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2008年の汽車旅6-最終回 [汽車旅2008]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方はURLにクリックして下さい。

・2008年の汽車旅6-1~9
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-03-29

・2008年の汽車旅6-10
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-04-29

◆初耳  

P1370833.JPG

浜松4番線から普通電車静岡行き(クモハ313-2511:ロングシート、女性車掌乗務)に乗り換え。前3両は211系5000番台、うしろ3両は313系2000番台で、どちらにしようか迷ったが、後者を選ぶ。前者はトイレがついていないからだ。  

普通電車静岡行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
静岡なしクモハ211-5041ロングシート
 なしモ ハ210-5041ロングシート
 なしク ハ210-5041ロングシート
 なしクモハ313-2511ロングシート
 なしモ ハ313-2511ロングシート
浜松なしク ハ312-2320ロングシート

さて、坐れない状況で17時51分に発車し、磐田(Iwata)で坐る。転換クロスシートでないのがシャクだが、313系2000番台のロングシートはかけ心地がいい。また、半自動ボタンがついており、長時間の停車には重宝する。

「次は掛川、掛川。東海道新幹線、天竜浜名湖鉄道線はお乗り換えです」  

愛野を発車すると、女性車掌は月並みなアナウンスをするが、掛川に到着するときはこう案内した。

「東海道新幹線上りは4番線、下りは5番線」  

いつもなら、「〈こだま〉号東京行きは…」と言うのだが、東海道新幹線人身事故の影響による遅れもあり、簡略に案内していた。しかし、ダイヤが乱れていることには一切触れていないのが不親切。ダイヤが遅れている原因を伝え、「駅の係員にお問い合わせください」というのが適切ではないだろうか。  

P1370837.JPG

掛川4番線では本来は17時02分に発車する〈こだま570号〉東京行きが停車中。普通電車静岡行きは停車時間が短く、さっさと発車。島田で下車客が多かったものの、19時00分、終点静岡2番線に到着した。

東海道新幹線乗り換え口では人身事故を「接車事故」という表現を使っていた。「接車」という言葉は初耳である。最初、利用客に動揺を与えないようにするものかと思ったが、2か月後、某私鉄でも使われており、“業界用語”であることを知った。

◆帰京の方程式よ、永遠に!!  

静岡で下車。いつものパルシェ食彩館へ行き、中華惣菜 好運樓で晩メシを購入。パルシェ食彩館は駅弁よりも品数は充実しているので、青春18きっぷの旅には欠かせない存在だ。JR東海の乗務員2人(男女各1人)も腹ごしらえをする。  

P1370845.JPG

19時18分、1番線に普通電車東京行き(7号車自由席クハ372-7)が入線。帰京の方程式のシメで、青春18きっぷ利用客に愛されている373系、静岡-東京間の普通電車だが、2009年3月13日(金曜日)で運行が終了することが確実視されていた。2009年3月14日(土曜日)以降、豊橋-東京間は“ロングシート地獄の帰京”になる可能性があったため、373系の普通電車東京行きを撮影する利用客が多い。この当時、“この電車に乗るのは最後になるかもしれない”と私自身、そう思っていた。さいわい、2009年3月14日(土曜日)以降も運行が継続され、引き続き、パルシェ食彩館で晩メシが購入できるので、喜ばしいことである。  

P1370849.JPG

19時29分に発車し、さっそく晩メシ。今回は鶏肉とカシューナッツ弁当を食すが、通常580円(税込)のところ、タイムサービスで100円引き。ピーナッツが弁当の食材になるとは驚きだ。炒めものはカシューナッツ、鶏肉、落語家の三遊亭小遊佐が大好きな銀杏(Gin-nan)、ピーマン、赤ピーマン、タケノコ、たまねぎが入っている。ほかに、ごましおつきのごはん、昆布、肉だんご、ザーサイがついている(もっとも、弁当にごはんはつきものである)。

普通電車東京行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
東京9クモハ373-7自由席
 8サ ハ373-7自由席
 7ク ハ372-7自由席
 6クモハ373-11自由席
 5サ ハ373-11自由席
 4ク ハ372-11自由席
 3クモハ373-4自由席
 2サ ハ373-4自由席
静岡1ク ハ372-4自由席

伯備線でも述べたが、駅弁や車販の弁当もタイムサービスが必要だ。旅の雑誌や本を見て思うのだが、出版社や著者等は駅弁に旅情を求め過ぎているように思う。俺は価格を重視する。旅先のコンビニや弁当チェーン店で買ってもバチは当たらないのだから。  

P1370856.JPG

普通電車東京行きは由比1番線に到着。ここで5分停車し、特急〈(ワイドビュー)ふじかわ13号〉甲府行きの通過待ちを行なう。私が乗車している7号車は駅舎に近いので、一旦下車。ほんの数秒で1番線に戻るが、ホームは煙草をふかす利用客が多い。1番線に喫煙所があるのかどうかは確認できなかったが、喫煙はいつみても好ましい光景だとは思わない(マナーウンヌンよりも「命」を重視してほしい)。もっとも、近年は禁煙がより過熱するとともに、有名人が大麻やシャブでパクられる事件が多く、“煙草はダメでもシャブ、ヤク等はOK”という誤った認識を持つ人が多いようだ。

 

2番線に特急〈(ワイドビュー)ふじかわ13号〉甲府行きが矢のように通過。年末年始のこの時間帯は3両編成でも充分のようだ。  

19時58分に発車し、清水到着前には2009年3月14日(土曜日)で長年の歴史に幕を閉じる寝台特急〈富士・はやぶさ〉大分・熊本行きとすれ違う。これにより、東京発着の定期夜行は寝台特急〈サンライズ瀬戸・サンライズ出雲〉だけとなってしまう。  

三島到着前、車掌が東海道新幹線のダイヤ乱れの案内を流し、上りは20~50分、下りは80~100分の遅れであることを伝える。先ほど乗った普通電車静岡行きとは違い、適切な案内である。  

P1370863.JPG

熱海からJR東日本に入り、いよいよ首都圏。いつもそうだが、首都圏に入ると、“無事に帰れる”と安堵(Ando)する。  

この日はいつもより乗車率は低く、私の隣りに人が坐ったのは鴨宮で、相席の男性は藤沢で空いている席に移動した。  

藤沢と大船でまとまった降車客がおり、横浜で乗車率は少々回復。品川を発車すると、都心。“帰ってきた”という気分になれる。

 

P1370877.JPG

22時43分、終点東京9番線に到着。ホームでは373系が“東京見納め”になると思っている人が多く、“人気モデル”と化し、23時10分、快速〈ムーンライトながら〉として、大垣へ向かうのであった。

★備考

①今回の動画はこちらにクリック!!



②岸田法眼のRailway Blog.「快速〈ムーンライトながら〉、最後の定期運行!!」はこちらにクリック!!

③以前にもお伝えしましたが、「2009年の汽車旅1」シリーズより、「x系y番台」は「x系y番代」に変更いたします(鉄道業界や出版社の多くは「番台」ではなく、「番代」を使うため)。

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★お知らせ

私が動画のアップロード及び公開に利用しているeyeVioですが、2009年5月29日(金曜日)の正午(12時00分)をもって、SONYの運営を終了。その後、株式会社スプラシアに移行するため、6月1日(月曜日)まで公開が休止されることになりました。

私も数多くの動画をアップロードしておりますが、一部はスプラシア移行後、公開不能になるものが発生する可能性がございますので、あらかじめ御了承ください。こちらもなにかしらの対策を考えたほうがよさそうなのかもしれません。

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2008年の汽車旅6-10 [汽車旅2008]

雑誌原稿執筆や多忙のため、「2008年の汽車旅6」シリーズは中断せざるを得ない状況が続いておりますが、少し余裕ができましたので、2009年3月29日(日曜日)以来、1か月ぶりの掲載となりました(無給の助手がいるかもしれないねぇー)。

それでは「2008年の汽車旅6-10」でお楽しみください。なお、「2008年の汽車旅6-9」以前は
こちらにクリック!!

◆どうなる117系  

P1370808.JPG

京都から東海道本線の新快速米原方面長浜行き(12号車クモハ223-3037)に乗り、13時30分に発車。草津までは複々線の内側を走ってゆく。  

P1370813.JPG

近江八幡を発車すると、残雪景色となり、次第に雪が増えてゆくものの、2日前に比べ、快晴が続いていたのか、とけているところがほとんどだ。次に積もる日を待つしかなさそう。  


新快速米原方面長浜行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
米原12クモハ223-3039米原から8号車
 11サ ハ223-2084米原から7号車
 10サ ハ223-2085米原から6号車
 9モ ハ222-2016米原から5号車
 8サ ハ223-2086米原から4号車
 7サ ハ223-2087米原から3号車
 6モ ハ223-2016米原から2号車、弱冷車
 5ク ハ222-2029米原から1号車、弱冷車
 4クモハ223-2092米原止まり
 3サ ハ223-2206米原止まり
 2モ ハ223-2181米原止まり
京都1ク ハ222-2092米原止まり、弱冷車

14時21分、米原6番のりばに到着とほぼ同時に、8番のりばではJR東海の普通電車大垣行きが入線したが、ほどなくして満員御礼。そこは旅慣れている私だから、いつもの“帰京の方程式”通りにいこう。  

P1370818.JPG

8番のりばへ行き、14時56分発の普通電車大垣行き(クハ117-106)へ。エル特急〈しらさぎ60号〉や新快速近江塩津行きからの乗り換え客で、4両編成の車内はたちまち満員。駅の改良工事もあって、工事の作業着を着用したオジサンはハンドマイクを持って、駅員の見よう見まねの大活躍だが、実は2008年12月10日(水曜日)13時25分頃、8番のりばを通過した貨物列車の風圧で、ホームにある重さ17キロの仮囲いフェンスが女性利用客2人、ホーム誘導員の女性1人に当たる事故が発生し、病院へ搬送。女性利用客の1人は足首骨折、1人は胸部打撲。ホーム誘導員の女性は足の指を骨折する事故が発生している。同じことが起こらないよう、細心の注意を払っているのだ。  

P1370820.JPG

一方、6番のりばの新快速近江塩津行きは5~8号車が1~4号車に改め、米原止まりの旧1~4号車は回送。すべての利用客が降りると、一旦バックして、5号車改め1号車に連結器カバーをつける。これで故障は防止!!  

P1370822.JPG

14時56分に発車し、近江長岡付近では切り崩された山々の数々に絶句。木をバッサリとって、丸裸にした可能性もあるけど、見ていると悲しい。山の土は海を埋め立てるときに使われることが多いのだが、こういったことは意外にも江戸時代から行なわれている。
 

普通電車大垣行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
大垣なしクハ117-106なし
 なしモハ117-46なし
 なしモハ116-46なし
米原なしクハ116-23なし

近江長岡で117系シリーズの普通電車米原行きに遭遇するが、前から1・2両目は満員御礼。青春18きっぷは不況にも強い。  

さて、JR東海は313系シリーズを大量増備して、211系国鉄産以外、すべての国鉄産電車が消滅することが危惧されている。

JR東海の117系は当初、国鉄時代の昭和57年(1982年)5月17日(月曜日)に京阪神地区と同様、6両編成でデビュー。『東海ライナー』と呼ばれることになる。そして、昭和61年(1986年)11月1日(土曜日)のダイヤ改正で、増発の代わりに4両編成に短縮され、不足する先頭車に117系100・200番台が投入された。それ以降、6両編成に戻ることはなく、ラッシュ時は2本つないだ8両編成で運行されることになる。しかし、平成11年(1999年)12月4日(土曜日)に313系が投入されると、日中の運用がなくなったが、2006年10月1日(土曜日)のダイヤ改正で、奇跡的に東海道本線米原-大垣間の普通電車で復活している。以前の米原-大垣間の普通電車はロングシートの211系5000番台が中心だったので、格段に車両がグレードアップされたことになる。

出番が多いほうではないので、老朽化しているようには思えないが、313系シリーズを大量投入することにより、近郊形電車を3ドアに統一させること、省エネルギーにすぐれているVVVFインバータ制御によって、コストが削減をはかるのではないだろうか。ちなみに117系は国鉄の近郊形電車では初めて、力行を5ノッチとした(それまでは通勤形電車と同じ4ノッチだった)。

JR西日本の117系は115系編入車以外、体質改善工事を実施していないものの、223系2000・6000番台などに置き換える予定は2009年4月29日(水曜日・昭和の日)時点、発表されておらず、しばらくは健在のようだ。また、私の想像だが、JR東海所属車を買い取るという予定もなさそうだ。たとえ、買い取ったとしても、アーバンネットワークではなく、山口地区に配置されるのではないだろうか。

P1370823.JPG

普通電車大垣行きは乗車率に大きな変動はなく、15時31分、終点大垣5番線に到着した。その先には南北自由通路設置にともなう、改良工事が行なわれていた。

◆東海道新幹線で人身事故  

P1370824.JPG

大垣1番線へまわり、新快速豊橋行きに乗り換えず、次の特別快速浜松行き(クハ312-5010)へ。15時55分に発車し、岐阜まで各駅に停まり、金山-刈谷間はノンストップ。すこぶる速い。  

特別快速浜松行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
浜松なしクモハ313-5010なし
 なしサ ハ313-5310なし
 なしモ ハ313-5010なし
 なしサ ハ313-5010なし
 なしモ ハ313-5310なし
大垣なしク ハ312-5010なし

名古屋で私の隣りに50代の女性が坐り、刈谷を発車すると、車掌が尋ねてきた。15時55分頃、東海道新幹線小田原を通過中の臨時〈のぞみ249号〉新大阪行きで、人身事故が発生し、運転を見合わせているという。この女性は静岡まで東海道新幹線を利用し、特急〈(ワイドビュー)ふじかわ〉に乗り継いで、甲府へ向かうという。東海道新幹線の駅員が特別快速浜松行き、普通電車静岡行きの乗り継ぎを案内されたという、きっぷを見たら、東海道新幹線、特急〈(ワイドビュー)ふじかわ〉とも、自由席利用だった。ちなみに特急〈(ワイドビュー)ふじかわ〉の自由席特急券は乗り継ぎ割り引きが適用されている。  

車掌によると、東海道新幹線のエクスプレス改札機に新幹線自由席特急券を通したため、払い戻しが難しいという。2時間以上の遅れでないと、払い戻さないかもしれない。  

帰省シーズンだというのに、人身事故とはお気の毒しか言えないが、ここ数年、新幹線でもそういう事故が発生しており、すべて自殺だ。みずから命を絶つのは罰当たり者としか言いようがないが、他人を巻き添えにするのは迷惑だ。





※動画は2つとも、次は刈谷。  

日が落ちて、17時15分、豊橋に到着。東海道新幹線は運行再開のメドがたっておらず、上りホームでは700系の〈のぞみ〉東京行きが止まっており、動き出すのを待つのみだ(遅れていては、〈のぞみ〉何号なのかはわからない)。  

外はマックラになり、この旅では1番、暖房の効き具合がよく、新所原を発車すると、再び車掌が登場。女性に静岡で相談して欲しいと要請する。おそらく、2時間以上の遅れが確定した場合、新幹線自由席特急券は払い戻しになるものの、乗り継ぎ割引の在来線自由席特急券は無効になり、通常料金の扱いになると推測。つまり、払い戻しは名古屋-静岡間の2410円と言いたいところだが、静岡-甲府間は乗り継ぎ割り引きの890円が無効になり、通常の1780円になるため、1520円ということになる。  

ところが、新居町(Araimachi)を発車すると、豊橋で止まっていたと思われる〈のぞみ〉東京行きが追い抜いた。どうやら、東海道新幹線はストップしてから2時間以内に運行を再開した模様である。これだと払い戻しはなく、逆に890円を払わざるを得ないのかもしれないが、実際はどうだったのだろうか?  

終点浜松が近づく頃、またも700系の〈のぞみ〉東京行きがさりげなく追い越す。

「今、新幹線通りましたね?」

「ええ」  

女性の質問にただ、うなずくしかなかった。  

17時46分、終点浜松3番線に到着。東海道新幹線ホームに〈こだま〉の姿はなかった。

★備考

①今回の動画はこちらにクリック!!



②フリー百科事典『Wikipedia「名鉄特急」』はこちらにクリック!!

③JR西日本プレスリリース一覧「米原駅 ホーム仮囲いフェンスが当たりお客様がお怪我をされた事象について(京阪神エリア)」はこちらにクリック(期日が過ぎると、アクセスできない場合がございますので、あらかじめ御了承ください)

④参考文献として、交通新聞社刊行、『鉄道ダイヤ情報2008年2月号』を使用。

⑤本文に登場した東海道新幹線といえば、メディアファクトリーにて、フォトライター、栗原景さん(Mr Kageri Kurihara)の著書、『新幹線の車窓から 東海道新幹線編』が好評発売中です。「へぇー」という言葉が1ページ20連発(へぇー+20=満へぇー)する内容ですので、御購入をオススメいたします。

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2008年の汽車旅6-9 [汽車旅2008]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方はURLにクリックして下さい。

・2008年の汽車旅6-1
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-15

・2008年の汽車旅6-2(急行〈つやま〉フォーエヴァー)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-17

・2008年の汽車旅6-3(JR西日本完全制覇に王手!!)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-20

・2008年の汽車旅6-4
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-22

・2008年の汽車旅6-5
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-25

・2008年の汽車旅6-6(JR西日本完全制覇達成!!)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-03-04

・2008年の汽車旅6-7
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-03-15

・2008年の汽車旅6-8
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-03-19

◆山陰本線221系試乗  

P1370680.JPG

2008年12月30日(火曜日)、9時40分過ぎに始動。鴨川では新年の準備をしているようで、川岸では書初(Kakizo)めをしているようだ。  

P1370688.JPG

京阪本線祇園四条から各駅停車淀屋橋行き(2262)に乗り、9時56分に発車。暖房はガンガンに効いており、前日乗車した7000系と同様、座面と背もたれにも暖房があり、こちらもあったかい。

P1370691.JPG
 
各駅停車淀屋橋行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
東福寺なし2262なし
 なし2314なし
 なし2340なし
 なし2377なし
 なし2356なし
 なし2310弱冷房車
祇園四条なし2216なし

P1370696.JPG

10時01分、東福寺に到着し、奈良線の各駅停車京都行き(クハ103-185:リニューアル車、弱冷車)に乗り換え、10時07分に発車。2分後には終点京都9番のりばに到着。折り返し、各駅停車城陽行きになるが、その時間を利用して、戸袋部分には2009年新春の広告に取り替えていた。
 

各駅停車京都行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
京都なしクハ103-185リニューアル車、弱冷車
 なしモハ103-457リニューアル車
 なしモハ102-613リニューアル車
東福寺なしクハ103-184リニューアル車

P1370708.JPG
P1370712.JPG

さて、山陰本線31番のりばでは特急〈はしだて3号・まいづる3号〉天橋立・東舞鶴行きが発車を待っており、帰省なのか観光なのかはわからないが、利用客は多いものの、自由席は坐り切れないほど。ドアはステップをふさがれているが、ホームと電車の床の位置があまりにも高い。2009年3月7日(土曜日)に訪れた際はホームのかさ上げ工事を進めており、乗り降りしやすくなる日も近いことだろう。  

P1370726.JPG

隣りの33番のりばの普通電車亀岡行きが発車を待っているが、4両編成の車内は観光客などで混雑しており、6両編成にしてほしいところ。そして、32番のりばに普通電車園部行き(1号車クハ221-81:弱冷車)が入線した。  

P1370778.JPG

さて、2008年から山陰本線京都口に221系が投入され、223系5500番台の投入もあいまって、113系シリーズの数が激減。221系は4両車ばかりを網干総合車両所から京都総合車両所にコンバートされ、山陰本線のほか、湖西線でも運用されている。京都総合車両所に所属する221系の大きな特長として、車体側面にある半自動ドアボタンの横にステッカーを貼りつけていることだ。アーバンネットワークは国鉄車両を減らして、快適性の向上に努めているが、まだまだ使える113系シリーズは広島・山口地区の山陽本線に移っている。  

P1370728.JPG

10時27分に普通電車亀岡行きが発車したあと、33番のりばに普通電車亀岡行きが入線。113系シリーズで、ワンマンカーと体質改善車をつなげた6両編成であるが、発車時刻は11時09分で、その前に快速園部行きが11時06分に発車する。

「若いモンが寝とるわ」  

50代の男性客の通報で、1号車3番席では若い男が爆睡。2人分を独り占めしており、乗務員が起こしにかかるものの、微動だにせず、何度やってもダメだったので、あきらめる。  

10時42分に普通電車園部行きは発車。すると、若い男は起き出したものの、また眠る。転換クロスシートの向きが下りになっているところを見ると、往復乗車しているのかもしれない。  

丹波口で183系700番台の回送と行き違い、発車すると複線工事の真っ最中。将来、京都-園部間は完全複線化される予定である。




ただいま円町  

二条からは複線となり、円町に到着すると、221系の普通電車京都行きと行き違う。どうやら221系は山陰本線に定着した感がある。次の花園は特急〈はしだて4号〉京都行きと行き違い。エル特急〈北近畿〉用の車両で通過したが、塗装を統一させたほうがいいのではないだろうか。

P1370735.JPG



次は太秦
Next Uzumasa.  

10時55分に花園を発車すると、再び単線。進行方向右側は複線化に向けて、鋭意工事中。太秦を発車しても複線化工事中だが、近隣に一戸建てが多く、難工事の模様。複線化工事をするのはいいが、次に騒音対策も必要になってくるのではないだろうか。もちろん、複線化工事には地元の同意も得ているはずであろう。  

11時01分、嵯峨嵐山(Saga-Arashiyama)に到着。1号車乗務員室ではカーテンが下ろされると、再び複線へ。嵯峨野観光鉄道嵯峨野観光線〔トロッコ嵯峨駅〕と別れ、どちらもトンネルへ。嵯峨野観光線は保津川沿いをクネクネするが、こちらは直線。平成元年(1989年)3月5日(日曜日)に嵯峨(「嵯峨嵐山」に改称されたのは1994年9月4日)-馬堀間は複線の新しいルートに切り替えられ、平成2年(1990年)3月10日(土曜日)のダイヤ改正で電化されている。

P1370741.JPG

保津峡はトンネルとトンネルのあいだにあり、山陽新幹線新神戸を彷彿させる。そして、嵯峨嵐山-馬堀間の車窓はトンネルを抜けると、チラッと保津川が見える程度。まばたきは禁物だ。  

トンネルを抜け、嵯峨野観光鉄道に合流。トロッコ亀岡を通過すると嵯峨野観光鉄道の終点馬堀へ。なぜ、「トロッコ馬堀」ではないのだろう?  

亀岡は進行方向右側が水田、左側はショッピングセンターとバスターミナルという極端なところで、発車すると再び単線。鉄橋は単線構造で、複線化はまったく想定していなかった。このため、同じカタチの鉄橋をもう1本設置することになり、やがては単線時代の名残となるだろう。  

並河到着目前、0系の実物ミニサイズとDD51形が展示されているが、ボロボロ。発車するとアメリカなみの右側通行だが、もちろん、複線化工事のため、面白い現象が生まれる。  

千代川で221系の普通電車京都行きと行き違い、発車すると田園車窓。当初は60㎞/h程度だったが、国道9号線に合流すると、本気を出し、11時23分、八木に到着。ここで大量下車が発生し、空席が見られるようになる。ただ、千代川-八木間は用地取得が難しそう。

P1370747次は吉冨.JPG



次は吉冨  

八木を発車すると、再び“アメリカ通行”となり、11時30分、終点園部4番のりばに到着。ドアは半自動扱いだった。  

到着すると乗務員は再び爆睡じゃないね、ふて寝している男を起こしにかかるも起きない。これはキセルとみなされても仕方ない状況で、乗車券を拝見したほうがよいのではないだろうか。そして、折り返し電車に乗った模様。  

P1370755.JPG

折り返しは快速京都行き(4号車クモハ221-81)だが、外側の留置線では221系が数多く止まっており、223系5500番台の姿もある。  

P1370759.JPG

3番のりばに12時03分発の普通電車福知山行きワンマンカーが入線。223系5500番台で、連結器にはカバーがかけられ、方向LEDは「ワンマン福知山」と案内。「ワンマン」は上半分しか使っていないが、いずれも日本語はオレンジ。ここはグリーンを使ってもいいだろう。また、フルカラーLEDを採用しておらず、ちょっと残念だが、223系5500番台を利用した多くの人々は快速京都行きに乗り換え、11時39分に発車。八木では221系の快速園部行き、特急〈きのさき1号〉城崎温泉行きと行き違った。

P1370762ただいま八木.JPG



ただいま八木  

普通電車園部行き編成表
快速京都行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
園部1ク ハ221-81弱冷車、普通電車で乗車
 2サ ハ221-81なし
 3モ ハ221-81なし
京都4クモハ221-81快速で乗車

並河で家族連れが乗ってきたのはいいとしても、ベビーカーを持参。近年はベビーカーを車椅子同然と思い込む人が多いようだが、おんぶやだっこをするものだろう。その家族連れは優先座席に坐るが、ベビーカーは窮屈で、網棚に載せようという考えがないらしい。ちなみに3号車のボックスシートにもベビーカーの利用客がいた。221系のボックスシートは車端部にあるので、そこを選ぶのは賢明だと思う。  

P1370764ただいま亀岡.JPG

電車は亀岡1番のりばに到着。向かいの2番のりばには始発の普通電車京都行きが12時06分の発車を待っているが、この快速は普通電車と待ち合わせを原則としてしないダイヤなのが難点だ。園部を発車した快速京都行きは亀岡まで各駅に停まり、嵯峨嵐山、円町、二条に停まるのだが、独走のため、嵯峨嵐山で普通電車に接続をとることはないのである。もし、嵯峨嵐山で普通電車に接続をとるのであれば、京都-園部間の複線化が完成したときになるだろう。  

太秦を通過すると、宅地スレスレのところを走る。まるでJR東日本中央本線中野-吉祥寺間を彷彿させる。





次は京都 終点(動画2本)  

P1370781.JPG

二条を発車するとラストスパートで、複線化工事は着実に進んでおり、地平に下りて東海道本線や東海道新幹線に合流すると12時23分、終点京都34番のりばに到着した。但し、34番のりばは降車専用で、「34番おりば」のほうが正しいのだが、のちに33番のりばのドアが開き、折り返し、普通電車園部行きに乗り込むのであった。  

221系や223系5500番台の投入により、坐れることができれば、京都-城崎温泉間が快適になる。  

P1370785.JPG

0番のりばへまわると、臨時寝台特急〈トワイライトエクスプレス〉札幌行きが到着。相変わらず人気は高く、12時39分に北の大地を目指し、ゆっくりと前進するのであった。




ただいま京都 終点

★備考

①今回の動画はこちらにクリック!!



