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プロ野球2006 [らりるレビュー]

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「芝」  

今、私と知人のあいだで意見が分かれている。私は人工芝派なのに対し、彼は天然芝派だからである。  人工芝は手入れが容易で、なおかつ、“プロ野球の舞台(というか、巨人の舞台)”ということで、1軍を目指す2軍の選手にとっては“あこがれの聖地”というような印象がある。土のグラウンド、すなわち天然芝は失礼ながら、地方のビンボーチームか2軍がやるような印象があった(子供の頃はそう思っていた)。

人工芝は1960年代後半にアメリカが開発したもので、1965年に世界初の屋根つき球場、アストロドームが誕生。きっかけは高温多湿や夏になると、蚊が大量発生するための対策だった。

屋根は太陽光を取り入れたもので、天然芝を敷いていた。しかし、屋根の反射がプレーに支障をきたす問題が発生し、シートをかぶせたが、天然芝が枯れてしまい、人工芝を開発したという。

日本では昭和51年(1976年)に後楽園球場で初採用。30年たった2006年の時点、人工芝を本拠地とする球団はセリーグ4つ、パリーグはオリックスバファローズのもう1つの本拠地、グリーンスタジアム神戸(ほっともっとフィールド神戸)を除き、すべて採用されている。2002年からは20世紀中にアメリカが開発した「フィールドターフ」という、“天然芝に近い人工芝”が東京ドームに導入され、その後、県営宮城球場(日本製紙クリネックススタジアム宮城)、千葉マリンスタジアム(QVCマリン)、横浜スタジアム、ナゴヤドーム、大阪ドーム(京セラドーム大阪)もそれに張り替えている。

人工芝はコンクリートに貼りつけているだけが多く、選手の足腰に負担がかかるという。「フィールドターフ」はそれを解消したもので、ゴムチップなど、多層構造で負担をなくすことに努めているというが、メジャーリーグは30球団中、人工芝の本拠地はわずか3球団しかない。これは人工芝から天然芝に戻す球団が多く発生したからだという。

天然芝といえば、日本のプロサッカー、Jリーグは人工芝で試合をすることは認められていないが、練習場は可能だとか。ちなみにフィールドターフを最初に採用したのはJリーグの川崎フロンターレ麻生グラウンドなのは意外である(2000年6月に導入)。

天然芝は公園でよく見かけるが、世界中の野球場は人工芝よりも多いだろう。しかし、天然芝は天候に左右されやすく、常に鮮度を保たなければならないという難点があり、手入れに手間がかかる。公園の多くは立ち入り禁止が多いこともそのためであろう。

日本のプロ野球は人工芝全盛の時代だが、フィールドターフを採用していない本拠地もあり、今後は規格の統一が望まれる。これは選手の負担をより軽減する意味もある。そして、天然芝の本拠地、甲子園球場と広島市民球場(当時、原爆ドーム付近に所在していたが、現在は広島駅の近くに移転。ネーミングライツにより、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム」の名称で親しまれている)は現状のままでいいと思うが、広島市民が熱望している広島ドーム(当方がつけた仮称)が実現すれば、絶対に人工芝になるだろう。そして、甲子園球場も人工芝化の決断が迫られると思う。

日本の球場で改善して欲しいのは外野のフェンスで、アメリカみたいにクッションをつけて、選手が激突した時に負担を軽減したほうがいいのではないか。それとプロ野球のワールドカップ、WBC(「World Baseball Classic」の略称)が始まったので、ルールを含めて、世界規格に統一して欲しいものである。

さて、2006年のプロ野球は審判の判定に問題が多々発生している。 こういうのは毎年あるように思うが、高校野球の甲子園大会を見ていると、審判の判定に抗議をした監督や選手を今まで見たことがない。また、退場を宣告したシーンも見たことがない。どうして、こんなに違うのかが不思議な気がする。

高校野球は基本的に審判4人制だが、照明が点灯した時に限り、外野(レフトとライト)に2人追加することになっている。

一方、プロ野球は平成元年(1989年)まで審判6人制だったが、労働の見直しなのか、現在は4人制になっている。だが、現行の4人制では限界があるように思う。

その大きな理由は近年、「東京ドームはせまい」と言われるほど、本拠地球場が広くなったということである。いくら、プロ野球の審判でも打球を追うのに限界があるのではないか。ミスジャッジを防ぐためにも審判を外野に3人配置した7人制にしたほうがいいだろう。

あと、VTR判定の導入だが、千葉ロッテ-巨人の交流戦で、李承燁選手が本塁打を放ったものの、走者が3塁ベースを踏み忘れ、得点が認められなかった出来事があったように、至るところにカメラを設置しなければならず、テレビ局との“連係プレー”が必要になるだろう。また、フジテレビは一時期、ベースにカメラをしのばせていたが、広島東洋カープのマーティ・ブラウン監督みたいに怒ると引っこ抜いて、投げちゃうことがありえるので、厳重な耐久性も必要になる。

2006年のプロ野球は、WBCの世界一で活気づくかと思ったが、人気はさらに落ちているような感じを受ける。巨人戦の月間視聴率は過去最低記録を更新したからそう言うのかもしれないが、8月以降になると放送されない日のほうが多くなっている。2007年以降は中継しない試合が増え、テレビ局も放送時間の延長を行なわないだろう。

御存知のように2007年からはセリーグでもプレーオフが導入される。 個人的には従来のマジック方式にこだわって欲しかったが、プロ野球人気復権の切札となるのかどうかが注目される。個人的には大相撲の優勝決定戦みたいに“1発勝負”のほうがより盛り上がるのではないかと思う。日本シリーズが終わったら、韓国、台湾、中国のチャンピョンチームが集結して、アジアシリーズを行なうそうだが、いつかはすべての国のプロリーグのチャンピョンチームが集結して、“地球一シリーズ”が開催されることを願っている。

★備考

①今回の記事は、2006年9月に執筆しました。Railway Blogの掲載にあたり、一部修正している箇所があります。

②現在、プロ野球のビデオ判定は、“きわどいホームラン性の打球”のみ取り扱っています。

③広島市のドーム球場建設計画ですが、諸般の事情により、屋外に落ち着き、2代目広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム)として、多くの人々に親しまれています。

④マーティ・ブラウン監督は、2009年まで広島東洋カープ、2010年は東北楽天ゴールデンイーグルスで采配をふるっていました。

⑤2007年からセリーグ、パリーグともに日本シリーズ出場権をかけたクライマックスシリーズを開催しています。

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