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特急〈阿波〉-2020年に登場する新四国直通列車- [INFORMATION]
東京オリンピックが開催される2020年をメドに、京都・新大阪―徳島間を結ぶ特急〈阿波〉の運転が決まった。明石海峡大橋と大鳴門橋の補強及び改良工事を施すことで、瀬戸大橋に次ぐ鉄道道路併用橋に生まれ変わる。
須磨―徳島間は新線となり、第3セクターの明石鳴門海峡高速鉄道の手によって建設され、第3種鉄道事業者とする。鉄道2社は第2種鉄道事業者となり、鳴門を境界駅にする方向で調整が進められている。同区間は「神徳線(しんとくせん)」という路線名も決まっており、すでに着工されている。
神徳線は、在来線最速タイの時速160キロ運転に対応するため、スラブ軌道主体、デジタルATCの採用が特長。大阪―徳島間の所要時間は特急〈阿波〉で90分程度の予定である。停車駅は新大阪、大阪、三ノ宮、神戸、須磨、洲本(朝夕のラッシュ時のみ)、鳴門、徳島阿波おどり空港。洲本を朝夕のみ停車としているのは、淡路島から関西方面への通勤客を想定しているため。
特急車両は「多くのお客様に乗っていただける自信があります」と10両編成で運行。徳島方先頭の1号車を在来線初のグランクラスとする。車体幅の関係で座席はオール1人掛けとなり、定員も新幹線より少ない。
普通車は各車両車椅子スペースを設置するほか、明石・鳴門両海峡の眺望を満喫させるため、ロビーカーや2階建て車両も連結され、速さとゆとりの両立を図る。
夏休みシーズンなどは、特急車両を使用した夜行の臨時快速〈ムーンライト徳島〉の運転も検討されており、グランクラスとグリーン車を除き青春18きっぷ客も利用できる。
神徳線の開業により、徳島県の経済効果が期待されるほか、同県にとって長年の悲願だった「電車」が走ることもあり、全国から注目を集めるだろう。
タグ:阿波