SSブログ
『波瀾万丈の車両』、2018年9月7日(金曜日)発売!!

拙著『波瀾万丈の車両』(アルファベータブックス刊)、発売中!! くわしくは、こちらへ

東武鉄道大追跡 カバー.jpg

拙著『東武鉄道大追跡』(アルファベータブックス刊)、2021年2月9日(火曜日)発売!! くわしくは、こちらへ

『大阪の地下鉄大研究』表紙

拙著『大阪の地下鉄大研究』(天夢人刊)、2023年10月3日(火曜日)発売!! くわしくは、こちらへ


●お問い合わせ、御依頼はこちらへ。
     

・Railway Blogのコメント、トラックバック承認制になっておりますので、御了承願います。

・Railway Blogに掲載されている本文、画像などの著作権は、各国の著作権法、各種条約及び、その他の法律で保護されています。これらのデータなどについて、私的使用、その他、法律で明示されている範囲を超えて、許可なく引用、複製、改編、転用、電磁的加工、送信、頒布、二次使用するなどの一切の行為は禁止しております。著作権法に関係なく、ルール、マナー、エチケットをすべて守っていただきますよう、お願いいたします(該当する行為があった場合、当方の顧問弁護士より、賠償金を請求させていただきます。必ずお支払いください)。また、新聞、雑誌など、各種メディア関係者で本文や画像の利用等を希望される場合は、お問い合わせフォームを御利用ください(原則として、本文や画像は有償とさせていただきます)。

日比谷線03系簡易リニューアル車 [鉄道評論]

ここ数年の東京地下鉄(以下、「東京メトロ」)は、新車の投入が活発化している。東西線15000系、千代田線16000系は増備が一段落した模様で、2013年は銀座線1000系量産車が登場し、順次01系を置き換える予定だ。

DSC_0839(P1480953)a.JPG

さて、日比谷線03系初期車となる第2編成の制御装置が高周波分巻チョッパ制御からVVVFインバータ制御に換装された。ただし、主電動機は“東京メトロ標準”と言える永久磁石同期電動機に更新されていない。

実際に乗ってみると、側扉上の旅客情報案内装置は3色LEDのままだが、ドットを角形から丸形に更新され、見やすくなった。ただし、1行全角13文字から11文字に変更されている。自動放送装置は日比谷線のみ使用から、相互直通運転を行なう東武鉄道伊勢崎線用、東京急行電鉄東横線用もインプットされた(従来は第26編成以降のVVVFインバータ制御車のみ)。

2・7号車に車椅子スペースが設置され、隣のロングシートはバケットタイプとなった。そのほかのロングシート及び、客室と乗務員室の内装は従来通りである(運転席も従来通りのツーハンドル)。車両の行先表示器は幕式のままなので、必要最小限な改造をして、あと20年程度活躍することとなる。今回の場合は「簡易リニューアル車」と称するのが適切だと思う。

乗車時、車掌は車外ブザーを使わなかった。もしかすると、車外ブザーの音声は、「扉が閉まります。御注意ください」から、「ドアが閉まります。御注意ください」に変わっているのかもしれない。

ブロガーの皆様、御登録をお待ちしております。