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2008年の汽車旅5-2(京阪電気鉄道完全制覇達成!!) [汽車旅2008]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方はURLにクリックして下さい。 

2008年の汽車旅5-1
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-01-12

◆鴨リバーサイドを歩く  

P1360652.JPG

山科で京都市交通局東西線(T07)に乗り換え。山科はほかに京阪電気鉄道(通称、「京阪」)京津線(Keishi Line)にも乗り換えられるが、この路線で三条京阪方面へ向かうと、御陵(Misasagi.T08)から東西線に入るため、乗車券は割高となってしまう。ちなみに山科-三条京阪間の運賃は東西線オンリーだと250円、京津線からの利用になると340円になる。  

1番のりばから8時50分発の太秦天神川行き(5116:ワンマン)へ。 東西線はワンマン運転となっており、ホームの先にあるグリーンとオレンジのLEDが点滅すると、ホームでは琴の発車サイン音が鳴り、運転士は運転台にあるモニターで安全確認をして、ドアを閉める。また、京津線が乗り入れる都合上、車両規格はそれに合わせている。



まもなく蹴上(T09)

太秦天神川行き(ワンマン)編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
三条京阪なし5116なし
 なし5216なし
 なし5316なし
 なし5416なし
 なし5516なし
烏丸御池なし5616なし

8時59分、三条京阪(T11)に到着。面白いことに改札へのエスカレーターの左側は立ちんぼ、右側は急ぎ用になっている。これは関東地方と同じ方式だが、隣りの大阪府では逆である。

下車し、京阪の三条駅には寄らず、川端通りへ。地上じゃないのに出口への通路は外気が冷たかった。

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川端通りの進行方向左側には鴨川があり、それに沿って歩いてみる。白い鳥が鴨川の水の上に立つという奇妙な光景を目にするが、川岸の日陰に氷が張っていたのだ。そして、先へ向かうと白い鳥のほか、鴨が10羽ほどたたずんでいる。まさか鴨川に鴨がいるとはいるとは思わなかったが、住民はジョギングコースとして、軽やかかつ気持ちよさそうに走っている。また、犬の散歩に付き合う人もいる。

宮崎あおいと3代目おけいはん(神農幸)なら、こう言うだろう。

「Kamo Liver@earth」

「♪かぁーもぉー、リバァーサーイド、もぉのぉーがたぁーりぃー♪」  

まさに鴨川は人と鳥が共生する楽園なのだ。京都の人たちが景観にうるさいのもよくわかる気がする。古都のままにしないと環境破壊につながることを恐れているのだろう。そして、架かっている橋の数がかなり多い。

 

鴨川には条例があり、打ち上げ花火、ロケット花火、爆竹の使用禁止。自動車やバイク等の乗り入れ禁止で、景観を守っている。なお、違反した場合は罰金5萬以下となるが、警察署に連行されて現行犯逮捕されることはないらしい。

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さて、歩いていると、“ケンケンパの石橋”を見つける。石の配列を見ると、子供の頃に何度かやった「グゥーリィーコ」、「チぃーヨぉーコぉーレぇーイぃート」、「パぁーイぃーナぁーツぅープゥール」のジャンケンを思い出す。ジャンケンで勝てば、グーは「グゥーリィーコ」、チョキは「チぃーヨぉーコぉーレぇーイぃート」、パーは「パぁーイぃーナぁーツぅープゥール」と言って、先へ進んだもので、“サイコロのないすごろく”をやっているかのようだ。大人になればそんな遊びができるはずがなく、なにか子供の頃を思い出す。私は京都出身ではないが、鴨川は童心に戻れるのかもしれない。  

その後、ホンモノの白鳥を見て、カンゲキ。今まで特急〈白鳥〉〈スーパー白鳥〉の絵入りヘッドマークでしか見たことがないから、鴨川を歩いてよかった。

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丸太町橋の手前に京阪鴨東線の神宮丸太町駅がある。2008年10月19日(日曜日)に「丸太町」を改称したもので、ほかにも五条は「清水五条(Kiyomizu-Gojoh)」、四条は「祇園四条(Gion-Shojoh)」に変更された。これは最寄り駅の観光名所をプラスしたものだが、京都市交通局烏丸線に同名の駅があり、乗り換え駅でもないため、わかりにくい部分もあった。ちなみに祇園四条駅の近くには京都祇園郵便局がある。

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丸太町橋から400メートル離れたところに荒神橋があるが、その下ではホームレスの住みかになっているのが気になる。せっかくの景観がダイナシで、どこもそうだが、住む場所のない人たちに手を差し伸べる無料宿舎の整備が求められる。東京では『年越し派遣隊』を2008年12月31日(水曜日・大晦日)にスタートさせているが、1番大切なのは“応募したら即採用”することで、面接してえり好みしていることに問題があるのだ。そんなことをしているから失業者がなくならないのだ。こういった世の中になったのは政治家だけではなく、企業にも重大な責任がある。本来、こういうことは企業がやんなきゃいけないのだ。  

