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2009年の汽車旅4-8 [汽車旅2009]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方は、下記のURLへクリックしてください。

・2009年の汽車旅4-1~5
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2010-02-09

・2009年の汽車旅4-6
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2010-02-10

・2009年の汽車旅4-7
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2010-02-11

◆ネーミングライツで再建  

DSC_0988(直方)a.JPG

直方2番のりばで、接続する813系の快速博多行きワンマン列車を見送ったあと、平成筑豊鉄道伊田線に乗り換えようとするが、少々手間取る。なぜか、跨線橋内にある逆方向の西口を下車しなければならず、左折して、まっすぐ進み、階段を下りる。乗換えが遠回りだが、JR九州の路線でない以上、やむを得ないのかもしれない。  

平成筑豊鉄道の窓口で、1日フリーきっぷ(大人1200円、子供600円)を購入。門司港レトロ観光線以外の路線で利用でき、1日乗り放題だ。今回は平成筑豊鉄道完全制覇を狙うので、1日フリーきっぷはうってつけ。普通乗車券利用だと、直方―田川後藤寺間は440円(子供220円)、田川後藤寺―行橋間は890円(子供450円)で、合計1330円(子供670円)になり、130円(子供70円)高くつく。片道なら、130円(子供70円)は“寄付”と解釈できるかもしれないが、往復だと、かなりの痛手になる。かつて、既設線転換の第3セクター鉄道では、黒字事業者の常連だったが、セメントの貨物輸送がなくなったことが響き、苦境に立たされている。その上、車両の取替えも重なったせいか、2009年4月1日(水曜日)に運賃値上げを実施している。  

DSC_0990a.JPG

ホームへ行くと、2番のりばに普通列車行橋行きワンマン運転(402:なのはな号)が発車を待っているが、平成筑豊鉄道の車両は世代交代が進み、400形が主力になっていた。JR九州から継承し、2009年10月1日(木曜日)で、20周年を迎えたというのに、車両の取替えが早いことに疑問を感じる人も多いだろう。

普通列車行橋行きワンマン運転編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
直方→金田なし402なのはな号

それは既設線転換の第3セクター鉄道車両は、気動車が主流で、現在も変わらないものの、多くは路線バスの車両を鉄道車両化したようなものを選択したところが多かったため、ボディーの傷みが15年前後で目立つようになってしまった。同じ鋼製車体でも、オーダーメイドの鉄道車両に比べると、“張り”に差が出ており、ド派手なことができない懐事情を物語っている。ちなみに昭和から平成にかけては、富士重工業のLE-Car、LE-DCが人気で、現在は新潟トランシス製を選ぶところが多い。これは富士重工業が鉄道車両の生産をやめたためである。  

DSC_0997(次はあがち)a.JPG

15時05分に発車。南直方御殿口を発車すると、伊田線は左、筑豊本線は右へ、それぞれ曲がり、分かれる。伊田線は非電化路線では珍しい複線で、増発は容易にできるし、行き違いのタイムロスもない。



まもなく中泉
まもなく大阪サン・ニュース中泉
足元にご注意ください
左側ドアきます  

藤棚を発車すると、「次は大阪サン・ニュース中泉」という放送に耳を疑う。運賃表は「中泉」しか表示していないからだ。なぜ、福岡県なのに、なぜ、「大阪サン・ニュース」がつくのだろうか? 

DSC_1001(中泉)a.JPG

疑問が解決されないまま、中泉に到着。駅名盤を見ると、上段から順に「なかいずみ」「NAKAIZUMI」「大阪サン・ニュース中泉」を表示。周囲は目につくものがなく、発車すると、次の市場まで、ほぼ直線。ただ漠然と進む。ローカル線で、こんなに長い直線は、今まで見たことがないのかもしれない。  

謎の駅名、「大阪サン・ニュース中泉」だが、車内で疑問が解決した。

それは2009年4月1日(水曜日)から、一部の駅で企業や団体名を入れるという、ネーミングライツを導入。これを追加することで、駅名盤や車内放送で紹介されるものである。プロ野球では一部の球団の本拠地で、ネーミングライツが導入されているが、鉄道では初めてなのかもしれない。ただし、正式な駅名変更ではないため、車両の方向LED(または方向幕)、乗車券、市販の時刻表には表示されない。ちなみに起点の直方もネーミングライツを採用しており、「藤本興業studiocanada直方」と案内されている。言い訳をするようだが、早くから気づいていれば、ネーミングライツ駅で本文を進めていただろう。ここではネーミングライツを省く。

