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寝台特急〈北斗星〉フォーエヴァー総集編 [INFORMATION]

■2002年12月29日(土曜日)

9時13分、9番線に寝台特急〈北斗星2号〉上野行きが到着した。

「ギョーザ、ギョーザ、ギョーザァー」  


と駅弁売りのオジサンが声を上げて、売り込みに精を出すが、その声は利用客に届かない。ちなみに食堂車のグランシャリオは5人利用していた。  

宇都宮はギョーザで有名だが、日本初の駅弁でも知られている。当時、日本初の駅弁はおにぎり2個とたくわんだった。

■2005年8月15日(月曜日)

急行〈はまなす〉札幌行きは青函トンネルを抜け、北海道の大地へ。

木古内で寝台特急〈北斗星4号〉上野行きと行き違い、苫小牧付近までぐっすり。

■2007年11月10日(土曜日)



『華』の隣りでは寝台特急〈北斗星〉を展示。フル編成ではないが、電源車が上野方にある。

1988年3月13日(日曜日)に誕生した時は国鉄の基準により、九州方面のブルートレインに合わせ、上野方に連結されていたが、地平ホームだとレールが途切れるところに止まるため、電源車の音がうるさく、環境改善のため、青森方に方向転換している。さいわい、方向転換ができる“トリックルート”があったため、大がかりな回送を実施した。



寝台特急〈北斗星〉運行当初は、ジョイフルトレイン『スーパーエクスプレスレインボー』の専用機を牽引したこともあり、旅立ちを盛り上げていたが、現在は電気機関車の側面に流れ星を入れた“赤星”になっている。できればJR北海道のDD51と同じ青に塗り替えて欲しいなと思う。

いよいよ、終了時刻の15時がせまってきた。休憩車両はクライマックスを迎え、ヘッドマークを次々と変えてゆく。アンコールやリクエストが多く、ひとコマごとに止めて、なつかしのヘッドマークが出ると、歓声があがる。試運転でオシマイにするところを係員の温情で、最後は寝台特急〈北斗星〉が出たら終了ということになった。もともと、寝台特急〈北斗星〉仕様なのだから、エンディングにふさわしい。



臨時寝台特急〈北斗星トマムスキー〉のあと、ついに寝台特急〈北斗星〉が登場。撮ったら、すみやかに出口へ向かい、『第7回みんな集まれ! ふれあい鉄道フェスティバル』は幕を閉じた。

■2008年11月22日(土曜日)

小屋の中では寝台特急〈北斗星〉のヘッドマークを掲げた金帯の24系をモデルに車体ジャッキアップ実演を行なわれる。時刻は実演開始時刻の11時が近づこうとしているので急ごう。


すでにギャラリーの列ができており、後方からでしか見られない。ジャッキアップは意外と静かな音で、気がついたら上がっていた。“世紀の瞬間”を撮ろうとデジカメを天高く上げて、適当にシャッターを切る。中には幼い我が子を肩車させて、撮影を任せるお父さんがいた。そのほうがより高い位置で撮影できるわけだから。

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そんなに高く上がるわけではないが、そのあと、退散するギャラリーがいて、前へ進むことができた。すると、車両の手前には台車が1台ポツンと展示。触れることも可能で、ギャラリーは興味津々。普段、台車と車体は一心同体の姿しか見ない人が多いわけだから。

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ヘッドマークは一旦、寝台特急〈北斗星〉に戻ったあと、臨時寝台特急〈北斗星トマムスキー〉へ。横浜―トマム間で運行されたスキー客向けの列車だった。“〈北斗星〉派生シリーズ”はこのほか、寝台特急〈北斗星1号〉札幌行きを小樽へ延長運転した臨時寝台特急〈北斗星小樽号〉、ニセコ経由で上野―札幌間で運行された臨時寝台特急〈北斗星ニセコスキー〉、上野―新得間の臨時寝台特急〈北斗星トマムサホロ〉もあるが、〈北斗星宇宙号〉はなんだろう?(いくら調べても、その列車名で運転された実績がないのだ)

余談だが、JR北海道管内だと、臨時寝台特急〈北斗星まりも〉〈北斗星利尻〉がある。

■2009年5月23日(土曜日)

