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どうなる? 253系200番代 [Twitter]

2010年6月30日(水曜日)で、JR東日本253系は特急〈成田エクスプレス〉の運用から退いた。このうち、6両は長野電鉄に移籍し、2011年春に再デビューをすることが決まっているが、大半は廃車されてしまった模様。大ベテランで、「老朽化」と言われてもおかしくない183系1000番代や189系は、廃車を免れ、波動用を中心に活躍が続く。以前にも述べたと思うが、253系の“特殊な構造”が災いになってしまったのだろうか? もったいないが、253系を波動用にするには、大掛かりな改造をしなければならないのだろう。  

しかし、253系はJR東日本から姿を消したわけではない。  

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場所は大宮の留置線。ここは大宮総合車両センターにつながっているが、253系200番代が留置されている。253系200番代は、2002年にFIFAワールドカップ日韓共催による輸送力増強のために新製されたため、車齢の若さ、ハットラックをやめて、普通車をオールリクライニングにしたことが要因なのか命拾いをしている。  

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通路下に留置されている253系200番代トップナンバー車は、5両が特急〈成田エクスプレス〉と変わらぬ姿で“保管”されているが、1両は大宮総合車両センターの敷地内で、“屋外展示”されている。どうやら、グリーン車を改造する可能性があると見ていいだろう。  

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特急〈成田エクスプレス〉のロゴマークが消されるのは確実で、塗装も変わる可能性がある。また、253系200番代の界磁添加励磁制御は、205系の“おさがり”のため、VVVFインバータ制御にチェンジすることも考えられるだろう。  

2011年春、253系200番代は波動用か、特急〈日光〉〈きぬがわ〉として、再出発すると思われるが、前者の場合、臨時快速〈ムーンライト信州〉〈ムーンライトえちご〉に起用される可能性もあるだろう。臨時快速〈ムーンライトながら〉で使うとなると、6両編成では輸送力が足りず、もう1本の253系200番代をつなげて、12両編成にしなければならない。しかし、JR東海エリアは事前に試運転をしなければならないことや、ホームの長さが12両分もない駅があること、先頭車の自動幌は、乗務員以外の通り抜けができないことなど、運用実現が難しいと思われる。


★備考

①岸田法眼のRailway Blog.「N'EX SPECIAL 2010-前編-(特急〈成田エクスプレス〉初代車両、253系フォーエヴァー)」 

②岸田法眼のRailway Blog.「近未来予測車両-JR東日本253系-」 

③岸田法眼のRailway Blog.「JR東日本E259系開幕戦」 
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車掌3

おはようございます。
JR253系は、長野電鉄へ譲渡される以外の編成及び車両は廃車解体されると思っていましたが、車齢の若い編成及び車両は改造されて継続して使用される可能性もあるんですね。
by 車掌3 (2010-09-06 10:32) 

岸田法眼

車掌3さん、こんばんは。どうもありがとうございます。

253系は、まだ20年しか経過していないのですが、最若手の200番代以外は、ほとんど廃車されてしまったようです。もったいないですが、幸運にも残った勇姿たちにエールを送り、温かく見守りたいものです。
by 岸田法眼 (2010-09-06 23:56) 

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