鳥の楽園であるせいか、バードウオッチングに訪れる人もおり、一眼レフカメラには巨大な望遠レンズを装着し、鳥を追う。

◆中之島線のエースに乗る  

今出川通りと交差するところに鴨東線出町柳駅を見つける。その先には叡山電鉄叡山本線の駅もあるが、今回は利用しない。鴨東線ができたことにより、孤島のような存在だった叡山電鉄は間接的に京橋方面へ直結。“大動脈”ができたことにより、『京阪時刻表2008』でも叡山電鉄は宣伝されている。また、京阪に乗り換えることはできないものの、京福電気鉄道(通称、「嵐電」)も『京阪時刻表2008』で宣伝されている。『京阪時刻表2008』は主要駅や京都の観光案内に力を注いでおり、これは観光ガイドの役割も兼ねている。そのため、ダイヤは114ページからとなっている。  

運賃表を見ると、京阪の初乗り運賃は大人150円だが、出町柳-祇園四条間は210円になっており、かなり割高になっている。これは加算運賃60円がプラスされているためで、建設費を一刻も早く償却するため、京阪は鴨東線全線と中之島線大江橋-中之島間に適用。そのため、本来ならば出町柳-中之島間の運賃は410円のところ、ダブル加算運賃のため、530円である。ちなみに今回は山科(T07)から、日比谷公園で開催された第15回鉄道フェスティバルで購入した大阪市交通局のRainbow Card(1000円分)を使用。磁気式プリペイドカードが衰退している中、関西の私鉄や地下鉄の多くは健闘しているが、いずれは共生しているICカードのPiTaPaに統一されることだろう。

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さて、ホームに下りると、1面2線しかなく、ホームは人の数が少ない。1番線には5000系の準急淀屋橋行きが発車を待っているが、5ドアのうち、2つは締め切り。ドアの上部は銀色になっており、「ラッシュ用ドア」の青いステッカーを貼っている。

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この車両はラッシュ用ドアを使わない場合、ロングシートが頭上から下りてくることで、座席定員を増やしているが、通常の通勤形電車に比べ、ドアの位置は変則になっている。首都圏でも5・6ドア車はあるものの、5000系のように頭上から座席が下りてくることはない。

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2番線には8000系エレガント・サルーンの特急淀屋橋行きが発車を待っている。8000系はエレガン都エクスプレスから、エレガント・サルーンへの塗り替えが進められているが、シートモケットはすべて、黒地に統一されている。また、ダブルデッカー車の車体側面は時代祭の行列を描いていたものから、エレガント・サルーンのロゴに変わった。

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10時00分に発車して6分後、2番線に快速急行中之島行き(8号車3055)が入線。2代目3000系コンフォート・サルーンのお出ましである。  

高輝度放電灯ではないのが残念だが、ヘッドライトが3つ、急行灯とテールランプを兼ねた片側13列のナナメデザインのLEDが個性的なフェイスだ。フェイスの黒い部分を見ると、西武鉄道30000系スマイルトレインっぽいが、これは笑顔ではない。この真相はお酒を飲む藤原紀香とルー大柴が知っている?!

「つきにあうっ!!」

「ムーンにフィット!!」  

京阪のフェイスの黒い部分は月の円弧(Enko)をイメージしたものである。このフェイスデザインは6000系、7000系、7200系、8000系(30番台を除く)、9000系、10000系、2代目3000系コンフォート・サルーンに採用され、ほかの車両は月の円弧が描けない。ちなみに2代目3000系コンフォート・サルーンは当初から、月の円弧をデザインしたものである。



 

快速急行中之島行きは一旦ドアが閉まると、転換クロスシートの向きを自動で変え、さらに一旦進み、ドアが開く。せっかく先頭8号車に乗るのだから、前面展望席に坐りたいところだが、先客がいたことや車内をくまなく見ておきたいので、後方の転換クロスシートに陣取る。進行方向左側は1人掛け、右側は2人掛けで、迷わず後者を選ぶ。

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折り返し時間は4分しかなく、あわただしいが、墨色が印象的なドアの上にはLCDによる情報案内装置が設けられており、停車駅がスクロール表示されている。これは斬新だ。今までLCDによる情報案内装置で停車駅等の案内は固定表示が主流で、動くことはなかった。  

中之島線のエース、2代目3000系コンフォート・サルーンは2008年に入団。1編成だけ残る初代3000系はまだまだ現役で奮闘しているため、中之島線のエースは「20000系」にしても問題がなかったように思える。しかし、2代目3000系コンフォート・サルーンの入団により、初代3000系は8000系30番台に改番され、現役続行となった。

このような展開になったのは初代3000系が平成7年(1995年)に改修工事を行なったさい、機器性能や車内設備は8000系に合わせ、運用も共通されているからである。つまり、初代3000系は運行ダイヤが限定されていないのだ。また、車体改修時には1両をダブルデッカー車に改造されたが、これが好評で、のちに8000系にも投入され、増結されることになる。ちなみに初代3000系も予備として残した車両を戦列に復帰し、8両編成化されている。
 
快速急行中之島行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
中之島83055なし
 73755なし
 63555なし
 53155なし
 43705なし
 33605なし
 23505弱冷房車
出町柳13005なし

