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青春18きっぷ [らりるレビュー]

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「つばめ、翔ぶ。」

2004年3月13日(土曜日)に開幕した九州新幹線のキャッチフレーズである。  

九州新幹線新八代-鹿児島中央間が開業し、ニュースや新聞記事を見ている限り、祝賀ムード一色に包まれている。薩摩がグーンと近くなり、東京の大手町駅でも、鹿児島をアピールする観光業者のカンバンがかかげられているなど、経済効果も期待されている。  

九州新幹線は開幕したが、素直に喜べない人も多い。なぜならば、並行する在来線の八代-川内(Sendai)間はJR線から、肥薩おれんじ鉄道という第3セクター鉄道に経営が変わってしまったからだ。ここ数年、新幹線の新規及び延伸開業が3件起きているが、いずれも並行する在来線はすべて第3セクター鉄道に経営を譲渡している。  

これは整備新幹線法に基づくもので、どういう法案なのかは私自身、わからない部分が多いので、ここでは触れないが、こんなやり方で困るのは地元の人と、青春18きっぷユーザーである。  

青春18きっぷは春・夏・冬休みシーズンに発売し、JR全線乗り放題だが、新幹線、特急、急行、グリーン車、寝台車は利用できない。つまり、各駅停車と快速だけしか乗れない。しかし、1枚5回分11500円(1日2300円でモトがとれる)なので、人気は高い。ちなみに青春18きっぷに年齢制限はないが、大人・子供同額になっているので、小学生以下向きではない。  

私が諸国漫遊できるのも、青春18きっぷがあるおかげだ。このきっぷにより、琉球を除く、すべての都道府県にあしあとを残してきた。また、乗り放題かつ降り放題なので、あちこちの郵便局で旅行貯金ができる。もし、これが特急だと下車するたびに特急券を買い直さなければならないから(無論、実際にやったことはない)、リーズナブルなきっぷと言えよう。また、そのシーズンになると、夜汽車も多数設定されており、指定席券代を払えば、移動中に一夜を明かすことができるのだから、節約派にはもってこいなのだ。  

しかし、先ほども述べたように新幹線の開業と引き換えに在来線は経営譲渡という方針は納得できない。しかも、目的地への最短ルートが新幹線の開業で別料金扱いとなってしまっている。もし、JR線から経営転換した第3セクター鉄道に乗りたくないのであれば、遠回りをすることとなる。  

1番ひどかったのは2002年12月1日(日曜日)、東北新幹線盛岡-八戸間が延伸し、在来線は第3セクター鉄道に転換したあげく、津軽海峡線と呼ばれる青森-函館間の快速〈海峡〉が消滅。更に函館-札幌間の夜汽車、臨時快速〈ミッドナイト〉も切り捨て、北海道の道が遠くなりにけりとなってしまったことである。旅人にとっては大きな打撃で、スケジュールが組みづらくなった。ちなみに津軽海峡線のうち、蟹田-木古内間は普通乗車券や青春18きっぷでも利用できることになっているが、鈍行の接続は良好ではない。  

そんな不満を解消すべく、JR東日本とJR北海道は共同で、青春18きっぷの新バージョンと言える、『北海道&東日本パス』という企画きっぷが登場した。  

このきっぷのメリットは、青春18きっぷでは別料金の青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行や急行〈はまなす〉自由席が乗れる。また、2004年春から青森-函館間は自由席特急券をプラスすれば、『北海道&東日本パス』でも乗れるようになった。更にJR東日本とJR北海道エリア内のユースホステルも会員価格で泊まれ、有効期間は青春18きっぷより長めとなっている。値段も大人・子供同額の1萬となっており、小学生以下向きのきっぷではないが、1日2000円でモトがとれる。  

デメリットは5日間連続利用と、ほかのJR各社で販売していないこと。春シーズンで5日間連続利用できるのは無職、学生、新婚旅行などに限られてくるだろう。  

私は2003年12月に『北海道&東日本パス』を使った。東北新幹線が八戸へ延びてから、初めての北海道だったが、青春18きっぷと同じような感覚で使えた。特に自動改札が通れるのは大きな武器(青春18きっぷは自動改札に対応していない)だ。また、別料金扱いとなってしまった青い森鉄道やIGRいわて銀河鉄道にも乗れるから、余計な出費がなくていい。ちなみに『北海道&東日本パス』ユーザーは思ったより、多かった。  

現在、東北新幹線は八戸-新青森間、九州新幹線は博多-新八代間、北陸新幹線は長野-金沢間の工事を進めており、並行する在来線の第3セクター鉄道化はさけられないようだ。青春18きっぷユーザーにとって、これからの新幹線は“悪魔”のような存在になるだろう。  

新幹線の建設は青春18きっぷ利用区間の縮小につながることが予想され、不満を噴出ユーザーも増加するに違いない。もし、新幹線全盛の時代になれば、青春18きっぷが消滅することも考えられる。  

小泉純一郎総理大臣が“構造改革”をかかげ、消費税込価格の義務化や郵政の民営化に力を注いでいるが、整備新幹線開業による並行在来線の第3セクター鉄道化を見直して欲しい。どうも今の政治家というのは庶民の立場になって、政(Matsurigoto)を行なっていないのではないだろうか? これではいつまでたっても、不況から脱出しないように思える。


★備考

①私は2004年8月22日(日曜日)、今まで日本で立ち寄ったことのなかった都道府県、琉球に渡ったことにより、“日本完全制覇”を達成した。

②今回の記事は2004年4月に執筆したものです。


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