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2008年の汽車旅4-16 [汽車旅2008]
・2008年の汽車旅4-1
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-11
・2008年の汽車旅4-2
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-13
・2008年の汽車旅4-3(山陽新幹線0系フォーエヴァー)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-14
・2008年の汽車旅4-4
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-17
・2008年の汽車旅4-5
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-18
・2008年の汽車旅4-6
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-20
・2008年の汽車旅4-7
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-21
・2008年の汽車旅4-8(JR九州完全制覇達成!!)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-22
・2008年の汽車旅4-9(Railway Blog第600回記念、東国原知事に会う)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-27
・2008年の汽車旅4-10
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-29
・2008年の汽車旅4-11
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-04
・2008年の汽車旅4-12
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-07
・2008年の汽車旅4-13
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-09
・2008年の汽車旅4-14
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-12
・2008年の汽車旅4-15
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-15
◆車掌の温情
宇部5番のりばへまわり、山陽本線15時51分発の普通電車(徳山-広島間は快速〈シティライナー〉、広島-西条間は快速〈通勤ライナー〉)岡山行き(モハ115-2010:体質改善車)に乗り換え(画像は新山口停車中に撮影)。
宇部-新山口間は宇部線で58分かかったというのに、山陽本線だと23分と大幅に短い。今まで宇部線に乗る機会がなかったのは“九州志向”が強かったことが大きい。
山陽本線に乗って気になるのは警報機、遮断機のない踏切があることで、意外と多い。そして、上りの進行方向右側だとオレンジのガードレールをよく見かける(画像は田布施-柳井間)。
普通電車(徳山-広島間は快速〈シティライナー〉、 | |||||
広島-西条間は快速〈通勤ライナー〉)岡山行き編成表 | |||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 | |
宮島口 | なし | クハ115- | 2107 | ○ | 体質改善車 |
なし | モハ115- | 2010 | ○ | 体質改善車 | |
なし | モハ114- | 2010 | ○ | 体質改善車 | |
宇部 | なし | クハ115- | 2009 | ○ | 体質改善車。弱冷車 |
高架を登り、防府に到着。1面2線だが、ブルートレインが停まることもあり、長さはかなりある。今や防府に停まるブルートレインは寝台特急〈はやぶさ・富士〉だけとなってしまった。
防府を発車すると、富海(Tonomi)までだが若干の周防灘オーシャンショー。この日は太平洋、日本海のオーシャンショーを味わった。カナヅチでもオーシャンショーはイラつくことはない。「運転見合わせがなければ」が絶対的な条件だけど。
※動画…次は大畠
それにしても昔の鉄道というものは、海沿いをルートとして選んでいるようだ。かつて、北陸本線も単線非電化の時代に日本海沿いを走っていたから、“鉄道のトリコにさせよう”というこだわりがあったのだろう。
16時58分、徳山1番のりばに到着。隣りの3番のりばでは岩徳線(Gantoku Line)直通の普通列車岩国行きワンマンカーが1両増結し、夕方の帰宅ラッシュに備え、17時07分の発車を待っている。そして、私の隣りの席は入れ替わりの状況となる。
下松(Kudamatsu)はアルミ車両専門メーカーと化している日立製作所笠戸事業所の最寄り駅で、発車すると遠くにシンボルマークを発見。ここで車両が生産されているわけだが、『A-train』と呼ばれる骨組みのいらないアルミ車体のダブルスキン構造は大ヒットし、かつコストもかからなくなったため、20世紀に比べ、かなり浸透している。
藤生(Fuju)で車掌の情けがあった。
それは女性が改札を通ったさい、私が乗る快速〈シティライナー〉(広島-西条間は快速〈通勤ライナー〉、西条から普通電車)岡山行きが到着。隣りのホームへ行かないと乗れないため、女性はあわてて跨線橋をかけ上がる。しかし、無情にも車掌は「ピーッ」と笛を吹き、ドアが閉まりかけたとき、女性が跨線橋を駆け下りる姿に気づき、再び開いた。そして、女性が乗り込むと、ドアは閉まり、発車したのである。もし、乗り遅れたら、18時33分発の普通電車岩国行きまで待たなければならない。
18時08分、岩国4番のりばに到着。向かいの3番のりばには18時12分発の103系の普通電車広行きに接続。ここから西条までは快速運転となるが、2008年3月15日(土曜日)のダイヤ改正で、停車駅が増えて、速達性は少々薄れたように思える。
◆宮島で鹿が大暴れ!!