平成筑豊鉄道ネーミングライツ駅名一覧表
正式駅名ネーミングライツ駅名契約会社名
直方藤本興業studiocanada直方藤本興業株式会社
中泉大阪サン・ニュース中泉株式会社大阪サン・ニュース
金田ふじ湯の里・日王の湯温泉金田方城振興開発株式会社
神田商店糒株式会社神田商店
田川伊田MrMax田川伊田株式会社MrMax
豊前大熊MrMax豊前大熊株式会社MrMax
大藪MrMax大藪株式会社MrMax
田川後藤寺MrMax田川後藤寺株式会社MrMax
上伊田神田商店上伊田株式会社神田商店
勾金田川高校前勾金福岡県立田川高等学校
崎山れいめい拳.com崎山企画・宣伝協同組合
新豊津エナジーソフト新豊津エナジーソフト株式会社
豊津サントミ豊津株式会社サントミ
今川河童保険ひろばゆめタウン行橋店今川河童国際貿易株式会社
美夜古泉岡野バルブ前美夜古泉岡野バルブ製造株式会社
行橋ゆめタウン行橋株式会社イズミ

◆気になる運賃表

「ドア閉まりまーす」  

運転士のキメゼリフで、人見を発車すると、みずから乗り換え案内放送をする。  

DSC_0991a.JPG

400形の車内はボックスシート&ロングシートのセミクロスシートだが、前者はわずか2つしか設置されていない。これはボックスシートを優先席にしているためで、基本的に健常者はロングシートに坐ってもらうよう、お願いしているようだ。ボックスシートのひじかけ、取っ手、シートカバーは、JR西日本223系1000番代以降にそっくりで、ドアチャイムは同社のキハ122系、キハ127系と同じ音である。また、全席、着席区分が明確なバケットタイプを採用しているが、ロングシートはわかりづらそう。そして、照明はワンマン運転時、降車用ドアは停車中のみ点灯。乗車用ドアは常時点灯している。また、ドア寄りにある照明は「白」の色合いが異なる。  

DSC_0994a.JPG

吊り手は円形だが、平成筑豊鉄道のキャラクター、ちくまる君が乗客にメッセージを送っている。特に「乗って残そう平成ちくほう鉄道!!」「平筑と走り続ける! 新潟トランシス」は、存続の危機に直面していることを物語っており、痛々しい。「乗って残そう」は、南海電気鉄道貴志川線の沿線住民による乗車運動のフレーズで、路線は存続し、和歌山電鐵にバトンタッチした“歴史”があるだけに、永遠に走り続けることを願ってやまない。ちなみに、この吊り手は、「ちくまるつり革オーナー」というもので、1年間、メッセージつき吊り手が400形に“展示”される。  

つり革オーナーは反響があり、山形鉄道が食いついて、2010年2月10日(水曜日)から募集を開始している。山形鉄道は先着225名様までが権利を得ることができ、基本料金は5000円、特注料金は6500円である。  

DSC_1011a.JPG

普通列車行橋行きワンマン運転は15時24分、金田1番のりばに到着。急いで地下通路を通り、隣の3番のりばへ。ここで糸田線の普通列車田川後藤寺行きワンマン運転(406:なのはな号)に乗り換える。

DSC_1012a.JPG

2・3番のりばの後方には車両基地があり、ボロボロになった創世紀の気動車が留置されている。平成筑豊鉄道ホームページによると、2007年から廃車が始まり、2010年2月12日(金曜日)の時点で、200形が消滅し、300形は2両しか残されておらず、100形は2009年度で姿を消す予定である。  

DSC_1014a.JPG

2番のりばに金田止まりとなるレトロ調の気動車、転換クロスシートを装備した500形『へいちく浪漫号』が到着。なぜか車両のほとんどは、ホームに止まっておらず、運転士はおかしな止め方をしているが、しばらくたつと、直方寄りから始発となる普通列車直方行きワンマン運転が入線した。同一ホームで乗り換えられる利点があり、なおかつ、糸田線利用客にとっては、乗り換えやすい。  