塗装を省いても問題のないアルミ車体だが、そこは京阪。ちゃんと塗っている。

車両のコンセプトは「風流の今様(Imayoh)」で、車体上部は「水都」と言われる大阪の川の流れで、沿線の淀川、堂島川、土佐堀川などをイメージしている。また、京暖簾(Kyo-Noren)、紺袴(Konbakama)もイメージしており、これらをエレガントブルーにまとめた。

中央にはスマートシルバーの帯を巻き、下部は都市のきらめき、石庭における川の流れを表すアーバンホワイトとした。この車両は月の円弧を強調しているため、衝撃的なデザインとなっている。ちなみに2代目3000系コンフォート・サルーンの投入は2007年4月11日(水曜日)に発表されているが、当時は形式名が未定、車両のイメージイラストは公表されていたものの、ブラックフェイス以外はアルミ車両の地肌のみで、京阪では珍しい無塗装車両になると思われた。

10時10分に快速急行中之島行きが発車。鴨東線内はノンストップで、3分後に三条3番線に到着(鴨東線の途中駅は神宮丸太町のみ)。早くも準急淀屋橋行きに接続。出町柳は1面2線なのに対し、三条は2面4線なのだ。ここから京阪本線に入り、祇園四条は阪急電鉄京都本線河原町駅が近くにある。

七条を発車すると、地上へあがり、東海道本線をくぐると、奈良線に合流し、東福寺を通過。JR西日本奈良線のみやこ路快速といった快速系統は停まるのに、京阪本線は急行以上の種別が通過不親切な気がするも、この駅は7両分しかスペースがなく、8両編成の電車は停まれないのだ。

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東福寺を通過すると、カーブが多くなるが、2代目3000系コンフォート・サルーンの目玉は座席の布地を東レの最高級スエード調のマイクロファイバ素材、エクセーヌを採用。今回はコレに乗ることを楽しみにしているが、肌ざわりは高級品を感じるものの、最近の車両にしては珍しく、ブカブカした坐り心地で、しかも、足元と座面の高さがない。上質な坐り心地をアテにしていただけに、ここはJR西日本221系に軍配をあげたくなるけど、背もたれは高さがあり、新幹線のグリーン車を意識したかのようだ。高さのある背もたれは“個人の空間”が確保できたような気になれる。1人がけの座席だったら、もっと感じて、至福のひとときになるだろう。

余談だが、転換クロスシートのシートカバーには「COMFORT SALOON 3000 SERIES」という文字があり、かなりコッている。中之島線は京阪の威信、大阪経済の復興を願っていることが感じられる。

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内装は月の円弧を積極的に取り入れ、手すり、シートカバー、吊り革や日よけのカーテンの模様も描いており、徹底的なこだわりよう。濃紺をメインカラーに使い、転換クロスシートのひじかけやドアには墨。転換クロスシートの背もたれの側面部分に桜鼠(Sakuranezu)をサブカラーに使用。転換クロスシートのひじかけに一部分はオレンジを使い、アクセントカラーとしている。また、車椅子スペースは関西らしく、1両に1か所設けているが、パネルヒーターをつけているので、寒い季節でも快適に過ごせるようになっている(関西以外の地方でも、車椅子スペースは1両に1か所、設置してもらいたい)。

2代目3000系コンフォート・サルーンは3ドア、セミクロスシートを採用しているが、ドアの位置は5000系以外の京津線と石山坂本線を除く、通勤形電車と変わらない。車端部のドアの位置を妻面に寄らせると、転換クロスシートの数が増えただけにレイアウトに工夫が欲しかった。また、近年の鉄道車両では珍しく、戸袋窓を採用している。

転換クロスシートは2人掛けと1人掛けにしたため、座席定員が少なく、準急淀屋橋行きに接続する丹波橋では早くも立客が発生した。

◆競合路線はあってないような京阪本線?



※次は樟葉

10時25分に中書島を発車すると、樟葉へ。カーブが多く、VVVFインバータ音はうねりをあげる。

「次は八幡市に停まります」  

樟葉を発車すると、自動放送が誤作動し、車掌はただちに訂正。八幡市は急行停車駅で、快速急行は通過する。  

自動放送は発車時と到着時、軽やかで聴き心地のいいメロディーが流れる。放送は東京急行電鉄の女性の声だが、到着時刻を案内する徹底ぶり。ただ、車内は「x番のりば」、ホームは「y番線」となっている。ここは統一してもらいたいところ。

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10時43分、枚方市4番線に到着。向かいの3番線には9000系の始発、特急淀屋橋行きが発車を待っている。すると、京橋方面は早く着くこともあってか、いっせいに乗り換えた。『京阪時刻表2008』では接続時間は1分もなく、すぐ発車する態勢をとっている。但し、中之島線方面は快速急行のほうが先に到着するので、京橋へ先回りしても骨折り損のくたびれもうけになる。  