18時25分、宮島口2番のりばに到着。2005年9月3日(土曜日)以来、3年ぶりに宮島航路に乗り換えることにしよう。
下車し、地下道を通るものの、ほぼ直線距離で宮島口桟橋に到着。青春18きっぷで利用できるため、隣りの宮島松大汽船を利用したのは修学旅行のときだけである。乗船料金はどちらも大人170円で、競合よりも協調を重視している雰囲気があるが、日中の宮島航路は厳島神社の大鳥居に接近するサービスがある。
宮島航路の宮島行き(みせん丸)に乗り込み、18時45分、宮島松大汽船と共に出航。宮島松大汽船のほうが一歩リードか。面白いことにどちらの航路も右側通行である。
宮島行き編成表 | ||||
宮島口行き編成表 | ||||
乗船区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 |
宮島口⇔宮島 | なし | みせん丸 | ○ | なし |
18時55分、終点宮島に到着し、上陸。下船はクルマが先だが、この日は歩行者のみだった。
世界遺産とあってか、外国人観光客の姿を見かけたが、店は19時だというのに、もう営業終了。こんな早い時間に営業終了とは考えられない。宮島航路、宮島松大汽船とも19時以降になると、運航間隔が長くなっている。
宮島は観光の島、この時間になると旅館で晩メシを食っている。夜は厳島神社の大鳥居がライトアップされており、見モノではあるが、昼でも見ることができる。それに観光というのは朝から夕方まで行なうのがセオリーである。
厳島神社より手前のところへ到着。大鳥居が撮りやすいと思われるところで、夜間はライトアップされている。日帰り観光と思われる若者らはデジカメや携帯電話で撮影するものの、うまく撮れない。周囲からはナイトモードの撮影を勧めるものの、撮る側はどこにそれがあるのあわからないという、意外な姿があった。
やがて1頭の鹿が現れた。すると、地面に置いた私のバックのニオイを嗅ぐようなことをしたら、メモ1枚分食べちまった。私はものすごく頭に血が昇った。いわゆる激昂(Gekkoh)というヤツだが、海の底にたたき落としてやりたい気分だった。しかし、本当にやっちまったら目撃者が多数いることになり、“生類哀れみの令”でパクられてしまう。冷静に考えれば、鹿は人間より噛む力は強いようだ。
さいわい、復元できる範囲だったので、“消失”はまぬがれたが、奈良公園の鹿もそうだけど、野放しにするのではなく、“鹿用のサバンナ”を作って、一括管理したほうがいいのではないだろうか(人間の勝手な考えかもしれないし、私の不注意は認める)。人間と鹿の共存は難しいと思う。
宮島桟橋へ戻る途中、19時30分発の宮島航路宮島口行きは出航してしまい、宮島松大汽船は19時45分の出航なので、170円を投資してもよかったが、青春18きっぷにこだわり、鹿に食われた1枚分の復元作業をする。メモにはデジカメの撮影データーも記していたが、そこは原稿作成時に『JR時刻表2008年7月号』と照らし合わせることにしよう(もし、電車が1分でも遅れていたら、どうなっていたことか)。ちなみに食われた部分は防府-藤生間で、ウラは白紙であることもさいわいだった。
20時00分発の宮島口行き(みせん丸)に乗り、10分後に下船。広島電鉄宮島線広電宮島口駅(M39)(宮島線は軌道線ではなく、鉄道線のため、「電停」ではない)の近くに『お好み焼 田の久』があり、さっそく入る。この地へ足を踏み入れたからには本場のお好み焼きを食べたい。
私は肉玉そば(730円)を注文。テーブルに鉄板があるが、店の人に焼いてもらうこともできる。これを「お皿」と言い、最初にきかれたときは意味がよくわからなかったが、適当に推理して、2通りのうちの1つを選んだところ、自分で焼かずに済んでホッとした。
★備考
①今回の動画はこちらにクリック!!
②日立製作所ホームページはこちらにクリック!!
③岸田法眼のRailway Blog.「2005年の汽車旅6-中編-」はこちらにクリック!!
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2008年10月も2者択一サイト、『Unow?』で、「モハよう著者からの20の質問」が公開されており、質問28・33・39で私の画像と解説が掲載されております。ぜひ、アクセスしてみて下さい。
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②『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』はこちらにクリック!!
③『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問28はこちらにクリック!!
④『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問33はこちらにクリック!!
⑤『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問39はこちらにクリック!!
※②~⑤は2008年10月31日(金曜日)まで公開予定です(翌日以降は削除されている可能性がありますので、あらかじめ御了承下さい)。
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雑誌コード…68143-49
ISBN…978-4-89425-714-6
岸田法眼のウソつき4択 powerd by けんてーごっこ
車掌さんの温情は、やはり過密ダイヤでなかったからでしょうか。
ちなみにその昔、某メトロの駅で乗り遅れた客(オバハン)が、閉まったドアに手をついて、もう一度ドアを開けさせるという暴挙(往来妨害罪?)に出たところを目撃しましたが…^^;
by 下総弾正くま (2008-10-16 22:56)
下総弾正くまさん、どうもありがとうございます。
旅客ダイヤは30分に1本という割合で、そのあいだに貨物列車が通ると思われますが、人口が少ないところとあって、融通がきいたということでしょうね。また、駆け込み乗車に関する注意放送がないですから。
それに引き換え、東京は駆け込み乗車があとを絶ちませんね。
by 岸田法眼 (2008-10-17 00:28)