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Suica [らりるレビュー]

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「Super Urban Intelligent Card」  

これを略したのがJR東日本のICカード、Suicaである。  

2001年11月18日(日曜日)、“スイスイ行ける”という「タッチ&ゴー」をキャッチフレーズにSuicaが登場。もともとは高速道路のETC(ノンストップ料金収受システム)みたいにタッチせず、かざすタイプにしたかったのだが、実験がうまくいかず、このようなカタチになったという(実際にかざすことはできるものの、ほんの数センチ程度だとか)。  

それまでは券売機で乗車券を購入するオレンジカード、自動改札機に直接入れることができるイオカードといった磁気式が主流で、前者は全国のJRで共通使用でき、イオカードはJR東日本のオリジナルだった。

首都圏の券売機や精算機はオレンジカードが引き続き使えるものの、イオカードは2005年3月31日(木曜日)で販売が終了し、2006年2月11日(土曜日・建国記念日)の1時過ぎをもって、自動改札機の使用にピリオドが打たれた。但し、券売機と精算機では引き続き利用できるものの、JR東日本でしか利用できないため、先は長くないだろう。  

Suicaは2種類あって、Suica定期券とSuicaイオカードの2種類がある。  

Suica定期券は券売機でチャージ(入金)しておけば、Suicaイオカードの機能も持つスグレモノで、充分な額があれば、乗り越し精算は自動改札で済むことができる。また、定期券の有効期限が切れても、Suicaイオカードとして継続使用できる。また、定期券の更新も同じカードでできるため、磁気式とは違い、新たに発行されることはない。  

Suicaイオカードは磁気タイプを継承しているものの、発売額は2000円に統一されているが、購入時の乗車券利用額は1500円しかない。これはデポジットという預かり金500円が含まれており、Suica定期券も同様。みどりの窓口で返却する時に500円が帰ってくる仕組み。記念にとっておきたい場合は“500円で購入”することになる。  

当初は首都圏の在来線のみ利用可能だったが、のちに東北・上越新幹線の一部区間(Suica定期券のみ)、仙台・新潟地区、他社のJR西日本ICOCAエリア、東京モノレール、りんかい線にも拡大。また、“エキナナショッピング”の拡大により、電子マネーのついた“2代目Suica”やビュースイカというクレジットカードが登場し、初代Suicaは券売機やみどりの窓口で交換できるようにした。おまけに首都圏のみであるが、ファミリーマートというコンビニでも使えるようになり、普通電車や快速などのグリーン車自由席でもSuicaで購入して、座席の頭上にタッチすれば車内検札を省略(「グリーン車Suicaシステム」という)するなど、利用範囲は徐々に拡大していった。  

更に2006年1月28日(土曜日)からモバイルSuicaも登場。4時から申し込みができるようになり、ドコモやauで“エキナカPR”している姿を見かけたが、肝心のJR東日本は2月中旬までパンフレット等にとどめていた。おそらく、2005年12月25日(日曜日)に羽越本線北余目(North-Amarume)-砂越(Sagoshi)間で発生した特急〈いなほ14号〉新潟行きの脱線事故で、CMを自粛していたのだろう。5人死亡、32人重軽傷という惨事だったが、2005年は鉄道の安全性が問われる1年であった。  

モバイルSuicaは“おサイフケータイ”の開発時から注目されていた機能だが、フタを開けると、ビューカード及びビュースイカの会員でなければ申し込めないので、使い勝手が悪い。おまけに将来は年会費をとる予定なのだという。だいたいビューカード及びビュースイカで年会費500円を払っているというのに、更にいただくのはいかがなものだろう。また、ドコモはすべてのおサイフケータイに対応していないのが疑問である。  

メリットは券売機に並ばなくても、チャージやグリーン車Suicaシステムが使え、カードタイプと違ってデポジットはなく、Suica定期券、Suicaイオカードと同様の使い方ができ、利用できるエリアも同一である。但し、電池が“ガス欠”になってしまえばSuicaの機能が働かなくなる可能性があり、現金精算が余儀なくされるというので、フル充電してからお出かけすることをオススメする。
 

