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同学年の死 [波瀾万丈伝]





2011年8月4日(木曜日)13時過ぎ、日本フットボールリーグの松本山雅FCに所属する、松田直樹選手が黄泉の国へ旅立ってしまった。私と同じ34歳で“あの世”という次のステージへ行くことになるとは悲しい。  

同年8月3日(水曜日)、松田選手のプロフィールを拝見したら、私と同学年だった。私は今月で誕生日を迎えるが、彼は早生まれ。話はそれるが、個人的に早生まれは“トシをとるのが遅いから若い”という、勝手なイメージを持っており、うらやましく思っている。  

松田選手は高校卒業後、Jリーグの横浜マリノス(現在の「横浜F・マリノス」)に入り、昨年までプレーした。FIFAワールドカップでも活躍し、2002年6月に行なわれた日韓共催大会ではベスト16への原動力となった。  

今季はJ2より格下となる松本山雅FCに移籍したが、2011年8月2日(火曜日)10時頃、練習中に突然倒れ、長野県松本市内の病院へ搬送された。しかし、そのときは心肺停止状態となっており、急性心筋梗塞と診断。翌日には緊急手術を行ない、一命をとりとめようとしたが、叶わなかった。  

34歳は「ベテラン」と呼ばれる年齢だ。人にもよるが、体力の衰えを感じても不思議ではない。でも、身体は動くから“まだまだ若い、負けてたまるか!!”という意識が働く。会社員だと部下を持つ年齢となり、管理職を務めている方が多いだろう。  

松田選手の訃報を聞き、私は27年前の秋にクラスの同級生を病気で亡くした記憶が蘇った。彼はわずか8歳でこの世を去り、数日後、人生で初めて葬式に行った(当日、ほかのクラスは午前で授業を切り上げ、下校させた)。彼が亡くなる1か月前だっただろうか、担任の先生が下巻の教科書を手渡すと大いに喜び、必ず退院して復帰する前向きな意欲をもっていたという。当時、私は手術の可能性があることを示唆された病気を抱えており、その病院に通院していたが、彼と会うことはなかった。その後、私の身体は快復及び向上し、手術は回避された。  

昨年は巨人の木村拓也コーチ(37歳)がクモ膜下出血、18年前には元広島東洋カープ投手の津田恒美さん(32歳)が脳腫瘍で、それぞれ夭折した。働き盛りの年齢の人々が、人生を全うする前にあの世へ行ってしまうのは、世の中不公平だよ。ひどいよ。

私は18年前のあの日以降、“生きる”ことにおびえるようになった。それは私の人生観が崩壊し、長生きできる保証はどこにもないという現実を知ってしまったからだ。以来、人生が楽しめず、なにかで気を紛らわす日々が続いている。

謹んで、松田選手の御冥福をお祈りいたします。  

※今回は「nice!」の設定を取りやめさせていただきます。

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