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問題がある讀賣新聞報道 [鉄道評論]

関東地方だけかもしれないが、2010年3月8日(月曜日)の讀賣新聞夕刊15面で、レールファンを侮辱する記事を見つけた。  

それは、「上野発『撮り鉄』警報」というもので、2月21日(日曜日)に発生したJR西日本関西本線の一件以来、鉄道趣味を問題視する記事が多くなっている。特に讀賣新聞は平成11年(1999年)に「鉄道マニア」を頻繁に使い、私は本社に苦情の電話を入れたが、ズボラな応対に憤慨した。新聞記者というのは、先入観でしか記事がかけないのだろうか? 「ファン」という言葉を使わないのだから、レールファンを問題児と扱っており、明らかに差別する口調だった。  

あれから11年の月日が流れたが、取材姿勢は変わらないようだ。近年の鉄道ブームでさえも、「ファン」という言葉を主語に使わず、「撮り鉄」「乗り鉄」といった差別用語を使っている。もっとも、レールファンが自虐的な言葉を使っていることに問題があり、「ファン」という言葉を使わない姿勢に失望しているし、“鉄道趣味が再び「悪趣味」と捉えられても不思議ではない”と確信していた。今、そういう状況にある。  

記事を見ると、寝台特急〈さくら〉〈あさかぜ〉最後の日の東京駅は「1000人程度」と書いてある。「程度」というのはどういう意味? これは記事を書いた新聞記者はレールファンどころか、鉄道事業者や鉄道誌を発売する出版社、「鉄道」をテーマとするカメラマンやライターに対して失礼だ。失言かつ暴言だね。タレントのファンが全国から大集結しても、普通は「程度」という言葉を使うことはないのだから。

もう1つ、記事で疑問なのは男子高校生にインタビューをしていることだ。その男子高校生は上野から1時間以上かかるところに住んでおり、記事では「6日夜、上野駅に来ていた」と書いてある。夜の何時にインタビューをしたのだろうか? 相手は保護者を必要とする未成年者である。

3月6日は土曜日で、この日は〈ホームライナー鴻巣〉や〈ホームライナー古河〉は運行されていない。もし、男子高校生が保護者の付き添いもなく、22時以降にインタビューをしていたら、大問題である。警察官に声をかけられてしまえば、保護されて親御さんを呼ばなければならないのだから。 取材した新聞記者は、“仕事をする”ことしか考えていなかったのだろうか。取材姿勢に疑問を持つ。また、今回の報道によって、“当日、見てやろうじゃないか”というヤジウマが多数押し寄せることも予想される。

2010年、鉄道趣味は正念場を迎えることだろう。鉄道が心底好きなのであれば、「ファン」という言葉の重要性をよく考えてほしい。いつまでも「ファン」と主張せず、「撮り鉄」「乗り鉄」などといった「x鉄」という言葉を使うようでは、今すぐ鉄道趣味をやめていただきたい。

★備考  

讀賣新聞の問題記事(日数がたつと、アクセスできなくなりますので、あらかじめ御了承ください)

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