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横綱審議委員会稽古総見 in 両国国技館2010 [汽車旅2010番外編]

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2010年4月29日(木曜日・昭和の日)9時30分頃、JR東日本総武本線両国へ。錦糸町―両国間は東京スカイツリーが見えるようになり、工事は順調に進んでいるようだ。  

「意外」といっては失礼だが、両国で下車する人の多くは、江戸東京博物館へ足を向けている。この日は龍馬伝(特別展)を開催しており、相当な人気で2時間待ちだという(その後、3時間待ちに拡大)。

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両国国技館にはノボリが立っており、東国原英夫宮崎県知事も協力。さすがは“宮崎のセールスマン”だ。  

両国国技館は、昭和60年(1985年)初場所にデビューして、25年を迎えるが、トイレ内の洗面台は水、石鹸、温風が自動で出てくるものになっている。洋式トイレもウォシュレットだが、当初からそうなっているのかどうかはわからないものの、現代の生活様式に合わせており、使いやすい。

 

マス席がほぼ満席で、やむなく2階席へ。ちょうど十両力士の稽古が行なわれており、低迷を続けている上下左右どこから読んでも山本山が土俵にあがると、館内は盛り上がるものの、完敗。夏場所の成績によっては、幕下陥落の危機にあるので、気がかりだ。

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9時40分を過ぎると、大関日馬富士、大関魁皇、第69代横綱白鵬が相次いで登場し、観客は拍手を贈る。特に魁皇は、抜群の人気と内閣総理大臣顕彰を受けたばかりとあって、一段と大きい拍手で栄誉をたたえた。魁皇は親方衆、横綱審議委員やほかの力士に一礼をして、大関琴光喜と談笑。琴光喜の左ひじをさわり、状態を気にかけているようだ。  

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西方の天井付近には、2004年秋場所に優勝した魁皇の優勝色彩写真額が掲げられているが、夏場所初日を迎える5月9日(日曜日)には外されており、さびしくなる。





把瑠都と山本山のぶつかり稽古  

幕内力士が全員集合し、十両力士との連合ぶつかり稽古。徐々に十両力士が支度部屋に引き上げ、10時になると幕内力士のみとなる。  

横綱・大関陣は土俵下で準備運動、または下位力士の稽古を見る。

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時天空-高見盛戦



栃ノ心-高見盛戦  

10時15分、高見盛が土俵にあがり、時天空と稽古をするものの、負ける。3分後、栃ノ心と稽古をするものの、やっぱり負ける。“稽古場に弱い”ことを観客の前で実証したことになる(?!)。それをよそに横綱・大関陣は黙々と稽古をこなす。

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琴欧洲-垣添戦  

10時20分頃、上位陣の先頭を切って、大関琴欧洲が登場し、存在感をアピール。相手力士は全く歯が立たない。全戦全勝で土俵を下り、新大関把瑠都に譲る。

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把瑠都-阿覧戦  

把瑠都が土俵にあがると、割れんばかりの大歓声だ。順調な滑り出しを見せるものの、栃煌山に再びあたると不覚をとる。しかし、そこは新大関。次の稽古では栃煌山を一方的に突き出した。



把瑠都-稀勢の里戦

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日馬富士-稀勢の里戦  

稀勢の里が土俵にあがり、把瑠都と対戦。激しい相撲を展開し、3戦全勝。把瑠都のカタキをとるかの如く、日馬富士が土俵へ。ここは先に大関へ昇進した意地で稀勢の里を破り、“イケメン力士”の隠岐の海に交代。この力士の歓声と拍手は、一定の数を得ており、今後の活躍が期待される。  

日馬富士も順調な滑り出しだったが、白馬に逆転負け。そのあと、塩をまき、今度は撃破。白馬から稀勢の里に代わり、日馬富士は付き人に力水を渡され、本場所さながらの気合いの入れようだ。



日馬富士-琴光喜戦、琴光喜-魁皇戦①



魁皇-琴奨菊戦、魁皇-琴欧洲戦①  

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稀勢の里を破り、琴光喜が登場し、日馬富士は完敗。ここからは大関同士の3番稽古となり、10時45分になると、ついに白鵬も土俵にあがった。



把瑠都-琴欧州戦、白鵬-把瑠都戦①



白鵬-把瑠都戦②



白鵬-琴光喜戦①



白鵬-琴光喜戦②



白鵬-琴欧洲戦



白鵬-魁皇戦①



白鵬-魁皇戦②



白鵬-魁皇戦③



白鵬-日馬富士戦①



白鵬-日馬富士戦②  

白鵬はまず、把瑠都と3番稽古。そのあとに出てきた琴欧洲もそうだったが、白鵬より上背のある力士には苦戦。しかし、白鵬はあせっていないだろう。夏場所初日までに体調を整えればいいのだから。