②221系備考一覧はこちらにクリック!!

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2008年の汽車旅6-8 [汽車旅2008]

◆2008年の汽車旅6シリーズ目次一覧

・2008年の汽車旅6-1
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-15

・2008年の汽車旅6-2(急行〈つやま〉フォーエヴァー)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-17

・2008年の汽車旅6-3(JR西日本完全制覇に王手!!)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-20

・2008年の汽車旅6-4
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-22

・2008年の汽車旅6-5
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-25

・2008年の汽車旅6-6(JR西日本完全制覇達成!!)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-03-04

・2008年の汽車旅6-7
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-03-15

◆ロングシートのダブル暖房  

P1370667.JPG

京都9番のりばにまわり、奈良線の各駅停車城陽行き(クハ103-216:リニューアル車)に乗り換え、21時09分に発車。2分後に東福寺へ到着し、京阪電気鉄道京阪本線へ。東福寺で乗り換えるのは初めてである。

各駅停車城陽行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
東福寺なしクハ103-185リニューアル車
 なしモハ103-457リニューアル車
 なしモハ102-613リニューアル車
京都なしクハ103-184リニューアル車、弱冷車

少々待ち、準急出町柳行き(7003)に乗り換え、21時22分に発車。下り坂をゆき、地下へもぐってゆく。

P1370674.JPG

乗車している7000系のロングシートは“京阪スピリッツ”といえる、背もたれと座面のあいだにも暖房を設けているが、どうも着席区分のようにも見える。実際に問い合わせたら、着席区分ではなく、暖房効果を高めるためだという。その部分に触れると、暖かいものの熱くはない。

P1370675.JPG

21時27分、祇園四条に到着。運転士は乗務員室を出て、ホームの安全確認にあたっていた。発車した直後には快速急行出町柳行きが到着するのであった。  

準急出町柳行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
祇園四条なし7003なし
 なし7503弱冷房車
 なし7603なし
 なし7153なし
 なし7653なし
 なし7553なし
東福寺なし7053なし

祇園四条を下車し、鴨川を渡って河原町へ。この日はここで一夜を明かす。

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2008年の汽車旅6-7 [汽車旅2008]

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・2008年の汽車旅6-1
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・2008年の汽車旅6-2(急行〈つやま〉フォーエヴァー)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-17

・2008年の汽車旅6-3(JR西日本完全制覇に王手!!) 
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-20

・2008年の汽車旅6-4
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・2008年の汽車旅6-5
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・2008年の汽車旅6-6(JR西日本完全制覇達成!!)
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◆鬼門の新見

P1370605.JPG

備後落合3番のりばにまわり、芸備線の普通列車新見行きワンマンカー(キハ120-338:セミクロスシート)に乗り換え。キハ120系300番台だが、ボックスシートをGETすることができず、おとなしく、ロングシートで過ごす。

発車してしばらく雪国だったが、道後山を過ぎると、下り坂となり、残雪に変わってゆく。

普通列車新見行きワンマン列車編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
備後落合→新見なしキハ120-338セミクロスシート

芸備線もキハ120系シリーズの専任区間になるとスピードは遅く、15km/hに制限されているところもある。

備後八幡から東城へ向かう頃には残雪も消えた。“中国地方の山間部”には雪国という意外な発見があった。

東城を過ぎると、スピードがあがってゆく。車窓も平地を走るようになり、徐々に利用客が増えるようになる。

P1370613.JPG

伯備線に合流し、15時17分、備中神代3番のりばに到着。ここからは伯備線に入るが、カーブが多くて60km/hも出ず、再び残雪となり、布原へ。ホームは上下線とも別の位置にあり、1両分しかなく、気動車専用と化しているが、1人下車。



次は新見 終点

ラストコースは途中から複線となり、70km/hほど出して、15時28分、終点新見1番のりばに到着した。

新見で下車し、晩メシを購入しようとするが、弁当屋は移転、周辺にコンビニもなく、“これから5時間耐えなきゃいかんな”と思った。

普通電車備前片上行きは115系体質改善車だったため、それに乗って岡山で購入する手もあったため、2008年9月5日(金曜日)に続いての判断ミスである(2008年9月5日のときは旅行貯金をすることしか頭がまわらず、完全な亡失)。

P1370632.JPG

新見駅に戻り、3・4番のりばにエル特急〈やくも17号〉出雲市行きが到着。すると、グリーン車から車販のお姉ちゃんが降りてきた。どうやら車内での営業は終了したらしいのだが、“車外販売の交渉”と言うほど大げさではないが、3つのうち、1番安かった『ふるさとの味 たきこみ弁当』を購入。「安い」と言っても、1100円と高価だ。

P1370633.JPG

買ったあとに気づいたが、消費期限は18時ままで、それまでに食わなければならず、ウカツだった。これぞ、ホントの「早弁」だ。

◆混む前に食べ切る!!

P1370634.JPG

3番のりばに普通電車姫路行き(クハ115-1118:体質改善車)が入線。前回乗車時は遅れにより、終点姫路で新快速米原行きに乗り換えられなかったため、“リベンジ”といきたいところ。



次は方谷 
Next Hohkoku.  
広石信号場で運転停車



ただいま備中川面

16時15分に発車し、広石信号場で普通電車新見行き、備中川面で“ゆったりやくも”のエル特急〈やくも19号〉出雲市行きと行き違う。今回は乗務員室のカーテンをすべて下ろしていること、下段の窓が開閉できるため、開けて動画撮影。ちなみに冬季ということもあってか、新見-木野山間は半自動ドア扱いだった。 さて、乗車している115系1000番台体質改善車だが、車端部のボックスシートの妻面の席が異なっていることに気づいた。

P1370647.JPG

※クハ115-1118のボックスシート

P1370644.JPG

※モハ115-1055、モハ114-1208のボックスシート

ボックスシートはクハ115-1241以外にあり、先頭車は一般的な車端部の妻面のボックスシートと同じようにくっついているのだが、中間車の妻面は向きが固定されているが、転換クロスシートと同じ座席を使用しているのである。  

P1370650.JPG

電車は美袋(Minagi)2番のりばに到着。アメ色に輝く駅舎のあかりにマッチしているものの、自動改札機はミスマッチだ。今後もそういう駅が増えていくのだろう。

停車中、若い男が乗り込むが、携帯電話で車内通話。巡回中の車掌が半自動ボタンを指差し、降ろして通話させた。その後、“ゆったりやくも”のエル特急〈やくも22号〉岡山行きが通過し、17時17分に発車。「遅いおやつ」なのか、「早い晩メシ」なのか意見が分かれると思うが、『ふるさとの味 たきこみ弁当』を食べるとしよう。

P1370651.JPG

中身はたきこみごはん、ローストポーク、いんげん、つけもの、パセリ、なます、鮭、エビフライ、かまぼこ、卵焼き、オレンジ、オクラのごまあえである。

弁当の味はおいしいが、製造後、時間がたっているせいか、たきこみごはんは容器にこびりついているのが難点。青春18きっぷの旅だと、いつも静岡駅パルシェの中華惣菜屋 好運樓で、炊飯器に入ったごはんを入れてもらっているので、その差が出た。また、スーパーマーケットだと賞味期限がせまっていると、割り引きセール(タイムサービス)をやるのだから、鉄道業界の飲食類もそうあるべきだろう。しかし、食にありつけただけでも「御の字」と言ったほうがよさそうだ。

日常生活と旅先の食事は違う。日常生活だと外食屋、スーパーマーケットのタイムサービス、レトルト、カップ麺があれば、時間が遅くても問題はないけど、旅先は食事場所を把握していないことが多いわけだから、旅先の食事は早めに買うことが大切なのである。
 

普通電車姫路行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
姫路なしクハ115-1118体質改善車
 なしモハ115-1055体質改善車
 なしモハ114-1208体質改善車
新見なしクハ115-1241体質改善車、弱冷車

日が暮れて、吉備で大量乗車。すっかり岡山都市圏に入り、倉敷でもさらに乗り込み、17時59分、岡山4番のりばに到着。8割ぐらいは入れ替わったが、困ったことに宇野線が遅れている影響で、1分遅れの18時02分に発車。前回利用時でも相生から先が遅れていたため、定刻通りの終点姫路到着になるかどうかが気になるところ。  

電車は快走を続ける。前回利用時は多くが終点姫路まで乗っていたが、この日は停まるごとに減り、三石(Mitsuishi)で座席が埋まる程度に減った。これがいつもの姿なのだろう。  

19時05分、相生3番のりばに到着。ここからアーバンネットワークに入るが、2つ手前の有年(Une)からすれ違う電車は223系1000・2000番台ばかり。定刻通り、19時26分、終点姫路5番のりばに到着。向かいの6番のりばに新快速米原行き(10号車サハ223-2002)が待っているが、乗り換え時間はわずか1分。撮影する時間はなかった。

◆トップナンバー同士の顔合わせ  

P1370652.JPG

新快速米原行きは“前のほうへ行けば空席が見つかる”とにらんだ通り、漠然と10号車の空席をGET!! 19時27分の発車後、5~12号車の車番をチェックしたら、223系2000番台のトップナンバー車と判明。初期のタイプはクモハ223形3000番台があり、2003年以降はクモハ223形2000番台に改めているが、性能上、なんの問題や影響もない。223系2000番台も入団10年目を迎えていたのである。  

P1370659.JPG

加古川で221系の普通電車(西明石-高槻間は快速)米原方面大垣行きに追いつくが、7~12号車は221系トップナンバー車だった。221系トップナンバー車は遭遇する機会があっても、乗ったことはたぶん、ない。  

P1370660.JPG

西明石では207系シリーズの各駅停車に遭遇するのはごく自然だが、行先はなんと「湖西線近江舞子」で、意外なことに「京都方面近江舞子」とは表示しないらしい。よほどのことがない限り、全区間利用する人はいないと思うが、トイレなしで湖西線に乗り入れるのはムリがあるように思う。
 

新快速米原行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
米原12クモハ223-3001なし
 11サ ハ223-2001なし
 10サ ハ223-2002なし
 9モ ハ222-2001なし
 8サ ハ223-2003なし
 7サ ハ223-2004なし
 6モ ハ223-2001弱冷車
 5ク ハ222-2001弱冷車
 4クモハ223-1003なし
 3サ ハ223-1006なし
 2モ ハ223-1004なし
姫路1ク ハ222-1003弱冷車

須磨で221系の快速(高槻から普通電車)京都方面野洲行き、321系の各駅停車京都行きをダブル抜き。静かな車内は秘めた闘志を表に出すかのような激走ぶり。快速は複々線の内側の最高速度が120㎞/hに引き上げているが、走りっぷりはおとなしい印象を受ける。  

神戸から東海道本線に入るが、仕事納めの企業が多いこともあって、12両全体が満員御礼というわけではない。乗車している10号車はここまで改札までの距離がある駅しか停まっておらず、珍しく、相席になっていない。大阪に到着すれば、たぶん、隣りに誰かが坐っていくことだろう。  

芦屋で321系の各駅停車京都行きに接続。予想がハズレ、ここで私の隣りに女性が坐った。ちなみに前日の新快速乗車時、「ドアから手を離してお待ち下さい」という放送はなかったが、この日はあった。  

塚本を通過すると、福知山線直通の快速篠山口行きとすれ違うが、なんと321系!! 福知山線は丹波路快速とJR東西線直通の快速が主体だが、大阪発着の快速は宝塚行きがないのだから、トイレつきを原則としたほうがわかりやすい。  

20時58分、大阪9番のりばに到着。暖房がかかっていないため、ドアから冷たい空気が吹き込んでくる。東京もそうだが、寒い時期に暖房をガンガンかけて、ホットな車内にしてもらいたいところ。つけたり、切ったりするのは風邪の原因にもなるだろう。  

大阪で大量乗車が発生し、20時30分に発車し、新大阪は13番のりばに到着。平日のラッシュ時、新快速は大阪-新大阪間の複々線の外側を走るため、停まるホームも違ってくるのだ。  

P1370664.JPG

大阪-京都間の所要時間は日中の多くは29分に戻したため(28分の場合もある)、走りに“怒涛”は感じないが、千里丘で321系の各駅停車京都行き、長岡京で221系の普通電車京都方面野洲行きを抜き、20時59分、京都2番のりばに到着した。

★備考

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◆世界の国旗クイズ第15問

『世界の国旗クイズ』はホンモノの世界の国旗が出ることはよほどのことがない限り、まったくありません。鉄道車両を国旗に見立てたもので、それを皆様に当てていただくものです。  

第15問はこちらです。これはどこの“国旗”なのでしょうか?

世界の国旗クイズ第15問.JPG

さぁー、みんなで考えよう!!

ヒントは赤のボディーカラーを見て、なにを思い浮かべますか? そして、2007年の流行語は覚えておりますでしょうか? また、「手の用心」という言葉を知っていますか? さらに2008年秋、Railway Blogに掲載しておりますので、おのずとわかりますよ。

答えは観客動員数113萬人突破時に発表する予定ですので、ドシドシお寄せ下さい。コメントの際、御解答いただければ、さいわいです(何度も言っておりますが、次に進めません。ヤマカンで解答してくださいね)。

なお、原則として、1人でも参加していただかない限り、正解は発表しませんので、御了承下さい。

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2008年の汽車旅6-6(JR西日本完全制覇達成!!) [汽車旅2008]

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・2008年の汽車旅6-1
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・2008年の汽車旅6-2(急行〈つやま〉フォーエヴァー)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-17

・2008年の汽車旅6-3(JR西日本完全制覇に王手!!) 
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-20

・2008年の汽車旅6-4
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-22

・2008年の汽車旅6-5
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-25

◆車掌が特別に乗務

 

11時19分に発車すると、すぐさま山陰本線と別れ、早くも勾配を登ってゆく。カーブで勾配のキツさをやわらげている状態で、南宍道に到着。発車すると、金山峠を境に下り坂をゆく。クネクネとアップダウンの激しい道をゆき、開けた町並みが現れると、加茂中(Kamonaka)へ。ここから先は平地となり、快適に進んでゆく。
 
普通列車備後落合行きワンマンカー編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
備後落合なしキハ1205ロングシート
宍道なしキハ120-207セミクロスシート、回送
回送は宍道-出雲横田間連結

車内の乗務員は運転士、車掌、木次鉄道部係長の3人。本来はワンマンカーだが、この日は特別に車掌が終点備後落合まで乗務する。  

出雲大東を発車すると、下り坂のオンパレード。軽やかに駆け抜けてゆく。  

木次に近づく頃、車掌は犬入りカバンの女性客をエスコートし、出口へお連れするサービス。女性客はスーツケースを持っており、海外へ行っていた模様。

「あらー、かわいいー」  

と見知らぬ女性客から声がかかる。  

11時53分、木次2番のりばに到着。1番のりばでは普通列車宍道行きワンマンカーが発車を待っている。  

P1370538.JPG

さて、ここには神様、素戔嗚尊(Susanoh-no-mikoto)を紹介する案内板があった。ここから先も神にまつわる歴史を紹介する駅があった。さすがは神話の国、島根県。もし、2000年に当時の総理大臣であった森嘉郎が島根県を「神の国」と言ったらよかったんだろうけど、日本全体はそんな国ではない。今や世界中は経済不況により、「神も仏もない国」と化してしまうところが多いように思う。



次は日登
Next Hinobori.  

運転士は若手からベテランに代わり、車内は全員着席できるほどに減り、11時55分に発車。雲ゆきが少々あやしくなり、暖房がかかる。  

日登(Hinobori)を発車すると、一転して登り坂へ。運転士は40㎞/h程度で慎重に進んでゆく。やがて、スピードは30㎞/h程度に落ちてしまう。

P1370544.JPG
 
トンネルを抜けると、残雪。前日の因美線と同じような展開になる。

下久野(Shimokuno)に到着すると、外気は冷たい。この時期に臨時普通列車〈奥出雲おろち号〉が運行されないのもわかる。  

下久野を発車し、長いトンネルへ。40㎞/hにも満たないスピードだが、抜ければ雪国になることが予想されるだけに胸を膨らませるものの、残念ながら残雪のままだった。

「ざんねぇーん!!」  

侍JAPANじゃなかった、ギター侍、波田陽区の声が聞こえてきそうだ。ギター侍にはあと1つ、おなじみのフレーズがあるけど、ローカル線と不況の御時勢には禁句なので、やめとこ。  

出雲八代(Izumo-Yashiro)を発車すると、天候が回復。列車はトンネルを抜けると、下り坂をゆき、亀嵩(Kamedake)を発車すると、今度は登り坂。ちなみに亀嵩では男性客2人がそばを受け取っていた。

 

P1370553.JPG

さて、残雪の量が多くなり、下り坂を駆け抜け、12時46分、出雲横田2番のりばに到着。ここで10分停車。方向幕では「備後落合」と表示されているが、うしろの回送はここで切り離して、普通列車宍道行きワンマンカーとなる。  

P1370549.JPG

出雲横田はまるで出雲大社を彷彿させる駅舎が印象に残り、出雲横田発着便が多いせいか、木次鉄道部の乗務員休泊所がある。そして、面白いことに駅舎側は2番のりば、反対側は1番のりばである。ちなみに駅のホームは駅長室のある側が「1番線」というのが一般的である。  

P1370557.JPG

出雲横田には奇稲田姫(Kushi-inadahime)の紹介があり、この駅の近くに稲田神社があり、このあたりで出生したという。父神が脚摩乳(Ashinaduchi)、母神は手摩乳(Tenaduchi)である。  

ある日、素戔嗚尊があるヤツをやっつけ、奇稲田姫の命を救った。それは誰なのか? 野比のび太に答えてもらおう。

「山田のおろち」  

隣りで聞いていたドラえもんは“またか”と頭を抱えた。  

正解は八岐大蛇(Yamatano-orochi)。そいつをやっつけ、晴れて夫婦になったのである。  

12時56分、運転再開。雪国が近づいてきたような車窓だが、八川から先は次の駅までの所要時間が長く、平均12.25分で、最高速度も65㎞/hに抑えられている。





P1370575.JPG

※3つとも次は出雲坂根  

30㎞/hにも満たない速度でトロトロ進み、運転士はチラッと横を眺めて、残雪景色を眺めている。そうこうするうちに車窓は残雪ではなく、雪景色に“格上げ”され、一部の窓は曇り始めた。

◆JR西日本完全制覇達成!!  

13時16分、出雲坂根1番のりばに到着。ここで3分停車し、ホームの宍道寄りには延命の水があるという。車掌の案内により、延命の水へ向かう利用客が多かった。みんな、長生きしたいし、早死にしたくもない。  

P1370580.JPG

信楽焼の狸が歓迎し、延命の水を飲む。ミネラルウォーターとは違った味わいがあり、できることなら空のペットボトルを持参すればよかったが、停車時間は3分なので、ひとくち飲むしかない。また、列車利用客以外の水汲みは御遠慮願っている。  

冬は暖かく、夏には冷たい延命の水は湧き水で、この地に鉄道ができるまでは「清水堀」と呼ばれた湿田だった。そのはるか昔は狐や狸が多く、この水を飲んで寿命100年を越えた狸が多く、やがて、人も「長寿の冷水」と呼び、愛飲開始。のちに「延命の水」という名がつけられた。  

毎日、延命の水を飲み続けると、きっと長生きするものと信じている。うまくいけば、1000年後の世界を見ることができるのかもしれない。私は死んでしまったら、アメリカで行なわれている冷凍保存を望んでおり、蘇生に成功すれば、“2度目のこの世”を見ることができるのだが、費用が葬式の6倍ほどかかるという(一般的な葬式は200萬、冷凍保存は1200萬だとか)。

P1370582.JPG

 

車内に戻ろうとすると、車両の宍道寄りにヘッドライトが点灯。レールファンへのサービスかと思ったら、13時19分に発車すると、なんと進行方向とは逆向きに発車。運転士は3分の停車中に移動していたのである。  

出雲坂根は標高564メートルの駅で、次の三井野原までの駅間距離は6.4キロあり、標高は731メートルである。つまり、167メートル高いところに三井野原があり、かなりの急勾配である。純粋に登ってもいいのだが、木次線はスイッチバックで急勾配のキツさを緩和。しかも、スイッチバックは2か所ある。これが世に有名な「3段式スイッチバック」なのである。

 

13時21分、列車は止まり、運転士は再び、元の位置へ。3段式スイッチバックに興味津々のレールファンは坐ってなんかいられない。そして、13時23分、進行方向を元に戻し、再び発車。雪によるポイント故障を防ぐため、シェルターを通過したあと、左へ曲がり、登り坂を慎重にゆっくりと進む。進行方向右側には出雲坂根を見下ろすことができる。車掌によると、列車は赤い橋のところまで、時計まわりに進むという。

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いよいよ、赤い橋が見えた。その正体は国道314号線で、あの有名な奥出雲おろちループなのである。列車は標高718メートル地点まで登ってゆき、国道314号線奥出雲おろちループ鑑賞のためか、徐行運転をする。  

国道314号線奥出雲おろちループは半径100・200メートルのの2重ループ道路で、区間標高差が105メートル、区間長は2360メートルである。 ループにすることによって、勾配のキツさを緩和し、スピードの出し過ぎを防いでいるが、昭和53年(1978年)に計画され、昭和57年(1982年)から工事を開始。平成4年(1992年)4月に開幕しているが、当時は観光客が多かったという。ちなみにこの日は交通量が少なかった。

これにより、木次線は苦境に立たされているが、平成10年(1998年)4月25日(土曜日)、国道314号線奥出雲おろちループの観覧を目的とした臨時快速〈奥出雲おろち号〉が誕生(現在は普通列車に格下げ)。12系客車を種者に1両をトロッコ車に改造。3段式スイッチバックのため、トロッコ車には運転台を設置したが、運転区間は木次-備後落合間が基本である。さいわい、乗車率がいいものの、木次線は本数が少ないのだから、1両増結すれば自由席として、沿線の利用客にも気軽に乗れるようにすればいいように思う。

国道314号線奥出雲おろちループを過ぎると、スピードはあがり、分水嶺を通過すると、13時35分、やっと三井野原に到着。停車時間はわずか30秒で、13時36分に発車。島根県から広島県に入り、山陰から山陽に変わってゆく。この日、「車掌が特別に乗務しております」と言ったのもわかる。冬の季節だと臨時普通列車〈奥出雲おろち号〉が運行できないため、ガイドを兼ねていたのだ。そのあと、県境を越えたことをアピールするかのような車内検札。県境になると車掌が車内検札を行うパターンはあるのだが、8割以上は青春18きっぷ利用客で、シーズンオフであれば、10人乗っているかどうか?

油木(Yuki)を発車すると、次は終点備後落合。ついにJR西日本完全制覇に向けて、雪道を進んでゆく。

下り坂などカーブが多く、50㎞/hも出ない。途中、遮断棒や警報機のない踏切に遭遇するが、雪に埋もれては「止まれ」の標識に気づかない限り、わからないのではないだろうか。

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広島県に入ったことを示すかのように、天気はP-KAN。最後のトンネルを抜けると、進行方向右側から芸備線に合流。普通列車備後落合行きワンマンカーを追い抜いた。

 

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普通列車同士の追い抜き劇のあと、刻一刻とゴールが近づき、13時56分、終点備後落合1番のりばに到着。木次線全線完乗と共にJR西日本完全制覇を達成した。但し、おおさか東線が全通すればリセットされるが、すぐに取り戻せるだろう。

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少々遅れて2番のりばに芸備線の普通列車が終点備後落合に滑り込み、3番のりばは普通列車新見行きワンマンカーが発車を待っており、ローカル線の要衝はキハ120系シリーズでホームはすべて埋まったのである(3つとも、たった1両だが…)。

JR旅客鉄道完全制覇日一覧表
JR会社名完全制覇達成日達成路線名と駅名達成時の年齢
JR東海2001年10月6日(土曜日)名松線伊勢奥津25歳1か月
JR四国2003年8月14日(木曜日)高徳線志度26歳11か月
JR北海道2005年8月16日(火曜日)石勝線夕張28歳11か月
JR九州2008年9月1日(月曜日)吉都線吉松32歳
JR西日本2008年12月29日(月曜日)木次線備後落合32歳3か月
JR東日本は完全制覇を達成していない

★備考

①今回の動画はこちらへクリック!!



②フリー百科事典『Wikipedia「奥出雲おろちループ」』はこちらへクリック!!

③フリー百科事典『Wikipedia「奥出雲おろち号」』はこちらへクリック!!

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◆世界の国旗クイズ第15問

『世界の国旗クイズ』はホンモノの世界の国旗が出ることはよほどのことがない限り、まったくありません。鉄道車両を国旗に見立てたもので、それを皆様に当てていただくものです。  

第15問はこちらです。これはどこの“国旗”なのでしょうか?

世界の国旗クイズ第15問.JPG

さぁー、みんなで考えよう!!

ヒントは赤のボディーカラーを見て、なにを思い浮かべますか? そして、2007年の流行語は覚えておりますでしょうか? また、「手の用心」という言葉を知っていますか? さらに2008年秋、Railway Blogに掲載しておりますので、おのずとわかりますよ。

答えは観客動員数110萬人突破時に発表する予定ですので、ドシドシお寄せ下さい。コメントの際、御解答いただければ、さいわいです(何度も言っておりますが、次に進めません。ヤマカンで解答してくださいね)。

なお、原則として、1人でも参加していただかない限り、正解は発表しませんので、御了承下さい。

★お知らせ

①岸田法眼のRailway Blog.「INDEX 2009年2月-2009年2月はすべて、観客動員数1日2000人以上!!」はこちらにクリック!!

②岸田法眼のRailway Blog.「Railway Talk 2009年2月」はこちらにクリック!!
 

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2008年の汽車旅6-5 [汽車旅2008]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方はURLにクリックして下さい。

・2008年の汽車旅6-1
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-15

・2008年の汽車旅6-2(急行〈つやま〉フォーエヴァー)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-17

・2008年の汽車旅6-3(JR西日本完全制覇に王手!!) 
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-20

・2008年の汽車旅6-4
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-22

◆不覚、旅行貯金できず!!  