2008年10月19日(日曜日)のダイヤ改正で、枚方市-淀屋橋間の急行は特急に置き換えた。これは快速急行の誕生もあるが、特急のほうが先に到着するため、ガラガラだったのである。これを通勤形電車の特急に置き換えることで、速達制を高めている。また、特急は出町柳-淀屋橋間の便の大半を8000系に統一し、居住性を高めている。  

快速急行は出町柳-枚方市間は特急、枚方市-天満橋間は枚方公園を通過する以外は急行の役割をしており、中之島線内は各駅に停まる。いわば、“合わせワザ”の種別である。これにともない、急行は大幅に減便されている。ちなみに2008年から2009年にかけての年末年始は大みそかダイヤ、正月ダイヤとなり、快速急行はすべて急行に変えて、運行された。これにともない、2代目3000系コンフォート・サルーンは急行運用が中心となった。

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30秒以内だろうか、特急淀屋橋行きが発車し、10時45分に発車。光善寺付近で、8000系30番台(初代3000系)の特急出町柳行きにすれ違い、香里園へ。ここでは区間急行中之島行きに接続するが、ドアが開くとき、LCDによる情報案内装置の下に2つの赤いランプが点滅していることに気づいた。どうやら、ドアが開く前から点滅しており、乗り降りしやすいよう、わかりやすくなっている。首都圏だとドアの開閉時しか点滅しない。また、関西地方も“首都圏テイスト”を取り入れるようになったことを実感する。いつも言っていることだが、全国共通化したほうが初めて乗った鉄道でも戸惑わずに済むメリットがある。

落ち着いたかに思えた車内だが、寝屋川市で“.com”となり、満員御礼。萱島(Kayashima)を通過すると、複々線となり、スピードがあがってゆく。

京阪本線はJR西日本東海道本線、阪急電鉄京都本線と競合するように言われているが、私は実際、そうでもないように思うことに気づいた。確かに淀屋橋・京橋-祇園四条・出町柳間は競合になるだろう。しかし、その競合は京阪本線の場合、途中駅には当てはまらないのである。

なぜならば、東海道本線と京都本線の線路は半径1キロ以内にあるところが多く、駅についてもライバル会社とは歩いて行ける場合もある。しかし、京阪本線はその2線とは火花を散らさないようなところを走っていることが多く、そのため、鉄道の交通手段は必然的に京阪本線に限られてゆく。カーブが多く、所要時間もかかる難点はあるけど、種別を10種類も作るなど、“独自政策”ができるメリットがある。ちなみに2008年10月19日(日曜日)のダイヤ改正ではK特急がなくなり、快速特急、快速急行、通勤快急、深夜急行を新設。また、K特急〈おりひめ〉〈ひこぼし〉は前者が通勤快急、後者は快速急行に変更された。


京阪電気鉄道種別停車駅
種別おもな運行区間停車駅
快速特急出町柳→淀屋橋三条、祇園四条、七条、丹波橋、中書島、京橋から各駅
特急出町柳-淀屋橋三条、祇園四条、七条、丹波橋、中書島、樟葉、枚方市、京橋から各駅
快速急行出町柳-中之島三条、祇園四条、七条、丹波橋、中書島、樟葉、枚方市、香里園、寝屋川市、守口市、京橋から各駅
快速急行〈ひこぼし〉中之島→私市京橋までの各駅、守口市、寝屋川市、香里園、枚方市から各駅
通勤快急出町柳→中之島三条、祇園四条、七条、丹波橋、中書島、樟葉、枚方市、香里園、寝屋川市、京橋から各駅
通勤快急〈おりひめ〉私市→中之島枚方市までの各駅、香里園、寝屋川市、京橋から各駅
急行出町柳-淀屋橋七条までの各駅、伏見稲荷、丹波橋、中書島、八幡市、樟葉、枚方市、枚方公園、香里園、寝屋川市、守口市、京橋から各駅
区間急行樟葉-中之島守口市までの各駅、京橋からの各駅
深夜急行淀屋橋→樟葉京橋までの各駅、寝屋川市、香里園、枚方市
準急出町柳-淀屋橋萱島までの各駅、守口市、京橋からの各駅
通勤準急出町柳→淀屋橋・中之島萱島までの各駅、京橋からの各駅
「-」は往復、「→」は片道のみの運行。

もし、火花を散らし合うとするのならば、交野線とJR西日本片町線の河内森(交野線)・河内磐船(Kawachi-Iwafune.片町線)-京橋間だろう。例えば、京橋へ向かう場合、交野線は通勤快急〈おりひめ〉と快速急行〈ひこぼし〉以外、枚方市で京阪本線に乗り換えなければならず、片町線はダイレクトだ。想像で書いているので、実際、競合しているのかどうかはわからないが、駅の位置が相当離れているため、のどかな雰囲気という印象を持つ。

◆京阪電気鉄道完全制覇達成!!

