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さすらいの諸国漫遊記51-前編- [汽車旅2003]

2003年12月19日(金曜日)の夜、新しいスニーカーをはいて、旅立った。  

翌日、目が覚めると、愛知県に入っていたが、なんと銀世界と化していた。雪の情報は聞いていたが、まさかこれほど積もっているとは想像もしていなかった。

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「『北の国から』みたいだ!!」  

と嘆く若者はいたが、雪の影響により、電車のダイヤが乱れ、スケジュールも狂ってしまった。だが、あわてるほどのことでもない。こういう時に備え、いくつかパターンを用意しているのだから。  予定より1時間以上も遅れて、四国入り。夏は四国を思いっきり縦断してきたが、今回は最初から小規模でいくと決めていた。  

まず、うどん屋に寄り、釜あげうどんで昼食。高松へ足を踏み入れたからには欠かせない。ちなみに市販のさぬきうどんと本場の違いは、メンが違う。市販は太いが、本場は細い。最近は“ぶっかけうどん”がハヤリのようだが、私はかけうどんか釜あげうどんにこだわりたい。  

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食後、私は玉藻公園に寄った。ここは高松城跡地で昭和29年(1954年)1月16日(土曜日)に高松市がゆずり受けたもので、昭和30年(1955年)5月5日(木曜日・子供の日)、玉藻公園として、一般市民に開放された。通常は有料だが、この日は無料だった。あっ、ラッキーラッキーラッキィー!!

高松城は天正18年(1590年)に完成し、228年にも渡り、松平家の居城として、讃岐のまつりごとを支えた。特に“日本3大水城”の1つとして、名高く、特にお堀は日本で唯一、海水が使われている。もちろん、瀬戸内海で、お堀の水位は潮の干潮によって変わるという。ちなみに昭和41年(1966年)8月15日(月曜日)、彦根城と姉妹城縁組をした。  

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お堀に瀬戸内海をどうやって持ち込むかはカンタン。そこへ直結する水門を作ればいいだけのこと。これを使って殿様はおしのびで町に出没したかどうかは定かではないが、私だったらやるかもしれない。  

天守閣跡地へ登ってみる。橋を渡る手前で中学生か高校生のアベックが談笑している。タダであることをいいことに談笑していて、うらやましく思う。  

階段の傾斜は思ったよりキツイように見えるが、足を踏みはずさなければ大丈夫。今だと「バリアフリー設備が整っていない」と指摘されそうだが、手すりは立派にある。  

天守閣跡から眺める景色は最高だ。奥に見える瀬戸内海は青ければ、青いほど心がいやされるような気分である。眺めているうちに瀬戸内海に近づきたくなった。

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いざ、桟橋に立ってみると潮風は冷たく、寒い。薄手のロングコートを着ているが、厚手にすればよかったかもしれない。  

個人的にロングコートで旅をするのは好きだ。自分で言うのもナンだが、絵になるからだ。サングラスがあればなおさらいいんだけど、めったに見られない景色はちゃんとした目で見たい。次に訪れる日は未定なのだから。  

余談だが、もし、雪が降っていなかったら、登山をするつもりでいた。来年以降の楽しみにとっておこう。  

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夜は元町に足を踏み入れた。これは毎年開催されている『神戸ルミナリエ』で、阪神大震災(正式には「兵庫県南部地震」という)で神戸を元気づけよう、力づけようと平成7年(1995年)に始めて以来、今回(2003年)で9回目になる。

「こんな遠くからケータイで撮影しても写りませんよ」  

あざやかな光に酔いしれる人が多い中、警備のガードマンは1人冷静だった。  

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来場者の募金が命綱の『神戸ルミナリエ』なので、私も協力。また、来年も行きたいなと思う。結婚相手といっしょに行くのが理想だが…  

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光の祭典にはスターバックスのコーヒーが似合いそうだが、露店の大半はたこ焼きやお好み焼きといった、“関西人の主食店舗”には驚いた。ミスマッチな気がするけど、おいしそうに食べていた。


★備考

①今回の記事は、2003年12月に執筆したものです。

岸田法眼のRailway Blog.「2003年の汽車旅9-前編-(221系新快速リターンズ2003Ⅱ)」



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