2008年12月29日(月曜日)、仕事納めを3日繰り上げた企業が多い中、金融機関は12月30日(火曜日)まで営業。当然のことながら、旅行貯金もできる。当初、米子に泊まるつもりでいたが、急きょというわけでもないけど、松江に変更。松江中央郵便局で旅行貯金をしようと前夜に決めた。そのため、9時には乗り込んでおきたい。  

7時20分に起床したときはどんよりとした曇り空だったが、8時に日本テレビの『スッキリ』という番組で、架空請求の特集をしていたが、だまされないためには無視することが1番だ。ほかにメールの通知は基本的にありえないこと、不安をあおる文面にだまされないことが大切なのだという。  

9時に宿を出ると、快晴。しかし、この日の山陰地方は晴れのち雨だという。  

松江中央郵便局へ入るも、通帳がないことに気づいた。別のカバンに入れっぱなしにしていたのである。情けない!! 乗っていない路線はまだあることだし、また来訪する機会はあるだろう。気を取り直し、国道485号線くにびき大橋を渡るとしよう。

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くにびき大橋は昭和56年(1981年)6月に完成し、米子側は剣先川と大橋川に分岐して、中海へ。宍道側は宍道湖の境目にあたるところである。

 

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さて、大橋川からカヌー軍団が現れた。肉眼で確認する限り、10隻のカヌーが川を泳いでいる。愛好家か学校のカヌー部なのだろう。  

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島根県松江市はNHKの連続テレビ小説(通称、「朝ドラ」)、『だんだん』の舞台になっている。この作品は『ふたりっこ』で知名度を得た三倉茉奈(Mana)・佳奈(Kana)の双子の姉妹が再び、朝ドラに出演。また、『ひらり』で主演した石田ひかりも出演している。  

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松江3番のりばから山陰本線の普通列車西出雲行きワンマンカー(キハ47 3011:体質改善車)へ。ボックスシートが大幅に削られており、やむなくロングシートへ。521系でもそうだったのだが、ロングシートにも席番がふってある。

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次は玉造温泉(画像、動画とも)  

10時12分に発車。宍道湖レイクショーが始まるものの、地平に下りると、見えなくなり、乃木へ。そこから先は大海原ならぬ、“大湖原(Ohkobara)”が待っていた。ロングシートだと進行方向左側から眺めたほうがよさそうだ。  

宍道湖を離れ、玉造温泉に到着。ホームは多くの観光客が待ち構えており、下り、上り、どちらも混み合いそう。  

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車内には扇風機カバーがかかっており、使用停止。暑い季節に使うということだが、一般形国鉄産気動車の多くは非冷房車として登場しているため、JRになってから冷房取りつけ改造が行なわれることが多い。しかし、トンネル断面の関係もあってか、電車みたいに“これがクーラーだ”と主張できない。そのため、まるで第3軌条車両を思わせるようなバス用のサイズを使うのだが、あんまり効きがよくなく、扇風機は撤去できず、補助する役目となっている。ちなみにJR西日本は体質改善工事により、冷房の効き具合は向上している。
 
普通列車西出雲行きワンマンカー編成表
運行区間号車車両番号禁煙備考
宍道なしキハ472006体質改善車
松江なしキハ473011体質改善車

さて、2008年は鉄道ジャーナル社が刊行する『鉄道ジャーナル』の「タブレット」という読者の御意見コーナーで、山陰本線の電化区間に気動車運用があることを問題視する投稿があり、反響があった。乗車している普通列車西出雲行きワンマンカーは米子始発で、終点まで電化されているので、本来は電車で運用するものだろう。まれに115系が使われることはあるのだけど、“気動車や蒸気機関車はエコに貢献していない”という疑問はある。  

気動車や蒸気機関車は鉄道の文化として、時代を築いているものの、地球温暖化を食い止めるためにも、架線レス電車を早急に開発させ、活躍に幕を下ろすべきではないかと思う。しかし、2009年2月20日(金曜日)、都内某所で聞いたのだが、あるサラリーマンが新幹線でエコ出張したときのこと。〈のぞみ〉を利用したのだが、山陽新幹線の広島を過ぎると、そのサラリーマンが乗車した車両はたった3人しかいなかったという。つまり、“こんなに乗っていなければエコにならないのではないか?”と疑問を持ったという。  

今後、電化区間に気動車や蒸気機関車を乗り入れさせないということもありえるが、鉄道が絶対的に“エコなのりもの”であるには、その2つの運行をやめさせる方向でいかなければならないと思う。でも、それが実現するのはいつになるだろうか?  

さて、宍道湖レイクショーは途切れる部分はあるけど、10時32分、宍道1番のりばに到着。3番のりばにまわり、木次線(Kisuki Line)を待つことにしよう。本当は下車して、すぐそこにある宍道郵便局で旅行貯金をしたいのだが、通帳がなくてはどうしようもない。

◆ボックスシート争奪戦に全員敗退  

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宍道はかつて、4・5番のりばがあったものの、すでに線路は撤去。5番のりば跡地は無料駐車場となり、鉄道利用客専用の予約制である。旧4番のりばは「0」のキロポストがむなしく立っている。

 

1番のりばにエル特急〈やくも14号〉岡山行き通過後、さぁー、いよいよ、10時47分、3番のりばに普通列車備後落合行きワンマンカーが入線!! 木次線を全線走破する便は1日たった2往復しかない。また、区間によっては日によって、運休になるなど、難関のローカル線である。  

普通列車備後落合行きワンマンカーは2両編成で入線し、鋼製車はボックスシート&ロングシートのセミクロスシート、ステンレス車はロングシート。もちろん、3番のりばで待っているみんなが狙うのは鋼製車のボックスシート。しかし、全員が降りて乗り込もうとすると、運転士はストップをかける。

「なんで、なんで、なんでよぉー」  

おそらく、こういうセリフを吐きたくなるほど、ブーイングしたくなる利用客もいると思うが、なんと、鋼製車は回送のため、乗れず、ステンレス車しか乗れないのだ。2008年9月にチラッと木次線の気動車を見たときは1両だったので、まぁー、納得はするものの、車両はキハ120系200番台に統一して欲しかった。  

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キハ120系200番台は鋼製車のセミクロスシート。個人的に「0番台」と言うのは好きではないのだけど、キハ120系はステンレス車体のロングシートで、キハ120系300番台はボックスシート&ロングシートのセミクロスシートである。ちなみに先に登場したのは鋼製車のキハ120系200番台で、ややこしい。キハ120系は200番台、0番台、300番台の順に登場しているのである。  

山陰本線の普通列車出雲市行きワンマンカーが2番のりばに到着すると、1両しか客扱いしない普通列車備後落合行きワンマンカー(キハ120 5:ロングシート)は早くも立客が発生。回送を連結して運行するぐらいなら、客扱いすればいいのに。

★備考

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②都合により、「2008年の汽車旅6」シリーズは掲載間隔があく場合がございますので、あらかじめ御了承下さい。

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◆世界の国旗クイズ第15問

『世界の国旗クイズ』はホンモノの世界の国旗が出ることはよほどのことがない限り、まったくありません。鉄道車両を国旗に見立てたもので、それを皆様に当てていただくものです。  

第15問はこちらです。これはどこの“国旗”なのでしょうか?

世界の国旗クイズ第15問.JPG

さぁー、みんなで考えよう!!

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2008年の汽車旅6-4 [汽車旅2008]

◆「2008年の汽車旅6-1~3」まではこちらにクリック!!
◆キハ121系に乗る  

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急いで鳥取2番のりばへまわり、山陰本線の普通列車米子行きワンマンカー(キハ121-9:女性運転士乗務)に乗り換え。

「ピオーッ、パオーッ」

キハ121系は初乗車で、ドアチャイムはJR東日本首都圏電車のATSの音と同じである。 定刻通り、17時01分に発車。鳥取-米子間は以前、特急〈スーパーくにびき5号〉益田行きで利用したことがあり、よく揺れたが、線形が改良されたので、あんまり揺れない。ちなみに鳥取-米子間の高速化工事完成により、2003年10月1日(水曜日)から特急〈スーパーくにびき〉は特急〈スーパーまつかぜ〉に変わった。  

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鳥取大学前を発車すると、進行方向右側に湖山池が見え、末恒(Suetsune)は下車客が多く、キハ47系体質改善車の普通列車鳥取行きワンマンカーと行き違う。

 
普通列車米子行きワンマンカー編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
米子なしキハ121-9なし
鳥取なしキハ121-3なし

宝木(Hohgi)で完全に日が暮れ、あとは暗闇を待つのみだ。  

浜村で快速〈とっとりライナー〉鳥取行きワンマンカーと行き違い。昔は急行形気動車で運行していたが、2003年10月1日(水曜日)からキハ120系10番台にチェンジされた。  

キハ121系は2003年に入団。キハ126系シリーズの単行バージョンで、車内は共通している。  

青谷(Aoya)で智頭急行HOT7000系の回送と行き違う。空も車内の運賃箱の周囲はマックラだぁー。次の泊(Tomari)でもキハ47系体質改善車の普通列車鳥取行きワンマンカー、松崎でも特急〈スーパーおき4号〉鳥取行きと行き違った。特に特急〈スーパーおき4号〉鳥取行きは線形のよさから、闇を切り裂くかのようなハイスピードだった。  

気がつけば、定刻より3分遅れの17時55分、倉吉3番のりばに到着。下車して駅舎内にあるJR西日本のコンビニ、Heart-inで晩メシを購入。発車時刻は18時13分で、ゆっくりできる。ホームで思いっきり深呼吸をして、二酸化炭素を吐き出すのも悪くない。  

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18時09分、隣りの1番のりばに特急〈スーパーまつかぜ7号〉益田行きが到着。1分停車してから発車するのだが、キハ121系の普通列車鳥取行きワンマンカーが定刻より、2分遅れの18時10分に到着。片方が遅れてしまえば、それに付き合わなければならない単線の大きな欠点だが、特急〈スーパーまつかぜ7号〉益田行きは定刻より、3分遅れの18時13分、普通列車鳥取行きワンマンカーは4分遅れの18時14分に発車。そして、普通列車米子行きワンマンカーは定刻より、3分遅れの18時16分に発車した。

◆予想外の日曜割引  

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倉吉を過ぎてから気づいたが、ほとんどの駅には黄色いランプが点滅している。これは列車の接近を知らせるためで、停車中は点滅しない。これは倉吉-伯耆大山(Hohki-Daisen)間の途中駅は無人駅ということがある(駅員配置駅ならば、すべてのドアが開く)。  

大山口(Daisenguchi)でキハ47系体質改善車の普通列車鳥取行きと行き違うが、3両編成のため、ワンマンカーではない。  

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伯備線に合流すると、19時11分、伯耆大山2番のりばに到着。隣りの1番のりばには伯備線からのエル特急〈やくも21号〉出雲市行きに追いつくような恰好になったが、定刻より少々遅れており、先に発車。普通列車米子行きワンマンカーは定刻より、1分遅れの19時15分に発車。ここからは複線になり、19時22分、定刻通り、終点米子2番のりばに到着した。  

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4番のりばにまわり、快速〈アクアライナー〉浜田行きワンマンカー(1号車キハ126-4)に乗り換え、19時36分に発車。安来(Yasugi)で寝台特急〈サンライズ出雲〉東京行きと行き違い、ここから単線に戻る。


快速〈アクアライナー〉浜田行きワンマンカー編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
松江1キハ126-4なし
米子2キハ126-1004なし

寝台特急〈サンライズ出雲〉東京行きは思った以上に空席(個室主体だから、「空室」が正しいのかな?)が多く、大阪までどのくらい乗車率が増えるかが注目される。また、寝台車は1・2人用個室しかないこともあり、4人家族だとB寝台個室サンライズツイン、シングルツインを2部屋とる必要がある。  

安来-東松江間は単線、東松江から複線で、高架を登り、20時06分、松江3番のりばに到着した。  

この日は松江泊まり。さいわい、この日は日曜日だったため、インターネット予約による会員割り引き3520円でホテルに泊まることができて、ラッキーだった。ちなみにあと7回、そのホテルに泊まれば、1泊タダとなる。

★備考

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◆世界の国旗クイズ第15問

『世界の国旗クイズ』はホンモノの世界の国旗が出ることはよほどのことがない限り、まったくありません。鉄道車両を国旗に見立てたもので、それを皆様に当てていただくものです。  

第15問はこちらです。これはどこの“国旗”なのでしょうか?

世界の国旗クイズ第15問.JPG

さぁー、みんなで考えよう!!

ヒントは赤のボディーカラーを見て、なにを思い浮かべますか? そして、2007年の流行語は覚えておりますでしょうか? また、「手の用心」という言葉を知っていますか? さらに2008年秋、Railway Blogに掲載しておりますので、おのずとわかりますよ。

答えは観客動員数107萬人突破時に発表する予定ですので、ドシドシお寄せ下さい。コメントの際、御解答いただければ、さいわいです(何度も言っておりますが、次に進めません。ヤマカンで解答してくださいね)。

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2008年の汽車旅6-3(JR西日本完全制覇に王手!!) [汽車旅2008]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方はURLにクリックして下さい。 

・2008年の汽車旅6-1
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-15

・2008年の汽車旅6-2(急行〈つやま〉フォーエヴァー)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-17
◆中国地方も銀世界  

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津山4番のりばの外側にある広大な留置線につながるレールでは、キハ120系300番台、1両ポッキリの気動車が「智頭」の方向幕を掲げて歩くかのような動きをしている。“たった1両?!”とあせり、隣りの1・2番のりばへ急ぐ。

13時40分を過ぎ、1番のりばに普通列車智頭行きワンマン列車(キハ120-358:セミクロスシート)が入線。意外とラクにボックスシートをGETすることができた。
 
普通列車智頭行きワンマン列車編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
津山→智頭なしキハ120-358セミクロスシート

たった1両の車内だが、空席が見られ、14時00分に発車。まずは姫新線をゆく。姫新線姫路-上月間は2009年3月14日(土曜日)のダイヤ改正で、キハ122系・キハ127系がデビューし、2010年に高速化される予定だが、津山地区の姫新線は現状通りのままだ。

 

東津山でキハ120系300番台の普通列車津山行きワンマン列車と行き違い、15時05分に発車すると姫新線と別れ、因美線へ。高野を過ぎると、ひときわ雲ゆきがあやしくなり、止まりそうなほどのスピードになってしまう。JR西日本のローカル線は線形のよくない区間はずいぶん速度を落とす。ちなみに因美線は25㎞/hに制限されているところがあり、隣りの一般道路は最高速度が50㎞/hに設定されているため、次々とクルマに抜かされてゆく。

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美作滝尾(Mimasaka-Takio)を発車すると、山林がバッサリ伐採されているところがあり、まさにハゲヤマ。見ていてむなしい。  

三浦ではクルマが急な坂道に止めているが、もし、サイドブレーキが故障したら、列車に衝突する危険性がある。止める場所に配慮して欲しい。

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次は知和
Next Chiwa.  

14時23分に三浦を発車すると、残雪が多くなってゆく。道を進むごとに残雪の量が多くなり、列車は登り坂をあえぎながらも挑んでゆく。そして、トンネルを抜けると、そこは一面銀世界の雪国だった。

◆智頭急行の車両に乗り継ぎ

P1370400.JPG



次は美作河井  

進行方向右側にちらっと転車台を見かけ、美作河井に到着。転車台はかつて、ラッセル車が向きを変えるために設けられた手動式で、役目を終えたあとは土の中に埋まっていたという。そして、2007年4月、埋まっていたものがよみがえり、遺構として保存されている。  

雪国車窓を満喫させようとするかの如く、低速で走行。ガラスも曇ってゆく。まさか中国地方で雪に出会えるとは思ってもみなかった。中国地方は暑いというイメージがあるからだ。



次は那岐  

列車は長いトンネルに入り、徐々にスピードをあげて抜けてゆくと銀世界は継続。今度は下り坂となり、スピードを落としてゆく。  

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その後は速くもなく、遅くもなくといった感じで進んでゆくが、土師(Haji)を発車すると、ゆっくりとノロノロ運転。やがて、進行方向右側から智頭線に合流し、15時06分、終点智頭2番のりばに到着。向かいの3番のりばには15時52分発の普通列車鳥取行きワンマンカー(HOT3521:宝くじ号)が発車を待っているが、なんと、智頭急行の車両だった。  

智頭は2003年8月12日(火曜日)以来となるが、このときは智頭急行を全線完乗しており、“いつかは因美線全線完乗を”と思ったのだが、意外とその日を迎えるのに時間がかかってしまった。  

発車46分前から待ってくれるのはありがたいが、「接続がイマイチ」というふうにも受け取れる。エンジン切ってアイドリングストップをしたほうがいいのだが、暖房が効かない恐れがある。ちなみに因美線は智頭が境界になっているようで、普通列車は基本的に津山-智頭間、鳥取-智頭間の運用となっている。昔は急行〈砂丘〉が因美線を全線走破していたが、智頭線が時代を変えたのである。

 

P1370419.JPG

2番のりばは折り返し、普通列車那岐行きワンマン列車として、15時13分に発車。下車しても、すでに旅行貯金済みということもあり、ホームに残る。ちょうど1番のりばには特急〈スーパーはくと10号〉京都行きが到着。ここで特急〈スーパーはくと7号〉倉吉行きに行き違うはずなのだが、やって来ない。遅れているため、特急〈スーパーはくと10号〉京都行きは行き違うことなく、発車。このとき、“すぐに来るだろう”と思っていたが…  

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さて、2両あるHOT3500形のうち、うしろ1両は宝くじ号(イベント車両)で、転換クロスシートを装備し、ひじかけには小型のテーブル、灰皿が内蔵されている。一般車はボックスシート&ロングシートのセミクロスシートだから、迷わず、転換クロスシートを選ぶ。ちなみに因美線の運用もあるせいか、JR西日本のドア注意ステッカーが貼られていた。  

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※HOT3500形宝くじ号の車内

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※HOT3500形一般車の車内

宝くじ号は転換クロスシートばかりが目にいくが、吊り革はなく、照明はカバーがつき、両端は金色にして豪華を演出。網棚もプラスチック製。一般車に比べ、グレードが高い。智頭急行の宝くじ号はこの1両しかないから、トクした気分だ。但し、座席と窓枠が一致しないところがあるのが難点だ。  

この日、初めての下車をして、自販機のコーンスープでのどをうるおす。発車時刻がせまっており、車内に戻るものの、特急〈スーパーはくと7号〉倉吉行きはまだ到着しておらず、運転士は遅れて発車することを伝える。
 
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ようやく、30分以上も遅れて特急〈スーパーはくと7号〉倉吉行きが2番のりばに到着。自由席は満員御礼で、坐れない利用客もおり、デッキでくたびれている模様。定刻より34分遅れの15時58分に発車したあと、2番のりばに先ほど乗車したキハ120-358が到着(那岐からの普通列車智頭行きワンマン列車)。本来は15時46分に到着するのだが、特急〈スーパーはくと7号〉倉吉行きの遅れで、どこかで待たされた模様。しかも、この列車の利用客はたった1人で、普通列車鳥取行きワンマンカーに乗り換えず、下車した。

◆JR西日本完全制覇に王手!!  

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普通列車鳥取行きワンマンカーは定刻より、16分遅れの16時08分に智頭を発車。車窓は雪国から残雪へとなり、しばらくは千代川リバーショー。因美線は智頭-鳥取間が高速化したこともあってか、先ほどとは段違いのスピードで進み、因幡社(Inabayashiro)に到着し、乗降ナシ!!  

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用瀬(Mochigase)でキハ47系体質改善車の普通列車智頭行きワンマンカーと行き違い。先頭車は夢塗装車だった。

発車すると、早くも鷹狩(Takagari)へ。気がついたら、もう残雪はなくなっていた。ローカル線にしては珍しく、駅間距離は1.3キロと短い。

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国英(Kunifusa)は進行方向右側に柿。葉っぱもない木が多いが、わずかな柿の木は正月に向けて、実が色づいている。

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河原で10人ほど乗り、発車すると道路工事現場に遭遇。高速道路なのか、一般道路なのかわからないが、高規格で作る模様だ。遠方にはサビた鉄橋が見えた。どこの路線なのかは想像がつく。

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しばらく進むと、若桜鉄道若桜線に合流し、郡家(Go-Oke)へ。特急〈スーパーいなば8号〉岡山行きと行き違う。ちなみにこの日の特急〈スーパーいなば8号〉岡山行きは3両編成だった。
 
普通列車鳥取行きワンマンカー編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
鳥取なしHOT3504なし
智頭なしHOT3521宝くじ号

定刻より9分遅れの16時39分に発車すると、宅地が多くなってきた。関東地方なら、この季節のこの時刻はもう日没でマックラヤミだが、ここは“先延ばし”してくれる。西の旅はいいなぁー(その分、日の出が遅い)。

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津ノ井で若桜鉄道車の普通列車若桜行きと行き違い、定刻より8分遅れの16時47分に発車。ラストスパートをかけ、暖房もヒートアップ!! 高架を登り、山陰本線に合流すると、16時50分、定刻より6分遅れで終点鳥取4番のりばに到着。因美線全線完乗を達成し、JR西日本完全制覇に王手をかけた。

ありがとう0系新幹線 ブログパーツ

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★備考

①今回の動画はこちらにクリック!!



②フリー百科事典『Wikipedia「美作河井駅」』はこちらにクリック!!

③岸田法眼のRailway Blog.「2003年の汽車旅6-1」はこちらにクリック!!








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◆世界の国旗クイズ第15問

『世界の国旗クイズ』はホンモノの世界の国旗が出ることはよほどのことがない限り、まったくありません。鉄道車両を国旗に見立てたもので、それを皆様に当てていただくものです。  

第15問はこちらです。これはどこの“国旗”なのでしょうか?

世界の国旗クイズ第15問.JPG

さぁー、みんなで考えよう!!

ヒントは赤のボディーカラーを見て、なにを思い浮かべますか? そして、2007年の流行語は覚えておりますでしょうか? また、「手の用心」という言葉を知っていますか? さらに2008年秋、Railway Blogに掲載しておりますので、おのずとわかりますよ。

答えは観客動員数107萬人突破時に発表する予定ですので、ドシドシお寄せ下さい。コメントの際、御解答いただければ、さいわいです(何度も言っておりますが、次に進めません。ヤマカンで解答してくださいね)。

なお、原則として、1人でも参加していただかない限り、正解は発表しませんので、御了承下さい。



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2008年の汽車旅6-2(急行〈つやま〉フォーエヴァー) [汽車旅2008]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方はURLにクリックして下さい。

・2008年の汽車旅6-1
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-15
◆急行〈つやま〉フォーエヴァー  

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姫路で一旦下車し、青春18きっぷを使用しているため、Suicaで山陽新幹線のきっぷを購入し、12番のりばへ。すでに〈こだま645号〉広島行き(2号車自由席126-3020)が到着しており、隣りの11番のりばでは、なんと500系7000番台の〈こだま628号〉新大阪行きが停まっている。2008年12月1日(月曜日)、500系7000番台の〈こだま〉がデビューしたものの、違和感かつ戸惑いを持つ。  

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山陽新幹線は東海道新幹線より利用客が少ないこともあり、JR西日本では居住性のアップに努めているが、100系3000・5000番台ではすべて、2人掛けとなっており、グリーン車の座席が転用されている。足のせとひじかけのテーブルは撤去されているが、それでも快適に過ごせる。
 
〈こだま645号〉広島行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
岡山1121-5004×自由席
 2126-3020自由席
 3125-3704自由席
 4126-3206指定席
 5125-3011自由席
姫路6122-5004×自由席

〈ひかり455号〉レールスター博多行きの通過待ちをしたあと、10時28分に発車。山陽本線を走る特急〈スーパーはくと3号〉倉吉行きに追いつくかのような感じで、10時38分、相生に到着。5分停車し、車内でくつろいでいたら、なんと、500系の〈のぞみ9号〉博多行きが通過。とてつもなく速かったが、やっぱ500系は〈のぞみ〉でなくちゃ!!  

