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2008年の汽車旅5-1 [汽車旅2008]
◆輝きを魅せる200系国鉄復刻色
2008年12月12日(金曜日)、JR東日本東京へ。東海道本線7番線には普通電車熱海行きが22時53分の発車を待っているが、1~10号車は見かける確率の少ない国鉄産211系で、数少ないセミクロスシートである。JR東日本になってからはロングシートの211系2000・3000番台が主体となっている。
隣りの9番線には快速〈ムーンライトながら〉大垣行き(5号車指定席サハ373-5:豊橋から自由席)が入線しており、横浜寄りではヘッドマークに表示されている「普通」が動くことを心待ちにしている。やがて、ヘッドマークはコロコロまわり、一瞬だけだが、特急〈(ワイドビュー)東海〉が表示された。今では“なつかしの列車”に変わりつつある。
普通電車熱海行きは2階建てグリーン車が満員御礼という人気ぶりで発車。帰宅客が多いので、“プレ湘南ライナー”といったところか。
9・10番線へ移動。快速〈ムーンライトながら〉大垣行きは車内の整備と点検を終え、ドアが開き、指定された5号車8D窓側へ。進行方向右側とあって、ベストポディションだ。
7~9号車の車番チェックでホームを歩くと、9号車側のベンチにはサラリーマンがずいぶん酔っている。まさか1週間後の12月20日(土曜日)、居酒屋の忘年会で、そのうちの1名様にお目にかかるとは思っていなかった。しかも、顔を合わせる前から私を知っているというのだから、驚きだった。ちなみにこの日は私の存在には気づいていなかったようである。
車内に戻り、発車を待つ。そのときから検札要員の車掌がいたので、むやみに動くわけにはいかない。その頃、8番線で快速〈ムーンライトながら〉大垣行きを撮っていた40代の男性が隣席に坐った。すると、隣りの東北新幹線20番線には国鉄復刻色の200系リニューアル車が到着。旅立ちは211系初期車に偶然出会ったこともあり、忙しい。
200系はリニューアル車しか残っておらず、2010年12月に予定されている東北新幹線新青森延伸では数が減ることが予想される。また、東北新幹線25周年を機に国鉄復刻色が登場したが、おそらく、全般検査の時期までにはこのままだろう。なんせ、色を塗るだけでも相当な費用がかかるのだから。
200系国鉄復刻色のお出ましにサラリーマンの酔いは一気に覚めたようで、かつては当たり前のように合ったカラーに思いをはせていた。
再び車内に戻り、23時10分に発車。意外と車内検札に手間取っており、新橋ではE233系3000番台(近郊形タイプ)の普通電車東京行きとすれ違うが、以前にもこの時間に見ており、乗車チャンスと見ていいようだ。
隣席の男性が話しかけてくる。その男性は北陸本線福井に向かうとのことだが、米原では1時間待ちのため、金山で降り、名古屋鉄道の7000系パノラマカーを撮影するという。男性が所持する市販のコンパクトな時刻表には特大の付箋紙(Fusennshi)で、綿密(Mennmitsu)な情報を貼りつけていた。『鉄道ファン』や『鉄道ダイヤ情報』で調べたという。私はそこまでマメなほうではなく、O型のオオザッパな性分からか、行程以外は調べないことが多い。
電車は大船付近からノロノロ運転。進行方向左側の根岸線ではE233系1000番台の各駅停車上野行きがすれ違った。
◆暖房をずーっとONにして欲しい
日付は2008年12月13日(土曜日)、ノロノロ運転は続き、平塚付近では保線工事が行なわれていた。近年、JR東日本は保線作業の強化をはかり、デカい枕木が首都圏のあちこちで見られるようになった。
車内は寝息が聞こえるようになり、大磯を通過すると、ノロノロ運転は解消。進行方向右側の貨物線は先を急ぎ、小田原到着まで1回抜かれた。
0時30分、小田原3番線に到着。珍しく、定刻通りに着いたが、乗ってくる利用客は多い。隣席の男性が話していたが、青春18きっぷシーズンだと、新宿-小田原間は小田急電鉄小田原線を利用し、乗車券の運賃を節約する利用客がいるという。ちなみに新宿-小田原間の運賃はJR東日本が1450円、小田急電鉄は850円である。