普通列車田川後藤寺行きワンマン運転編成表
普通列車金田行きワンマン運転編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
金田⇔田川後藤寺なし406なのはな号

さて、400形で気になる点を見つけた。  

DSC_1013a.JPG

それは「車内で整理券をおとり下さい」というステッカー。“普通、そうなんじゃないの?”と思いたくなるが、平成筑豊鉄道は長らく整理券発行器を駅に置いていた。しかし、老朽化や悪戯で故障が多発していることから、2009年4月1日(水曜日)以降、車内で整理券を取る方法に変更し、どんな乗車券でも取らなければならない。また、途中駅で乗り換える場合は、目的地までの運賃を前払いすることになっている。  

DSC_1017(次は豊前大熊)a.JPG

15時28分に発車し、伊田線は左、糸田線は右へ、それぞれ曲がり、分かれる。普通列車田川後藤寺行き(ワンマン運転)の利用客は10人もいないが、小学生はネーミングライツ駅名がお好きなようで、特に4駅につけられている「MrMax」がお気に召された御様子。平成筑豊鉄道にとってはありがたい存在だろう。

DSC_1018(豊前大熊)a.JPG

MrMaxは、福岡県福岡市に本部を置くディスカウントストアで、九州を中心に、関東地方や中国地方にも進出して、45店舗をかまえている。また、日本初のディスカウントストアで、アメリカの小売業を徹底的にリサーチしたという。ちなみに会社の創業は大正15年(1925年)10月で、当時は電気屋だった。ディスカウントストアの成功により、昭和55年(1980年)8月、平野電機株式会社は、「株式会社ミスターマックス」に商号変更。昭和59年(1984年)8月には、「株式会社MrMax」に商号変更され、現在に至っている。  

DSC_1022(次は田川後藤寺 終点)a.JPG

400形で気になるのは、運賃表に表示されている糸田線の駅名が、なぜかダブッいること。空欄があっても、問題がないように思えるが……  

DSC_1026a.JPG

※田川後藤寺で、顔を並べた後藤寺線と糸田線とのツーショット。

JR九州後藤寺線、日田彦山線に合流し、15時41分、終点田川後藤寺2番のりばに到着。まずは糸田線全線完乗を達成した。ちなみに糸田線は、行き違いができる駅が1つもない。

DSC_1024a.JPG

※田川後藤寺で、日田彦山線の普通列車小倉行きが15時44分の発車を待っていた。

田川後藤寺2番のりばは中央にあり、JR九州に割り込んでいるのか、はさまっているのかのようだ。糸田線はもともとJR九州の路線なので、こうなっているのは仕方ない。0・1番のりばは後藤寺線、3・4番のりばは日田彦山線のホームがあり、ジャンクション的な存在だが、人の数は少なかった。

◆枕木と列車番号  

折り返し、15時45分発の普通列車金田行きワンマン運転に乗り、15時58分、終点金田3番のりばに到着し、1番のりばへ。ほどなくして気動車が到着したものの、普通列車田川後藤寺行きワンマン運転である。これに乗ってしまえば、元に戻ってしまうところで、実際に乗って、運転士に確認をとる人がいた。直方―田川後藤寺間の普通列車は下り7本、上り5本あり、大半は直方―行橋間を運行する。  

DSC_1029a.JPG

16時01分に発車すると、ほどなくして、始発の伊田線普通列車行橋行きワンマン運転(407:なのはな号)が入線した。  

DSC_1035a.JPG

ふと、枕木に目を向けると、企業名や個人名のプレートが目につく。これはすべて、「まくらぎオーナー」によるものである。  

平成筑豊鉄道は約10萬本の枕木を敷設しており、約10年で更換するという。この更換費用の一部を巷の人々に負担していただくという、話題性と経営再建の2つを併せ持っている。

まくらぎオーナーになると、枕木にプレートが設置され、ボロボロになるまで有効。まくらぎプレートの応募用紙には、名前や記念になるものといった原稿を書く。ちなみに枕木は1本15000円程度で、まくらぎオーナーは5000円を払う。 平成筑豊鉄道は、門司港レトロ観光線以外、木製の枕木しか購入できないようで、コンクリート製の全面更換には“勇気”がいるようだ。  


