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Twitterダイジェスト 2010/08/10 [Twitter]

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  • wanderwriter30wanderwriter30Twitterダイジェスト 2010/08/09 - 岸田法眼のRailway Blog.Season 6 http://bit.ly/bzjLG0 #twitbackr
  • wanderwriter30wanderwriter30JRの「エル特急」と「急行」、どちらが先に消えてしまうのだろう? いまや急行は夜汽車のみとなり、「エル特急」はJR東日本とJR九州及び、JR西日本の〈くろしお〉〈雷鳥〉が呼称をやめて、特急に統一。気になりませんか?
  • wanderwriter30wanderwriter30私も以前、“ゲリラフォロー”を受けたことがあります。最近は閑古鳥ですが…… RT @tabitetsubu 部員650名突破!てか明らかに外国からのフォローはスルーすることにしましたw
  • wanderwriter30wanderwriter30御堂筋線天王寺では、2・3番線の改良工事が進んでいる。風情があるホームなだけに、そのままにして欲しいと思うものの、階段やエスカレーターが1か所しかないため、混雑緩和に乗り出したのだろう。特に3番線梅田寄りは乗降が多いため、撮影に気をつかう。
  • wanderwriter30wanderwriter30最近、ビニコンでラー油味のポテトチップスを見た。「ラー油」が今年の流行語になりそうな予感。
  • wanderwriter30wanderwriter30特急〈くろしお〉用の381系は、一部車両のボディーに傷みがあり、283系の増備が待たれるところ。
  • wanderwriter30wanderwriter30ツイートの訂正です。2010年3月13日(土曜日)のダイヤ改正で、JR西日本所属の「エル特急」は〈しらさぎ〉のみで、ほかはすべて「特急」です(「寝台特急」は〈トワイライトエクスプレス〉〈サンライズ瀬戸〉〈サンライズ出雲〉のみ)。大変失礼しました。
  • wanderwriter30wanderwriter30エル特急滅亡の危機 | http://bit.ly/9k77JF

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エル特急滅亡の危機 [鉄道評論]

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おおいにうかつだったが、2010年3月13日(土曜日)のダイヤ改正で、JR西日本は〈しらさぎ〉以外の「エル特急」を「特急」に変更した。これにより、ほかのエル特急は〈スーパーカムイ〉〈すずらん〉〈(ワイドビュー)しなの〉〈(ワイドビュー)ひだ〉〈しおかぜ〉〈いしづち〉〈宇和海〉〈うずしお〉〈南風〉〈しまんと〉〈あしずり〉だけとなる。このままだと、「急行」よりも先に消滅する可能性が出てきた。  

「エル特急」は昭和47年(1972年)10月2日(月曜日)のダイヤ改正で登場し、“数自慢、カッキリ発車、自由席”をウリにした。「エル特急」命名の由来は「Limited Express」「Liner」「Lucky」「Lovely」「Light」の頭文字からとったといわれているが、実は今も謎に包まれたままである。  

当初、エル特急は運行本数が多いものにつけられ、電車が中心だったが、気動車では〈やくも〉〈しおかぜ〉にも、栄誉ある称号を与えた(エル特急〈やくも〉はのちに電車化、エル特急〈しおかぜ〉は電車と気動車の二刀流)。ちなみに私は、“エル特急は上位、特急は下位”とみなしている。“「特急」よりも「エル特急」のほうが華やか”という子供心を大人になっても引き継いでいたからである。  

国鉄が分割民営化されると、特急〈南風〉は高松発着から岡山発着になり、新幹線接続特急に発展。特急〈ひだ〉がキハ85系の投入とスピードアップなどで増発を図り、それぞれエル特急に昇格した(のちにエル特急〈ひだ〉は、エル特急〈(ワイドビュー)ひだ〉となる)。しかし、その後は定義があいまいになってゆき、〈白山〉は“1往復でもエル特急”で、特急〈はるか〉は自由席を設定したにもかかわらず、エル特急に昇格しなかった。JR西日本は「関空特急〈はるか〉」と案内していたため、ムリヤリ「エル特急〈はるか〉」に変えるわけにはいかなかったようだ。  

JR東日本常磐線は、〈スーパーひたち〉と〈ひたち〉をエル特急、〈フレッシュひたち〉を特急にするという不可解な展開が発生し、現在はJR四国のエル特急〈あしずり〉が下り1本のみの運行である。  

JR東日本はエル特急〈新特急なすの〉を皮切りに、エル特急〈新特急草津〉〈新特急あかぎ〉〈はつかり〉を「特急」に変えて、2002年12月1日(日曜日)で、エル特急はすべて「特急」に統一。JR九州は駅の放送で「エル特急」と積極的に案内していたのに、市販の時刻表は2008年6月発売分から「特急」に統一した。両社は定期急行が走っていない共通点があり、「特急」ではなく、列車の愛称で呼ぶことが定着したのだろう。  

JR西日本のエル特急〈しらさぎ〉は、JR東海に直通する運用があるため、「特急」にすることができなかったと考えられるが、プレスリリースで「エル特急やめます」といった内容がなかったので、利用客のあいだでは「エル特急」が浸透していなかったのだろうか。  

2011年春のダイヤ改正は、エル特急の行方にも注目してみたい。

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