快速急行中之島行きは10時58分、守口市に到着し、各駅停車淀屋橋行きに接続。

「左側の扉を開けます。御注意下さい」  

自動放送では2代目3000系コンフォート・サルーンでも、このような案内をする。「開けます」はまるで催促されて、「あい、わかったよ」と返事するような感じを受けるので、「開きます」が正当ではないだろうか。

「快速急行、扉が閉まります」  

車掌は車外スピーカーで案内し、ドアが閉まった。



次は京橋

複々線通過駅になると、レールファンが撮影。車両も着々とニューカラーに装いを変えている。単調な色調から、鮮やかな色調に変わり、“新生京阪”を大いにアピール。かつて、南海電気鉄道は特急〈こうや〉と貴志川線(2006年4月1日、和歌山電鐵に譲渡)の大ベテラン車両以外、関西国際空港の開幕を機にグレー主体のニューカラーに変えていき、物議があったというが、京阪の場合は今までの基本カラーを発展させているので、好印象があり、とてもなじめる。

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大阪版自由の女神に遭遇し、11時03分、京橋3番線に到着。向かいの4番線には5000系の各駅停車淀屋橋行きに接続。京阪本線と中之島線の接続は京橋のほうが同一ホームで乗り換えられるため、とても便利であるが、車内はガラガラへ。京橋は京阪本線のほか、JR西日本大阪環状線、片町線、JR東西線と大阪市交通局(大阪市営地下鉄)長堀鶴見緑地線(N22)の乗り換え駅でもある。

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11時04分に発車すると、先頭8号車の乗務員室は右側の窓以外、カーテンが自動で下ろされ、進行方向右側にある大川の底の下へ沈むかのように地下へもぐる。この近辺は大川、寝屋川、平野川があり、大阪城天守閣の周辺も5つの外堀があるため、まさに「水の都」である。  

11時06分、天満橋2番線に到着。いよいよ、ここから中之島線に入るが、かつて、天満橋1・2番線は淀屋橋まで通じ、3・4番線は行き止まりだった。しかし、中之島線は1・2番線からでないと工事が難航することがわかり、3・4番線を淀屋橋に直結することに決定。地下で配線変更するという大がかりな切り換え工事を2006年4月16日(日曜日)に実施している。

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※画像は渡辺橋と到着時に撮影。

さらにガラガラとなり、11時08分に発車。さらに深くもぐり、なにわ橋へ。ホームは落ち着いた雰囲気で、なにわ橋、大江橋、渡辺橋をゆく。

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車内はガラガラとなったので、ロングシートへ。京阪初のバケットタイプを採用しており、こちらもエクセーヌを採用しており、坐り心地は上々。ひょっとすると、転換クロスシートより、いいのかもしれない。また、車内の通り抜けはとってを握れば自動で開く仕組みになっており、手動ドアに起こる「ガチャン」の不快な音を消している。

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吊り革はデザイン上の観点から、丸型を採用(関西では人間工学にすぐれた三角を採用しない傾向にある)。優先座席付近では吊り手の上の部分をピンクにしていた。首都圏では優先席付近の吊り革をオレンジに変えて、目立つようにしているが、2代目3000系コンフォート・サルーンはデザインのトータルバランスを壊したくなかったのか、ささやかなものとした。

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11時14分、終点中之島(大阪国際会議場)2番線に到着(中之島は「大阪国際会議場」というサブ駅名がついている)。中之島線全線完乗と同時に京阪電気鉄道完全制覇を達成した。車止めの先にはシールドトンネルを掘るマシーンのカッターの一部が飾られており、“やるだけのことはやった”と利用客に語りかけているかのようだ。また、西九条方面への延伸構想もあるという。

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中之島のホームはカナダの大木を使っており、居心地がいい。想像以上にガラガラなのが残念なところだが、ホームは1面3線で、通常は1・2番線を使用。なにわ橋寄りにある3番線は平日の7時30分から10時45分まで、17時00分から18時30分までのみ、入ることができる。また、2008年11月22・23・24・29・30日には出町柳-中之島間に臨時特急〈もみじEXPRESS〉を運行した。



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11時20分、7200系の区間急行樟葉行きが発車した4分後、1番線に6000系の区間急行萱島行きが入線。11時30分には快速急行出町柳行きが発車した。

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いよいよ下車するが、階段の手すりは波形になっている。これは今までのストレートタイプに比べると、階段の登り下りが歩きやすいという。高齢化社会への対応の1つといえる波形の手すりだが、今後もこのカタチが増え続けてゆくことだろう。
 
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おけいはんツリーで願いごとかなにかを書こうかと思ったが、思い浮かばず下車。出口への通路はカナダの木材を多用し、地下駅にありがちな無機質さをなくし、暖かみのある空間に仕上がっている。  

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6番出入口へ向かう途中、通路は青い照明に変わった。2代目3000系エレガント・サルーンのイメージカラー、エレガントブルーを彷彿させるが、6番出入口を出て、地上にあがると、あの言葉を思い出す。

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「♪みぃーず辺の舗道ぉー、中之島♪」  

中之島6番出口の左側は堂島川、右側は一般道路なのだ。まさに歌詞の通りだが、堂島川は大阪湾が近いのか、潮の香りがする。そして、なにわ橋寄りには遊歩道の工事が2009年7月末までの予定で行なわれている。  