10時43分に発車すると、デッキ寄りにある情報案内装置で、読売新聞ニュースが流れ、JR東日本北陸新幹線上り便が車両故障で立往生し、乗客は下り便で避難。前日は奥羽本線(山形新幹線)で倒木に見舞われている。
 
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山陽新幹線の“100系〈こだま〉”は2003年7月以来、2回目の乗車。座席はイイし、窓は大きいから、すこぶる快適。かつての隆盛を取り戻すことは「ない」といっていいと思うが、“昭和の古きよき時代”を感じさせる。100系はウケがよかったが、300系以降は“ないないづくし”で、スピードに躍起となってしまった。500系はインパクトが強烈過ぎたため、“ないないづくし”をカバーすることができた。  

“35分で降りるのは惜しい”と思いながら。11時03分、岡山22番のりばに到着。乗り換えルートが多いせいか、降りる利用客が多かった。

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9番のりばへまわり、津山線の急行〈つやま〉津山行きの発車時刻がせまりつつある。急行〈つやま〉は2009年3月14日(土曜日)のダイヤ改正で、快速〈ことぶき〉に吸収されることになっており、JRグループの昼行急行は臨時便を除き、姿を消すことになる(JR東日本は勝田車両センター所属の485系1500番台を臨時急行に使用することがある)。

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近年、急行の衰退は私鉄にも及んでおり、阪急電鉄京都本線は2007年3月17日(土曜日)のダイヤ改正で、準急に置き換え。京阪電気鉄道京阪本線は2008年10月19日(日曜日)のダイヤ改正で、大幅に減便。東武鉄道は2006年3月18日(土曜日)のダイヤ改正で、「東武本線」と呼ばれる部分(東上本線と越生線を除く)では東上本線に合わせるかの如く、急行券なしで急行に乗れるようになった。これは急行券を払う急行は「特急」に格上げし、通勤準急は「急行」に変更されたためである。そして、2009年3月20日(金曜日・春分の日)、阪神電気鉄道はダイヤ改正を行ない、本線の急行の運行区間を梅田-西宮間に短縮されることになっている。

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さて、急行〈つやま〉が消えるのは納得がいく。それは車両がキハ48系だからである。いくら体質改善車を使用して、「急行」の種別幕や「急行つやま」のサボを用意しても、快速〈ことぶき〉や普通列車にも使われるのだから、急行料金を払うことに抵抗がある。しかも、停車駅は法界院以外、快速〈ことぶき〉最速バージョンと同じである。

しかし、急行〈つやま〉津山行きは意外と人気。ボックスシートは先手必勝のようで、急行券でロングシートにおとなしく坐る利用客もいるのだ。また、急行券を買って急ぐ利用客もいる。ちなみに2009年2月17日(火曜日)時点、運賃以外で料金をとるロングシートは私が知っている限り、急行〈つやま〉、東武鉄道のライナー〈TJライナー〉の2つだけである。  

意外と人気な背景はダイヤにあり、11時台の津山行きは急行〈つやま〉しかなく、10時25分発の普通列車(ワンマン列車)に乗り遅れると、12時13分発まで待たなければならないのだ(そのあいだに11時51分発の普通列車福渡行きワンマン列車がある)。これだと急行料金を払いたくなくても、選択せざるを得ない利用客も多いのかもしれない。  

急行〈つやま〉津山行きは号車表示がないものの、2両全車自由席かつ禁煙車、そして、ドアは半自動扱いとなっている。
 
急行〈つやま〉津山行き編成表
運行区間号車車両番号禁煙備考
津山なしキハ475体質改善車
岡山なしキハ471003体質改善車

急行〈つやま〉は快速〈ことぶき〉と共に平成9年(1997年)11月29日(土曜日)に誕生。前日まで津山線には急行〈砂丘〉が岡山-鳥取間を津山経由で結んでいたが、ルートを山陽本線と智頭急行智頭線に変えて、キハ181系を使用した特急〈いなば〉に変更されたのだ。距離は急行〈砂丘〉が9.7キロ短いものの、山陽本線の複線、単線ながら智頭線の線形のよさで、スピードアップをはかり、所要時間が30分近くも短縮されたのである。2003年10月1日(水曜日)にはキハ187系500番台の投入により、特急〈スーパーいなば〉に改称されている。  

急行〈つやま〉は当初から1往復体制で、岡山-智頭間を結んでいた(津山-智頭間は快速)。車両は急行〈砂丘〉で使われたものを継承したが、平成11年(1999年)10月2日(土曜日)から運行区間は岡山-津山間に短縮。また、急行形気動車の老朽化にともない、2003年10月1日(水曜日)から快速〈ことぶき〉と同じ車両に変わってしまった。それから2009年3月13日(金曜日)まで、6年間も一般形気動車で急行〈つやま〉を運行するのだから、利用客もよくガマンしていたものである。

かつて、JR北海道では客車で運行していた宗谷本線急行を気動車化するにあたり、キハ40系・キハ48系を急行形に改造して、キハ400系・キハ480系に改めたが、JR西日本はそういうことは考えていなかったようだ(その後、キハ400系・キハ480系は2000年3月11日、宗谷本線急行の特急格上げにともない、お座敷改造車以外、再び、元の形式に戻った)。  

11時13分、急行〈つやま〉津山行きは発車した。

◆2両編成でも乗車口が違う理由  

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隣りの宇野線8番のりばではエル特急〈しおかぜ9号〉宇和島行き“アンパンマン列車”が発車を待っている。気動車では長い部類に入る8両編成で、6~8号車は松山止まりである。そのうえ、4号車以外は夢塗装車(アンパンマン列車)なのだから、子供たちは大喜びだろう。ちなみに通常は宇多津でエル特急〈いしづち13号〉松山行き“アンパンマン列車”とドッキングするが、この日はアンパンマンなしの高松-多度津間の単独運行だった。これはエル特急〈しおかぜ9号〉宇和島行き“アンパンマン列車”の座席定員を増やすことを優先したからである。また、JR四国は別の特急に乗り換えても特急料金は通算されるため、なせるワザといえる。  

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1号車の半室指定席はシートモケットや内装がアンパンマン仕様になっており、自動放送もアンパンマン(もちろん、車掌の肉声放送も入る)。これは小さな子供から、大きなお年寄りまで大喜びになること長井秀和じゃないけど、間っ違いない!! ただ、子供にとって、自動放送の声がアンパンマンであると確信しているが、大人はその“正体”が戸田恵子であることを知っている。子供たちには幼児でなくなる年齢までは話さないだろう。

 

11時34分にエル特急〈しおかぜ9号〉宇和島行き“アンパンマン列車”が発車したあと、11時40分、8番のりばにN2000系のエル特急〈南風9号〉高知行きが入線。軽油の香りが鼻腔にツンとくる。壮絶な走りを展開していたのだろう。  

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津山線9番のりばに戻り、12時13分発の普通列車津山行きワンマン列車が入るのだが、乗車位置が○ではなく、◇になっており、疑問があった。そして、入線するのだが、なんとキハ120系300番台!!(キハ120-355に乗車) 車体の長さが短いため、乗車位置が国鉄産気動車とは異なるのである。もちろん、定員も少ない。ちなみに岡山地区のキハ120系シリーズは貫通扉の渡り板部分にハイフンがついており、車内と車体側面にはない。

 

数少ないボックスシートをGETし、エル特急〈しおかぜ12号〉が遅れたため、1分遅れの12時14分に発車。山陽新幹線N700系の〈のぞみ20号〉東京行きも同時に発車し、そのあと、山陽本線の普通電車相生行きが襲いかかるかのように追いつかれるが、振り切るかのように別れ、法界院に到着する。
 
普通列車津山行きワンマン列車編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
津山なしキハ120-355セミクロスシート
岡山なしキハ120-338セミクロスシート

法界院を発車し、しばらく進むとローカル線らしい田舎のたたずまいとなる。  

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玉柏(Tamagashi)を発車すると、カーブが多くなり、旭川リバーショー。ディーゼルエンジンもうねりをあげるようになる。そして、山間部も近づきつつある。  

ワンマン列車ながら、精算係の車掌も乗務しており、牧山に到着。ここで快速〈ことぶき〉岡山行きワンマン列車と行き違い、勢いよく通過していった。

◆意外と多かった全区間利用客  

12時32分に牧山を発車すると、登り坂をゆき、ついにトンネルへ。登り坂を挑み続け、トンネルを抜けると、沿線にはオレンジに色づいた柿がある。もし、止めてくれるのなら、キハ48系といった国鉄産気動車の場合、窓を開けることができるので、通販でおなじみの高枝切りバサミと虫取りあみを持って、いただきたいところ。  

いつのまにか旭川リバーショーが終わり、御津(Mitsu)郵便局を通り過ぎ、神奈川じゃなかった金川(Kanagawa)に到着。津山線では数少ない有人駅だが、乗降は少ない。  

12時43分に金川を発車。道は険しさを増してゆく。林の中をかき分け、そこを抜けると、“田舎の楽園”が待っていた。12時52分、建部(Takebe)に到着したのである。ここでは普通列車岡山行きワンマン列車と行き違う。  

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建部を発車すると、軽やかに走り、刈り取った稲は実りの証拠。旭川を渡ると、有人駅の福渡に到着。岡山-福渡間は本数が多いものの、ここから先は“栄えていない田舎なのかな”と思う。  

12時57分、福渡を発車し、トンネルを抜けると、誕生寺川リバーショー。しかし、長く続かず、弓削(Yuge)でキハ120系300番台の普通列車岡山行きワンマン列車と行き違う。  

普通列車津山行きワンマン列車は軽やかに進んでゆく。気動車だとディーゼルエンジンのうねる音が消えたとき、心地よさを感じるのだ。  

意外と終点津山まで乗り通す人が多いように思えるが、この日の天気は曇ったり、晴れたりと安定しない。  

13時27分に佐良山を発車すると、急速に速くなり、残雪が見えるようになる。  

津山口はかつて、2面3線だったが、今や1面1線のみ。ホームは残っているが、私有地と化したようだ。



次は津山 終点 



まもなく津山 終点
足元にご注意ください。
右側ドアきます  

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進行方向左側から姫新線と合流し、13時34分、終点津山3番のりばに到着し、津山線全線完乗を達成。向かいの4番のりばには快速〈ことぶき〉岡山行きワンマン列車が発車を待っていた。

★備考

①今回の動画はこちらにクリック!!



②参考文献として、鉄道ジャーナル社刊行、『鉄道ジャーナル1998年2月号』を使用。

③フリー百科事典『Wikipedia「つやま(列車)」』は
こちらにクリック!!

④岸田法眼のRailway Blog.「ライナー〈TJライナー1号〉森林公園行き」はこちらにクリック!!

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2008年の汽車旅5-最終回(臨時特急〈あまぎ〉リターンズ) [汽車旅2008]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方はURLにクリックして下さい。

・2008年の汽車旅5-1
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-01-12

・2008年の汽車旅5-2(京阪電気鉄道完全制覇達成!!)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-01-17

・2008年の汽車旅5-3(山陽新幹線0系フォーエヴァーTHE LAST RUN.-前編-)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-01-25

・2008年の汽車旅5-4(観客動員数101萬人突破記念、221系新快速リターンズ2008)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-01-31

・2008年の汽車旅5-5(山陽新幹線0系フォーエヴァーTHE LAST RUN.-中編-) 
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-06

・2008年の汽車旅5-6(観客動員数104萬人突破記念、山陽新幹線0系フォーエヴァーTHE LAST RUN.-後編-)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-11

◆N700系に乗る!!  

コインロッカーから大きなバッグを取り出し、再びエクスプレス改札機へ。今度は事前に購入した乗車券と新幹線自由席特急券を1枚にまとめたものを入れる。エクスプレス改札機内にコインロッカーがなく、やむなく入場券で、0系の最後の晴れ舞台を見たのである。

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時刻は15時30分を過ぎ、25・26番線へ。26番線の隣りに27番線を作ることになっており、線路を敷くスペースはもとからあるのだが、あとはホームをどういうふうに設置するかであろう。今回の東海道新幹線輸送力増強工事には阪急の用地を一部転用することになっており、新大阪乗り入れは永遠に訪れないのかもしれない。ちなみに阪急の新大阪ホームは御堂筋線の上に設置することが決定しており、準備工事をしている。

 

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15時35分、26番線にN700系の〈のぞみ30号〉東京行きが到着。自由席に乗ろうかと26番線から車内をのぞいてみるが、空席がなく、相席にならざるをえないため、パスして15時37分に発車。次に15時53分発、700系の臨時〈のぞみ182号〉東京行きも同様の理由でパス。隣りの23番線には16時07分に発車する始発、700系の〈のぞみ134号〉東京行きが発車を待っており、そっちにしてもいい。でも、N700系に乗りたい望みは捨てず、26番線に〈のぞみ32号〉東京行き(1号車自由席783-11)が到着。1号車自由席は空席が多く、ついにN700系に乗る。  

700系は500系より15㎞/h遅いMAX285㎞/hに納得がいかず、100系シリーズを表舞台から引きずり降ろしたため、“ヒール”という印象が強かったが、N700系は車体傾斜装置の採用、山陽新幹線300㎞/h運転など、新機軸が目につくことや雑誌デビュー作、ホビージャパン刊行の『TRAIN MODELING MANUAL Vol.1』で取り上げたため、乗ってみたかった。

 

16時00分に発車すると、1号車は電装されていないため、静かでグングン加速。油断しているすきに鳥飼車両基地を通過。青春18きっぷユーザーとしては“新幹線慣れ”していないせいか、衝撃の速さだ。ちなみに2008年、新幹線を利用するのは4回目になる。

 

発車して9分後、もう阪急京都本線へ。9300系フルカラーLED車の特急梅田行きとすれ違ったが、種別と行先の文字がハッキリ見えず、不鮮明。発車して、わずか11分後で京都に着く自動放送が流れる。新快速でも新大阪-京都間は最短23分なのだから、恐ろしく速い。

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223系2000番台の新快速野洲行きをとらえ、ほぼ同時に16時14分、京都12番線に到着。ブレーキをかけるのは新幹線のほうが早いため、新快速は意地の激走を見せるのだ。ちなみに車内放送では車掌がリクライニングの位置を元に戻すよう、案内していた。リクライニングを元に戻さないマナーの悪い利用客が多く、ようやく本腰をあげた恰好だ。

◆非喫煙者にゆとりなし?  

さて、いつも自由席は進行方向右側にこだわる私だが、あえて、左側にした。これは2人掛けであることや在来線が見やすいこともある。

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坐っているところは空席の1号車3番席で、デッキが近い。停車中、5秒おきに「ポーン」という音が鳴り、ドア上には監視カメラを内臓。かなり、厳重な態勢だが、車掌は各車両のデッキを覗くのは大変だ。ドアチャイムを装備しており、313系シリーズに比べると、優しい音色だ。
  
〈のぞみ32号〉東京行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
東京16784-11指定席
 15787-511指定席
 14786-211指定席
 13785-511指定席
 12785-611指定席
 11786-711指定席
 10777-11グリーン車
 9776-11グリーン車
 8775-11グリーン車
 7787-411指定席
 6786-11指定席
 5785-311指定席
 4785-11指定席
 3786-511自由席
 2787-11自由席
新大阪1783-11自由席
△…喫煙ルームあり(客室禁煙)

駆け込み乗車があったのか、ドアの再開閉があり、16時16分にある。新幹線でも駆け込み乗車があることに驚くが、乗車には余裕をもっておきたいもの。  

京都を発車すると、N700系の特長の1つであるロケットダッシュ。元来、高速車両は出だしが遅いものだが、N700系は700系より一段と進化。700に比べ、270㎞/hまであがる時間は半分に短縮されている。
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普通車は電球色が輝き、照明は中央にまとめた。700系はコンビニにいるかのようなホワイトだ。どちらがいいかは人それぞれ。

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普通車のコンセントは足元にあり、窓側席が優遇されている恰好だ。また、最前列と最後列はすべての席にコンセントが装備されている。モノ書きにとって、車内でパソコンが使えるのはありがたい。近年はミニノートパソコンが一般的なノートパソコンの半額で販売しており、これから普及して車内がオフィスワークの場になってゆくだろう。これではゆとりがなくなり、より重い空気が流れてしまうのではないかという心配がある。新幹線は気楽に乗りたいものである。

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モノ書きというのは費用がかかる商売で、パソコン必須の現代、予備用も持たないとアクシデントが発生した場合、足を引っ張ってしまうことになる。N700系シリーズの増備が完了すると、原稿の締め切りが2・3日早くなっちゃうのかなぁー? ちなみに新幹線の車内コンセントは2000年3月11日(土曜日)、JR西日本700系7000番台の指定席サルーンシートの最前列と最後列に設けたのが最初で、のちに700系3000番台やJR東海所属車も設けることになる。そして、N700系量産車では本格採用に踏み切り、普通車は553個、グリーン車は200席に装備した。ちなみにN700系のグリーン車はシンクロナイズトコンフォートシートで、坐り心地に興味がそそる。いつかは博多-東京間で乗ってみたい。

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普段から「煙草なんかいらねぇーんだよ」と嫌煙を主張する私だが、3・7・10・15号車に喫煙ルームがあり、私は3号車に行ってみることにしよう。

 
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喫煙ルームは2つあり、ドアはタッチパネルの自動式で、中へ入る。どうやら1室定員2人のようで、BGMが流れている。無人のため、空気が淀んでいることはなく、空気清浄機が作動しているようだ。喫煙ルームはドアを必ず閉める、手短に済ませることをお願いしているが、私がそこにいた時間、列はまったくなく、ごゆっくり吸える状態だった。

滞在時間は1分もなかったが、“喫煙者だけにゆとりを与えている”という印象を受ける。そうなれば、非喫煙者はトイレ以外、坐っているだけのような車両だ。 参考までに航空機の国内線は全面禁煙になっているが、これはデッキがないためである。仕切りがないため、ゾーン別に分けても煙は流れるのだ。日本の鉄道全体も全面禁煙化に踏み切るべきなのだが、JR西日本とJR四国は喫煙ルームを設ける傾向にあり、JR東海は在来線特急に喫煙車が存在する。

◆2時間足らずで関東地方へ  

16時33分、米原を通過し、東海道新幹線の泣きどころ、関ヶ原を越えたあたりだろうか、母と男の子が1号車へ。車内でベビーカーを使うのはどうかと思うが、3人掛けの空席へ。ベビーカーは折りたたんだものの、男の子は泣いてしまい、とうとう乗務員室寄りのデッキへと行って、泣きやます。こういう場合は11号車の多目的室に行けばいいのだが、たぶん、知らないのだろう。その後、客室とデッキの往復が続き、名古屋で降りた。  

16時43分、岐阜羽島を通過し、300系の〈こだま570号〉東京行きを抜く。通過後、カーブが多くなるものの、スイスイ走り、車体は本当に傾いている。米原-名古屋間は200㎞/h前後で走ることが多いのだが、N700系はモノが違う。ただ、速度計がないのが残念なところ。

 

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16時51分、名古屋14番線に到着。ビジネスマンが多く乗り、1号車自由席全体はさいわい、相席がなく、1人占めができる状態だ。新大阪到着時、2・3号車は1号車より多いため、おそらく、相席が発生していると思う。

 
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16時53分に発車し、暗闇に向けてまっしぐら。照明の暖かみが増し、温度が上昇しているような気がする。車内はビジネスマン主体で、観光客以外はみな無口。コンセントを使う利用客も少ないようだ。コンセントは延長コードや差し込み口が3つあるタイプを使うと、ケータイ、パソコン、デジカメが充電できるので、頭を使えば重宝する。  

N700系は車体強度の関係で、窓が小さいものの、坐っていれば気にならない。もし、583系の上中段B寝台やA寝台の上段のような小窓だったら、不満はあるのだろうけど、自由席に坐れなかった場合は苦痛かもしれない。  

この車両で気になっていたのはライト。700系はヘッドライトとテールランプが別々になっていたが、N700系では原点回帰と言いたげに0系・100系・300系と同じ一体型になっている。もしかして、高輝度放電灯もテールランプの役割をするのか?

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※N700系のヘッドライト
 
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※N700系のテールランプ


答えは一体型になっているデザインではあるものの、ヘッドライトとテールランプは別々だった。ヘッドライトは高輝度放電灯で純白の光を輝かせているが、その周囲はLEDに覆われているのである。原点回帰に見せて、実は別々というのがN700系の隠れた特徴と言えるのかもしれない。  

豊橋を通過すると、車掌が検札。マイクを使わずに案内したあと、一旦、デッキへの自動ドアが開き、少し下がったあと、前の席からきっぷを拝見!! テキパキと静かに進んでゆく。  

カーブ駅の浜松では300系の〈こだま568号〉東京行きを抜く。特にスピードを落としたという雰囲気はなく、軽々と通過する。

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トイレに入るが、よく揺れる。このトイレの玄関には点字を貼りつけており、身障者にもわかりやすく案内している。地球環境に優しい新幹線は二酸化炭素の排出量削減だけではない。また、洗面台にもコンセントがついており、これは0系からの言わば習慣。デッキと客室の仕切りドアはサングラスガラスを採用し、ぼやけて見えるようにして、プライバシーを配慮。車内の情報案内装置は大型のフルカラーLEDを採用している。  

近年、車内の情報案内装置はLCDを採用する傾向にあるが、それは通勤形車両の話で、優等車両はLEDにこだわるようだ。ドアの数が異なることやデッキ寄りのところでしか設置できないというのもあるようだ。  

恐ろしいほど早く静岡を通過し、700系の〈ひかり378号〉東京行きを抜く。通過駅で〈ひかり〉か〈こだま〉を抜く回数は意外と少なかったが、新大阪を発車して、まだ1時間35分しか経過していない。静岡はいつも晩メシを仕入れるところだが、軽々と通過されるのはむなしいものがあり、青春18きっぷの旅にどっぷりつかってしまっていることになる。  

今回の旅だが、当初はSuicaによる東海道新幹線利用と青春18きっぷの組み合わせで帰京することを考えていた。いかに費用を節約するかを模索した。例えば、新大阪-名古屋間は〈のぞみ〉を利用し、名古屋から先は青春18きっぷで帰京。また、静岡まで青春18きっぷを使用し、静岡から〈ひかり〉で帰京することも考えた。しかし、ある存在にすっかり気を取られ、結局、東海道新幹線でまっすぐ帰京することに落ち着いた。  

もし、Suicaと青春18きっぷの組み合わせを選んでいたら、その日に帰京できなかった可能性が高い。精算所やホームが混み合っていたため、スムーズに進むことができなかったからだ。クレジットカードの分割払いとはいえ、新幹線は高い出費だけど、選択して正解だったことになる。

 

三島を通過する1分前、中日新聞が流れ、山陽新幹線0系フォーエヴァーTHE LAST RUNの模様を簡略に伝えた。車内にいる利用客はこの報道をどう感じたのだろう?  

新丹那トンネルに入ったのか、ずいぶん長いトンネルで、スピードが落ちているのが明らかにわかる。そして、17時53分、カーブ駅の熱海を通過。熱海は静岡県だが、JR東日本にとっては首都圏に相当する。しかし、東海道新幹線にとって、首都圏の南端は三島だろう。そこから新幹線通勤する人もいるときく。  

トンネルが断続的に続き、スピードダウンと共に「カタカタカタカタ」という震動が上下に響く。すでに関東地方の神奈川県に入っており、小田原を通過。新大阪を発車して、まだ1時間58分で、もう関東地方なのだから、戸惑ってしまう。近畿日本鉄道の名阪ノンストップ特急ならば、終点に近づく頃だ。
 
〈のぞみ32号〉東京行き通過時刻表
通過駅通過時刻
米原16時33分
岐阜羽島16時43分
三河安城17時01分
豊橋17時10分
浜松17時19分
掛川17時25分
静岡17時35分
新富士17時43分
三島17時48分
熱海17時53分
小田原17時58分

スピードは若干、持ち直したかに思えるが、次は新横浜だし、もう270㎞/hは出ないだろう。ちょうど地平に相模鉄道本線の急行横浜行きに交差すると、チャイムが鳴り、新横浜到着を告げるのであった。そして、3人掛け席からビジネスマンが降りるものの、座席下のペダルを踏むと、なんとリクライニングが元の位置に戻った。このビジネスマンはN700系のヘビーユーザーでなければできないワザだ。

◆臨時特急〈あまぎ〉リターンズ

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18時14分、新横浜1番線に到着。昔、1・4番線は〈こだま〉用のホームだったが、今は〈ひかり〉〈のぞみ〉も効率よく停まり、停止信号で止まらないよう、工夫している。  

18時15分に新横浜を発車すると、ここから先は200㎞/h以上、出ない。完全な都会で、スピードも制限されてゆく。以前、新横浜の次は終点東京だったが、今は品川。2008年3月15日(土曜日)のダイヤ改正で、新横浜と品川はすべての〈ひかり〉〈のぞみ〉〈こだま〉が停まるようになった。  

多摩川を渡り、東京都へ。カーブがあっても、スピードが出なくては車体傾斜装置の威力が発揮できないが、チャイムが鳴り、遠くから東京タワーが見え、山手線に合流すると、18時25分、品川22番線に到着。そろそろ身支度をしよう。  

18時27分に発車し、東海道本線でも見慣れている車窓で、この区間はたぶん、100㎞/hも出ないと思う。  

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18時29分、東海道本線の田町を通過。ここから先は1分ごとに浜松町、新橋、有楽町を通過。浜松町で終点東京に到着する放送が流れ、新橋に近づく頃、1番高い高架で見物をして、18時33分、終点東京17番線に到着。電車を降りると、新大阪より寒かった。

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さて、乗り換え改札へ向かうと、今でも「長野行新幹線」が表示されていることになつかしさを感じるが、東海道本線9・10番線へ。ラストはあの電車で締めくくろう。

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19時19分、臨時特急〈あまぎ〉が到着。山陽新幹線0系フォーエヴァーTHE LAST RUN に対抗したのか、2008年12月13・14日(土・日曜日)、昭和56年(1981年)9月30日(水曜日)以来となる特急〈あまぎ〉が27年ぶりに運行された。伊東線が開幕して、70周年の記念事業という名目だが、ぜひとも見たかった。ただ、3号車の窓ガラスが割れているのは残念である。 

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臨時特急〈あまぎ〉は8両編成の全車指定席で、ヘッドマークの1号車は文字のみ、8号車は絵入りとなっている。絵入りヘッドマークに人気があり、天城山をイメージしたものである。現役時代、急行〈伊豆〉の本数が多く、特急〈あまぎ〉はエル特急に昇格することはなく、この2つを統合したのが現在の特急〈踊り子〉なのである。

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19時28分、臨時特急〈あまぎ〉の回送が発車。もし、石川さゆりが臨時特急〈あまぎ〉を見たら、感激していることだろう。

「♪天城ぃー、ごぉーえぇーっ♪」  

個人的には『夜も一生けんめい』で逸見政孝さんが熱唱した姿も印象に残るが、この曲は昭和61年(1981年)に発表されており、残念ながら特急〈あまぎ〉がすでに眠っていた頃の大ヒット曲だった。

★備考

①今回の動画はこちらにクリック!!



②N700系についてはホビージャパン刊行、『TRAIN MODELING MANUAL Vol.1』を御覧下さい(売り切れの際は御容赦下さい)。

③フリー百科事典『Wikipedia「新大阪駅」』は
こちらにクリック!!

④フリー百科事典『Wikipedia「天城越え」』は
こちらにクリック!!

⑤オオゼキタク オフィシャル鉄道ブログ マジで終電5秒前「復活あまぎ」はこちらにクリック!!

⑥新快特のぶろぐ「あまぎ&ブルトレ撮影」は
こちらにクリック!! 

⑦鉄道ニュース「特急“あまぎ”運転」は
こちらにクリック!!

⑧岸田法眼のRailway Blog.「JR東海N700系オープン戦」はこちらにクリック!! 

⑨岸田法眼のRailway Blog.「JR東海N700系開幕戦」はこちらにクリック!!

