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京阪電気鉄道テレビカーフォーエヴァー [鉄道評論]
最近知ったのだが、京阪電気鉄道は2011年度までに8000系の4号車に連結されている32型液晶テレビを撤去し、車内も車端部のロングシート化、吊り革や車椅子スペースの設置、LCDによる情報案内装置の設置が行なわれるという。
2008年から8000系はニューカラーに変更されているが、今後はテレビの撤去、車内リニューアルも合わせて行なわれるのであろう。車両のリニューアルには13億2000萬を見込んでいる。但し、初代3000系の8000系30番代は対象外となっている。
テレビカーは昭和29年(1954年)9月3日(金曜日)、1700系の1882と1883にブラウン管テレビを設置。この当時、テレビは超高級品で、モノクロだった。テレビがカラー化されるきっかけは昭和39年(1964年)に東京オリンピックが開催されることが決まったからである。しかし、東京オリンピックのカラー放送は開会式がメインで、競技はモノクロで放送していたという。
昭和46年(1971年)7月1日(木曜日)に初代3000系がデビューしたが、テレビカーはカラーに変わり、平成元年(1989年)9月22日(金曜日)、8000系は初代3000系の増結中間車としてデビュー。その年の10月5日(木曜日)には鴨東線の開幕と同時に8000系フル編成もデビューし、のちに初代3000系は1編成を除き、置き換えられている。
8000系のテレビはNHK総合テレビのみから衛星放送も見られるようになり、さらにブラウン管から液晶へと進化していったが、携帯電話のワンセグ機能が普及していることから、テレビカーの店じまいを決めた(外出時におけるワンセグのテレビ視聴はイヤホンが必須)。
テレビカーは1度乗ったことがあり、窓下にスピーカーがあって、ボタンを押せば聞けた。イヤホンがないと無理かと思っていただけにイキなさービスであった。
8000系のリニューアルをするのはいいにせよ、せっかく全編成をニューカラーに塗り替えるというのに、ロングシートを設けるのはいただけない。これは停車駅を増やしたこと、意外にも各駅停車や急行で運用されるという影響が強いのだろう。
テレビカーとは関係ないが、阪急電鉄の京都本線特急も9300系化が進んでおり、車種統一されるのも時間の問題になりつつあるようだ。
★備考
①京阪電気鉄道ホームページはこちらにクリック!!(プレスリリースはこちらにクリック!!)
②参考文献として、保育社刊行、『カラーブックス909 日本の私鉄 京阪』を使用。
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