JR東海に入り、静岡県内の長時間停車駅でチラッと目覚めたが、豊橋停車中、異変に気づく。
それは暖房を切っていたことである。寒い地方ならば、ずーっと暖房なのだろうが、夏は四六時中、冷房なのに困ったものである。また、御存知の通り、373系の客室とデッキの仕切りがない。
6時06分、名古屋6番線に到着。隣りの3番線では寝台特急〈はやぶさ・富士〉東京行きが到着しており、1時間近く遅れている。7分後に発車すると、徐々に夜が明け、停まるごとに立客が増えてゆく。
穂積を発車すると、後方の車両からデッキへと押し寄せる。大半は普通電車(高槻-西明石間は快速)神戸方面加古川行きに乗り換えるのは明々白々。乗り換え階段は前寄りの車両しかないため、後方の車両だと乗り遅れる危険性があるからだ。
6時52分、終点大垣1番線に到着し、2番線へ。普通電車(高槻-西明石間は快速)神戸方面加古川行き(1号車クハ221-45:弱冷車)に乗り換え。9割5部は快速〈ムーンライトながら〉からの乗り換え客のため、坐れない。
6時57分に発車すると、乗車しているJR西日本221系の情報案内装置にステッカーが貼られてあることに気づく。首都圏では当たり前の整列乗車をお願いしている(と言っても、首都圏でさえも案内する駅員もいる)。
イラストを見ると、片側が乗車と降車に分かれている。首都圏だと両サイドが乗車、中央が降車というのが一般的なので、違和感を持つ。また、関西のラッシュ時は何度か利用しているが、ドア付近にいる利用客は一旦、降りてから再び乗車するという案内がないのも気になる。
今もワリコミ乗車があるのかどうかはわからないが、関西にもJR東日本のような近郊形車両の4ドア化、通勤形車両の6ドア車連結になるかどうか(たぶん、ないと思うが)。
近江長岡で運転士が乗務員室うしろの左側と中央のカーテンを上げる。冬場は夜明けが遅いこともあり、進行方向見右側しか前面展望することができなかったのだ。
発車すると115㎞/hまでカッ飛ばすが、この電車は大垣-南荒尾信号場間と関ヶ原-米原間は120㎞/h、南荒尾信号場-関ヶ原間は85㎞/hまでの運転となっている。スピードメーターの針は120㎞/hに到達しなかったが、おそらく、遅れた場合の“切札”なのだろう。
東京地下鉄10000系の甲種回送とすれ違い、7時31分、米原2番のりばに到着。電車を降りると、白い息が出るほど寒い。雪が降っていないだけマシなほうだろう。
◆223系2000番台の異変
普通電車(高槻-西明石間は快速)神戸方面加古川行きが7時38分に発車したあと、2番のりばに7時48分発の新快速姫路方面網干行き(1号車クハ222-2057:弱冷車)が入線。ドアは半自動扱いということもあってか、暖房が心地よかったものの、彦根を発車すると切られていた。
※動画は近江八幡停車中に撮影(耳をよく澄まさないと聞こえません)。
「ポーン」
能登川に到着すると10秒おきだろうか。音がなっていることに気づいた。JR東海700系や東武鉄道50000系シリーズにも使われているが、これは視覚障害者のために鳴らしていると聞く。ただ、223系2000番台の場合、鳴らす間隔が長く、停車時間が30秒ほどの駅では2回しか鳴らすことができず、少し詰めたほうがいいのではないだろうか。
8時21分、草津に到着。ここでは2分停車するが、ドアチャイムが鳴って、開いた直後に「ポーン」と1回鳴り、ずいぶん時間がたってから2回鳴り、そのあと、閉まらないのにドアチャイム。結局、2分間の停車中、「ポーン」と鳴ったのはたった3回。停車時間のワリには物足りない。現地に住んでいるわけではないので、試験的にやっているのか、こういう姿勢でやっているのかどうかはわからないが…
大津を発車し、トンネルを抜けると、湖西線に合流。私は席を立ち、降りる態勢に入るが、補助シートに坐っていたサラリーマンは空席ができたことに目をつけ、スピード&チャージの如く、移動し、8時37分、山科1番のりばに到着した。
★備考
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2008年12月も2者択一サイト、『Unow?』で、「アノ人はなぜハマル?(モハよう著者からの20の質問)」が公開されており、質問28・33・39・43・46で私の画像と解説が掲載されております。ぜひ、アクセスしてみて下さい。