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2008年の汽車旅5-4(観客動員数101萬人突破記念、221系新快速リターンズ2008) [汽車旅2008]

※「2008年の汽車旅5-1~3」の目次はこちらにクリック!!
◆神戸ルミナリエ2008  

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元町で下車し、18時21分、神戸ルミナリエの最後部へ。一方通行の一般道路2車線を神戸ルミナリエ用にあてており、大混雑。警官の笛の音や元町駅への誘導に一生けんめい。家族連れは神戸ルミナリエ見物をするかやめるかの判断に悩んでいるところもある。子供は見たいけど、大人は人ごみにうんざりなのだ。  

多くは元町駅東口から横断歩道を渡り、右折しているが、高架の線路沿いを歩いている人も多く、元町駅西口の交差点から合流する列はものすごーい。もう大行列だ。また、元町駅西口の交差点では神戸ルミナリエ以外の横断者を優先している。  

19時05分、ようやく左折。そのあと、商店街へ突入。すると、商店街からの合流組もいる。いたるところに合流地点があれば、進まないに決まっている。

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商店街は両サイドが一般客の歩道で、中央は神戸ルミナリエ観覧客に分けていたが、お店は閑古鳥で、早く閉めて神戸ルミナリエの光を見たいのではないだろうか。  

道のりは遠く、時刻は19時30分を過ぎても、神戸ルミナリエ会場には着かない。時間的に断念せざるを得ないかもしれない状況に追い込まれる。鉄道に関心のない人にはまだまだ時間的な余裕はたっぷりある。しかし、私は神戸ルミナリエのオプションが近づいているかもしれない可能性がある。なので、あせるのだ。

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19時55分、ついに神戸ルミナリエの光が見え、デジカメやケータイのカメラでみーんなバシャバシャ撮影し、大興奮!! みんな、年に1度の恒例行事を心待ちにしていた。その想いが撮影というカタチで爆発させる。


 

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しかし、2006年12月16日(土曜日)に訪れたときに比べると、開催期間は縮小されており、そのせいか、いつもは東遊園地で行なわれている募金活動は光のゾーンにも拡大されていた。神戸ルミナリエは募金で平成7年(1995年)の第1回から毎年開催することができたが、ここ数年はその額が少なくなっており、日程に影響が出てしまい、100円募金を呼びかけている。  

アクリルの募金箱には1000円札の姿を見かけたが、私は130円を投入。これにはある理由があるのだが、それは皆様の御想像にお任せしよう。

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東遊園地がゴールとなるが、時間がなくて、パッと見ただけで東海道本線三ノ宮駅へ直行した。歩いている余裕はなく、RUNNING SHOTである。

◆221系新快速リターンズ2008  

三ノ宮駅に到着し、1番のりばに新快速京都方面野洲行きが発車しようとしていた。うしろ寄りの車両はラッシュなみの混雑に見舞われている。

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2番のりばから、20時25分に221系の快速(高槻から普通電車)米原方面大垣行きが発車したあと、さぁー、いよいよ、オマタセ、ベイベー。イッツ・ショータイムの時間がやって来た。そう、1番のりばに臨時新快速大阪行き(8号車クモハ221-33)のお出ましだ。しかも、アーバンネットワークのエース、221系で、たまらずガッツポーズ(2009年大相撲初場所で23回目の優勝を果たした第68代横綱朝青龍ほどのオーバーアクションではない)。  

神戸ルミナリエ開催中、12月6・7・13・14日に三ノ宮始発の臨時便を運行。12月6・13日(土曜日)の東海道本線上りはすべて臨時新快速大阪行きを9本(そのうち1本は大阪から定期便で、京都方面野洲行きとなる)、下りはすべて山陽本線直通の臨時新快速西明石行き2本、臨時快速(西明石から臨時普通電車)大久保行きは1本、姫路行きは4本を運行。12月7・14日(日曜日)の東海道本線上りはすべて臨時新快速大阪行きを8本(そのうち1本は大阪から定期便で、京都方面野洲行きとなる)、下りはすべて山陽本線直通の臨時新快速西明石行き2本、臨時快速(西明石から臨時普通電車)神戸方面大久保行きは1本、姫路行きは3本を運行した。

 

1番のりばにはレールファンが10人もいなかったが、221系の晴れ姿を目に焼きつけるかの如く撮り、私は乗り込み、転換クロスシートにくつろぐことにしよう。

「♪ダン、ミファミシラミドレェー、ドレミファソラソファー、シーラシソー、シーラシドー、ドーラシドーレミラァー♪(ミとシは♭)」  

網干総合車両所から臨時新快速の“仕事人”をおおせつかった221系は20時30分に発車。出だしはこのメロディーのような感じだろう(『必殺仕事人』シリーズの中村主水のテーマより)。
 
臨時新快速大阪行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
大阪8クモハ221-33なし
 7モ ハ221-33なし
 6サ ハ221-33なし
 5モ ハ220-13なし
 4サ ハ220-13なし
 3モ ハ220-14なし
 2サ ハ220-14弱冷車
三ノ宮1ク ハ221-33弱冷車

臨時新快速大阪行きは興奮のボルテージが汗をかくほどあがってゆく。130㎞/hではないけど、最高のスピードは矢沢永吉のビールのCMでおなじみの最高金賞に値する。そして、321系の各駅停車JR東西線経由松井山手行きをキャッチ!!

 

灘で各駅停車JR東西線経由松井山手行きを追い抜く。昔はコイツをバッサリ追い抜くのは当たり前だったんだよなぁー。そして、快調かつ最高のペースで駆け抜ける。“このまま320㎞/hまであがるんじゃないか”と思わせるほどだ。まるで鳥取砂丘を白馬で駆け抜ける徳川吉宗を彷彿させる。

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ビュンビュンとカッ飛ばすように快適に走り、甲南山手を通過すると、勢いが落ち、ATSのなつかしい「キンコンキンコン(JR東日本首都圏はATSの音が違う)」の音が鳴って、20時38分、芦屋1番のりばに到着(JR東日本首都圏はATSの音が違う)。ところが、各駅停車高槻行きに接続をとらなかった。通常ダイヤをいじくるわけにはいかなかったようだ。  

20時39分に発車し、暗い夜道を臨時新快速大阪行きはブッ飛ばす。アーバンネットワークのエース、221系の新快速リターンズ2008の猛烈な勢いで、世界的な不況をブッ飛ばせぇー!!

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そういえば、2008年夏、JR東海は東海道新幹線のEX-ICの宣伝を大々的に行なわれていたが、面白いことに首都圏の電車広告ではこんな案内があった(画像はJR東日本203系の車内)。

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「新大阪駅から新快速へ」

このイラストがなんと、221系になっているのだ。2000年3月11日(土曜日)のダイヤ改正で、アーバンネットワークの新快速の定期便は223系1000・2000番台に統一されているが、これを見ると、「よくやったJR東海」、「アッパレ!!」と言いたくなる。ちなみにテレビのCMでは、京浜東北線の車両は209系が映っていた。どうやら、JR東海は最新の車両より、以前の車両がお好みらしい。それが本当かどうかはわからないが…

 

西宮で321系の各駅停車高槻行きを抜き、フルスピードで駆け抜ける。日頃のストレスが吹っ飛ぶぞ!! もし、薬師丸ひろ子が221系新快速リターンズ2008に乗っていたら、こう言うだろう。

「カ・イ・カ・ン」  

20時46分、尼崎8番のりばに到着。5番のりばの快速(高槻から普通電車)米原方面大垣行きに追いついたものの、先に行かれてしまった。  

20時47分に発車し、もうラストコースだ。このまま黒磯まで乗りたいよ。いけなくても京都まではと思いながら、神崎川を渡る。

「そうはい神崎」  

ある政治家がしゃべったセリフ、つまんないよね(なんで電車の中でふと思い出すのだろう?)。  

“豪快に年忘れ”という感じで、臨時新快速大阪行きは驀進!! 2006年12月16日(土曜日)以来に味わうこの気持ちよさ、何度でも味わいたい。

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阪神高速11号池田線と大阪環状線が見え、20時53分、終点大阪9番のりばに到着。隣りの8番のりばに停車中の快速(高槻から普通電車)米原方面大垣行きに再び追いついたが、すぐに発車されてしまった。

23分に渡るイッツ・ショータイムは終わったが、余韻は残り、久しぶりにスカッした。気分爽快だ。水谷豊の『カルフォルニア・コネクション』に例えると、221系新快速リターンズはこういうひとときだ。

「♪あぁーつく燃ぉーえるぅ、季ぃー節がぁー、ぼくらのぉー、あーこぉーがぁーれぇー、運んでゆくぅーよぉー♪」




20時59分に221系新快速リターンズ2008の回送が発車し、7・8番のりばへまわろう。

◆社員の安全と福知山線脱線事故の補償問題

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頭上を見上げると、組み立てている鉄骨を見つけた。どうやら、駅の改良工事は進んでいるようだ。

2009年1月に発表されたJR西日本社長の定例会見によると、鉄骨は南北通路で、2008年10月から取りかかっていた。どうやら2011年春に予定通り完成するようだが、福知山線脱線事故の補償問題がすべて終えていないにもかかわらず、アミューズメントパークのような改良工事を順調に進める無神経ぶりにはいつも言っているように思うが、怒りを通り越して、おおいにあきれる。中断してでも補償問題に心血を注ぐべきではないのか。また、国土交通省も「JR宝塚線」を没収すべきだった。「JR宝塚線」は“福知山線の仮面”といえるもので、国鉄時代から存在する路線愛称、「京浜東北線」や「埼京線」は全国区になっているが、JR西日本の場合、そういったことはなく、地元メディアや一部の鉄道雑誌で紹介される程度である。「JR宝塚線」を使い続ける姿勢は何度も言っていることだが、はっきり言って見苦しい。

福知山線脱線事故から翌年の2006年1月24日(火曜日)には伯備線で、保線作業員7人中、4人が特急〈スーパーやくも9号〉出雲市行きはねられる事故が発生(はねられた4人のうち、3人他界)。それを教訓にGPS式列車接近警報装置を開発している。

これは見張り役に測位端末と警報端末を携行し、測位端末から作業員の位置情報を衛星利用して、指令室に通知。CTC装置から得られる運行情報と照合し、一定の距離内に列車が進入した場合、警報端末に列車接近情報を通知するものである。

GPS式列車接近警報装置は2007年度に伯備線新郷-伯耆大山間、2008度中には伯備線倉敷-新郷間のほか、単線区間に導入を進め、2009年には山陽本線三原-下関間に導入する予定だという。また、トンネル内はGPS式列車接近警報装置が使いにくいため、固定式列車接近警報装置を活用。さらに単線区間限定で、持ち運び可能な可搬型ATS地上子を作業区間の両端に設置し、安全性の向上をはかっている。

2009年2月からは関西本線亀山-加茂間において、キハ120系シリーズにドア誤扱い防止システムを導入するという。これは運転士がまれにドアをホームではないところを開けることがあるからで、2008年には東武鉄道越生線で、2度もそういうトラブルが発生している(さいわい、どちらもケガ人はいなかった)。

ドアに超音波センサーを取りつけることにより、ホームを検知するもので、今後は和歌山線、桜井線、播但線にも導入するという。

そして、2009年3月14日(土曜日)のダイヤ改正では東海道本線、山陽本線、大阪環状線、奈良線、阪和線で終電の繰り上げを発表。睡眠時間を増やすことで、運転士の体調管理を万全磐石なものにするのが理由だという。その時間帯に乗務する運転士は早朝もこなすため、ハードなのだ。

人件費がかかることを承知の上だが、乗務員を増やして負担を軽減させる策をとったほうがよかったのではないかと思うけど、これからの少子高齢化を考えると、人手不足になるという事態になることが予想されるだけに、まずはどういう結果になるかを見守ってゆくことにしよう。

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さて、大阪8番のりばに快速(高槻から普通電車)京都方面野洲行きが到着。5~8号車は223系6000番台、1~4号車は221系だったが、8号車寄りにいたため、後者に乗れず、仕方なく、7番のりばで21時17分の発車を待つ各駅停車京都行き(サハ207-2019)に乗り換え、新大阪に戻った。ちなみに207系2000番台は初めて乗ったが、車内は明るめになっていた。

各駅停車京都行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
新大阪なしクモハ207-1004なし
 なしサ ハ207-1104なし
 なしモ ハ207-1008女性専用車
 なしク ハ206-1004弱冷車
 なしクモハ207-2019なし
 なしサ ハ207-2019なし
大阪なしク ハ206-2019弱冷車
女性専用車について
①平日初電から9時まで
②平日17時から21時まで

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新大阪駅構内の外食屋で晩メシ。たこめしを注文し、釜めしを茶わんによそい、ダシをかけるお茶漬けのような感覚で食べる。これがうまい。“いいもん食ったなぁー”と心の底から思う。

★備考

①今回の動画はこちらにクリック!!



②JR西日本ホームページはこちらにクリック!!(社長が2009年1月に行なわれた定例記者会見はこちらにクリック!!

③221系備考一覧は
こちらにクリック!!

④岸田法眼のRailway Blog.「221系新快速リターンズ総集編」はこちらにクリック!!

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★お知らせ

2008年12月も2者択一サイト、『Unow?』で、「アノ人はなぜハマル?(モハよう著者からの20の質問)」が公開されており、質問28・33・39・43・46で私の画像と解説が掲載されております。ぜひ、アクセスしてみて下さい。

なお、質問を回答するには会員登録が必要となりますので、あらかじめ御了承下さい。

①『Unow?』は
こちらにクリック!!(回答するには会員登録が必要となりますので、御注意下さい)

②『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』はこちらにクリック!!

③『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問28は
こちらにクリック!!

④『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問33はこちらにクリック!!

⑤『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問39は旧式はこちらにクリック!! そして、新式はこちらにクリック!!



⑥『Unow?「アノ人はなぜハマル?」』の質問43はこちらにクリック!!



⑦『Unow?「アノ人はなぜハマル?」』の質問46はこちらにクリック!!



※「アノ人はなぜハマル?」は2009年1月19日(月曜日)より、「小倉沙耶の鉄道どちらがお好き?」に衣替えをしました)。


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2008年の汽車旅5-2(京阪電気鉄道完全制覇達成!!) [汽車旅2008]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方はURLにクリックして下さい。 

2008年の汽車旅5-1
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-01-12

◆鴨リバーサイドを歩く  

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山科で京都市交通局東西線(T07)に乗り換え。山科はほかに京阪電気鉄道(通称、「京阪」)京津線(Keishi Line)にも乗り換えられるが、この路線で三条京阪方面へ向かうと、御陵(Misasagi.T08)から東西線に入るため、乗車券は割高となってしまう。ちなみに山科-三条京阪間の運賃は東西線オンリーだと250円、京津線からの利用になると340円になる。  

1番のりばから8時50分発の太秦天神川行き(5116:ワンマン)へ。 東西線はワンマン運転となっており、ホームの先にあるグリーンとオレンジのLEDが点滅すると、ホームでは琴の発車サイン音が鳴り、運転士は運転台にあるモニターで安全確認をして、ドアを閉める。また、京津線が乗り入れる都合上、車両規格はそれに合わせている。



まもなく蹴上(T09)

太秦天神川行き(ワンマン)編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
三条京阪なし5116なし
 なし5216なし
 なし5316なし
 なし5416なし
 なし5516なし
烏丸御池なし5616なし

8時59分、三条京阪(T11)に到着。面白いことに改札へのエスカレーターの左側は立ちんぼ、右側は急ぎ用になっている。これは関東地方と同じ方式だが、隣りの大阪府では逆である。

下車し、京阪の三条駅には寄らず、川端通りへ。地上じゃないのに出口への通路は外気が冷たかった。

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川端通りの進行方向左側には鴨川があり、それに沿って歩いてみる。白い鳥が鴨川の水の上に立つという奇妙な光景を目にするが、川岸の日陰に氷が張っていたのだ。そして、先へ向かうと白い鳥のほか、鴨が10羽ほどたたずんでいる。まさか鴨川に鴨がいるとはいるとは思わなかったが、住民はジョギングコースとして、軽やかかつ気持ちよさそうに走っている。また、犬の散歩に付き合う人もいる。

宮崎あおいと3代目おけいはん(神農幸)なら、こう言うだろう。

「Kamo Liver@earth」

「♪かぁーもぉー、リバァーサーイド、もぉのぉーがたぁーりぃー♪」  

まさに鴨川は人と鳥が共生する楽園なのだ。京都の人たちが景観にうるさいのもよくわかる気がする。古都のままにしないと環境破壊につながることを恐れているのだろう。そして、架かっている橋の数がかなり多い。

 

鴨川には条例があり、打ち上げ花火、ロケット花火、爆竹の使用禁止。自動車やバイク等の乗り入れ禁止で、景観を守っている。なお、違反した場合は罰金5萬以下となるが、警察署に連行されて現行犯逮捕されることはないらしい。

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さて、歩いていると、“ケンケンパの石橋”を見つける。石の配列を見ると、子供の頃に何度かやった「グゥーリィーコ」、「チぃーヨぉーコぉーレぇーイぃート」、「パぁーイぃーナぁーツぅープゥール」のジャンケンを思い出す。ジャンケンで勝てば、グーは「グゥーリィーコ」、チョキは「チぃーヨぉーコぉーレぇーイぃート」、パーは「パぁーイぃーナぁーツぅープゥール」と言って、先へ進んだもので、“サイコロのないすごろく”をやっているかのようだ。大人になればそんな遊びができるはずがなく、なにか子供の頃を思い出す。私は京都出身ではないが、鴨川は童心に戻れるのかもしれない。  

その後、ホンモノの白鳥を見て、カンゲキ。今まで特急〈白鳥〉〈スーパー白鳥〉の絵入りヘッドマークでしか見たことがないから、鴨川を歩いてよかった。

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丸太町橋の手前に京阪鴨東線の神宮丸太町駅がある。2008年10月19日(日曜日)に「丸太町」を改称したもので、ほかにも五条は「清水五条(Kiyomizu-Gojoh)」、四条は「祇園四条(Gion-Shojoh)」に変更された。これは最寄り駅の観光名所をプラスしたものだが、京都市交通局烏丸線に同名の駅があり、乗り換え駅でもないため、わかりにくい部分もあった。ちなみに祇園四条駅の近くには京都祇園郵便局がある。

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丸太町橋から400メートル離れたところに荒神橋があるが、その下ではホームレスの住みかになっているのが気になる。せっかくの景観がダイナシで、どこもそうだが、住む場所のない人たちに手を差し伸べる無料宿舎の整備が求められる。東京では『年越し派遣隊』を2008年12月31日(水曜日・大晦日)にスタートさせているが、1番大切なのは“応募したら即採用”することで、面接してえり好みしていることに問題があるのだ。そんなことをしているから失業者がなくならないのだ。こういった世の中になったのは政治家だけではなく、企業にも重大な責任がある。本来、こういうことは企業がやんなきゃいけないのだ。  

鳥の楽園であるせいか、バードウオッチングに訪れる人もおり、一眼レフカメラには巨大な望遠レンズを装着し、鳥を追う。

◆中之島線のエースに乗る  

今出川通りと交差するところに鴨東線出町柳駅を見つける。その先には叡山電鉄叡山本線の駅もあるが、今回は利用しない。鴨東線ができたことにより、孤島のような存在だった叡山電鉄は間接的に京橋方面へ直結。“大動脈”ができたことにより、『京阪時刻表2008』でも叡山電鉄は宣伝されている。また、京阪に乗り換えることはできないものの、京福電気鉄道(通称、「嵐電」)も『京阪時刻表2008』で宣伝されている。『京阪時刻表2008』は主要駅や京都の観光案内に力を注いでおり、これは観光ガイドの役割も兼ねている。そのため、ダイヤは114ページからとなっている。  

運賃表を見ると、京阪の初乗り運賃は大人150円だが、出町柳-祇園四条間は210円になっており、かなり割高になっている。これは加算運賃60円がプラスされているためで、建設費を一刻も早く償却するため、京阪は鴨東線全線と中之島線大江橋-中之島間に適用。そのため、本来ならば出町柳-中之島間の運賃は410円のところ、ダブル加算運賃のため、530円である。ちなみに今回は山科(T07)から、日比谷公園で開催された第15回鉄道フェスティバルで購入した大阪市交通局のRainbow Card(1000円分)を使用。磁気式プリペイドカードが衰退している中、関西の私鉄や地下鉄の多くは健闘しているが、いずれは共生しているICカードのPiTaPaに統一されることだろう。

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さて、ホームに下りると、1面2線しかなく、ホームは人の数が少ない。1番線には5000系の準急淀屋橋行きが発車を待っているが、5ドアのうち、2つは締め切り。ドアの上部は銀色になっており、「ラッシュ用ドア」の青いステッカーを貼っている。

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この車両はラッシュ用ドアを使わない場合、ロングシートが頭上から下りてくることで、座席定員を増やしているが、通常の通勤形電車に比べ、ドアの位置は変則になっている。首都圏でも5・6ドア車はあるものの、5000系のように頭上から座席が下りてくることはない。

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2番線には8000系エレガント・サルーンの特急淀屋橋行きが発車を待っている。8000系はエレガン都エクスプレスから、エレガント・サルーンへの塗り替えが進められているが、シートモケットはすべて、黒地に統一されている。また、ダブルデッカー車の車体側面は時代祭の行列を描いていたものから、エレガント・サルーンのロゴに変わった。

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10時00分に発車して6分後、2番線に快速急行中之島行き(8号車3055)が入線。2代目3000系コンフォート・サルーンのお出ましである。  

高輝度放電灯ではないのが残念だが、ヘッドライトが3つ、急行灯とテールランプを兼ねた片側13列のナナメデザインのLEDが個性的なフェイスだ。フェイスの黒い部分を見ると、西武鉄道30000系スマイルトレインっぽいが、これは笑顔ではない。この真相はお酒を飲む藤原紀香とルー大柴が知っている?!

「つきにあうっ!!」

「ムーンにフィット!!」  

京阪のフェイスの黒い部分は月の円弧(Enko)をイメージしたものである。このフェイスデザインは6000系、7000系、7200系、8000系(30番台を除く)、9000系、10000系、2代目3000系コンフォート・サルーンに採用され、ほかの車両は月の円弧が描けない。ちなみに2代目3000系コンフォート・サルーンは当初から、月の円弧をデザインしたものである。



 

快速急行中之島行きは一旦ドアが閉まると、転換クロスシートの向きを自動で変え、さらに一旦進み、ドアが開く。せっかく先頭8号車に乗るのだから、前面展望席に坐りたいところだが、先客がいたことや車内をくまなく見ておきたいので、後方の転換クロスシートに陣取る。進行方向左側は1人掛け、右側は2人掛けで、迷わず後者を選ぶ。

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折り返し時間は4分しかなく、あわただしいが、墨色が印象的なドアの上にはLCDによる情報案内装置が設けられており、停車駅がスクロール表示されている。これは斬新だ。今までLCDによる情報案内装置で停車駅等の案内は固定表示が主流で、動くことはなかった。  

中之島線のエース、2代目3000系コンフォート・サルーンは2008年に入団。1編成だけ残る初代3000系はまだまだ現役で奮闘しているため、中之島線のエースは「20000系」にしても問題がなかったように思える。しかし、2代目3000系コンフォート・サルーンの入団により、初代3000系は8000系30番台に改番され、現役続行となった。

このような展開になったのは初代3000系が平成7年(1995年)に改修工事を行なったさい、機器性能や車内設備は8000系に合わせ、運用も共通されているからである。つまり、初代3000系は運行ダイヤが限定されていないのだ。また、車体改修時には1両をダブルデッカー車に改造されたが、これが好評で、のちに8000系にも投入され、増結されることになる。ちなみに初代3000系も予備として残した車両を戦列に復帰し、8両編成化されている。
 
快速急行中之島行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
中之島83055なし
 73755なし
 63555なし
 53155なし
 43705なし
 33605なし
 23505弱冷房車
出町柳13005なし

塗装を省いても問題のないアルミ車体だが、そこは京阪。ちゃんと塗っている。

車両のコンセプトは「風流の今様(Imayoh)」で、車体上部は「水都」と言われる大阪の川の流れで、沿線の淀川、堂島川、土佐堀川などをイメージしている。また、京暖簾(Kyo-Noren)、紺袴(Konbakama)もイメージしており、これらをエレガントブルーにまとめた。

中央にはスマートシルバーの帯を巻き、下部は都市のきらめき、石庭における川の流れを表すアーバンホワイトとした。この車両は月の円弧を強調しているため、衝撃的なデザインとなっている。ちなみに2代目3000系コンフォート・サルーンの投入は2007年4月11日(水曜日)に発表されているが、当時は形式名が未定、車両のイメージイラストは公表されていたものの、ブラックフェイス以外はアルミ車両の地肌のみで、京阪では珍しい無塗装車両になると思われた。

10時10分に快速急行中之島行きが発車。鴨東線内はノンストップで、3分後に三条3番線に到着(鴨東線の途中駅は神宮丸太町のみ)。早くも準急淀屋橋行きに接続。出町柳は1面2線なのに対し、三条は2面4線なのだ。ここから京阪本線に入り、祇園四条は阪急電鉄京都本線河原町駅が近くにある。

七条を発車すると、地上へあがり、東海道本線をくぐると、奈良線に合流し、東福寺を通過。JR西日本奈良線のみやこ路快速といった快速系統は停まるのに、京阪本線は急行以上の種別が通過不親切な気がするも、この駅は7両分しかスペースがなく、8両編成の電車は停まれないのだ。

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東福寺を通過すると、カーブが多くなるが、2代目3000系コンフォート・サルーンの目玉は座席の布地を東レの最高級スエード調のマイクロファイバ素材、エクセーヌを採用。今回はコレに乗ることを楽しみにしているが、肌ざわりは高級品を感じるものの、最近の車両にしては珍しく、ブカブカした坐り心地で、しかも、足元と座面の高さがない。上質な坐り心地をアテにしていただけに、ここはJR西日本221系に軍配をあげたくなるけど、背もたれは高さがあり、新幹線のグリーン車を意識したかのようだ。高さのある背もたれは“個人の空間”が確保できたような気になれる。1人がけの座席だったら、もっと感じて、至福のひとときになるだろう。

余談だが、転換クロスシートのシートカバーには「COMFORT SALOON 3000 SERIES」という文字があり、かなりコッている。中之島線は京阪の威信、大阪経済の復興を願っていることが感じられる。

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内装は月の円弧を積極的に取り入れ、手すり、シートカバー、吊り革や日よけのカーテンの模様も描いており、徹底的なこだわりよう。濃紺をメインカラーに使い、転換クロスシートのひじかけやドアには墨。転換クロスシートの背もたれの側面部分に桜鼠(Sakuranezu)をサブカラーに使用。転換クロスシートのひじかけに一部分はオレンジを使い、アクセントカラーとしている。また、車椅子スペースは関西らしく、1両に1か所設けているが、パネルヒーターをつけているので、寒い季節でも快適に過ごせるようになっている(関西以外の地方でも、車椅子スペースは1両に1か所、設置してもらいたい)。

2代目3000系コンフォート・サルーンは3ドア、セミクロスシートを採用しているが、ドアの位置は5000系以外の京津線と石山坂本線を除く、通勤形電車と変わらない。車端部のドアの位置を妻面に寄らせると、転換クロスシートの数が増えただけにレイアウトに工夫が欲しかった。また、近年の鉄道車両では珍しく、戸袋窓を採用している。

転換クロスシートは2人掛けと1人掛けにしたため、座席定員が少なく、準急淀屋橋行きに接続する丹波橋では早くも立客が発生した。

◆競合路線はあってないような京阪本線?



