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あわや大惨事の発煙事故 [鉄道評論]

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2008年12月15日(月曜日)、18時08分頃に東京地下鉄南北線白金高輪のホームから離れたポイント付近から発煙が発生。これにともない、乗り入れている東京都交通局都営三田線共々、一時、全線で運転を見合わせ、夕方のラッシュに大きな影響を与えた。  

終電が出たあと、発煙の原因を調べたところ、南北線か都営三田線の乗務員が折り返しの待ち時間中、恒常的に乗務員室で喫煙を行ない、吸殻を線路上に捨てていた可能性が高いことがわかった。  

今から21年前の1987年、ロンドンの地下鉄で煙草の火の不始末による火災事故がエスカレーターで発生。当時、エスカレーターが木製だったため、炎は勢いを増し、フラッシュオーバーという現象により、想像以上の大惨事となった。これを受けて、帝都高速度交通営団(現在の「東京地下鉄」)は駅構内を全面禁煙化している。
 
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南北線と都営三田線は相互直通運転先も含めて、ワンマン運転化されている。つまり、運転士しか乗務していないわけで、南北線は最初からホームドア、都営三田線は相互直通運転開始までにはホームゲートを取りつけている。ちなみに都営三田線は白金高輪-目黒間、南北線と共用しており、東京の地下鉄2社が同じ線路を走る画期的な歴史を作り上げた。  

今回の発煙事故は白金高輪で折り返す運転士が喫煙した可能性が高いと見られている。おそらく、乗務員室の窓を全開にして、煙草のニオイを充満させないようにしたのであろう。そして、携帯灰皿もしのばせず、安易に線路上へ捨てたのだ。恒常的に喫煙したとしても、18時近くに煙草を捨てたのかどうかは定かではない。  

両社は聞き取り調査を行ない、詳細が判明次第、厳罰処分を下すかまえであるが、ここで問題な点はいくつかある。  

まず、なぜ、警察に被害届を出さなかったことである。これは鉄道営業法に違犯する大罪である。また、側溝の吸殻を清掃したのもまずかった。これは「放置しろ」というわけではなく、証拠を処分してしまった可能性が高いのである。警察に被害届を出せば、鑑識に吸殻を提出すれば唾液や指紋が検出されるはず。運転士の唾液や指紋を採取すれば、誰の犯行かはいくらシラを切ったとしても、一目瞭然になる。逮捕すれば即、懲戒免職は確実なのだから。

それにこれは火災事故にならなかったとはいえ、不幸中のさいわいで済む問題ではない。運転士は利用客の命を常に守らなければならない立場だ。急病人以外、死傷者を出すことは許されないのだ。これは運転の免許を持つ者すべて、そうなんだけども、交通機関の運転士は不特定多数の命を乗せているのだから、責任は思いのだ。

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次に健康増進法により、駅構内や車両はすべて禁煙になっているにもかかわらず、社員の喫煙が許されていることである。これは会社側の致命的なミスである。利用客には禁煙を求めているのに、社員は吸ってもOKというのは気に入らない。不公平だ。禁煙と案内している以上、社員も煙草を吸ってはいかんのだ。煙草をすえば減俸や停職にするぐらいの処分をしてくれなければ困る。それにいつまでたっても煙草を販売し続けているJTにも問題がある。  

禁煙社会が世界的になっているにもかかわらず、JTはバカな企業だ。喫煙マナーを提唱するCMに販売し続けようという汚さを感じて不愉快だ。煙草1000円にするぐらいなら、販売を打ち切ったほうがマシだ。煙草税は携帯電話税に変えれば済むはず。それに日本で煙草を栽培している畑はどのくらいあるのかはわからないが、これを農作物に変えれば、食料自給率があがるのだ。そういう考えのない限り、JTと法務省は不要ではないだろうか。  

おそらく、政治家は食料自給率をあげるためには煙草畑を農作物畑に変えるという考えすらないのだろう。こんなようではいつまでたっても不景気から抜け出すのは困難だろう。  

私は国会議事堂で政治家と国民が直接ぶつかり、徹底議論、徹底討論すべきだと思っている(茶番劇の国会なんか見たかねぇーよ)。

★備考

①東京地下鉄ホームページはこちらにクリック!!(ニュースリリースはこちらにクリック!!