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※②~⑧は2008年12月31日(水曜日・大晦日)まで公開予定です(翌日以降は削除されている可能性がありますので、あらかじめ御了承下さい)。
2008年12月12日(金曜日)、JR東日本東京へ。東海道本線7番線には普通電車熱海行きが22時53分の発車を待っているが、1~10号車は見かける確率の少ない国鉄産211系で、数少ないセミクロスシートである。JR東日本になってからはロングシートの211系2000・3000番台が主体となっている。
隣りの9番線には快速〈ムーンライトながら〉大垣行き(5号車指定席サハ373-5:豊橋から自由席)が入線しており、横浜寄りではヘッドマークに表示されている「普通」が動くことを心待ちにしている。やがて、ヘッドマークはコロコロまわり、一瞬だけだが、特急〈(ワイドビュー)東海〉が表示された。今では“なつかしの列車”に変わりつつある。
普通電車熱海行きは2階建てグリーン車が満員御礼という人気ぶりで発車。帰宅客が多いので、“プレ湘南ライナー”といったところか。
9・10番線へ移動。快速〈ムーンライトながら〉大垣行きは車内の整備と点検を終え、ドアが開き、指定された5号車8D窓側へ。進行方向右側とあって、ベストポディションだ。
7~9号車の車番チェックでホームを歩くと、9号車側のベンチにはサラリーマンがずいぶん酔っている。まさか1週間後の12月20日(土曜日)、居酒屋の忘年会で、そのうちの1名様にお目にかかるとは思っていなかった。しかも、顔を合わせる前から私を知っているというのだから、驚きだった。ちなみにこの日は私の存在には気づいていなかったようである。
車内に戻り、発車を待つ。そのときから検札要員の車掌がいたので、むやみに動くわけにはいかない。その頃、8番線で快速〈ムーンライトながら〉大垣行きを撮っていた40代の男性が隣席に坐った。すると、隣りの東北新幹線20番線には国鉄復刻色の200系リニューアル車が到着。旅立ちは211系初期車に偶然出会ったこともあり、忙しい。
200系はリニューアル車しか残っておらず、2010年12月に予定されている東北新幹線新青森延伸では数が減ることが予想される。また、東北新幹線25周年を機に国鉄復刻色が登場したが、おそらく、全般検査の時期までにはこのままだろう。なんせ、色を塗るだけでも相当な費用がかかるのだから。
200系国鉄復刻色のお出ましにサラリーマンの酔いは一気に覚めたようで、かつては当たり前のように合ったカラーに思いをはせていた。
快速〈ムーンライトながら〉大垣行き編成表 | |||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 | |
大垣 | 1 | ク ハ372- | 13 | ○ | 豊橋まで指定席 |
2 | サ ハ373- | 13 | ○ | 豊橋まで指定席 | |
3 | クモハ373- | 13 | ○ | 豊橋まで指定席 | |
4 | ク ハ372- | 5 | ○ | 豊橋まで指定席 | |
5 | サ ハ373- | 5 | ○ | 豊橋まで指定席 | |
6 | クモハ373- | 5 | ○ | 豊橋まで指定席 | |
7 | ク ハ372- | 3 | ○ | 豊橋まで指定席、名古屋止まり | |
8 | サ ハ373- | 3 | ○ | 豊橋まで指定席、名古屋止まり | |
東京 | 9 | クモハ373- | 3 | ○ | 豊橋まで指定席、名古屋止まり |
再び車内に戻り、23時10分に発車。意外と車内検札に手間取っており、新橋ではE233系3000番台(近郊形タイプ)の普通電車東京行きとすれ違うが、以前にもこの時間に見ており、乗車チャンスと見ていいようだ。
隣席の男性が話しかけてくる。その男性は北陸本線福井に向かうとのことだが、米原では1時間待ちのため、金山で降り、名古屋鉄道の7000系パノラマカーを撮影するという。男性が所持する市販のコンパクトな時刻表には特大の付箋紙(Fusennshi)で、綿密(Mennmitsu)な情報を貼りつけていた。『鉄道ファン』や『鉄道ダイヤ情報』で調べたという。私はそこまでマメなほうではなく、O型のオオザッパな性分からか、行程以外は調べないことが多い。