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一方、関東の私鉄・地下鉄20社は2000年にパスネットが登場し、互換性が向上。その後、2社増えたが、2007年にICカード、PASMOが登場し、路線バスの会社及びSuicaと共通利用できるようになるという。また、JR東日本は今までなかった子供用Suicaも登場して、万全の態勢をはかる。ちなみにPASMOの由来はパスネットのPASSと「もっと」のMOREをかけ合わせたもの。  

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関西では2006年1月21日(土曜日)より、JR西日本のICOCA(「IC Operating Card」の略称)と、私鉄・地下鉄のPiTaPa(「Postpay IC for Touch and Pay」の略称)が相互利用できるようになった。

ICOCAは“SuicaのJR西日本バージョン”で、先ほども記したが、JR東日本でも使えるものの、ショッピングやグリーン車Suicaシステムは使えず、互換性が完全ではない難点がある。また、JR西日本の子供用ICOCAもJR東日本では使えないが、先ほども記した通り、2007年に登場するので、しばらく待つことになるだろう。  

PiTaPaは鉄道や路線バス以外でも、東京(有楽町)から琉球(那覇、宮古島、石垣島)まで、2006年2月5日(日曜日)の時点で、約2,500店舗で広範囲に使えるのが魅力だが、JR東日本では使えない。ちなみに『PiTaPa倶楽部』というホームページがあるので、くわしく知りたい方は
http://www.pitapa.comへどうぞ。  

おそらく、2010年までには公共の交通機関でICカードが共通化されるだろうが、全国どこでも使えるようにして欲しい。ショッピングはもちろんのことだが、JR東日本・JR西日本は地域ではなく、全域にも広げて欲しい。そして、電子マネーのライバル、Edyと共通利用できるようにして欲しい。  

例えば、ローカル線はワンマンカーが当たり前のようになっているが、整理券発行機と運賃箱にICカード対応をプラスしてもいいだろう。運賃箱はチャージ機能もつけることができるはずだ。また、ICカードとは関係ないが、鉄道のワンマンカーで腹が立つのは釣り銭がなく、両替をしいられていることだ。いいかげんに改良してくれなければ困る。  

あと、ICカードはくりかえし使える利点はあるものの、磁気式とは違い、“デザインモノ”はほとんどなく、“単調”なのが難点である。せめて、ドコモの一部機種に存在する“着せ替えケータイ”みたいにシールでもいいから、つけはずしがカンタンにできるモノが欲しいところ。例えば、東京メトロ銀座駅などはお気に入りの写真やイラストをパスネットにしてくれるところがあり。将来は“あなただけのオリジナルPASMOやSuica”ができるだろう。  

ICカードは普及しているように思え、最近では銀行でも導入しているところがあり、将来は預金通帳がなくなるのかもしれない。また、ドコモは「iD」という携帯電話クレジットカードシステムが登場し、私は大いに期待している。  

なぜならば、おサイフケータイはいちいちコンビニのレジで入金してもらう、バカバカしさがあるからだ(モバイルSuicaを除く)。そんなんだったら、最初から買いものをしたほうがよっぽどいいからだが、今後はすべてのおサイフケータイをiD化し、利便性を高めて欲しいものである。但し、使い過ぎには注意したい。

★備考

①JR東海は2006年秋からICカード、TOICAの導入を発表。ちなみにTOICAは「TOkai Ic Card」の略だとか。

②その後、SuicaとEdyは将来、共通利用できるよう、準備を進めている。

③今回の記事は2006年2月に執筆したものです。

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私も数多くの動画をアップロードしておりますが、一部はスプラシア移行後、公開不能になるものが発生する可能性がございますので、あらかじめ御了承ください。こちらもなにかしらの対策を考えたほうがよさそうなのかもしれません。

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新快特

最近は日本全国でICカードの普及が急速に進んでいますね。
現金のない世の中も、いつかは来るのでしょうかね。
by 新快特 (2009-04-26 16:43) 

岸田法眼

新快特クン、どうもありがとうございます。

近年はICカードとポイントカードが普及しておりますね。私は財布の現金よりも、Suicaの残高のほうが上回っていることがあります。

現金のない世の中はないでしょうね。日銀がつぶれちゃったら、日本では生活ができませんから。ただ、電子マネーがかなり普及すると、銀行強盗などが減るかもしれません。
by 岸田法眼 (2009-04-26 16:56) 

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