※次は樟葉

10時25分に中書島を発車すると、樟葉へ。カーブが多く、VVVFインバータ音はうねりをあげる。

「次は八幡市に停まります」  

樟葉を発車すると、自動放送が誤作動し、車掌はただちに訂正。八幡市は急行停車駅で、快速急行は通過する。  

自動放送は発車時と到着時、軽やかで聴き心地のいいメロディーが流れる。放送は東京急行電鉄の女性の声だが、到着時刻を案内する徹底ぶり。ただ、車内は「x番のりば」、ホームは「y番線」となっている。ここは統一してもらいたいところ。

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10時43分、枚方市4番線に到着。向かいの3番線には9000系の始発、特急淀屋橋行きが発車を待っている。すると、京橋方面は早く着くこともあってか、いっせいに乗り換えた。『京阪時刻表2008』では接続時間は1分もなく、すぐ発車する態勢をとっている。但し、中之島線方面は快速急行のほうが先に到着するので、京橋へ先回りしても骨折り損のくたびれもうけになる。  

2008年10月19日(日曜日)のダイヤ改正で、枚方市-淀屋橋間の急行は特急に置き換えた。これは快速急行の誕生もあるが、特急のほうが先に到着するため、ガラガラだったのである。これを通勤形電車の特急に置き換えることで、速達制を高めている。また、特急は出町柳-淀屋橋間の便の大半を8000系に統一し、居住性を高めている。  

快速急行は出町柳-枚方市間は特急、枚方市-天満橋間は枚方公園を通過する以外は急行の役割をしており、中之島線内は各駅に停まる。いわば、“合わせワザ”の種別である。これにともない、急行は大幅に減便されている。ちなみに2008年から2009年にかけての年末年始は大みそかダイヤ、正月ダイヤとなり、快速急行はすべて急行に変えて、運行された。これにともない、2代目3000系コンフォート・サルーンは急行運用が中心となった。

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30秒以内だろうか、特急淀屋橋行きが発車し、10時45分に発車。光善寺付近で、8000系30番台(初代3000系)の特急出町柳行きにすれ違い、香里園へ。ここでは区間急行中之島行きに接続するが、ドアが開くとき、LCDによる情報案内装置の下に2つの赤いランプが点滅していることに気づいた。どうやら、ドアが開く前から点滅しており、乗り降りしやすいよう、わかりやすくなっている。首都圏だとドアの開閉時しか点滅しない。また、関西地方も“首都圏テイスト”を取り入れるようになったことを実感する。いつも言っていることだが、全国共通化したほうが初めて乗った鉄道でも戸惑わずに済むメリットがある。

落ち着いたかに思えた車内だが、寝屋川市で“.com”となり、満員御礼。萱島(Kayashima)を通過すると、複々線となり、スピードがあがってゆく。

京阪本線はJR西日本東海道本線、阪急電鉄京都本線と競合するように言われているが、私は実際、そうでもないように思うことに気づいた。確かに淀屋橋・京橋-祇園四条・出町柳間は競合になるだろう。しかし、その競合は京阪本線の場合、途中駅には当てはまらないのである。

なぜならば、東海道本線と京都本線の線路は半径1キロ以内にあるところが多く、駅についてもライバル会社とは歩いて行ける場合もある。しかし、京阪本線はその2線とは火花を散らさないようなところを走っていることが多く、そのため、鉄道の交通手段は必然的に京阪本線に限られてゆく。カーブが多く、所要時間もかかる難点はあるけど、種別を10種類も作るなど、“独自政策”ができるメリットがある。ちなみに2008年10月19日(日曜日)のダイヤ改正ではK特急がなくなり、快速特急、快速急行、通勤快急、深夜急行を新設。また、K特急〈おりひめ〉〈ひこぼし〉は前者が通勤快急、後者は快速急行に変更された。

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2008年の汽車旅5-1 [汽車旅2008]

◆輝きを魅せる200系国鉄復刻色  

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2008年12月12日(金曜日)、JR東日本東京へ。東海道本線7番線には普通電車熱海行きが22時53分の発車を待っているが、1~10号車は見かける確率の少ない国鉄産211系で、数少ないセミクロスシートである。JR東日本になってからはロングシートの211系2000・3000番台が主体となっている。

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隣りの9番線には快速〈ムーンライトながら〉大垣行き(5号車指定席サハ373-5:豊橋から自由席)が入線しており、横浜寄りではヘッドマークに表示されている「普通」が動くことを心待ちにしている。やがて、ヘッドマークはコロコロまわり、一瞬だけだが、特急〈(ワイドビュー)東海〉が表示された。今では“なつかしの列車”に変わりつつある。  

普通電車熱海行きは2階建てグリーン車が満員御礼という人気ぶりで発車。帰宅客が多いので、“プレ湘南ライナー”といったところか。  

9・10番線へ移動。快速〈ムーンライトながら〉大垣行きは車内の整備と点検を終え、ドアが開き、指定された5号車8D窓側へ。進行方向右側とあって、ベストポディションだ。  

7~9号車の車番チェックでホームを歩くと、9号車側のベンチにはサラリーマンがずいぶん酔っている。まさか1週間後の12月20日(土曜日)、居酒屋の忘年会で、そのうちの1名様にお目にかかるとは思っていなかった。しかも、顔を合わせる前から私を知っているというのだから、驚きだった。ちなみにこの日は私の存在には気づいていなかったようである。

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車内に戻り、発車を待つ。そのときから検札要員の車掌がいたので、むやみに動くわけにはいかない。その頃、8番線で快速〈ムーンライトながら〉大垣行きを撮っていた40代の男性が隣席に坐った。すると、隣りの東北新幹線20番線には国鉄復刻色の200系リニューアル車が到着。旅立ちは211系初期車に偶然出会ったこともあり、忙しい。  

200系はリニューアル車しか残っておらず、2010年12月に予定されている東北新幹線新青森延伸では数が減ることが予想される。また、東北新幹線25周年を機に国鉄復刻色が登場したが、おそらく、全般検査の時期までにはこのままだろう。なんせ、色を塗るだけでも相当な費用がかかるのだから。  

200系国鉄復刻色のお出ましにサラリーマンの酔いは一気に覚めたようで、かつては当たり前のように合ったカラーに思いをはせていた。
 
快速〈ムーンライトながら〉大垣行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
大垣1ク ハ372-13豊橋まで指定席
 2サ ハ373-13豊橋まで指定席
 3クモハ373-13豊橋まで指定席
 4ク ハ372-5豊橋まで指定席
 5サ ハ373-5豊橋まで指定席
 6クモハ373-5豊橋まで指定席
 7ク ハ372-3豊橋まで指定席、名古屋止まり
 8サ ハ373-3豊橋まで指定席、名古屋止まり
東京9クモハ373-3豊橋まで指定席、名古屋止まり

再び車内に戻り、23時10分に発車。意外と車内検札に手間取っており、新橋ではE233系3000番台(近郊形タイプ)の普通電車東京行きとすれ違うが、以前にもこの時間に見ており、乗車チャンスと見ていいようだ。

隣席の男性が話しかけてくる。その男性は北陸本線福井に向かうとのことだが、米原では1時間待ちのため、金山で降り、名古屋鉄道の7000系パノラマカーを撮影するという。男性が所持する市販のコンパクトな時刻表には特大の付箋紙(Fusennshi)で、綿密(Mennmitsu)な情報を貼りつけていた。『鉄道ファン』や『鉄道ダイヤ情報』で調べたという。私はそこまでマメなほうではなく、O型のオオザッパな性分からか、行程以外は調べないことが多い。  

電車は大船付近からノロノロ運転。進行方向左側の根岸線ではE233系1000番台の各駅停車上野行きがすれ違った。


◆暖房をずーっとONにして欲しい  

日付は2008年12月13日(土曜日)、ノロノロ運転は続き、平塚付近では保線工事が行なわれていた。近年、JR東日本は保線作業の強化をはかり、デカい枕木が首都圏のあちこちで見られるようになった。  

車内は寝息が聞こえるようになり、大磯を通過すると、ノロノロ運転は解消。進行方向右側の貨物線は先を急ぎ、小田原到着まで1回抜かれた。  

0時30分、小田原3番線に到着。珍しく、定刻通りに着いたが、乗ってくる利用客は多い。隣席の男性が話していたが、青春18きっぷシーズンだと、新宿-小田原間は小田急電鉄小田原線を利用し、乗車券の運賃を節約する利用客がいるという。ちなみに新宿-小田原間の運賃はJR東日本が1450円、小田急電鉄は850円である。  

JR東海に入り、静岡県内の長時間停車駅でチラッと目覚めたが、豊橋停車中、異変に気づく。  

それは暖房を切っていたことである。寒い地方ならば、ずーっと暖房なのだろうが、夏は四六時中、冷房なのに困ったものである。また、御存知の通り、373系の客室とデッキの仕切りがない。  

6時06分、名古屋6番線に到着。隣りの3番線では寝台特急〈はやぶさ・富士〉東京行きが到着しており、1時間近く遅れている。7分後に発車すると、徐々に夜が明け、停まるごとに立客が増えてゆく。  

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穂積を発車すると、後方の車両からデッキへと押し寄せる。大半は普通電車(高槻-西明石間は快速)神戸方面加古川行きに乗り換えるのは明々白々。乗り換え階段は前寄りの車両しかないため、後方の車両だと乗り遅れる危険性があるからだ。

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6時52分、終点大垣1番線に到着し、2番線へ。普通電車(高槻-西明石間は快速)神戸方面加古川行き(1号車クハ221-45:弱冷車)に乗り換え。9割5部は快速〈ムーンライトながら〉からの乗り換え客のため、坐れない。

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6時57分に発車すると、乗車しているJR西日本221系の情報案内装置にステッカーが貼られてあることに気づく。首都圏では当たり前の整列乗車をお願いしている(と言っても、首都圏でさえも案内する駅員もいる)。

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イラストを見ると、片側が乗車と降車に分かれている。首都圏だと両サイドが乗車、中央が降車というのが一般的なので、違和感を持つ。また、関西のラッシュ時は何度か利用しているが、ドア付近にいる利用客は一旦、降りてから再び乗車するという案内がないのも気になる。

今もワリコミ乗車があるのかどうかはわからないが、関西にもJR東日本のような近郊形車両の4ドア化、通勤形車両の6ドア車連結になるかどうか(たぶん、ないと思うが)。
 
普通電車(高槻-西明石間は快速)神戸方面加古川行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
米原1ク ハ221-45弱冷車
 2サ ハ220-33弱冷車
 3モ ハ220-33なし
 4サ ハ221-45なし
 5モ ハ221-45なし
大垣6クモハ221-45なし

近江長岡で運転士が乗務員室うしろの左側と中央のカーテンを上げる。冬場は夜明けが遅いこともあり、進行方向見右側しか前面展望することができなかったのだ。  

発車すると115㎞/hまでカッ飛ばすが、この電車は大垣-南荒尾信号場間と関ヶ原-米原間は120㎞/h、南荒尾信号場-関ヶ原間は85㎞/hまでの運転となっている。スピードメーターの針は120㎞/hに到達しなかったが、おそらく、遅れた場合の“切札”なのだろう。  

東京地下鉄10000系の甲種回送とすれ違い、7時31分、米原2番のりばに到着。電車を降りると、白い息が出るほど寒い。雪が降っていないだけマシなほうだろう。

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2008年の汽車旅4-最終回 [汽車旅2008]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方はURLにクリックして下さい。

・「2008年の汽車旅4-1~27」の目次
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-11-11にクリック!!

・2008年の汽車旅4-28
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-11-12


◆本格化した700系の〈こだま〉  

私は悩んだ末、浜松で下車。しかし、それは東海道新幹線を選択したため、在来線の改札を出て、きっぷを買うことを決めたのである。  

エクスプレスカード以外のクレジットカードに対応できる券売機があり、“妙なところに柔軟性があるな”と思いつつ、静岡までの乗車券と新幹線自由席特急券を購入し、5番線へ。すでに300系の〈ひかり380号〉東京行きが現れているが、2008年3月3日(月曜日)に京都で〈こだま542号〉東京行きに乗ろうとしたら、誤って〈ひかり416号〉東京行きに乗ってしまったことから、自由席は〈こだま〉のほうが圧倒的に多いこともあって、〈ひかり380号〉東京行きは回避。ちなみに〈ひかり380号〉東京行きは静岡にも停まる。
 
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5番線から在来線ホームを見渡すが、3番線から18時12分に発車する313系2000番台&211系5000番台の普通電車沼津行きは各車両、混雑しており、夕方のラッシュさながらの状況である。どうやら18時12分の定刻通りに発車しそうである。

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〈ひかり380号〉東京行きが発車し、追いつけないことはわかっていても、あとを追うように普通電車沼津行きが続いてほどなく、〈こだま572号〉東京行き(2号車自由席722-22:女性車掌も乗務)が到着するものの、なんと700系!! 走行音のやかましい300系ではなく、よかったものの、平成9年(1997年)に入団し、平成11年(1999年)3月13日(土曜日)にデビュー。残りの0系とバリバリの100系を東海道新幹線から追いやった“悪役”は12年目のシーズンを迎えていたのである(もし、スピードにこだわっていなければ、2008年、東海道新幹線に0系と100系が去っても不思議ではない)。東海道新幹線は確実に主役交代の時期を迎えている。
 
〈こだま572号〉東京行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
静岡16724-22×指定席
 15727-522×指定席
 14726-222自由席
 13725-522自由席
 12725-622指定席
 11726-722指定席
 10717-22×グリーン車
 9719-22グリーン車
 8718-22グリーン車
 7727-422自由席
 6726-22自由席
 5725-322自由席
 4725-22自由席
 3726-522×自由席
 2727-22自由席
浜松1723-22自由席

自由席は中間の車両に利用客が多く、11・12号車指定席は盛況して、満席に近い状況。これは禁煙車であることや『ぷらっとこだま』を使っているのだろう。3両あるグリーン車は30人も乗っていないが、N700系の増備、300系の廃車が進行。これにより、700系の〈こだま〉運用が本格化しているので、そろそろ、『ぷらっとこだま』で700系のグリーン車に乗ってみたいところ。

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700系の〈のぞみ138号〉東京行き通過待ちのため、停車時間は長く、2号車自由席へ。1人で座席を占拠できるほど空席が目立つ。〈のぞみ〉は重苦しい空気を感じるが、〈こだま〉はそういう雰囲気がない。  

18時19分に発車。700系のシートピッチは広く、前に人がいないとデスクワークがはかどるだろう。700系は300系より静かだしね(モーター音はするよ)。

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普段、新幹線を利用する機会は少ないので、速いことに驚かされるばかりだが、冷房が床下にあるため、空調吹き出し口が窓と窓のあいだにあるのは知っているが、網棚の一部分にプラスチック製のすりガラスがあることを初めて知った。忘れもの防止のためにあるのだろう。

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さて、きっぷは乗車券と新幹線自由席特急券が1つにまとめられているものの、前者は当日限り、後者は2日間有効という表示に釈然としない。これはJRグループの規則通りだから、仕方ないのだけど、乗車券が当日限りである場合、新幹線特急券、在来線特急券、急行券、グリーン券、寝台券なども合わせたほうがいいのではないだろうか。  

乗り心地のイイ車両と評価されている700系だが、トンネル内は左右に少々揺れ、18時45分、静岡5番線に到着した。

◆7泊8日の長い旅、ついに終わる!!  

静岡で下車し、いつものパルシェ食彩館内にある『中華惣菜屋 好運樓』で、晩メシの弁当を購入。お気に入りのお店のほうが1番イイ。中部地方では名古屋よりも静岡で下車していることが多い。  

ところで、静岡でタスポを使い、煙草を買う自販機をじっくり見るが、よく見ると、チャージができないらしい。私は喫煙者ではないので、タスポの仕組みはよくわからないが、健康を害するのは明らかである以上、“煙草1000円説”もあるけど、まずは日本たばこ産業を廃業させるべきではないのか。くだらないタスポを作るぐらいなら、煙草税に代えて携帯電話税を導入したほうがいいのではないだろうか。

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さて、浜松の一件で、東海道新幹線で先回りせざるをえなかった青春18きっぷユーザーが多かったようで、1番線で普通電車東京行き(7号車自由席クハ372-14:熱海-平塚間は女性車掌乗務)を待つ利用客は普段と変わらず、19時17分に入線。そのあと、2番線に浜松を18時12分に発車した普通電車沼津行きが到着。普通電車東京行きに乗り換える利用客が多く、4号車寄りにあるキヨスクでは買いもの利用が殺到。ビールといったアルコール類を買う利用客が多かった。おそらく、浜松で晩メシを購入していない、あるいはできなかったのだろう。

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地元利用客も多く、19時29分に発車。さっそく、晩メシを食すが、炊飯器から入れたごはんは30分以上たってもあったかい。ボックスシートや転換クロスシートにはテーブルのないところが多いから、特急形車両を使う普通電車東京行きは食べやすい。
 

普通電車東京行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
東京9クモハ373-14自由席
 8サ ハ373-14自由席
 7ク ハ372-14自由席
 6クモハ373-13自由席
 5サ ハ373-13自由席
 4ク ハ372-13自由席
 3クモハ373-7自由席
 2サ ハ373-7自由席
静岡1ク ハ372-7自由席

20時52分、熱海に到着し、ここからJR東日本に入り、7泊8日の長旅は大詰めを迎えたが、伊東線が遅れている影響で、定刻より6分遅れの21時05分に発車。

「この電車は普通電車東京行きです。ただいま、6分遅れで発車しております。御乗車のお客様には御迷惑をおかけして、申し訳ありません」  

熱海-平塚間で乗務したJR東日本の女性車掌は謝罪放送を流したが、ダイヤを犠牲にしてまで、待つという姿勢は大いに評価できる。“お客様本位”の表れである。  

真鶴でE217系トップナンバー車の普通電車熱海行きとすれ違い、早川の留置線ではE231系近郊形タイプが止まっていた。まさかE217系トップナンバー車が東海道本線で活躍の場を移すとは思ってもみなかった。  

21時26分、定刻より6分遅れのまま小田原6番線に到着。向かいの5番線で発車を待つ21時32分発、211系2000番台の普通電車東京行きはすでにドアを開けていたが、この電車が先に発車するため、坐っていた人もこちらに移った。通常は373系の普通電車東京行きが発車したあとにドアを開けている。つまり、211系2000番台の普通電車東京行きはドアを開けたのが“定刻通り”だったわけだ。  

川崎が近づくと、路面は濡れており、雨に近づいてしまった。駅の行先案内板では京王電鉄井の頭線が雨の影響で、遅延が発生しているという。そして、6分遅れていたダイヤは回復運転により、定刻通りに運行していることに気づいた。普段、JR東日本の鈍行の多くはスピードが遅いのだけど、本気を出しているのは回復運転をするときということになる。  

品川で空席が見られるようになり、雨が降った痕跡すらなかったが、新橋からは再び雨。わずかな距離でこんなに違うとは…

P1350325.JPG
 
定刻通り、22時43分、終点東京9番線に到着。花のお江戸は雨に濡れていた。7泊8日の長旅はここで終わるが、雨が降らなかった日は少なかった。  

電車を出ると、蒸し暑い。旅先では夜風が心地よかっただけに、ヒートアイランド現象を思い知らされるのであった。

★備考

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2008年の汽車旅4-28 [汽車旅2008]

◆「2008年の汽車旅4-1~27」の目次はこちらにクリック!!

◆浜松で大波乱!!  

P1350282.JPG

米原駅に戻り、東海道本線8番のりばから、14時56分に発車する普通電車大垣行き(クハ117-206)へ。隣りの6番のりばに新快速近江塩津行きが到着し、乗り換え客が多く、たちまち立客が発生。次の醒ヶ井でもハイキング帰りの利用客が多く乗ってきた。青春18きっぷシーズンだと8両編成に増結して、必ず坐れるような態勢にしてもいいのでは? 以前は313系300番台2両編成、211系5000番台3両編成で運行していたときに比べると、改善されている。
 
普通電車大垣行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
大垣なしクハ117-106なし
 なしモハ117-46なし
 なしモハ116-46なし
米原なしクハ116-23なし

15時31分、終点大垣5番線に到着。接続する15時40分発の新快速豊橋行きは1番線からの発車だが、60代以上の利用客は駅員や運転士に尋ねていた。いくら9分の時間があるとはいえ、乗り換える電車が目の前にないと不安のようだ。

P1350285.JPG
 
新快速豊橋行きには乗り換えず、次の15時55分発、特別快速浜松行き(クハ312-5012)へ。新快速豊橋行きに乗り換えたとしても、終点で浜松方面の普通電車に接続していないため、特別快速浜松行きがイイのだ。  

313系5000番台のフェイスで気になるところがあったのだが、ようやくハッキリとしたことがわかった。

P1350287.JPG
 
それは貫通扉の上にある白い光は高輝度放電灯ではなく、白色LEDだったことだ。これは私鉄の一部で見られる特急車両の急行灯といえる。JR東海の在来線車両は383系から、前照灯は4つ配置が基準になっているようだが、313系5000番台は高輝度放電灯を採用しているため、夜道の視野性が向上したことにより、貫通扉の上部は白色LEDにしたのだろう。近年は道路信号や照明器具が電球からLEDに変わりつつある。そのうち、日本の光はLEDだらけとなり、「電球」は死語になりそうだ。ちなみに高輝度放電灯を装備している313系シリーズの貫通扉上部はすべて、白色LEDである。

P1350290.JPG
 
大高-共和間の新駅設置工事現場を過ぎてから、減速し出すが、その後、回復し、大府を通過。特別快速は新快速の停車駅に大府を外しただけの種別で、名古屋-大府間は武豊線直通の区間快速がカバーするのだ。ちなみに平日1本の名古屋行きは快速で、武豊線内も通過駅がある。
 
特別快速浜松行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
浜松なしクモハ313-5012なし
 なしサ ハ313-5312なし
 なしモ ハ313-5012なし
 なしサ ハ313-5012なし
 なしモ ハ313-5312なし
大垣なしク ハ312-5012なし

17時18分、東海道新幹線700系の〈こだま565号〉新大阪行きと入れ替わりに豊橋へ到着。先ほどの新快速からの乗り換え客が多いようで、かなり乗り込んだ。  

さぁー、いよいよ、終点浜松となり、ホームへ滑り込もうとした矢先、非常停止ボタンが押され、止まってしまった。アクシデントが起こるとはまったく考えていない利用客たちは立ち上がって、ドアが開くのを待っている。  

安全の確認がとれ、17時55分、終点浜松3番線に到着。ホームは長蛇の列を作っており、騒然!! なにがなんだかわからない状況になるが、4番線の普通電車静岡行きがいない!! 姿がない!! 頭の中がマッシロだ。  

ホームの下では青春18きっぷ利用客だろうか、混乱している様子。ふと、東海道新幹線乗り換え改札を見ると、行先案内板では18時09分発の〈ひかり380号〉東京行き、18時19分発の〈こだま572号〉東京行きを表示。急いで時刻表を見ると、今度の普通電車沼津行きは18時12分に発車し、静岡に到着するのは19時22分。このような状況では定時に到着するのかどうかが不安になってくる。  

静岡でアノ電車は待っているだろうが、晩メシを買う余裕がまったくない。浜松でも買うことはできるのだろうが、駅弁はたけぇーし、改札内にミニコンビニ的な売店があるけど、品数は大手のコンビニに比べると、少ない。  

在来線の有人改札では、接続しなかったことに怒鳴り散らす50代の男性がおり、私もそういう気分だった。駅員の表情は他人事のようで、「よく言っておきます」とその男性に対して言ったが、どうだろうか?  

実はこの日、13時近くに六合(Rokugoh)-藤枝間で人身事故が発生し、乗り換えるはずだった17時51分発の普通電車静岡行きは運休となっていた。もし、非常停止ボタンが押されなくても、普通電車静岡行きは乗り換えられなかったのだ。  

帰京を目前に私はピンチを迎えてしまった。短時間のあいだ、針路をどうとるか選択しなければならず、おそらく、多くの青春18きっぷ利用客は“どちらにしようかな、神様の言う通り”という状況である。  

私が選択したのはDOTCH?

