阪へ。天気もすっかり晴れあがってきた。どうやら、この日は雨が1滴も落ちることはなさそうであることを願いたい。
9時15分に大阪を発車し、塚本を通過すると、急にスピードが落ち、北方貨物線と分岐し、山陽新幹線に合流しようというところで止まってしまう。そして、塚本停車中に抜いた321系の各駅停車新三田行きにシッペ返しを喰らってしまう。
ようやくと言うほど時間はかからず、動き出し、JR東西線に合流。神崎川を渡ると、再び各駅停車新三田行きを抜き直し、4分遅れて尼崎へ。福知山線207系シリーズの快速宝塚行きと同時に発車し、甲子園口で321系の各駅停車西明石行きを抜く。
神戸から山陽本線に入り、西明石で再び複線になっても、快走を続けるが、土山-東加古川間で減速をしいられ、加古川に到着。223系2000番台の普通電車姫路方面網干行きに接続をとり、次の宝殿(Hohden)では貨物列車を抜いた。どうやら、先行の貨物列車がモタついていたようである。
10時20分、定刻より4分遅れで姫路8番のりばに到着。定刻通りに到着すれば、ここで8分停車するが、9~12号車を切り離すわけではないのに、余裕時分を設けたのかと思いきや、7番のりばに特急〈スーパーはくと3号〉倉吉行きが到着した。なんと、新快速網干行きはここで、特急〈スーパーはくと3号〉倉吉行きに道を譲るのである。
以前のダイヤだと終点網干まで先着していたが、2008年3月15日(土曜日)のダイヤ改正で、英賀保-網干間にはりま勝原が誕生。この駅に新快速が停まることになったため、終点網干まで逃げ切れないと判断したようだ。
特急〈スーパーはくと3号〉倉吉行きは、京都を新快速姫路方面網干行きが発車した7分後の8時52分に出発。姫路までは途中、新大阪、大阪、三ノ宮、明石にしぼっている。新快速にとって、特急の待避は屈辱のようなものだろうが、2006年10月18日(土曜日)以降はエル特急〈(ワイドビュー)しなの〉〈(ワイドビュー)ひだ〉のほか、エル特急〈雷鳥〉〈しらさぎ〉、特急〈サンダーバード〉の待避を行なっており、昔に比べれば、多くなっている。
どちらも若干の遅れで発車していったが、まさか寝ているときの雨による影響を受けるとは思ってもみなかった。
★備考
①今回の動画はこちらにクリック!!
②JR東日本ホームページはこちらにクリック!!
③JR東海ホームページはこちらにクリック!!
④オオゼキタク オフィシャル鉄道ブログ マジで終電5秒前「ムーンライトながら臨時化!?」はこちらにクリック!!
⑤小倉沙耶のやわやわ日和「夜行列車斜陽の時代」はこちらにクリック!!
⑥221系備考一覧はこちらにクリック!!
⑦10系備考一覧はこちらにクリック!!
⑧参考文献として、鉄道ジャーナル社刊行、『鉄道ジャーナル1995年11月号』を使用。
⑨岸田法眼のRailway Blog.「2008年の汽車旅3-1」はこちらにクリック!!
⑩岸田法眼のRailway Blog.「正雀工場周辺を歩く」はこちらにクリック!!
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姫路で新快速が待避ですか・・・
「スーパーはくと」は気動車ですが新快速並みのスピードで走りますからねぇ。
以前よく乗りましたがとても揺れたことを覚えています。
by sirokuma (2008-09-11 14:08)
sirokumaさん、どうもありがとうございます。
〈スーパーはくと〉はMAX130㎞/h運転なので速いですが、振子車両は「よく揺れる」という言葉をよく耳にしますね。私も振子車両に乗った初期の頃はクルマ酔い寸前のところまでいきました。
by 岸田法眼 (2008-09-11 19:40)
ムーンライトながらって危機なんですね。
人気の列車だと思ってました。
by K2 (2008-09-11 22:50)
こんばんわ。
ご訪問&nice!をありがとうございます。
フリーライターさんなのですね、お仕事がたくさん来るといいですね!
by Yuki (2008-09-11 22:55)
ムーンライトながらもピンチですか。まあ、最近の高速バスの充実振りはすごいですからね。関西圏ー首都圏なんて近郊の主要駅から乗れるし料金も安いしでかなりエコノミー派を食っているようです。
銀河廃止のときもそうでしたが、JRは安楽死を願っているのではと思ってしまいます。
by サットン (2008-09-12 19:06)
K2さん、どうもありがとうございます。
〈ムーンライトながら〉は青春18きっぷやゴールデンウイーク以外は盛況しないらしいですね。なんでもかんでもバスの影響にするのは、いかがなものかと思います。負け犬を認めているようなものですから。
by 岸田法眼 (2008-09-12 22:23)
Yukiさん、どうもありがとうございます。
皆様のクチコミでお仕事が沢山来ることを願っております。もちろん、私自身も売り込んでおりますが…
またのお越しをお待ちしております。
by 岸田法眼 (2008-09-12 22:26)
サットンさん、どうもありがとうございます。
高速バスは乗ったことがありませんが、そんなにイイものなのでしょうか? 参考までに貸切タイプのバスはシートピッチがせまいですからねぇー。
JRは新幹線網を充実させて、夜行列車を減らしたいのでしょうね。対抗策がまったくなく、青春18きっぷに頼ってしまったツケかもしれません。あとはJRの会社を2つ通ることも影響しているのでしょうか。同じJR東日本でも〈ムーンライトえちご〉については、存廃問題についてまったく耳にしておりませんから。
by 岸田法眼 (2008-09-12 22:30)
はじめまして!
ご訪問いただきniceをありがとうございました(^o^)
by tomickey (2008-09-12 22:58)
夜行バスに客を取られると夜行列車をなくすというJRの短絡的な考え方にはうんざりですね。
客を取り返すとか、増やす方法をなぜ考えないのでしょうか。
JR各社の体質にも問題がありそうですね。
by schnitzer (2008-09-13 00:18)
tomickeyさん、どうもありがとうございます。
来訪御礼のコメントは「Railway Talk」のほうにお願いしております。記事上でも表示しております。記事に関係のないコメントは個人的なことで申し訳ないのですが、ストレスがたまります。
またのお越しをお待ちしております。
by 岸田法眼 (2008-09-13 11:08)
schnitzerさん、どうもありがとうございます。
御意見はごもっともなことですが、対抗策がないことに歯がゆいですね。JRは“地域密着”を掲げている反面、“夜行列車はカヤの外”のようになっている気がします。国鉄時代の末期は赤字ローカル線、JRになってからは夜行列車の切り捨てが目立っておりますね。
by 岸田法眼 (2008-09-13 11:12)