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修学旅行 [らりるレビュー]
「修学旅行はお泊まり保育だ!!」
高校2年の頃、私は修学旅行を批判した。
「その通り!!」
「そこまで言うか!!」
「あんた、いいこと言うねぇー」
と周囲の反響は大きかった。
ある日、東海道新幹線のホームでは、修学旅行の生徒であふれていた。
高校生らしき私服の修学旅行生がたらふく現れ、口ぶりからみて、名古屋か大阪の人だろう。
豪勢なことに大半が東京ディズニーランド20周年の大きな袋を持っていた。関東だとユニバーサル・スタジオ・ジャパンだろう。
私は冷房の効いた待合室で、涼んでいた時、教師を失望させる光景を目にした。
教師は生徒に指示を出し、新幹線のドアが開くまで、地ベタに坐らせた。なぜ、普通に待てないのだろうか? 若者のマナーの悪さが目立つ現代、教師がこれでは教育をする資格はない。私の頃はちゃんと立って、電車やバスを待っていたものだ。
次に制服の中学生を見かけた。こちらはちゃんと立って待っていたものの、車内では3人掛けを向かい合わせにしたり、リクライニングを深くしてくつろいだり、はしゃぐといった、子供っぽさありありの生徒や疲れて眠る生徒もいた。
若者のマナー低下は学校教育緩和(ゆとり教育)が拍車をかけているだろう。
今の時代、大人になりきれない子供が多いように思う。修学旅行と言いながら、東京ディズニーランドで遊んでいるようでは、修学旅行ではなく、もはや“仲良しクラブ”と言っても過言ではない。
ある現役教師に聞いた話だが、今の若者、1人だとまったく問題には感じないが、集団になると、目に余る行動が目立ち、学校教育にも問題は多少あるけど、基本的には、家庭のしつけ(それも幼少時期)が大きいのではないかとのこと。また、学校にはいろんな家庭事情をもった生徒がいて、性格も様々。落ち着きのない生徒の多い学校ならば、電車を待つのに立っていると、フラフラとどこかへ行く場合もあり、坐らせたほうがほかのお客さんの迷惑にならないこともあるそうだ。そして、中高生はいろいろあって当たり前。まだまだ成長途中なのだから、温かい目で見守って欲しいとのこと。
修学旅行は10代で2~3回行くけど、本当に必要なのだろうか? ただ遊ばせているだけに過ぎないのではないかと思う。私は3回行ったが、修学した記憶がない。
10代の頃、広島へ行った。初めて見る広島の街はもの珍しく、原爆記念公園に着いた時も“ここかぁー”という程度だった。
あれから十数年、再び足を踏み入れ、オープンしたばかりのハイテクを駆使した祈念館に入り、資料や映像を見た時の衝撃に胸が痛んだ。年齢によって、同じ場所でも感性が違うものだと痛感した。
広島は2005年3月まで、4回中3回、原爆記念公園に足を踏み入れ、平和への想いを新たにしている。
いつかは式典に立ち合いたいと思う。もちろん、長崎も。
★備考
①今回の記事は2005年3月に執筆したもので、一部、加筆・修正しております。
②2006年8月6日(日曜日)、広島の式典へ行きました。

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岸田法眼のウソつき4択 powerd by けんてーごっこ
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ある現役教師に聞いた話だが、今の若者、1人だとまったく問題には感じないが、集団になると、目に余る行動が目立ち、学校教育にも問題は多少あるけど、基本的には、家庭のしつけ(それも幼少時期)が大きいのではないかとのこと。また、学校にはいろんな家庭事情をもった生徒がいて、性格も様々。落ち着きのない生徒の多い学校ならば、電車を待つのに立っていると、フラフラとどこかへ行く場合もあり、坐らせたほうがほかのお客さんの迷惑にならないこともあるそうだ。そして、中高生はいろいろあって当たり前。まだまだ成長途中なのだから、温かい目で見守って欲しいとのこと。
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広島は2005年3月まで、4回中3回、原爆記念公園に足を踏み入れ、平和への想いを新たにしている。
いつかは式典に立ち合いたいと思う。もちろん、長崎も。
★備考
①今回の記事は2005年3月に執筆したもので、一部、加筆・修正しております。
②2006年8月6日(日曜日)、広島の式典へ行きました。

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TRAIN MODELING MANUAL Vol.4(ホビージャパンMOOK 293)
- 作者:
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2009/05/16
- メディア: 大型本
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岸田法眼のウソつき4択 powerd by けんてーごっこ
>私は3回行ったが、修学した記憶がない。
まさにその通りだと思います。ちゃんと「修学」して欲しいですよね。
by クモハ373-7、ヘッドマーク付 (2009-08-04 01:12)
クモハ373-7、ヘッドマーク付さん、どうもありがとうございます。
本文の無断引用は著作権に違反しますので、充分御注意ください。これはコメントも同様です。
by 岸田法眼 (2009-08-05 23:39)
まあ私も中高時分は長野県の志賀高原へスキーでした。夜の枕投げもなく(疲れていてそれどころじゃないのが実情です)、ある意味平和でした。
最近の修学旅行は”慰安旅行化”してきています。沖縄、札幌、そして韓国や中国と行き先は多岐にわたっています。私もこんな事書いているとトシなのでしょうね。
by UZ (2009-08-07 09:03)
UZさん、どうもありがとうございます。
私も修学旅行では、枕投げがなかったですね。ドラマだけの世界なのでしょうか? おっしゃるように、近年は海外といったヒコーキ移動が多くなりました。いったい、保護者にはいくら払わせるつもりなのでしょう?
学生の皆様には、“社会人になってからの旅行は有意義である”ことをオススメします。もちろん、大学生、専門学校生などは、「20歳過ぎてから」という条件で、旅行するのはかまいません。未成年のうちは保護者が責任をとらなければならないので、日帰りにとどめたほうが保護者も遠出は認めてくれるでしょう。
by 岸田法眼 (2009-08-07 23:41)