魁皇-琴欧洲戦②



魁皇-琴欧洲戦③



魁皇-日馬富士戦



把瑠都-日馬富士戦



把瑠都-琴欧洲戦



魁皇-琴欧洲戦④



魁皇-琴光喜戦②  

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番数が多くなると、白鵬の肌はピンクに染まり、11時03分に土俵下へ。そのあとは入念に四股を踏み、再び大関同士の3番稽古が進む。関脇以下の力士は、股割りでクールダウンだが、稀勢の里が再び土俵にあがり、奮闘した。



白鵬と稀勢の里のぶつかり稽古  

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11時21分にぶつかり稽古。一部の幕内力士が支度部屋へ引き上げる中、白鵬は稀勢の里に胸を出す。白鵬の“愛情”に観客から笑いと歓声があがり、稀勢の里の背中は砂まみれになる。終了後、稀勢の里は白鵬に力水を贈り、お礼をした。  

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続いて、魁皇は隠岐の海に胸を出し、愛情を注入。ヘトヘトの隠岐の海は土俵上でへばり、白鵬が力水をぶっかけて励ます。隠岐の海は、観客の「頑張れぇー」の歓声に応え、背中は砂まみれになっても耐えた。  

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再び白鵬が土俵にあがり、白馬に胸を出す。こちらは軽めに切り上げ、11時35分に木の根が入り、打ち出し。無料で見ることができる横綱審議委員会稽古総見を堪能した。



次は浅草橋



次は秋葉原



次は御茶ノ水  

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昼食後は総武本線両国12時36分発、E231系通勤形タイプの各駅停車三鷹行きに乗り、御茶ノ水で中央本線の特別快速大月行きに乗り換えるが、E233系トップナンバー車で、先頭10号車は鉄道友の会ローレル賞のプレートが輝いている。

 

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代々木で山手線に入り、新宿に到着。ここで下車し、PENTAX SQUAREへ。レイルマンフォトオフィス、中井精也カメラマンの個展、ほのかたびを見る。誰にもマネのできない撮影技術は、いつも衝撃と刺激を受けるが、今回は個展のテーマソングとして、オオゼキタクさんの『ほのかたび』を終始流れており、華を添えている。ちなみに、この日は御家族が勢ぞろいし、長男は携帯用ゲームに熱中、長女はお絵かきをして“個展”を開催し、大人に見せていた。  

PENTAX SQUAREで、中井カメラマンの個展が開催されるのは、2007年12月以来、3年ぶりだ。そのときに行った際は観客が多くなかったものの、日がたつごとに増えたという。そして、中井カメラマンの個展が評判を呼び、この日は盛況していた。祝日もあるだろうが、個展の積み重ねや御自身のブログで宣伝し、『鉄道ジャーナル2010年6月号』の巻頭グラビアが功を奏している。また、気さくな人柄もあるのだろう。パネルを見ると、“写真にも性格が表れるのかな?”と30代の男性と談笑していた。  

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私は物販カウンターで、『ほのかたび』を購入。CDでは異例のDVDケースで販売している。これには大きな理由があり、中にポストカードが入っているからだ。これで1000円とは安い。

その後、物販カウンターで“名刺交換会”となるが、取り仕切っている女性は私の名刺を見て、「先せぇー!!」と大げさに声が裏返り、中井カメラマンを呼び出した。中井カメラマンは血相をかいて、物販カウンターへ急行すると、その女性は私を紹介した。しかし、私と中井カメラマンは面識があり、お目にかかるのは今回で7回目になる(4回目にお会いしたとき、ドキドキしながら、ごあいさつをした)。 スケジュールの都合で、オオゼキさんの生ライブを見ることはできなかったが、新宿の地下歩道で偶然お会いし、再会を喜び合っていた。

★備考

eyeVio「横綱審議委員会稽古総見 in 両国国技館2010 THE MOVIE」 



※今回は1記事最多となる33個の動画を使いました。

オオゼキタクオフィシャル鉄道ブログ マジで終電5秒前「『ほのかたび』に出ました」 

岸田法眼のRailway Blog.「ゴールデンウィーク明けに大相撲夏場所 観客動員数372日連続1日4ケタで、126萬人突破!!」 

★おまけ



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