②東京都交通局ホームページは
こちらにクリック!!(ニュースリリースはこちらにクリック!!

③フリー百科事典『Wikipedia「フラッシュオーバー」』は
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④岸田法眼のRailway Blog.「禁煙ではなく、喫煙禁止の法律制定を!!」は
こちらにクリック!! 

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★お知らせ

2008年12月も2者択一サイト、『Unow?』で、「アノ人はなぜハマル?(モハよう著者からの20の質問)」が公開されており、質問28・33・39・43・46で私の画像と解説が掲載されております。ぜひ、アクセスしてみて下さい。

なお、質問を回答するには会員登録が必要となりますので、あらかじめ御了承下さい。

①『Unow?』は
こちらにクリック!!(回答するには会員登録が必要となりますので、御注意下さい)

②『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』はこちらにクリック!!

③『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問28は
こちらにクリック!!

④『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問33はこちらにクリック!!

⑤『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問39は旧式はこちらにクリック!! そして、新式はこちらにクリック!!



⑥『Unow?「アノ人はなぜハマル?」』の質問43はこちらにクリック!!



⑦『Unow?「アノ人はなぜハマル?」』の質問46はこちらにクリック!!



※②~⑧は2008年12月31日(水曜日・大晦日)まで公開予定です(翌日以降は削除されている可能性がありますので、あらかじめ御了承下さい)。



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コメント 10

下総弾正くま

煙草を吸わない人間なので、煙草不要論には大賛成です。喫煙所を設置して分煙をはかっているようですが、ホームでは降車駅の階段やエスカレーターの位置によって乗車位置が違うので、自分が乗りたい車両の前に喫煙所があったりすると、とても困ります。
by 下総弾正くま (2008-12-18 10:12) 

新快特

学生なので当然タバコはすいませんが、
鉄道の安全運行にかかわる方々が
このような行為をしていたことに対して、まことに遺憾です。
地下鉄で火災が起こったら逃げ道はほぼないに近いというのに・・・・・。
情けないですね。しっかり改善できることを祈ります。

タバコの発売禁止、大賛成です。
タバコは命取りにもなる可能性のあるものですし、
「大麻」「覚せい剤」といったものと同類にしていいと思います。

長文失礼しました。
by 新快特 (2008-12-18 15:41) 

岸田法眼

下総弾正くまさん、どうもありがとうございます。

分煙やっていること自体が甘いんですよね。健康増進法に賛同するぐらいなら、煙草の売買を禁止したほうがてっとり早いのですが、政治家は税金しか頭にないので、国民の政治不信を招いているのです。

これからも政治について語る機会があれば、どんどんやっていきます。
by 岸田法眼 (2008-12-18 21:57) 

岸田法眼

新快特クン、どうもありがとうございます。

煙草は健康を害するにもかかわらず、販売する姿勢は断固として許せません。吸っている人も“長い時間をかけて自殺するようなもの”という認識が必要です。

これからも声を大にして、煙草をぶっつぶしましょう!!
by 岸田法眼 (2008-12-18 22:11) 

magneto

この事件(あえて事故ではなく事件といいます)でも分かるように煙草は社会に大迷惑をかけています(火災、医療費、喫煙所、ポイ捨て清掃費などなど)。
今の煙草税額ではその迷惑に対し焼け石に水程度でしかありません。
1000円なんて安易な増税には反対ですが、JTのような1円たりとも増税は許さんと言う安易な「増税反対」の方が腹が立ちますね。