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しばらく堂島川沿いを歩いてみる。高層ビルが多く、建設中のところもあり、新しい街づくりを進めている。高層ビルは奇抜なデザインが目立つが、大阪府の財政難ということもあり、成功するかどうかが心配されるが、東京の高層ビルは密集しているのに対し、中之島はある程度の間隔があるように思える。  

田蓑橋(Tamino Brige)南詰交差点を右折し、大阪関電ビル内郵便局を見つけるも、ビル自体があいておらず、なおかつ、時間外窓口がないため、旅行貯金ができない。
 
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元の道に戻り、“ナベバシ”こと、渡辺橋駅へ。堂島川沿いは7番出入口を除き、花壇が無数のパンジーに彩られている。  

渡辺橋駅前の渡辺橋南詰交差点に中之島郵便局を見つけたものの、残念ながら時間外窓口がなく、旅行貯金不可。次に訪れるときは平日にしたい。ちなみに渡辺橋は大阪市営地下鉄四つ橋線〔肥後橋駅(Y12)〕の乗り換え駅となっている。

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京阪本線淀屋橋駅に近く、大阪市営地下鉄御堂筋線〔淀屋橋駅(M17)〕の乗り換え駅となっている大江橋駅の堂島川沿い出入口はカンテラのあかりが彩り、レトロな雰囲気を漂わせる。そして、進行方向左側に阪神高速1号環状線があることに気づいた。阪神高速は“首都高速の関西バージョン”である。

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首都高速は日本橋の真上にあること、川に高架の支柱を立てていることに「景観無視」という言葉を聞く。川に高架の支柱を立てたほうが工期短縮、工費節減になるという理由で、急ピッチで進めてきた。これは阪神高速も同じで、堂島川にも高架の支柱があった。

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「ルネッサァーンス!!」

髭男爵のおなじみのフレーズが出てきたが、歩いていると、歩道は『OSAKA光のルネサンス』の会場であることに気づいた。このイベントは2003年から開催しており、神戸ルミナリエに並ぶ年末の風物詩になっているという。この日の16時45分から12月25日(木曜日)まで開催しており、中之島駅のコンコースも14000個のLED照明を使い、幻想的な空間を演出したという。なにわ橋駅も内壁(Naiheki)の約5000個のガラスブロックに約3萬個のLED照明を使い、青い濃淡のグラデーションを表現したという。ちなみにOSAKA光のルネサンスは2007年開催時に比べ、20パーセント増加の138萬500人が訪れ、54萬8974円の募金が集まった。

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なにわ橋駅の駅舎は安藤忠雄氏のデザインとなっており、土佐堀川を渡って、すぐのところには京阪本線及び大阪市営地下鉄堺筋線の北浜駅がある。なにわ橋駅と北浜駅、大江橋駅と淀屋橋駅が目と鼻の先にあるため、中之島線は天満橋-大江橋間のみ加算運賃の対象から外されている。そして、なにわ橋と北浜、大江橋と淀屋橋は同一駅とみなし、定期券ならばどちらも利用が可能。普通乗車券でも大江橋・淀屋橋-京橋間は大人150円にそろえた。ほかにも特定運賃が適用されている区間があり、くわしくは『京阪時刻表2008』を参照していただきたい。  

北浜に到着し、再び京阪に乗るか、堺筋線に乗るか、それともひたすらどこかへ歩こうか?  

余談だが、中之島線開幕前の2008年10月18日(土曜日)をもって、1900系は定期運用から退き、2008年12月20日(土曜日)の淀屋橋-三条間の片道運行による臨時特急〈リバイバル比良号〉〈リバイバルびわこ号〉で、長い歴史に幕を閉じた。


★京阪電気鉄道備考集

①京阪電気鉄道ホームページはこちらにクリック!!

②『おけいはん.ネット』ホームページはこちらにクリック!!

③住吉急行電鉄の日報「22日京阪特急で2往復」は
こちらにクリック!!(2008年9月22日掲載)

④住吉急行電鉄の日報「14日のおけいはん」はこちらにクリック!!(2008年9月15日掲載)

⑤住吉急行電鉄の日報plus「京阪2200系新色3編成目?」はこちらにクリック!!

⑥住吉急行電鉄の日報plus「4日の京阪電車 編集」は
こちらにクリック!!(2008年10月5日掲載)

⑦ホテル&トラベルジャーナル「今日の京阪 8/21号 今度のニューデザインは6000系」はこちらにクリック!!

⑧ホテル&トラベルジャーナル「京阪6000系ニューデザイン追伸」はこちらにクリック!!

⑨ホテル&トラベルジャーナル「今日の京阪 9/19号 新デザインの2600系」は
こちらにクリック!!

⑩ホテル&トラベルジャーナル「今日の京阪 10/29号 新顔いろいろ」はこちらにクリック!!

⑪ホテル&トラベルジャーナル「今日の京阪 11/5号 1000系ニューデザイン」はこちらにクリック!!

⑫ホテル&トラベルジャーナル「今日の京阪 11/10号 6000系7連が登場」は
こちらにクリック!!

⑬UZ's View「京阪9000系リニューアル編成」は
こちらにクリック!!

⑭鉄道ニュース「京阪 最後の『天満橋行き』列車に行先表示板を掲出」は
こちらにクリック!!