電車は大船付近からノロノロ運転。進行方向左側の根岸線ではE233系1000番台の各駅停車上野行きがすれ違った。
◆暖房をずーっとONにして欲しい
日付は2008年12月13日(土曜日)、ノロノロ運転は続き、平塚付近では保線工事が行なわれていた。近年、JR東日本は保線作業の強化をはかり、デカい枕木が首都圏のあちこちで見られるようになった。
車内は寝息が聞こえるようになり、大磯を通過すると、ノロノロ運転は解消。進行方向右側の貨物線は先を急ぎ、小田原到着まで1回抜かれた。
0時30分、小田原3番線に到着。珍しく、定刻通りに着いたが、乗ってくる利用客は多い。隣席の男性が話していたが、青春18きっぷシーズンだと、新宿-小田原間は小田急電鉄小田原線を利用し、乗車券の運賃を節約する利用客がいるという。ちなみに新宿-小田原間の運賃はJR東日本が1450円、小田急電鉄は850円である。
JR東海に入り、静岡県内の長時間停車駅でチラッと目覚めたが、豊橋停車中、異変に気づく。
それは暖房を切っていたことである。寒い地方ならば、ずーっと暖房なのだろうが、夏は四六時中、冷房なのに困ったものである。また、御存知の通り、373系の客室とデッキの仕切りがない。
6時06分、名古屋6番線に到着。隣りの3番線では寝台特急〈はやぶさ・富士〉東京行きが到着しており、1時間近く遅れている。7分後に発車すると、徐々に夜が明け、停まるごとに立客が増えてゆく。
穂積を発車すると、後方の車両からデッキへと押し寄せる。大半は普通電車(高槻-西明石間は快速)神戸方面加古川行きに乗り換えるのは明々白々。乗り換え階段は前寄りの車両しかないため、後方の車両だと乗り遅れる危険性があるからだ。
6時52分、終点大垣1番線に到着し、2番線へ。普通電車(高槻-西明石間は快速)神戸方面加古川行き(1号車クハ221-45:弱冷車)に乗り換え。9割5部は快速〈ムーンライトながら〉からの乗り換え客のため、坐れない。
6時57分に発車すると、乗車しているJR西日本221系の情報案内装置にステッカーが貼られてあることに気づく。首都圏では当たり前の整列乗車をお願いしている(と言っても、首都圏でさえも案内する駅員もいる)。
イラストを見ると、片側が乗車と降車に分かれている。首都圏だと両サイドが乗車、中央が降車というのが一般的なので、違和感を持つ。また、関西のラッシュ時は何度か利用しているが、ドア付近にいる利用客は一旦、降りてから再び乗車するという案内がないのも気になる。
今もワリコミ乗車があるのかどうかはわからないが、関西にもJR東日本のような近郊形車両の4ドア化、通勤形車両の6ドア車連結になるかどうか(たぶん、ないと思うが)。
普通電車(高槻-西明石間は快速)神戸方面加古川行き編成表 | |||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 | |
米原 | 1 | ク ハ221- | 45 | ○ | 弱冷車 |
2 | サ ハ220- | 33 | ○ | 弱冷車 | |
3 | モ ハ220- | 33 | ○ | なし | |
4 | サ ハ221- | 45 | ○ | なし | |
5 | モ ハ221- | 45 | ○ | なし | |
大垣 | 6 | クモハ221- | 45 | ○ | なし |
近江長岡で運転士が乗務員室うしろの左側と中央のカーテンを上げる。冬場は夜明けが遅いこともあり、進行方向見右側しか前面展望することができなかったのだ。
発車すると115㎞/hまでカッ飛ばすが、この電車は大垣-南荒尾信号場間と関ヶ原-米原間は120㎞/h、南荒尾信号場-関ヶ原間は85㎞/hまでの運転となっている。スピードメーターの針は120㎞/hに到達しなかったが、おそらく、遅れた場合の“切札”なのだろう。
東京地下鉄10000系の甲種回送とすれ違い、7時31分、米原2番のりばに到着。電車を降りると、白い息が出るほど寒い。雪が降っていないだけマシなほうだろう。
◆223系2000番台の異変
