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自殺は訃報にあらず、お悔やみにあらず、冥福にあらず、追悼にあらず [波瀾万丈伝]
2011年5月12日(木曜日)、鹿児島県種子島出身のタレント、上原美優がこの世を去った。24歳という若さだが、自殺の可能性が高いという。気になるのは、午前2時頃という、「常識的」とはいえない時間帯に男性が上原の自宅を訪れたことだが、ここでは触れない。
このタレントさんは、10人兄弟の末っ子という大家族で、それをウリにしていた。バラエティー番組などで活躍し、最近もテレビ番組の収録に参加していたという。
首つり自殺が濃厚といえるが、気になるのは「御冥福をお祈りします」や「天国に行きました」という言葉を綴っている人が多いことだ。ショックを受けるのはわかるけど、「死」という言葉の捕らえ方を間違っているように思えてならない。
自殺というのは、多くの人々を裏切る行為だ。家族、友人、ファン、マンションの管理人や不動産会社、所属事務所など、いえばキリがない。特に所属事務所の場合、企業イメージにかかわり、信用を落としかねない。すべての事務所にとって、「芸能人」というのは商品である。
病死や事故死、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で亡くなられた人は「不慮の死」である。この震災は津波に飲まれて命を絶たれてしまった人が多く、彼女はそれを知っているわけでしょ。そういうつらい報道を見てきたわけでしょ。なぜ、俳優の田中実もそうだけど、みずから誤った道を選択しなければならないの?
人の死の多くは、志半ばであの世に行かなければならないことが多いのだ。「人の死」というのは、一番納得いかない現実、理解できない現実である。また、「天国」というのは、自殺以外で亡くなられた方への言葉である。自殺というのは死んだ側、遺族等の側も「地獄」なのだ。
芸能人の死というのは、病死などで人生を全うした方には追悼番組が放送され、葬儀も密葬以外は大きな葬儀場などで行なわれることが多い。しかし、自殺というのはニュースで放送されるのみ。一般紙も大きく取り上げることはない(大きく取り上げるのは、週刊誌ぐらいだろうか)。つまり、自殺というのは、これまで積み重ねてきたものが一気に崩れ去ってしまうのだ。自殺をすると、信用がないも同然なのだ。死んでも輝かないんだよ。
以前にも述べたが、「自殺は犯罪」というふうにしないと、これからも「年間3万人台」ペースになるだろう。自殺は減らすのではなく、撲滅させなければならない。また、自殺はモノを粗末にするも同然の行為なのだから、「訃報」、「喪」、「冥福」、「追悼」にあたらない。自殺で死んだことに納得や同情をしてはいけない。自殺した人には「バカヤロー」って怒鳴れよ。それが自殺した人間にかける、はなむけの言葉であり、友情や愛情の正しい表現ではないだろうか。
★備考
①岸田法眼のRailway Blog.「12月25日」
②岸田法眼のRailway Blog.「自殺」
③岸田法眼のRailway Blog.「死」
このタレントさんは、10人兄弟の末っ子という大家族で、それをウリにしていた。バラエティー番組などで活躍し、最近もテレビ番組の収録に参加していたという。
首つり自殺が濃厚といえるが、気になるのは「御冥福をお祈りします」や「天国に行きました」という言葉を綴っている人が多いことだ。ショックを受けるのはわかるけど、「死」という言葉の捕らえ方を間違っているように思えてならない。
自殺というのは、多くの人々を裏切る行為だ。家族、友人、ファン、マンションの管理人や不動産会社、所属事務所など、いえばキリがない。特に所属事務所の場合、企業イメージにかかわり、信用を落としかねない。すべての事務所にとって、「芸能人」というのは商品である。
病死や事故死、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で亡くなられた人は「不慮の死」である。この震災は津波に飲まれて命を絶たれてしまった人が多く、彼女はそれを知っているわけでしょ。そういうつらい報道を見てきたわけでしょ。なぜ、俳優の田中実もそうだけど、みずから誤った道を選択しなければならないの?
人の死の多くは、志半ばであの世に行かなければならないことが多いのだ。「人の死」というのは、一番納得いかない現実、理解できない現実である。また、「天国」というのは、自殺以外で亡くなられた方への言葉である。自殺というのは死んだ側、遺族等の側も「地獄」なのだ。
芸能人の死というのは、病死などで人生を全うした方には追悼番組が放送され、葬儀も密葬以外は大きな葬儀場などで行なわれることが多い。しかし、自殺というのはニュースで放送されるのみ。一般紙も大きく取り上げることはない(大きく取り上げるのは、週刊誌ぐらいだろうか)。つまり、自殺というのは、これまで積み重ねてきたものが一気に崩れ去ってしまうのだ。自殺をすると、信用がないも同然なのだ。死んでも輝かないんだよ。
以前にも述べたが、「自殺は犯罪」というふうにしないと、これからも「年間3万人台」ペースになるだろう。自殺は減らすのではなく、撲滅させなければならない。また、自殺はモノを粗末にするも同然の行為なのだから、「訃報」、「喪」、「冥福」、「追悼」にあたらない。自殺で死んだことに納得や同情をしてはいけない。自殺した人には「バカヤロー」って怒鳴れよ。それが自殺した人間にかける、はなむけの言葉であり、友情や愛情の正しい表現ではないだろうか。
★備考
①岸田法眼のRailway Blog.「12月25日」
②岸田法眼のRailway Blog.「自殺」
③岸田法眼のRailway Blog.「死」
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