⑮岸田法眼のRailway Blog.「2004年の汽車旅4-後編-」はこちらにクリック!!

⑯岸田法眼のRailway Blog.「2008年の汽車旅3-2」はこちらにクリック!!

★中之島線備考集

①京阪電気鉄道中之島線ホームページはこちらにクリック!!

②フリー百科事典『Wikipedia「京阪中之島線」』はこちらにクリック!!

③フリー百科事典『Wikipedia「天満橋駅」』はこちらにクリック!!

④フリー百科事典『Wikipedia「OSAKA光のルネサンス」』はこちらにクリック!!

⑤OSAKA光のルネサンスホームページはこちらにクリック!!

⑥神農幸の切りすぎた前髪「はーじまりは〜♪」は
こちらにクリック!!

⑦神農幸の切りすぎた前髪「デビュー」はこちらにクリック!!

⑧神農幸の切りすぎた前髪「ありがとうございました!」は
こちらにクリック!!

⑨神農幸の切りすぎた前髪「前夜祭の祝賀会。」は
こちらにクリック!!

⑩神農幸の切りすぎた前髪「やたー!」はこちらにクリック!!

⑪神農幸の切りすぎた前髪「なにわ橋駅を出て〜♪」はこちらにクリック!!

⑫神農幸の切りすぎた前髪「北浜にてデート。」は
こちらにクリック!!

⑬神農幸の切りすぎた前髪「中之島線満喫☆」は
こちらにクリック!!

⑭住吉急行電鉄のホームページは
こちらにクリック!!

⑮住吉急行電鉄の日報「大江橋・なにわ橋」は
こちらにクリック!!

⑯住吉急行電鉄の日報「難波橋(Naniwa Brige)付近」は
こちらにクリック!!

⑰住吉急行電鉄の日報plus「10月19日 京阪電車」は
こちらにクリック!!

⑱住吉急行電鉄の日報plus「ピーナッツにおけいはん?」はこちらにクリック!!

⑲住吉急行電鉄の日報plus「3日連続京阪電車利用」はこちらにクリック!!

⑳住吉急行電鉄の日報plus「中之島」はこちらにクリック!!

21.ホテル&トラベルジャーナル「京阪の新ダイヤを読む」は
こちらにクリック!!

22.ホテル&トラベルジャーナル「今日の京阪 9/3号 京阪バスもPR」はこちらにクリック!!

23.ホテル&トラベルジャーナル「大阪うきうき船さんぽ 中之島編」はこちらにクリック!!

24.ホテル&トラベルジャーナル「いよいよ京阪中之島線に乗る」はこちらにクリック!!

25.ホテル&トラベルジャーナル「京阪3000系体験乗車」は
こちらにクリック!!

26.UZ's View「【予告編】京阪中之島線開業」はこちらにクリック!!

27.UZ's View「京阪3000系試乗」はこちらにクリック!!

28.ソニーな、お店が大阪にあった!「京阪電車・各駅停車の旅 その1 【中之島線・中之島駅】」はこちらにクリック!!

29.ソニーな、お店が大阪にあった!「京阪電車・各駅停車の旅 その2 【中之島線・渡辺橋駅】」はこちらにクリック!!

30.MAKIKYUのページ「京阪3000系電車~中之島線開業と共に導入された快速急行用車両」はこちらにクリック!!

31.鉄道ニュース「京阪中之島線が開業」はこちらにクリック!!

32.鉄道ニュース「京阪 中之島線開業記念ヘッドマークを取付け」は
こちらにクリック!!

33.鉄道ニュース「京阪本線・鴨東線・中之島線 正月ダイヤで運転」はこちらにクリック!!

34.向谷実の鉄道と音楽がいっぱい「新型車両3000系試乗してきました」は
こちらにクリック!!

35.参考文献として、京阪電気鉄道刊行、『京阪時刻表2008』を使用。

36.参考文献として、交通新聞社刊行、『鉄道ダイヤ情報2008年11月号』を使用。

37.参考文献として、交友社刊行、『鉄道ファン2008年11月号』を使用。

38.岸田法眼のRailway Blog.「2008年の汽車旅3-3」は
こちらにクリック!!

★京阪電気鉄道1900系フォーエヴァー備考集

①フリー百科事典『Wikipedia「京阪1900系電車」』はこちらにクリック!!

②住吉急行電鉄のホームページはこちらにクリック!!

③住吉急行電鉄の日報「京阪1900系引退カウントダウン」はこちらにクリック!!

④住吉急行電鉄の日報plus「京阪1900系撮影会」は
こちらにクリック!!

⑤住吉急行電鉄の日報plus「13日ほんのすこし おけいはん」はこちらにクリック!!(2008年10月13日掲載)

⑥住吉急行電鉄の日報plus「京阪ダイヤ改正前日」はこちらにクリック!!

⑦住吉急行電鉄の日報plus「20日 京阪電車」は
こちらにクリック!!

⑧ホテル&トラベルジャーナル「京阪の新ダイヤで消える列車たち」は
こちらにクリック!!

