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大相撲2005 [らりるレビュー]

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「伝統」  

私が1番嫌いな言葉で、よく使われているのは大相撲だと思う。  

大相撲は日本の代表的な国技で、スポーツの歴史としても古いからだが、昔は上位陣(横綱と大関)の多くは北海道出身が多く、次いで青森県出身の力士が屋台骨を支えており、“北の力士は強い男が多い”という印象だった。また、ハワイ出身の高見山(現在の東関親方で、高見盛はその部屋に所属している)や小錦(引退後は佐ノ山親方となったが、その後、「KONISHIKI」というタレントに転身)が“刺客”のような役割を持っていた。 

ところが、近年は外国人力士の勢いが増し、モンゴル出身で“松坂世代”でもある第68代横綱朝青龍が角界を引っ張り、ブルガリア出身の琴欧州が大関に昇進するなど、「日本人力士の奮起を」と言う声が聞かれる。  

財団法人日本相撲協会は外国人力士を各部屋1人のみという、ヘンな規約がある(大島部屋や高砂部屋は規約制定以前に外国人力士は複数在籍しているので、問題ない)。おそらく、日本の国技を守ろうとする意識があるのではないかと思うが、一部の部屋では“日本人以外は入門させない”方針のため、誰かが引退しない限り、入門できないのが実情だ。  

外国人力士が飛躍する1つの理由として、日本は少子高齢化に悩まされているからであろう。有能な力士が発掘しにくくなり、外国人希望者を受け入れざるを得ないのかもしれない。 

これは大相撲に限らず、プロ野球の1軍の外国人枠(1軍は4人まで。ちなみに2軍は無制限)を拡大する可能性があるだろうし、オリンピックといった世界的な行事でも、日本がメダルを1つもGETできない大会があるかもしれない。  

さて、話を大相撲に戻すが、今までいくつかの国で公演をやっているというのに、“外国人は部屋に1人だけ”というのは勝手過ぎる。それだったら、どこかの親方が“外国人限定部屋”を設けたほうがよっぽどいい。複数の国から集まるのだから、おしゃべりは、すべて日本語になるはずだからだ。最初は通訳をつけなければならず、コミュニケーションに手間取るだろうが、気長に根気よくいかないと、部屋はなりたっていけない気がする。  

2003年初場所に第65代横綱2代目貴乃花が引退してから、人気は急降下し、2005年九州場所では、今まで見たことがないほど空席だらけの日が多く、親の代からの大相撲ファンである私はショックだった。  

2004年九州場所は地元、福岡県直方市出身の大関魁皇の綱取りで盛り上がり、それ以前だと第58代横綱千代の富士が無類の強さを発揮して、8年連続優勝(通算9回優勝)という、地方場所では絶対に破られない記録がある。  

それだけに2005年九州場所の空席が多い日々は信じられない光景だったのである。さいわい、終盤に盛り返したが、この調子だと、今後も観客動員数の減少が目に見えてくる。そのせいか、昔は“御法度”だった力士のCM出演がやたらと多く、人気回復の特効薬と言うより、財団法人日本相撲協会の財政がよくないことを露呈しているようなものである(CM収入の大半は財団法人日本相撲協会に渡ると言われているが……)  

財政の悪化は観客動員数の減少もあるが、準年寄制度(横綱以外の関取経験者は引退後、3年間は力士名で財団法人日本相撲協会に残れ、そのあいだに年寄名跡を取得しなくてはならない)を設けたため、給料を支払う人数が増えたこともあるのだろう。そのため、巡業の興行日数を削減して、カバーしている。  

今後、本場所の時間をずらし、平日に限り、結びの1番を20時45分頃にしたらどうだろう。いつまでも「伝統」という言葉に振り回されているようでは発展しないし、勤め人にとっては、『大相撲幕内の全取組』というダイジェスト番組よりも、リアルタイムで見たいのではないだろうか。  

次に入場料金をデパートの駐車場と同じように時間制、すなわち、番付制にしたらどうだろう。序の口から結びの1番まで、長時間もやるわけだから。それに見たい取組は幕内だけとは限らないはずで、幕下以下でも御当地力士や、ごひいき力士の声援ためだけに入るお客もいるだろう。  

番付制料金だと、当然ながら幕内が1番高くなるワケだが、序の口は100円、序二段は200円、三段目は300円、十両力士の土俵入りが行なわれるまでの幕下なら500円均一にして、どこでも坐れるようにしたらどうだろうか。それ以降は座席指定制にして、今まで通りの料金を適用すればいいと思う。  

1番疑問なのは横綱審議委員会の存在。大相撲ファンの著名人が集まって、あれこれ言いたい放題な印象を受ける。  

かつては平成6年(1994年)秋場所に優勝して、財団法人日本相撲協会が進めようとした2代目貴ノ花(次の九州場所から2代目「貴乃花」に改名)の横綱昇進に待ったをかけ、平成11年(1999年)秋場所で7勝8敗という、不名誉な皆勤負け越しをした第66代横綱3代目若乃花(引退後は藤島親方となったが、現在はスポーツキャスターに転身し、本名の花田勝として活躍)に休場勧告をするなど、土俵にあがったことがないくせに、重役みたいなことを言っている。  

横綱審議委員会は理想像ばかり言っており、朝青龍が横綱に昇進した当初は「品がない」といい、NHK大相撲解説者の北の富士勝昭が放送中に「いい青年」と擁護。その結果、北の富士の言い分通りだったが、今度は“左手の手刀”にイチャモンをつけた。  

朝青龍はサウスポーで、利き腕をムリヤリ矯正されると、自分の持っている力が発揮できない恐れがある。さいわい、当の本人にそんな影響はなかったからいいようなものの、人の特性と持ち味、右利きと左利きを尊重しないようでは横綱審議委員会はいらない。  

私が注目する力士は朝青龍と同じ、“松坂世代”の普天王で、御存知の方も多いと思うが、『現役力士「普天王」どすこい大相撲日記』というブログを持っており、たまにアクセスしている。  

場所中は自分の取組の感想(解説もしているのかな?)を書いており、2005年秋場所所初日に朝青龍を撃破して、金星をあげた時はコメントが殺到していた。ほかにいろんなことを書いているが、休場時などは代理人が記事を載せている。  

普天王は大相撲ファンの拡大に努めるためにブログを開設しており、みずから“ナマの情報”をお届けするのは大賛成だ。師匠の出羽海親方(元関脇鷲羽山)もかつて、日本テレビの『SPORTSうるぐす』で、競馬の予想をはずした海外出張中の作家、高橋源一郎に代わって、“ざんげ”をした経験もあり、ブログ活動を理解しているのだろう。「伝統」という言葉を打ち破って欲しいものである。  

最後にJR九州は魁皇本人と財団法人日本相撲協会の快諾を得て、特急〈かいおう〉という電車を運行している。地元の直方と博多を結んでいるが、“「永久に不滅」という名の一代年寄”であることを願っている。

★備考

①今回の記事は、2005年12月に執筆したものです。

②現役力士「普天王」どすこい大相撲日記は、
こちらへどうぞ

③琴欧州は、2006年大相撲九州場所の番付から、四股名を「琴欧洲」に改めました。

④魁皇関は2009年11月17日(火曜日)に、幕内通算800勝を達成しました。おめでとうございます。

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