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2008年の汽車旅4-27(レールレジェンド-伝説の高速車両を眺める-) [汽車旅2008]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方はURLにクリックして下さい。

・「2008年の汽車旅4-1~24」の目次
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-11-06 

・2008年の汽車旅4-25(JR西日本の電化路線、すべて制す!!)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-11-07

・2008年の汽車旅4-26(正雀工場近辺を歩く)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-11-09


◆レールレジェンド-伝説の高速車両を眺める-  

P1350250.JPG

大阪8番のりばから13時00分発の新快速米原方面長浜行き(12号車クモハ223-3024:米原から8号車)に乗り、ここからはいよいよ、“帰京の方程式”となるが、大阪-高槻間では2度も非常灯以外、消えるハプニングがあった。
 
新快速米原方面長浜行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
米原12クモハ223-3024米原から8号車
 11サ ハ223-2051米原から7号車
 10サ ハ223-2052米原から6号車
 9モ ハ222-2010米原から5号車
 8サ ハ223-2053米原から4号車
 7サ ハ223-2054米原から3号車
 6モ ハ223-2010米原から2号車、弱冷車
 5ク ハ222-2024米原から1号車、弱冷車
 4クモハ223-2065米原止まり
 3サ ハ223-2153米原止まり
 2モ ハ223-2158米原止まり
大阪1ク ハ222-2065米原止まり、弱冷車

高槻付近で停止信号。先行の電車が高槻に停まっており、2分遅れで到着。そのあとは回復運転に努めている。ちなみに複々線区間の最高速度は新快速と特急が130㎞/h、快速は120㎞/h、各駅停車は110㎞/hである。

P1350252.JPG

 
山崎を通過すると、223系2000番台の普通電車米原行きをキャッチ!! この電車も高槻は新快速と同じ1番のりばから発車する。どうやら、この電車の乗降に手間取ったようである。

 

向日町-西大路間に新駅、桂川(Katsuragawa)を通過。2008年10月18日(土曜日)に誕生したが、Liverの桂川が近いため、この名がつけられ、離れたところに阪急京都線の洛西口駅(Rakusaiguchi Sta)があり、競合することになる。また、「桂川」という漢字はJR九州筑豊本線と篠栗線に桂川駅(Keisen Sta)があることもあってか、サブ駅名が用意されており、JR西日本では「桂川(久世)」と名乗る。これはJR北海道函館本線に桂川駅があるため、明確にする必要性があったからであろう。  

13時31分、2分遅れで京都2番のりばに到着。2000年3月11日(土曜日)のダイヤ改正で、大阪-京都間は27分に短縮されたが、2006年3月18日(土曜日)から28分、そして、2007年3月18日(日曜日)からは元通りの29分となった。

 

P1350255次は守山.JPG

京都を発車し、トンネルを抜けると、雲行きがあやしくなり、南草津を通過すると、雨に追いついてしまった。そして、草津を発車すると、草津線113系5000番台の湘南色を見る。今や湘南色はステンレス車体にオレンジとグリーンの帯を巻くタイプが主流になっており、なつかしさを感じる人も多いだろう。

P1350259まもなく守山.JPG


※守山到着時に撮影

車窓は激しい雨に見舞われ、野洲でズバッとやんだ。そして、近江八幡では雨が降った痕跡すらなかったが、それもほんのちょっとだけである。  

彦根で天気は回復し、定刻より2分遅れのまま、14時23分、米原5番のりばに到着した。ここで1~4号車を切り離し、前8両が5~12号車から、1~8号車に改め、ドアが閉まる。すると、若い女性が半自動ボタンを押して開けようとするものの、この便はドアの半自動設定をしておらず、無情にも動いた。このあとの北陸本線長浜方面は15時03分発の新快速近江塩津行きまで待たなければならない(14時59分発のエル特急〈しらさぎ9号〉富山行きは米原-敦賀間、無停車)。  

8番のりばにはJR東海の普通電車大垣行きが発車を待っているが、坐れない電車に乗ってもしょうがないので、ここはゆとりを持って下車。財団法人鉄道総合技術研究所風洞技術センターで鎮座している20世紀末の高速試験車両を間近で見ることにしよう。

P1350263.JPG

 
徒歩10分ほどで到着。“伝説の高速試験車両”は左から順にJR東海に在籍していた955形(通称、『300X』)、JR東日本に在籍していた952・953形(通称、『STRA21』)、JR西日本に在籍していた500系試作車である。

P1350269.JPG


『300X』は平成6年(1994年)に入団。6両編成で、全車アルミ車体であるが、構造は号車によって異なっており、1号車(955-1)はジュラルミンリベット方式、2・4号車(955-2・4)はアルミ中空大型押出形材連続溶接方式、3号車(955-3)はアルミ大型押出形材スポット溶接方式、5・6号車(955-5・6)はろうづけアルミハニカムパネル連続溶接方式を採用。当時、量産が進んでいた300系に比べ、上背は低く、横幅は若干、スリムになった。また、重量もすべて40トンを切り、軽量化に貢献している。  

フェイスは1号車がカスプ(和訳すると「とがった先」)で、6号車がウェッジ(和訳すると「クサビ」)となっており、乗務員室ドア横に「300X」のロゴマークをつけている。また、車体側面は青い帯を2本巻いているが、窓下の帯が異様に太くなっている。

平成7年(1995年)から高速試験が始まり、平成8年(1996年)7月26日(金曜日)、東海道新幹線米原-京都間で443.0km/hを記録。2002年1月に運行を終了し、1・6号車は解体をまぬがれ、ウェッジは浜松工場、カスプはここへ保存。カスプの号車ステッカーは1号車から6号車に貼り替えているが、フェイスは700系に取り入れられていることがよくわかる。また、台車はボルスタレス台車を採用しているが、『300X』の3・6号車の台車に車体傾斜装置が搭載されており、これはN700系で実用化されることになる。『300X』は700系とN700系の原点ともいえる。

P1350270.JPG

  
『STRA21』は「Superior Train for the Advanced Railway toward the 21 Century」の略で、和訳すると「21世紀の進んだ鉄道のすぐれた列車」で、平成4年(1992年)に入団。東京寄り前4両は952形、うしろ5両は953形で連接台車を採用している。  

車体は952-1~3は薄肉タイプ大型中空形材、952-4と953-1はローつきアルミハアムパネルを使った軽量高剛性の車体構造。953-2~5は超ジュラルミン、超々ジュラルミンを使用している。これにより、大幅な軽量化を達成し、9両編成中、30トン台は2両、20トン台は6両、10トン台は1両となっている。また、くさび型のフェイスはどちらの先頭車も共通しているが、フェイスや塗装は異なっている。  

200系に比べ、上背は低く、横幅も若干スリムになっているが、高速試験車両とは異例といえる座席が設置されている。車体幅の都合で、952-1~3と953形全車はすべて2人掛けの普通車、952-4は2人掛けと1人掛けのグリーン車となっている。

平成4年(1992年)3月27日(金曜日)、東北新幹線仙台-北上間で走行試験を開始。平成5年(1993年)には952-1・4を電動車化して、“最強の車両”を目指した結果、平成5年(1993年)12月21日(火曜日)、上越新幹線越後湯沢-新潟間で試験を行ない、燕三条付近で最高速度425km/hを記録!! 文字通りのSuper Starとなった。しかし、営業運転に就くことはなく、平成10年(1998年)2月17日(火曜日)で御役御免となった。

その後、952-1は財団法人鉄道総合技術研究所風洞技術センター、953-5と953-1はJR東日本新幹線総合車両センターで、静かに翼を休めている。

P1350271.JPG

  
500系試作車は平成4年(1992年)に入団。通称、『WIN350』で、「West Japan Railway’s Innovation for operation at 350㎞/h」の略称。和訳すると、「時速350㎞/h運転のためのJR西日本の革新的な技術開発」である。  

アルミ車体を採用し、高さは330センチと低く、パンタグラフカバーが異様に目立つ。4号車には普通車とグリーン車の座席を設置していた。スピードを出すためには座席も軽量化しなければならないという思想があったのは、どこも共通している。  

平成4年(1992年)5月から動き出し、6月からは小郡(現在の「新山口」)-新下関間で高速走行試験を始め、8月8日(土曜日)、350.4km/hを記録。『WIN350』の名はウソではなかったことを証明したのである。  

しかし、パンタグラフから発生する風切り音が騒音基準をクリアできず、JR西日本が目指していた営業速度350㎞/hを断念し、平成7年(1995年)に試験が終了。平成8年(1996年)に量産車第1号が登場するとバトンタッチするかの如く、5月31日(金曜日)で御役御免となった。  

その後、1号車500-901は財団法人鉄道総合技術研究所風洞技術センター、6号車500-906は博多総合車両所で眠っている。

新幹線の速度向上に貢献した伝説の車両、955-1、952-1、500-901は毎日、過ぎ去る東海道新幹線を見つめているが、いずれもボディーに傷みがあるところを見ると、走行試験が壮絶だったことを物語る(特に『WIN350』は損傷が激しい)。

★備考

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②参考文献として、鉄道ジャーナル社刊行、『鉄道ジャーナル』1992年3・7月号、1995年4月号を使用。

③フリー百科事典『Wikipedia「新幹線955形電車」』は
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④フリー百科事典『Wikipedia「新幹線952形・953形電車」』はこちらにクリック!!

⑤フリー百科事典『Wikipedia「新幹線500系電車900番台」』は
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⑥フリー百科事典『Wikipedia「桂川駅(京都府)」』は
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⑦岸田法眼のRailway Blog.「世界遺産にしたい車両-JR西日本500系-」はこちらにクリック!! 


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2008年の汽車旅4-26(正雀工場近辺を歩く) [汽車旅2008]

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◆勢力を増やしつつある9300系

2008年9月6日(土曜日)、10時10分に残暑の阪急電鉄(次からは「阪急」と略す)京都本線(通称、「京都線」)河原町へ。

P1350119.JPG

1号線に特急梅田行き(1号車9303)が入線。2008年に増備された第4編成である(阪急のトップナンバーは基本的に「0」からである)。既存の3編成に比べると、種別幕、方向幕はフルカラーLED、一部のドア上にある情報案内装置はLEDからLCDにチェンジされている。ようは9000系に合わせた部分があるということである。

9300系は2003年に入団。アルミ車体を採用し、発注はアルナ工機から日立製作所笠戸事業所に変えた最初の車両で、営業運転上は110㎞/hだが、130㎞/h運転が可能な設計になっている。また、神戸本線、宝塚本線や大阪市交通局(大阪市営地下鉄)堺筋線に直通することが可能。さらに各駅停車から特急まで、幅広く使えることを視野に入れたオールラウンドプレーヤーである。そのため、6300系の2ドア、転換クロスシート(一部固定座席、1・8号車の乗務員室は2人掛けロングシートのセミクロスシート)から、3ドア、セミクロスシートにレイアウトが変更され、木目調の化粧板は深みを増しているかのような上質感を醸し出している。  

6300系のあとを継ぐという位置づけの9300系だが、特急車の思想が変わったのは、停車駅の増加と阪急の迷走にあるだろう。  

京都線に“異変”が発生したのは平成元年(1989年)12月16日(土曜日)、阪急はダイヤ改正を行ない、衝撃が走った。  

それは平日の特急は日中、15分おきから20分おきに見直し、減便したのである。その分、急行と各駅停車は10分おきにして増発。これは特急主体の“点と線”から“粒と線”に変わったのだ。但し、休日ダイヤは従来通り、特急と急行は15分おきの運行を継続した。この当時、特急は急行に抜かれることはほとんどなく、どちらかに乗れば、特急停車駅は先に到着するものであった。また、この年の3月11日(土曜日)、JR西日本は221系がデビューし、のちにアーバンネットワークのエースとして君臨しているが、特急の平日減便は新快速の利用客が増加し、阪急の利用客が減っていたのだろう。  

平成9年(1997年)3月2日(日曜日)、特急は高槻市に停車。これにより、停車駅が通勤特急は同じになるため、一旦、幕を下ろすことになる。これは新快速が平成2年(1990年)3月10日(土曜日)のダイヤ改正で、110㎞/hから115㎞/hにスピードアップし、日中時間帯のみ高槻と芦屋に停まり、平成3年(1991年)秋から土休は終日停車となった。そして、平成9年(1997年)3月8日(土曜日)、高槻はすべての新快速が停車することとなり、対抗策として、特急も大宮-十三(Jusoh)間のノンストップを捨ててまで、高槻市の停車を選択し、河原町-梅田間の所要時間は38分のままにしたのである。ちなみにJR西日本の特急と急行は今も高槻を通過している。  

このダイヤ改正では特急の高槻市停車、通勤特急の運行を一旦、取りやめたほかに快速を新設。河原町-高槻市間の各駅と茨木市、淡路、十三に停車し、特急・急行・快速は日中20分おきの運行となる。また、快速急行が登場し、特急停車駅に桂を加えたもので、6300系・6330系を使用した。  

それから4年後の2001年3月24日(土曜日)、JR西日本に白旗をあげるようなことが起こる。

それは特急の停車駅が激増!! 大宮を通過する代わりに桂、長岡天神、茨木市を停車駅に追加し、日中は10分おきと増発されたのだ。しかし、6300系は運用本数が足りず、昭和59年(1984年)にマイナーチェンジ版として、1編成だけ投入された6330系を17年ぶりに増備するわけにもいかず、ロングシートの車両が登板することになる。所要時間も38分から42分に延びてしまった。“点と線”から“粒と線”へ変わり、21世紀になってからは“ビーズと線”になってしまった。  

これにより、快速は急行に統合され、新たに南茨木に停車。急行の停車駅は快速を継承し、特急と急行は10分おきの運行となる。また、通勤特急が復活し、停車駅は旧特急を継承。さらに快速特急が誕生し、停車駅は旧快速急行を継承。新しい快速急行は旧急行の停車駅を継承し、車両もロングシートの車両主体となり、準急はひっそり姿を消した。

2003年10月14日(火曜日・鉄道の日)、特急のロングシート運用を解消する目的とした9300系がデビュー。しかし、特急のロングシート運用は解消されず、“21世紀の京都線ダイヤの決定版”と言うかの如く、2007年3月17日(土曜日)にダイヤ改正を行ない、特急は淡路にも停まり、急行は上新庄、南方に停まり、準急に改称。通勤特急は京都線最上位種別の王座維持も桂、長岡天神にも停車。これにより、京都線から急行と快速特急が消えてしまったのである。

このダイヤ改正で、「とうとう」と言うか、「ついに」と言うか、入団から32年が経過した6300系2編成に休車が発生。淡路停車は6300系に影響を及ぼしている。

P1350112.JPG

話は河原町に戻し、9300系はセミクロスシートを採用しており、窓の大きさはかつて、国鉄在来線時代の特急〈こだま〉のパーラーカーを彷彿させる。しかし、ドアとドアのあいだの転換クロスシートと固定座席は各2列しかなく、向かい合わせを拒むのであれば、うしろ2列を早い者勝ちしなければならない難点がある。これはドアの位置をロングシート車と同じにしたためで、そこを変えて、ロングシートを装備しなければ、評価の高い車両になっていただろう。

6300系を上回る点をあげるならば、なんと言っても、転換クロスシートの坐り心地であろう。6300系はフニャフニャなのに対し、9300系はバケットタイプを採用しているため、どっしりしている。また、JR西日本221系を意識したのか、シートモケットは2種類のグリーンを採用している。

P1350117.JPG
P1350114.JPG

先述しているように9300系はセミクロスシートだが、変則的で、先頭車(1・8号車)の車端部はロングシート。中間車(2~7号車)は梅田寄りがボックスシートで、背面には補助椅子を設置(ラッシュ時以外は使える)。河原町寄りはロングシートとなっている。しかし、ロングシートはバケットタイプを採用しておらず、居住性に格差をもたせている。また、補助椅子はJR西日本223系1000・2000・5000・5500・6000番台と同様、“引き出し手動、収納自動”となっている。

◆貨物列車を追い抜く!!  

P1350123(ただいま烏丸).JPG

10時20分に発車。烏丸では6300系の特急河原町行きに遭遇。できれば、コレに乗りたかったが、1時間早く腰をあげていれば、何分待ってでも6300系を選んでいただろう。
 

特急梅田行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
茨木市19303なし
 29853弱冷車
 39873なし
 49883なし
 59893女性専用車両
 69863なし
 79803弱冷車
河原町89403携帯電話電源オフ車両
女性専用車両は平日終日

烏丸でドッと乗り、地上にあがると、スピードがあがり、桂へ。8300系の準急梅田行きに接続をとり、立客が発生する。  

桂を発車すると、種別幕、方向幕ともマッシロの6300系を見たが、桂車庫で留置している休車の2編成のうち、1編成の姿はなかった。  

9300系のVVVFインバータ音はJR九州815系・885系と同じで、6300系に比べ、補助椅子が少ないせいか、乗車している1号車はまったくない。  

長岡天神を発車し、名神高速とクロスするところで、東海道本線に合流。その後、少々離れて東海道新幹線に合流。京都線高架工事の際、東海道新幹線の線路を借りて、走っていた時期があると言う。まさに“レールレジェンド”で、当然、借りることができたのは東海道新幹線がまだ営業運転を開始する前で、なおかつ、標準軌だったためである。ちなみに名神高速とクロス部分では天王山トンネルがあり、渋滞の名所になっているが、プロ野球で「天王山」と言われる首位攻防戦の語源はここなのだ。 東海道本線との並走区間では貨物列車より速い。貨物列車はEF210形が牽引しているのだが、意外と遅い。連結している貨車に歩調を合わせたのだろう。

P1350124(次は高槻市).JPG

上牧(Kanmaki)を通過し、東海道新幹線と別れ、321系の各駅停車京都行きとすれ違う。貨物列車は“追う立場”になり、特急の勝利。といえども、どちらもダイヤ通りに走っているだけなのだが、乗っている側としては「フレー、フレー、阪急」と言いたくなりそうだ。

高槻市で9300系第2編成の特急河原町行きが到着。ホーム進入時には大阪市営地下鉄10系オリジナル車を彷彿させる電気笛がサクレツ!!

 

P1350132.JPG

10時46分、茨木市3号線に到着。このまま終点梅田まで乗りたい気分だが、向かいの4号線に3300系の準急梅田行きに接続しているものの、これには乗り換えず、10時53分発、5300系の各駅停車梅田行き(5323)に乗り換え。この電車は高槻市始発だったので、そこで乗り換えてもよかったが、特急がロングシートだったら、そうしていただろう。ちなみに京都線はこの日、ロングシート車の運用があった。

P1350131.JPG

茨木市の行先案内板は『ザ・ベストテン』の方式のアレで、意外と健闘している。駅によってはフルカラーLEDと昔ながらの3色LEDを使い分けた行先案内板もある。フルカラーLEDと3色LEDは色調が全然違うので、見ているだけでもわかる。
 
P1350133.JPG

5300系は堺筋線直通対応車の2代目だが、7両編成では乗り入れることはできないものの、車内の木目調化粧板はオリジナルを堅持しており、冷房装置は京阪電気鉄道の“デメキンライト”と似たような回転グリル調のモノがあって、面白い。

P1350136.JPG
 
気になるのはドアとロングシートの間隔が広いこと。3ドアのため、乗降をしやすくしているのだろうが、あと1人分坐れたのではないかと思う。また、ロングシートのドア寄りはカサが引っ掛けられない難点がある。



さて、京都線は南茨木-正雀間に新駅、摂津市を2010年春の予定で誕生させることが2008年10月28日(火曜日)、明らかになった。これによる利便性の向上を願いつつ、10時58分、正雀(Show-jaku)5号線に到着した。ここで特急梅田行き、準急梅田行きの通過待ちを行なう。

各駅停車梅田行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
正雀なし5323なし
 なし5807弱冷車
 なし5857なし
 なし5867なし
 なし5883なし
 なし5907弱冷車
茨木市なし5423なし

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2008年の汽車旅4-25(JR西日本の電化路線、すべて制す!!) [汽車旅2008]

※「2008年の汽車旅4-1~24」の目次はこちらにクリック!!


◆ゆったりやくもを酷評するおじさん  

13時39分に米子を発車した普通電車新見行きワンマンカーは山陰本線を走り、早々に東山公園へ。ここは米子市民球場の最寄り駅で、プロ野球の試合を開催したこともある。  

伯耆大山(Hohki-Daisen)から伯備線へ入り、雲行きがあやしくなるものの、農作畑を快走する。

P1350031.JPG

車両は115系体質改善車だが、ワンマンカーであるせいか、転換クロスシートには変えず、従来通りのボックスシート&ロングシートのセミクロスシートとなった。また、乗車している最後部車両は中間車を先頭車化改造したもので、乗務員室と客室は完全に仕切られておらず、空調吹き出し口や照明が一体となっている。これは改造費用の削減に努めたためで、フェイスは103系っぽくなっている。223系5500番台に置き換えられた113系3800番台はブサイクフェイスだが、この車両は改善されている。  

さて、私は米子で出会ったおじさんと相席となり、色々と話しかけてくる。向かいのボックスシートに陣取る50代か60代の夫婦にも話しかけ、ムードメーカーの旅人だ。  

そのおじさんの話によると、山陰地方で人気があるのは寝台特急〈サンライズ出雲〉だそうで、JR産の車両というのが大きな理由だという。山陰地方はキハ120系シリーズ、キハ126系シリーズ、キハ187系シリーズがJR西日本産だが、鈍行の多くは国鉄産が使われている。その多くは体質改善工事を受けており、まだまだ活躍を続けてゆく。  

おじさんは国鉄産とJR産及びHOT7000系の気動車について、エンジンの馬力が違うと述べる。おじさんはかなり燃料を消費しているのではないかと持論を展開。私も気動車で運行する特急に燃油サーチャージを上乗せした料金値上げ、または会社自体の運賃が値上げされてもおかしくない。1日も早い架線不要の電車を実用化させるという考えは一致した。おそらく、全車電動車でないと厳しいのではないかと思うが、気動車、ディーゼル機関車、蒸気機関車はエコになるのかという疑問がある。二酸化炭素の排出量は電車より上じゃないかと思うからだ。今すぐというわけにはいかないだろうが、5年先、10年先にはMAX130㎞/hの架線レス電車が走りだすことになると、地球温暖化防止に貢献してくれるはず。宮崎あおいなら、こう言うだろう。

「Train@earth」

 

電車は伯耆溝口(Hohki-Mizoguchi)に到着。ここでエル特急〈やくも11号〉出雲市行きと行き違う。勢いよく通過すると思ったが、単線のせいか、スピード控えめである。  

行き違ったエル特急〈やくも11号〉出雲市行きは6両編成だが、おじさんによると、3両編成のときは速いが、9両編成だと通過するのに時間がかかり、遅れが発生するという(以前は3両編成で運行していた時期がある)。また、エル特急〈やくも〉は山陽新幹線からの乗り換え客が多いという。さらに“ゆったりやくも”を酷評。おじさんによると、居心地がよくないのだそうだ。私は乗ったことがないので、なんとも言えないが、381系を26年使っているのに、リニューアルしているのが気に食わないらしい。記憶にある限り、JR西日本は国鉄特急形車両のリニューアル工事はあっても、体質改善工事はされていない。  

381系は2008年でJR東海所属車は御役御免となり、JR西日本では継続使用されている。平成8年(1996年)に283系が入団したときは将来、エル特急〈くろしお〉と特急〈スーパーくろしお〉を置き換えるものと思われていたが、381系のリニューアルにより、2020年ぐらいまでは活躍するのではないだろうか。

エル特急〈やくも〉は伯備線の電化当初から381系で、グリーン車のパノラマ先頭車化改造により、平成6年(1994年)12月3日(土曜日)に特急〈スーパーやくも〉が誕生したものの、現在はすべてエル特急〈やくも〉に統一されている。これは今まで、特急〈スーパーやくも〉がグリーン車は必ず連結されているのに対し、エル特急〈やくも〉はない場合もあるからだったが、2006年3月18日(土曜日)のダイヤ改正で方針変更。すべてつけることになり、愛称を統一したのである。

◆JR西日本の電化路線、すべて制す!!  

P1350038(次は江尾。Next Ebi).JPG

伯耆溝口を発車すると、進行方向右側は鬼の像が堂々と仁王立ちをしており、まるで桃太郎を待ち構えているようだが、車内は向かい側のボックスシートに坐る夫婦を巻き沿いにして、知らない利用客同士との話で盛り上がる。鉄道好きのおじさんは“レールのつなぎ目は揺れる”と力説。また、おじさんは青春18きっぷを使っているが、ワンマンカーだと運転士は利用日を証明する日付印を押してくれないという。さらに伯備線は天気がイイと大山のぶ代、じゃなかった、大山(Daisen)がよく見えるという。  

江尾(Ebi)付近の進行方向右側では日野川リバーショーが始まり、到着するとアルピニストらが乗車。武庫(Muko)を発車すると、2006年1月24日(火曜日)、保線作業員7人のうち、4人が特急〈スーパーやくも9号〉出雲市行きにはねられた事故が発生した場所を通る。この電車ではおじさんが解説してくれるので、ありがたいことだ。

P1350041(次は根雨).JPG
 
※画像は事故の現場であるという確信を持って撮影したわけではなく、日野川リバーショーの眺めに見とれて撮ったものです。

この事故は先述した通り、2006年1月24日(火曜日)に発生したが、この日は降雪により、ダイヤが遅れていた。伯備線は貨物列車も通っており、行き違い駅が変更となっていた。現場責任者は変更を聞いているはずなのに、カン違いにより、この事故が起こったのではないかとされている。この事故により、作業員7人のうち、4人がはねられ、3人が他界している。福知山線脱線事故から1年もたたない中、重大事故が続いてしまったことになる。  

根雨(Neu)で普通電車米子行きワンマンカーと行き違い、発車すると、岡山カラーのキハ47系がDE10形に牽引されている姿に遭遇。日野川リバーショーは進行方向左側へ変わる。  

黒坂から日野川リバーショーは再び、進行方向右側に戻り、路面は濡れている。どうやら、この先は雨模様を覚悟しなければならないようだ。

P1350044(ただいま上菅).JPG
 
電車は上菅(Kamisuge)に到着。おじさんの情報によると、ここには30㎏レールがあるという。ホームではなく、保線車両を留置するところが30㎏レールで、ホームに敷いているレールはもっと重い。高速車両が頻繁に通る路線だと60㎏を使うのが一般的となっており、左右のレールを見ると、その差は明らか。左側の30㎏レールは細くてひ弱、木の枕木があり、つなぎ目が見えるのに対し、右側のほうはピーンと張って力強さがあり、PC枕木が高速走行を支えている。


 

やがて、“ゆったりやくも”のエル特急〈やくも13号〉出雲市行きと行き違う。いくら振子車両の381系でも思ったほど速くなかったが、通過中、ホームがまるで震度1のような地響きを感じた。エル特急〈やくも〉の鼓動なのだろう。  

14時29分に発車し、電車は生山(Show-Yama)1番のりばに到着。ここでは停車時間が異様に長い。2・3番のりばは誰もおらず、双方向とも赤信号。また、車内の冷房も快適から“寒い”に変わってゆく。  

おじさんによると、生山の停車時間は長いというが、行き違いや通過待ちのないまま、14時56分に発車。下石見信号場を通過すると、雨が降ってきた。もしかしたら、電車は雨を追跡していたのかもしれない。やたらとカーブが多く、右に左にクネクネ曲がる。  

上石見に到着し、伯備線で標高が高い駅らしい。そして、雨は激しくなってしまった。運転士は停車時間について、放送ではなにも語らず、言ってくれれば下車して旅行貯金ができただろう。

 

激しい雨の中、エル特急〈やくも20号〉岡山行きの通過待ち。4両編成だが、前から6・5・4・1号車の順で、2・3号車は連結されていない。また、4号車は“スーパーやくも色”が混結されており、これはJR西日本の“お得意分野”である。意外なことに塗装は変わっても、方向幕は国鉄時代のままだ。

この通過待ちには疑問があり、手前の生山の停車時間が長ければ、接続できるのではないかと思うが、エル特急〈やくも〉は29・2号を除き、根雨と生山は交互停車となっている。先ほどのエル特急〈やくも20号〉岡山行きは根雨には停まるものの、生山は通過するのである。つまり、根雨と生山はほぼ2時間おきにエル特急〈やくも〉が停まるのだ。

P1350055(ただいま新郷).JPG

 

ようやく上石見を発車し、雨がやみ、クネクネ曲がって下り坂の途中、新郷(Ni-izato)に到着。雨が降った痕跡はまったくなく、カーブや勾配は険しく、よくぞ、ここに駅を設置できたものだが、ここではエル特急〈やくも15号〉出雲市行きと行き違う。さすがの振子車両も登り坂の曲線走行は苦しい様子。キハ181系時代だと、ディーゼルエンジン全開で気力をふりしぼりながら、駆け抜けていただろう。

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車内に戻り、ふと、見上げると、ドアとドアのあいだの網棚は2分割されていることに気づいた。なぜ、そうなっているのはわからないが、見ていて面白い。

P1350060(ただいま備中神代).JPG
 
発車すると、晴れマが見え、おじさんと隣りの夫婦は大山について熱く語り、進行方向右側から芸備線と合流し、備中神代(Bicchu-Kohjiro)1番のりばに到着。これで伯備線全線完乗を達成した。これにより、JR西日本の電化路線にはすべて全線完乗し、残るは非電化路線3つだけとなった。これにて、今回の旅のもう1つの目的である“中国大陸縦断”は終わったが、旅はまだまだ続く。


◆おじさんは神出鬼没?!  