⑨ホテル&トラベルジャーナル「今日の京阪 10/11号 いろいろと…」はこちらにクリック!!

⑩ホテル&トラベルジャーナル「さらば! 京阪1900系」はこちらにクリック!!

⑪ホテル&トラベルジャーナル「京阪1900さようなら狂奏曲」はこちらにクリック!!

⑫UZ's View「お疲れ様、京阪1900系」はこちらにクリック!!

⑬小倉沙耶のやわやわ日和「京阪1900系」はこちらにクリック!!

⑭鉄道ニュース「京阪1900系,最後のK特急“おりひめ”に」はこちらにクリック!!

⑮鉄道ニュース「京阪1900系,定期運用を終了」は
こちらにクリック!!

⑯鉄道ニュース「京阪1900系がラストラン」はこちらにクリック!!

★備考

今回の動画はこちらにクリック!!



ありがとう0系新幹線 ブログパーツ

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★お知らせ

2008年12月も2者択一サイト、『Unow?』で、「アノ人はなぜハマル?(モハよう著者からの20の質問)」が公開されており、質問28・33・39・43・46で私の画像と解説が掲載されております。ぜひ、アクセスしてみて下さい。

なお、質問を回答するには会員登録が必要となりますので、あらかじめ御了承下さい。

①『Unow?』は
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②『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』はこちらにクリック!!

③『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問28は
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④『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問33はこちらにクリック!!

⑤『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問39は旧式はこちらにクリック!! そして、新式はこちらにクリック!!



⑥『Unow?「アノ人はなぜハマル?」』の質問43はこちらにクリック!!



⑦『Unow?「アノ人はなぜハマル?」』の質問46はこちらにクリック!!



※②~⑧は2008年12月31日(水曜日・大晦日)まで公開予定です(翌日以降は削除されている可能性がありますので、あらかじめ御了承下さい)。


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Yuki

前記事の向かい合わせのシートって珍しいですね!

by Yuki (2009-01-17 22:55) 

岸田法眼

Yukiさん、掲載からわずか9分後のコメントありがとうございます。

関東地方ではボックスシート止まりで、その上は転換クロスシートを越えたリクライニングシートですが、料金がかかります。関東地方で転換クロスシートを採用しているのは京浜急行電鉄と鹿島臨海鉄道だけなんですよね。

ほかの地方は快適な転換クロスシートが投入されておりますが、首都圏に住む者にとって、それに坐ることは旅の楽しみでもあります。
by 岸田法眼 (2009-01-17 23:21) 

新快特

3000系もそうですが、
中之島線の各駅も落ち着いた雰囲気で
いいですね。
by 新快特 (2009-01-18 07:05) 

Sanohpy

正月明け、京都の寺社巡りに行った帰り
京阪利用しましたね。特急車も自動放送になってました。

「快速急行」って3000系だけかと思っていたら
6000系の「快速急行」が入ってきたり
「快速急行」全部が3000系でないことをこの時
恥ずかしながら初めて知りました。

阪神なんば線の開業、どうなることやら...。
by Sanohpy (2009-01-18 22:11) 

岸田法眼

新快特クン、どうもありがとうございます。

中之島線は21世紀にふさわしい地下空間で、明るく、楽しい雰囲気がありますね。

2代目3000系は斬新なデザインですが、果たして、鉄道友の会の賞を獲るかどうかが注目されますね。
by 岸田法眼 (2009-01-19 00:03) 

岸田法眼

Sanohpyさん、どうもありがとうございます。

快速急行は交野線直通便もあり、こちらは5両編成なので、ロングシート車の運用になりますね。

特急は以前、自動放送だったのに車掌の肉声になっていたことに驚いたものですが、元に戻ってよかったです。

阪神なんば線もダイヤ構成が発表されました。開幕が楽しみですね。
by 岸田法眼 (2009-01-19 00:05) 

サットン

京阪完乗おめでとうございます。

京阪間の競合状態ですが、京阪に競合相手がないとはいえません。
確かに駅が数百メートルの至近距離に設置されているJR・阪急ほどの熾烈なものではありませんが、高槻、茨木は南北に伸びた市域を有しており南部に住む人にとっては京阪にアクセスした方が便利なのです。京阪バスが枚方市駅と茨木、高槻を結ぶ路線を持っていますが、安定した需要があるようです。
by サットン (2009-01-31 20:23) 

岸田法眼

サットンさん、この日、2回目のコメント、ありがとうございます。

京阪の場合、直行ルートは競合していますが、中間地点はそれほどでもないと考えています。確かに枚方市駅から茨木駅行きの路線バスが走っておりますが、乗ったことはないです。また、門真市や守口市はモノレールや地下鉄と競合しておりますね。守口市駅から守口駅まではどのくらい距離があるのかはわかりませんが…

不思議なことにあえて梅田ではなく、淀屋橋を起点としておりますが、2008年は京阪をたっぷり味わいました。座席数が少ないこともあるのか、けっこうにぎわっておりましたので、競合かつ協調で関西の鉄道は大いなる発展をしてもらいたいものです。
by 岸田法眼 (2009-02-01 00:28) 

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