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公開エリアではカニ24形500番代が展示。右側の窓が抜かれているのは面白いが、ガラスを交換するのだろう。ヘッドマークは寝台特急〈北斗星〉となっているが、その後、レールファンが集結して、寝台特急〈はくつる〉〈あけぼの〉〈出羽〉〈鳥海〉〈あさかぜ〉〈さくら〉〈はやぶさ〉〈富士〉〈北陸〉〈出雲〉〈瀬戸〉などを表示。レールファンを楽しませる。

■2010年5月22日(土曜日)

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前方は左からJR貨物EF510形1号機、右はJR東日本EF510形501号機がそろい踏み。EF510形500番代は、ついにヘッドマークが取りつけられ、宇都宮寄りは寝台特急〈カシオペア〉、上野寄りは寝台特急〈北斗星〉を掲出。EF510形501号機がE26系と共演するのは、よほどのことがない限りないので、貴重なショットになりそうだ(EF510形500番代は15両中、2両はカシオペアカラーになる予定)。

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13時50分に試乗会の最終電車が発車。ミュージックホーンを奏で、作業員が乗務員室の窓から身を乗り出してはいないが、手を振ってファンサービス。試乗会に使われたE259系は第20編成で、増備完了まであともう少し。そのあとは、E233系2000・5000番代が急速に増えてゆくのだろう。  

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どこまで進んだのかは不明だが、14時06分、E259系が戻ってきた。撮影するレールファンにとっては、特急料金なしで乗れるのはうらやましいだろう。その上、黒革のグリーン車に坐れたのだから、余計にうらやましく思える。九州にお住まいの方は「普通車でも革だぜ」と言いたいのだろうが。


■2010年11月20日(土曜日)



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EF65形1000番代“スーパーエクスプレスレインボカラー”は、寝台特急〈北斗星〉を掲出。原色機では臨時寝台特急〈北斗星トマムスキー〉で牽引されたことがある。色が異なっても、ブルートレイン牽引機にふさわしい風格を持っている。

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EF81形も寝台特急〈北斗星〉を掲出。現在はEF510形500番代にバトンタッチされたため、よほどのことがない限り、この姿を見ることはできない。個人的には、“スーパーエクスプレスレインボカラー”のほうがよく似合っていた。

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EF510形500番代ブルートレインカラーは、寝台特急〈北斗星〉で、新旧機関車によるそろい踏みが実現した。

■2011年10月15日(土曜日)

EF510形500番代は、2両展示しており、“ブルートレインカラー”の501号機の北寄りは臨時寝台特急〈エルム〉、南寄りは寝台特急〈北斗星〉をそれぞれ掲出。前者は運行を再開する可能性が「ない」と言ってもよさそうだ。後者は“現職”のヘッドマークを掲出しているが、北海道新幹線開業後も引き続き運行するかどうかが気になる。

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510号機の北寄りは『夢空間』を掲出。今や“なつかしの列車”に変わっているが、「EF510形牽引の『夢空間』を見たかった」と思うレールファンも多いのではないだろうか。南寄りは“現職”の寝台特急〈カシオペア〉のヘッドマークを掲出していた。

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そのあと、隣の東北本線に185系200番代の回送が通過し、7~14号車が湘南色というサプライズがあった。

■2011年11月19日(土曜日)

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Cゾーンへ移動すると、なんとEF81形3重連を展示!! 上野寄りからEF81 82北斗星仕様、EF81 85標準色、EF81 92カシオペアカラーの順で、JR東日本所属のEF81形は廃車が思ったより進んでいないようだ。

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そのウラを見ると、EF65形1000番代は臨時寝台特急〈北斗星トマムスキー〉を掲出。かつて横浜―新得間、『夢空間』を連結して運行した夜行列車として話題となった。EF81形北斗星仕様は寝台特急〈はくつる〉で、寝台特急〈ゆうづる〉とともに、上野―青森間の夜を支えた。両者とも、すでに列車の運行を終えているが、魂と歴史はいつまでも心の片隅に残ることだろう。

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EF510形500番代ブラザーズは、普段の姿で通した。その姿はもちろんいいのだが、趣味的な視点ならば、現在は新幹線で活躍する〈さくら〉〈はやぶさ〉の寝台特急時代のヘッドマークを掲出したほうが面白かったと思う(〈みずほ〉も望むレールファンもいると思う)。


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