普通電車(高槻-西明石間は快速)神戸方面加古川行きが7時38分に発車したあと、2番のりばに7時48分発の新快速姫路方面網干行き(1号車クハ222-2057:弱冷車)が入線。ドアは半自動扱いということもあってか、暖房が心地よかったものの、彦根を発車すると切られていた。
※動画は近江八幡停車中に撮影(耳をよく澄まさないと聞こえません)。
「ポーン」
能登川に到着すると10秒おきだろうか。音がなっていることに気づいた。JR東海700系や東武鉄道50000系シリーズにも使われているが、これは視覚障害者のために鳴らしていると聞く。ただ、223系2000番台の場合、鳴らす間隔が長く、停車時間が30秒ほどの駅では2回しか鳴らすことができず、少し詰めたほうがいいのではないだろうか。
新快速姫路方面網干行き編成表 | |||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 | |
山科 | 1 | ク ハ222- | 2057 | ○ | 弱冷車 |
2 | モ ハ223- | 2027 | ○ | 弱冷車 | |
3 | サ ハ223- | 2135 | ○ | なし | |
4 | サ ハ223- | 2134 | ○ | なし | |
5 | モ ハ223- | 2152 | ○ | なし | |
6 | サ ハ223- | 2133 | ○ | なし | |
7 | サ ハ223- | 2132 | ○ | なし | |
8 | クモハ223- | 2057 | ○ | なし | |
9 | ク ハ222- | 1002 | ○ | 弱冷車 | |
10 | モ ハ223- | 1003 | ○ | なし | |
11 | サ ハ223- | 1005 | ○ | なし | |
米原 | 12 | クモハ223- | 1002 | ○ | なし |
8時21分、草津に到着。ここでは2分停車するが、ドアチャイムが鳴って、開いた直後に「ポーン」と1回鳴り、ずいぶん時間がたってから2回鳴り、そのあと、閉まらないのにドアチャイム。結局、2分間の停車中、「ポーン」と鳴ったのはたった3回。停車時間のワリには物足りない。現地に住んでいるわけではないので、試験的にやっているのか、こういう姿勢でやっているのかどうかはわからないが…
大津を発車し、トンネルを抜けると、湖西線に合流。私は席を立ち、降りる態勢に入るが、補助シートに坐っていたサラリーマンは空席ができたことに目をつけ、スピード&チャージの如く、移動し、8時37分、山科1番のりばに到着した。
★備考
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汽車旅シリーズ再び始まりましたね。楽しみです。
整列乗車の片側待機、もちろん理由があります。
降車客が速やかにハケルことができるからです。ドアの両側に人垣を作られると降車客の動きが鈍くなりますから。構内放送でもドアの片側を空けてと案内しています。指示されるまでもなく利用者が少し工夫すればいいことなんですが。
by サットン (2009-01-12 13:31)
200系懐かしいですね。
そういえば、今の200系は白とブルー(+ちょっと緑)のさわやかなカラーになっていますからね。0系を思わせるそのフォルムは、いつまでも残して欲しいてす。
by こぱんだつま (2009-01-12 18:57)
サットンさん、どうもありがとうございます。
首都圏と関西はずいぶん違うものですね。片開きドアならわかるんですが、両開きですからねぇー。ただ、降りたあとに乗り込むのは同じだと思います。
しかし、片側にしてしまうと、かえって列がヘビのようになるので、遅延が増すのではないかと懸念しますが、現地に住んでいるわけではないので、機会があれば覗いてみたいですね。
by 岸田法眼 (2009-01-12 19:00)
こぱんだつまさん、本日2回目のコメントありがとうございます。
200系はリニューアル車しか残っておりませんので、国鉄復刻色はたった1つしかありません。
0系をベースに耐寒耐雪を強化した車両ですが、東北新幹線新青森延伸後はどうなりますか?
by 岸田法眼 (2009-01-12 19:09)