普通列車行橋行きワンマン運転編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
金田→行橋なし407なのはな号

普通列車行橋行きワンマン運転は、16時06分に発車。糸田線と分かれ、引き続き、複線を走る。複線で1両というのは、さびしいというか、むなしい。車内は私を含め、たった6人しか乗っていないのだから。  

DSC_1039(田川伊田)a.JPG

小雨が降り、下伊田で7人乗車し、16時17分、田川伊田1番のりばに到着。向かいの2番のりばには普通列車直方行きワンマン運転が停車し、隣は日田彦山線3・4番のりばである。残念なことに、4番のりばに停車していた普通列車日田行きワンマン列車は、普通列車行橋行きワンマン運転の接続をとらずに発車してしまった。  

これで伊田線を全線完乗し、ここからは田川線へ。列車番号も5239Dから2440Dに変わる。伊田線は直方から田川伊田方面が下りなのに対し、田川線は田川伊田から行橋方面が上りなのだ。これは日田彦山線や日豊本線に関係しているものと思われるが、前者は田川伊田から夜明方面は下り、城野方面は上り。後者については後述することにしよう。

★備考

eyevio「2009年の汽車旅4」 



平成筑豊鉄道ホームページ 

MrMaxホームページ 

山形鉄道ホームページ 

⑤参考資料として、鉄道ジャーナル社刊行、『鉄道ジャーナル1999年8月号』を使用。

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コメント 4

yutakami

ご無沙汰しています。
ネーミングライツがここまで来ているとは、畏れ入りました。
かつて大阪ドームのネーミングライツが「京セラ」に買われた際に、じゃ東京ドームが「横浜ゴム」、横浜ドームが「東京ガス」、名古屋ドームが「神戸製鋼」みたいな混乱があったらどうするのか、ここがどこか、分からなくなったらどうするのか、などと思ったことがありましたが・・・何と言うか、事態はますます進んでいるのですね・・・背に腹は、ということでしょうか。
勉強になりました。
by yutakami (2010-02-13 16:15) 

岸田法眼

yutakamiさん、どうもありがとうございます。

私も鉄道事業にネーミングライツが導入されるとは、考えてもみませんでした。それだけ危機的な状況なのでしょう。これからは少子高齢化が待ち受けているだけに、今後もネーミングライツを導入する鉄道事業者が増加するものと思われます。
by 岸田法眼 (2010-02-13 18:36) 

umi37-

こんばんは
平成筑豊鉄道の整理券、最初は駅で取ると知らずに車両に乗り、降車時に乗務員に説明しておろしてもらいました。
昨年は逆に車内で整理券を取る事になり、駅のホームで整理券箱が無いと不思議に思っている人が沢山いました。
ネーミングライツも最初聞いたときはかなり違和感がありました。ミスターマックス田川後藤寺となっていますが、後藤寺のミスターマックスは閉店しているので、どこかに新店舗ができたのかな?と、考えました。
門司港レトロも、地元ではなく対岸の山口銀行がネーミングライツ権を取得しています。福岡ならふくぎんレトロライン…と考えたりしますが…
by umi37- (2010-02-13 22:52) 

岸田法眼

umi37-さん、こんばんは。どうもありがとうございます。

駅で整理券を取る方式は珍しいやり方で、ローカル線無人駅の一部では、「乗車照明書」というのがあり、車内で正規の乗車券を購入する、または整理券もいっしょに取って、下車駅で払うというやり方がございます。

ネーミングライツは賛否両論になるかもしれませんが、企業の宣伝にもなりますので、双方の商売が右肩上がりになる相乗効果があると思われます。また、「田川高校前勾金」は学校がネーミングライツを“獲得”しておりますが、実際に田川高校は勾金が最寄り駅です。公式な駅名改称をせずに「田川高校前」を使うことができたのですから、学校側も多くの中学生に受験してもらって、入ってほしいという願いがあると思います(正式な駅名改称ではないので、莫大な費用を投資せずに済むメリットがあると思います)。

門司港レトロ観光線の「やまぎんレトロライン」ですが、最初、「やまぎん」の意味がよくわからず、「山口銀行」と知ったときは、納得しました。
by 岸田法眼 (2010-02-14 01:48) 

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