話は違いますが、JR東日本の首都圏全面禁煙に対し、相当な批判が出てるそうで。
森永卓郎などは読売一面で「魔女狩りだ」とか「エアーカーテンを付ければいい」だの言いたい放題です。
しかし、喫煙所のコストには一切触れず経済アナリストが聞いて呆れます。
文句を言うならまずは金を出せといいたいです。

国鉄債務返済に煙草税が投入されているから、JRは喫煙者を優遇すべきだなんて馬鹿げた意見があります。
しかし、JRは国鉄から継承した路線分の国鉄債務(14.5兆円)を負っています。
煙草税が投入されているのは国の責任分、すなわち国や自治体が無計画に路線を作ったツケです。
よって、JRと煙草税は一切関係ありません。

と、いろいろ書いてきましたがぶっちゃけた話、「吸いたくない人が吸わなくても済む社会」が出来ればそれでいいです。
煙草は一嗜好品に過ぎないのですから、他人に我慢をさせてまで尊重されるべきものでは断じてありません。
にも関わらず、JT・煙草業界・喫煙者は「禁煙」すら満足に守れない低レベルぶり。
これでは、1箱1000円なんて馬鹿げた増税でも迷惑喫煙が無くなるなら賛成、と思います。
by magneto (2008-12-22 23:31) 

岸田法眼

magnetoさん、どうもありがとうございます。

私は嗜好品ではなく、危険物というふうにとらえています。

JR東日本はようやく駅の全面禁煙に踏み切りましたが、おそらく、利用客からの要望や苦情があとを絶たなかったものと推測されます。また、2007年3月18日(日曜日)のダイヤ改正で、JR東日本の管轄列車すべてにおいて、完全禁煙化されていることもあるのでしょう。

分煙は単なる喫煙者に対する甘やかしです。煙草の値段をつりあげようが、私は断固として販売を続ける姿勢に反対です。

森永氏はテレビでも確か言っていたような記憶がありますが、この人は喫煙者なのかどうかが気になるところです。また、煙草はしょせん、“百害あって一利なし”です。

今回の記事は煙草を吸わない方がコメントされておりますが、喫煙者の立場から見て、どう思うのかを知りたい気もします。

またのお越しをお待ちしております。
by 岸田法眼 (2008-12-22 23:57) 

新快特

この記事には2回目のコメントとなります。

magnetoさんのコメント、とても興味深かったです。
世の中にはそんな人がいるのか!と改めて思いました。
エアーカーテンをつけりゃいいなんて、勝手!
「私はタバコの本性なんて知らん!」といわんばかりの発言です。

全く、頭にきますね。

by 新快特 (2008-12-25 14:57) 

まるたろう

駅のホームは禁煙なんていいながら、売店でたばこを売ってる、
なんか矛盾してますよね。
皆さんの意見は、もっともです。自分も大の煙嫌いですから。
by まるたろう (2008-12-26 00:22) 

岸田法眼

新快特クン、この記事2回目のコメント、ありがとうございます。

エアカーテンとはどういう発想なのかはわかりませんが、煙草の煙が漏れない保証はどこにもありません。参考までにJR北海道でもデッキのない車両があり、731系や721系21世紀産車は寒い冬場、エアカーテンでしのいでいるものの、万一に備え、半自動ドアボタンを設けています。

煙草は吸わないほうがおトクです。未成年のうちから、こういうことに関心を持っているのは嬉しいですね。
by 岸田法眼 (2008-12-26 12:39) 

岸田法眼

まるたろうさん、どうもありがとうございます。

地下鉄の売店で煙草を売っているのですか? これは初耳です。最近はエキナカショッピングが地下鉄にも普及しておりますので、機会があれば実態を覗いてみたいと思います。

今回の記事は嫌煙の高さを物語り、煙草を吸わない私としてはホッとしているところです。
by 岸田法眼 (2008-12-26 12:42) 

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