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東京地下鉄千代田線6000系第35編成廃車 [鉄道評論]

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東京地下鉄(以下、「東京メトロ」)千代田線6000系ラストナンバー車となる第35編成が、2011年12月12日(月曜日)にわずか21年で廃車されていたことがわかった。すでに解体されており、現存しない。

これは16000系増備によるものだが、置き換えられる6000系は古い順からではなく、VVVFインバータ制御化されていない電機子チョッパ車が対象になっているようだ。古い6000系は十数年前にVVVFインバータ制御化されている編成があるため、車齢が40年過ぎても現役続行だ(数年後には廃車されているんだろうけど)。どうやら6000系のリニューアル工事は、16000系登場とともに終了したと見ていい。

6000系第35編成は、平成2年(1990年)に輸送力増強の一環として新製されたもので、当時は日比谷線03系、東西線05系の増備が進んでいたこともあり、上記車両と同様に、車外スピーカー、乗降促進ブザー、ドアチャイム、車内側扉上にLED式情報案内装置、自動放送装置をそれぞれ設置した。ただし、チョッパ制御は東京メトロの前身、帝都高速度交通営団独自の高周波分巻ではなく、電機子を貫いた。また、車内の化粧板も暖色系に磨きをかけた。

現在、東京メトロ、大阪市交通局、小田急電鉄(以下、「小田急」)などは、車両のVVVFインバータ制御化を再び加速させている。

東京メトロは銀座線01系(VVVFインバータ制御の第37・38編成も含む)、大阪市交通局は御堂筋線10系(第4~16編成)と谷町線30系、小田急は5000形、10000形、20000形をそれぞれVVVFインバータ制御車に置き換える(小田急は2代目4000形や60000形MSEの増備により置き換え完了)。これにより、大阪市交通局は、南港ポートタウン線(新交通システム)を除く地下鉄全車、ほかは一部を残し、大幅に進む。時代の流れとはいえ、大半の車両はまだまだ走れるというのに、問答無用の如く置き換えられるのは悲しい。

★備考

・大阪市交通局御堂筋線10系第4編成は、2011年3月31日(木曜日)に廃車されています。

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