電車は布原を通過。市販の時刻表で伯備線のページをめくると、布原に停車する電車は1本もない。かつて、JR北海道函館本線の張碓の晩年は臨時駅となり、列車は1本も停車しなかったことを思い出すが、布原はそうではない。  

実はこの駅、停車するのは電車ではなく、気動車なのだ。 なぜならば、ホームは1両分しかないためで、伯備線の電車は最低2両で運行するからである。そして、備中神代で芸備線と合流するが、路線はここで終わっても、たった1両の列車は伯備線に乗り入れ、新見まで足を伸ばすのだ。それでも布原に停まるのは下り5本、上り6本(土休は5本)だけ(2008年3月15日ダイヤ改正時点)。ちなみに昔は伯備線の鈍行客車が停まっていることもあったという。しかし、ホームが短いため、ドアが開かない車両が多かった。

P1350064(ただいま新見).JPG
 
15時48分、終点新見4番のりばに到着。向かいの3番のりばは普通電車備中片上行きが発車を待っているが、なんと、湘南色!! おじさんと俺はガッカリ。もっとも、私は新見で一旦下車することを決めていたので、次の電車に賭けてみよう。

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新見を下車し、千屋(Chiya)ダムにつながり、貯まった水を流すときにサイレンが鳴るという、高梁川(Takahashi Liver)を渡ったところにある新見郵便局でこの日、最後の旅行貯金。

新見郵便局



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急いで戻ると、3番のりばは213系の回送、4番のりばはエル特急〈やくも17号〉出雲市行きが発車。そのあと、4番のりばの倉敷寄りから普通電車姫路行き(クハ115-1139:体質改善車)が入線。願いがかない、転換クロスシート装備の体質改善車がやって来た。

P1350076(ただいま新見).JPG
 
車番をチェックし、発車時刻が近づいたので、後方の車両に乗り込み、乗車している先頭車に戻る途中、前から2両目の車両にあのおじさんと御夫妻が乗り込んでいて、ビックリ。おじさんも普通電車姫路行きは転換クロスシート装備の体質改善車であることを信じていたのだ。国鉄車両を愛する方には申し訳ないけど、私もおじさんも湘南色に対する想いや郷愁はないのである。

 

16時15分に発車し、石蟹(Ishiga)-井倉間は複線だが、井倉を発車したあと、単線に戻って、広石信号場で止まり、普通電車新見行きと行き違う。そのあと、高梁川リバーショーは進行方向左側から右側へ移り、速度を大幅に落として通過するなど、難所だらけだ。

 

備中川面(Bicchu-Kawamo)で“ゆったりやくも”のエル特急〈やくも19号〉出雲市行きと行き違い。動画撮影終了後、車内に戻ろうとしたら、ドアが閉まり、動いてしまった。背筋が凍るほどあわててしまったが、運転士が気づいて、すぐに止まり、車内に戻ることができた。乗務員の情けに感謝ではあるが、私自身が情けない。投手に例えるなら、痛恨の失点である。

◆やっぱりダイヤにゆとりのないJR西日本  

P1350086(ただいま備中高梁).JPG

電車は備中高梁(Bicchu-Takahashi)3番のりばに到着。向かい2番のりばには始発の湘南色、普通電車三石行き(Local for Mitsuishi)が発車を待っているものの、誰も乗っていない。それもそのはず、三石まで、この電車が先に到着するのだ。それにしても、岡山地区に湘南色がまだ残っているというのは意外な気がする。JR西日本を利用するレールファンではない利用客は、湘南色と転換クロスシート装備の体質改善車、どちらを好む?

P1350089.JPG
 
備中高梁から複線となり、カーブはゆるやかになって、快走。美袋(Minagi)で7分停車。ICOCAが使える無人駅用(?)の自動改札機を素通りして下車し、コンビニ等を探すものの、周辺にはなく、深入りすると乗り遅れる可能性があるので、晩メシの購入はしばらくお預けが確定。実は新見に食料が買えるお店があったのだが、買うのを忘れてしまったのだ。

 

車内に戻ると、“ゆったりやくも”のエル特急〈やくも22号〉岡山行きが通過。今まで、行き違いや通過待ちのエル特急〈やくも〉を見ていると、道の険しさから思ったほどスピードは出なかったが、ここでは特急らしく、気分爽快に駆け抜けていく。
 
普通電車姫路行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
姫路なしクハ115-1139体質改善車
 なしモハ115-1084体質改善車
 なしモハ114-1148体質改善車
新見なしクハ115-1068体質改善車、弱冷車

17時17分に発車し、東総社を過ぎると、高梁川と別れ、街に変わると総社へ。総社線からの乗り換え客が多いのかどうかは定かではないが、大量乗車があり、立客が発生。ドアが閉まったあと、第3セクター、井原(Ibara)鉄道井原線の気動車が到着したが、次の清音で乗り換え客が待っている。なぜならば、総社-清音間は井原線と共用しているからだ。

P1350093まもなく倉敷.JPG
 
山陽新幹線をくぐり、高梁川リバーショーは完全に終了し、水島臨海鉄道水島本線〔倉敷市駅〕のベテラン気動車が頑張っている姿を見届け、17時40分、倉敷に到着。ここから山陽本線に入り、帰宅ラッシュが本格化した。  

17時59分、岡山4番のりばに到着。半数は降りたが、ホームで待つ人は倍以上で、ホームは長蛇の列!! もう乗れないとあきらめたのか、ホームは数人、次の電車を待つことにした。  

夕ラッシュ激化で18時01分に発車し、岡山県内の駅で終わり、再びガラガラになるかと思いきや、そうでもなく、三石を発車しても混みあっている。意外にも通勤客ではなく、高校生の姿が多いのだ。  

いよいよ関西に戻り、有年(Une)で223系2000番台の普通電車上郡行きとすれ違い、相生3番のりばに到着。乗車率はほんの少しだけ減り、2番のりばでは播州赤穂からの新快速京都方面野洲行きを待つ利用客がいた。坐れる確率は高いが、相生と姫路の停車時間が長い難点がある。この電車に乗ったほうが加古川から先の新快速停車駅は15分早くなるが、電車は少々遅れが発生していた。

P1350098.JPG
 
竜野(Tatsuno)でカマキリが網干までへばりつき、英賀保(Agaho)ではオール223系1000番第12両編成の新快速播州赤穂行きに遭遇。1~8号車はほぼ満席、9~12号車は網干止まりのため、ガラガラだった。  

19時30分、定刻より4分遅れで終点姫路5番のりばに到着。向かいの6番のりばで乗り換えるはずの新快速米原行きがいない!! すでに定刻通りに発車したのだ。これはどういうことだ。なぜ待たない。首都圏は少々遅れてもキッチリ接続をとるのだ。こういう姿勢は困ったもので、サービス業の基本を放棄している。また、車掌も遅れて終点姫路に到着し、新快速米原行きに接続をとらないのであれば、相生到着時に案内しなければならない。そうすれば、姫路5・6番のりばで騒然とするほど混みあうことはなかっただろう。  

帰宅後、JR西日本にクレームを出したところ、このような回答をいただいている。

「お客様には不愉快な思いをおかけし、ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんでした。

姫路駅での大阪方面への接続につきましては、早朝や最終間近などの一部列車を除きましては、運転本数が比較的多く設定されていることと、新快速電車をご利用されるお客様が多くおられること、新快速電車も各ターミナル駅で待ち合わせしている列車があり僅少な遅れでありましても各列車・各線区に遅れが波及することなどから接続を行なっておりません。

列車に遅れが発生した場合は、お客様のご利用状況や他の列車への影響・運転状況などを総合的に判断して、全体的なお客様へのご迷惑が最小限となるように努めております。

今後も、早期ダイヤ復旧に努めて参りますので何卒ご理解を賜りますようにお願いいたします」  

この回答では途中駅の各駅停車接続を優先しているようで、気分が悪い。首都圏ではダイヤを犠牲にしてでも接続を重視する。下りの快速〈ムーンライトながら〉大垣行きも他線が遅れている場合、それに付き合い、お客様を待つ。他社の遅れでも乗ってくる人のために待つのだ。そのため、下り便の遅れは日常茶飯事的になっている。  

JR西日本は福知山線の脱線事故以来、“ゆとりダイヤ”に取り組んだはず。首都圏もゆとりのないダイヤかもしれないが、殺伐な中にも“遅れてでも接続をとる”という策をとっていることが多い。これが“「お客様重視」という名の真のゆとりダイヤ”ではないだろうか。また、他社線などで終電の接続を行なわない場合、ちゃんと貼り紙等で案内をしている。

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2008年の汽車旅4-24 [汽車旅2008]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方はURLにクリックして下さい。

・2008年の汽車旅4-1
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-11

・2008年の汽車旅4-2
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-13

・2008年の汽車旅4-3(山陽新幹線0系フォーエヴァー-前編-)
 
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-14

・2008年の汽車旅4-4
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-17

・2008年の汽車旅4-5
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-18

・2008年の汽車旅4-6
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-20

・2008年の汽車旅4-7
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-21

・2008年の汽車旅4-8(JR九州完全制覇達成!!)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-22

・2008年の汽車旅4-9(Railway Blog第600回記念、東国原知事に会う)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-27

・2008年の汽車旅4-10
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-29

・2008年の汽車旅4-11
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・2008年の汽車旅4-12
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-07

・2008年の汽車旅4-13
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-09

・2008年の汽車旅4-14
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-12

・2008年の汽車旅4-15
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-15

・2008年の汽車旅4-16
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-16

・2008年の汽車旅4-17(山陽新幹線0系フォーエヴァー-後編-)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-18

・2008年の汽車旅4-18
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-20

・2008年の汽車旅4-19
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-21

・2008年の汽車旅4-20
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-25

・2008年の汽車旅4-21
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-26

・2008年の汽車旅4-22
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-28

・2008年の汽車旅4-23
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-30


◆滑走路に振り回された境線  

境港9時44分発、目玉おやじ列車の普通列車米子行きワンマンカーに乗り遅れ、時刻表をめくると、旅行貯金があと3局できることがわかった。

P1340921.JPG
 
さて、練り直した行程が決まり、1番のりばに普通列車米子行きワンマンカー(キハ40-2118:体質改善車、3代目鬼太郎列車)が入線。それと同時に改札も開いた。この駅は改札を行なう時間が決まっているのである。

P1340920.JPG
 
ホームにスロープ入れを見つけた。車椅子の利用客に対応したものだが、気動車の多くはステップがついているため、車椅子の乗り降りは容易ではなく、橋渡しというふうにはいかず、傾斜がついてしまう。ステップつき車両での車椅子の乗り降りをするところを見たことはないが、慎重に行なわないと事故につながってしまうので、ステップレスを原則とした車両作り、ホームと車両の段差がない環境の完全整備をお願いしたいものである。
 
普通列車米子行きワンマンカー編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
境港→富士見町なしキハ40-2118体質改善車、3代目鬼太郎列車

10時30分、3代目鬼太郎列車の普通列車米子行きワンマンカーが発車すると、ローカル線はカーブが多いイメージがあるものの、直線をゆく。境港周辺は水木しげるロードの“大ヒット”もあってか、栄えているようで、宅地も多かったが、上道から進行方向の左右とも、緑あふれる車窓となる。  

高松町から畑が多くなり、中浜に到着。行き違い設備を新設し、隣りのホーム、レール、バラストは初々(Uiui)しく、枕木はPCを使用。元からあるホームは木のため、時代を感じさせるが、行き違い設備は1線スルーとなっている。ちなみに臨時快速〈みなとライナー〉は中浜に停車しており、通過するために1線スルー化したためではない。その真相は後述することにしよう。

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中浜でねこ娘列車の普通列車境港行きワンマンカーと行き違い、発車すると、わずか500メートルで米子空港へ。ホンモノの米子空港は近くにあるものの、ホームは1つだけ。

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米子空港を発車すると、フレッシュなレール、バラスト、PC枕木を快走。工事も進んでおり、境線は空港アクセス鉄道としての役割を担うだろうが、臨時快速〈みなとライナー〉を定期化して、1時間おきに運行してみてはどうだろうか。  

境線は2008年6月15日(日曜日)、米子空港の滑走路延伸工事にともない、中浜-大篠津町(Ohshinozucho)間を直線から曲線主体の新線に切り換えた。これにともない、大篠津は移転して「米子空港」、御崎口(Misakiguchi)は「大篠津町」に改称。旧大篠津にあった行き違い設備は中浜に移した。  

駅間における営業キロは、中浜-米子空港(旧大篠津)間は1.3キロから0.5キロ、米子空港(旧大篠津)-大篠津町(旧御崎口)間は0.8キロから1.6キロへ変更されているが、境線全体の営業キロは現行通りである。しかし、利用区間によっては運賃が変わることになる。  

米子空港の滑走路拡張が完成すると、ヒコーキは増便されるだろうから、寝台特急〈サンライズ出雲〉やエル特急〈やくも〉にとっては脅威の存在だ。

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弓ヶ浜の下りホームは上屋にカサが吊るしてあった。これって、ホンモノの妖怪がやっちまったのだろうか?

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河崎口から3代目鬼太郎列車は再び、町を軽やかに走り、後藤で乗り損ねた目玉おやじ列車(普通列車境港行きワンマンカー)と行き違う。どうやら、日中の境港線は3両あれば運行できるようで、この日はねずみ男列車がお休み。のちに米子の留置線で発見して撮影しようとしたが、別の気動車にさえぎられて撮れなかった。

◆米子に現れたサプライズ気動車  

後藤で4分停車し、11時12分、富士見町に到着し、2日連続の下車。一夜を明かしたところに米子しんまち郵便局があり、旅行貯金をしておきたい。  

徒歩11分で米子しんまち郵便局に到着し、この日、2局目の旅行貯金。そして、7時台に紅茶を買いに寄ったコンビニで今度は昼食を購入。1日2回以上、同じ店を行くことにためらいを持つ私だが、この近辺でコンビニはここしかないのだ。

米子しんまち郵便局

 

富士見町に戻り、11時55分発の普通列車米子行きワンマンカーを待つが、付近にある皆生(Kaike)街道踏切では下りの場合、5分近くかかる。手前の博労町に到着した時点で、もう下ろしているのだ。また、ホームの境港寄りでは次の駅、後藤が見える。



 

P1340952.JPG

3代目鬼太郎列車の普通列車境港行きワンマンカーが発車すると、ようやく“開かずの踏切”は解消されたが、今度は上りの後藤発車時に踏切が通せんぼをして、普通列車米子行きワンマンカー(キハ40 2094:体質改善車、ねこ娘列車)が到着。『ドラえもん』に例えると、源静香に相当する紅一点のねこ娘列車である。
 
普通列車米子行きワンマンカー編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
富士見町→米子なしキハ402094体質改善車、ねこ娘列車

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博労町を発車すると右へ曲がり、山陰本線に合流すると、12時00分、終点米子0番のりばに到着した。ホームには妖怪のオブジェが10人陳列されており、これから水木しげるロードへ向かう方にとっては、序章といったところ。しかし、1時間に1本しか走っていないせいか、折り返し、普通列車境港行きワンマンカーは“お席に余裕がございます”という状態だった。



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ほどなくして、1番のりばに山陰本線の特急〈スーパーまつかぜ8号〉鳥取行きが入線。利用客が多く、1両増結した3両編成で運行する。さらに2番のりばには特急〈やくも7号〉出雲市行きが到着した。

 

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特急〈スーパーまつかぜ〉に使われるキハ187系はヨコナガの方向LEDを採用し、種別と行先が一体となっているが、愛称は常にスクロール表示となっている。まるで速さを強調しているかのようだ。  

米子を下車し、徒歩1分のところにある米子郵便局で旅行貯金。そして、近辺にはホテルが2件ある。

米子郵便局



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左側は東横イン米子駅前、右側は米子ユニバーサルホテルで、前者は全国的に有名なビジネスホテルだが、後者は初耳。驚くのはシングル1泊の料金で、東横イン米子駅前は税込み5040円だが、米子ユニバーサルホテルはサービス料と税込みで2980円なのだ。しかも、この米子ユニバーサルホテルは朝食、夕食、温泉、サウナはすべてタダで利用できるのだ(東横インは朝食と新聞の無料サービスがある)。これは利用してみたい気がある。  

皆様、利用したいホテルはDOTCH?

P1350007.JPG
 
振り向けば味の名店街があるが、ラーメン屋のカンバンが面白い。なぜならば、「ラーメン380円」がなぜか逆向きになっているからだ。利用客を増やす意図なのだろう。

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駅のすぐ近くには米ッ子合掌像があり、米子の「米」という字を視覚的に具体化することを念頭としたモニュメントで、世界各国の人々を合掌して、迎えようという意図がある。見ていると、米粒と合掌が1つになっている。この合わせワザは見事だ。

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その近くには山陰の鉄道発祥の地のモニュメントがあり、C57形43号機の車輪、明治19年(1886年)に製造された客車の車輪が飾られている。そして、面白いのは5曲用意したミュージックボックスがあり、『山陰鉄道唱歌』、『米子の女(Hito)よ』、『いい日旅立ち』、『皆生小唄』、『米子かいな音頭』の中からボタンを1つ押すと、歌が流れるのだ。



まず、『山陰鉄道唱歌』を流すが、延々長く、次に選んだのは『いい日旅立ち』で久々に山口百恵の歌声が聴けると思ったら、意外にも曲を提供した谷村新司が歌っていた。実際に聴いたことがあるので、違和感はないが、2003年にJR西日本DISCOVER WESTのキャンペーンソングとして、作詞を新たにした『いい日旅立ち・西へ』が鬼束ちひろの歌声でCDをリリースしているが、その年の『NHK紅白歌合戦』では谷村新司が歌っていた。

P1350028.JPG

 改札に入り、5番のりばへ。13時39分発の普通電車新見行きワンマンカー(クモハ114-1178:体質改善車)に乗り込む。もし、境港で乗り遅れていなければ、11時01分発の普通電車播州赤穂行きに乗り込んでいた。この電車に乗ると、終点播州赤穂には16時08分に到着。5時間07分も同一列車で過ごせるが、まさか、こんな電車があるとは思ってもみなかった。

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1番のりばにエル特急〈やくも18号〉岡山行きが到着。“ゆったりやくも”編成だったため、急いで撮影後、私の姿を見たおじさんが声を掛けてくる。ふと、振り返ると、ありゃー!! なんじゃこれは!! 2番のりばに智頭急行HOT7000系の先頭車だけが止まっているのだ。しかも、自力走行である。

P1350027.JPG

この車両は営業運転で米子に顔を出すことはなく、貴重な光景だが、先頭車だけの回送とは、まるで首しか下がないようなものだが、そのままJR貨物の敷地内へ入り、そのあと、ターンテーブルが備えており、方向転換。そのあと、ディーゼル機関車に引っ張られ、留置線へ向かった。

普通電車新見行きワンマンカー編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
新見なしクモハ115-1516体質改善車
米子なしクモハ114-1178体質改善車

声を掛けたおじさん共々、普通電車新見行きワンマンカーに乗り込み、なにやら珍道中の予感がする。

★備考

①今回の動画はこちらにクリック!!



②フリー百科事典『Wikipedia「米子駅」』はこちらにクリック!!

③参考文献として、鉄道ジャーナル社刊行、『鉄道ジャーナル2008年9月号』を使用。


 


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★お知らせ

2008年10月も2者択一サイト、『Unow?』で、「モハよう著者からの20の質問」が公開されており、質問28・33・39で私の画像と解説が掲載されております。ぜひ、アクセスしてみて下さい。

なお、質問を回答するには会員登録が必要となりますので、あらかじめ御了承下さい。

①『Unow?』は
こちらにクリック!!(回答するには会員登録が必要となりますので、御注意下さい)

②『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』はこちらにクリック!!

③『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問28は
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④『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問33はこちらにクリック!!

⑤『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問39はこちらにクリック!!

※②~⑤は2008年10月31日(金曜日)まで公開予定です(翌日以降は削除されている可能性がありますので、あらかじめ御了承下さい)。



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2008年の汽車旅4-23(水木しげるロードを歩く) [汽車旅2008]

◆下記の記事をまだ御覧になっていない方はURLにクリックして下さい。

・2008年の汽車旅4-1
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-11

・2008年の汽車旅4-2
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-13

・2008年の汽車旅4-3(山陽新幹線0系フォーエヴァー-前編-)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-14

・2008年の汽車旅4-4
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・2008年の汽車旅4-5
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・2008年の汽車旅4-6
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・2008年の汽車旅4-7
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-21

・2008年の汽車旅4-8(JR九州完全制覇達成!!)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-22

・2008年の汽車旅4-9(Railway Blog第600回記念、東国原知事に会う)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-27

・2008年の汽車旅4-10
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-09-29

・2008年の汽車旅4-11
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2008-10-04

・2008年の汽車旅4-12
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・2008年の汽車旅4-14
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・2008年の汽車旅4-15
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・2008年の汽車旅4-16
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・2008年の汽車旅4-17(山陽新幹線0系フォーエヴァー-後編-)
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・2008年の汽車旅4-18
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・2008年の汽車旅4-22
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◆妖怪王国の境線

2008年9月5日(金曜日)、7時50分頃にJR西日本境線富士見町へ。前日、境線は米子-富士見町間を乗車しているので、この日は未乗車区間を乗っちゃおう。

P1340794.JPG
 
さて、幅のせまいホームで待っていると、駅名盤が2つあることに気づいた。1つは通常版だが、駅名の上は境港の地形を描いたような境水道をイメージしたのか、エメラルドグリーンがある。2つ目は、富士見町は別名、「ざしきわらし駅」になっている特別版である。
 
境線のサブ駅名一覧表
駅名サブ駅名
米子ねずみ男駅
博労町コロボックル駅
富士見町ざしきわらし駅
後藤どろたぼう駅
三本松口そでひき小僧駅
河崎口傘化け駅
弓ヶ浜あずきあらい駅
和田浜つちころび駅
大篠津町砂かけばばあ駅
米子空港べとべとさん駅
中浜牛鬼駅
高松町すねこすり駅
余子こなきじじい駅
上道一反木綿駅
馬場崎町キジムナー駅
境港鬼太郎駅

境線は『ゲゲゲの鬼太郎』のメインキャラクター4つを起用した車両があり、終点境港は水木しげるロードの最寄り駅となっている。近年は鳥取砂丘よりも観光客が多いそうで、2005年3月17日(木曜日)から駅名盤も有名な妖怪を1駅1つ紹介している。ついでに路線愛称として、「ゲゲゲの境線」、「境筋線」、「うらめしうらやましライン」、「幽霊街道」のどちらかを使ってもよさそうだ。

P1340796.JPG
 
山陰本線の鳥取を5時28分に発車し、米子で進行方向を変えた普通列車境港行き(キハ47 2009:体質改善車)が到着。なんと4両編成での到着となった。車内は高校生が中心である。
 
普通列車境港行き編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
境港なしキハ473012体質改善車
 なしキハ472009体質改善車
 なしキハ473003体質改善車
富士見町なしキハ472007体質改善車

7時58分に発車し、進行方向右側に後藤総合車両所が見え、後藤へ。ここまでは電化区間となり、境線は後藤総合車両所へ電車が乗り入れることが可能になっている。  

後藤で普通列車米子行きと行き違うが、どちらも高校生がたらふく乗っている。  

乗車しているキハ47系は体質改善車だが、ボックスシートはキハ120系200・300番台と同じ4つしかなく、ほかはすべてロングシート。ラッシュ時におけるスムーズな乗降を重視したカタチとなるが、ロングシートは首都圏ではおなじみの着席区分が明確化したバケットタイプとなっており、京浜急行電鉄2代目1000形なみの坐り心地だ(ボックスシートもバケットタイプ)。また、ボックスシートからロングシートに変えた部分の多くは、窓と窓のあいだに仕切りを設けている。ちなみに別の車両は座席をバケットタイプ、仕切りなしとなっており、体質改善工事年度により、車内のつくりは異なるようだ。  

高校生はどこの駅からでも乗降があり、一部は制服のない学校もあるようだ。特に弓ヶ浜での乗降は多く、乗車率は少し減った。  

弓ヶ浜発車後、車掌が青春18きっぷに日付印を押す。以前はボールペンによる手書きをして、印鑑を押す車掌もいたが、現在はスタンプの形態が必須になっているようだ。ちなみに車掌は2人乗務しており、1人は前から2両目に陣取っていた。  

弓ヶ浜を過ぎ、高校生の制服が男女別だが同じデザインであることに気づいた。床にカバンを置く男子高校生のカバンの刺繍(Shishu)文字を見ると、終点境港まで乗りそうだが、のちに大ハズレとなる。  

乗車している高校生の車内マナーだが、床に荷物を置く行為は首都圏といっしょ。男子生徒1人は携帯電話を持ち、マナーモードにもしておらず、ひたすらピコピコ、プッシュしている。

P1340798.JPG
 
余子(Amariko)で高校生は1人以外、すべて下車。停車時間をたっぷりとっているとは高校生もタカをくくっているのか、あわてず、騒がず、ゆとりを持って下車。あれほどにぎわっていた車内は一気に閑散となった。  

上道(Agarimichi)で残りの高校生1人下車。この駅名の漢字は山陽本線にもあり、「じょうどう」と言うが、まさかJR西日本に同一漢字、異なる読みのある駅があるとは思わなかった。

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8時39分、終点境港1番のりばに到着し、全線完乗を達成。改札口は“妖怪の国”への入口となっていた。終着駅は出口ではない場合もあるのだ。

◆水木しげるロードを歩く  

P1340822.JPG

さぁー、境港で下車すると、『ゲゲゲの鬼太郎』のオンパレード。境港署境港駅前交番は「鬼太郎交番」と名づけられており、“行きやすい”ようになっている。また、カンバンのライトは目玉親父となっており、遊びゴコロ満タンだ。どうもホンモノの警察というのは空気が重く、常に緊張感が漂う。気軽な交番、愛される交番を目指しているのだろう。事件や事故が常に起こらない町であることを願っているのだが、2008年10月13日(月曜日・体育の日)、境港駅前に掲示されていたねずみ男のカンバンに刃物で切り裂くという、悪質な事件が起こってしまったのは残念である。

P1340825.JPG
 
駅前のタクシーのりばではわかとり交通が鬼太郎のステッカーを貼り、屋根上のランプも目玉親父。水木しげるロードを盛り上げている。ちなみにタクシーの多くは昔ながらのフェンダーミラーを使っているが、これはごく一般の再度ミラーだと首が右へ、左へ動くため、後部座席に乗っている利用客に“チラチラ見やがって”という誤解を与えないためである。

P1340848.JPG
 
水木しげるロードは平成5年(1993年)7月18日(日曜日)に誕生し、全国的な反響を呼んだ。そして、境港市役所では住民票の写しに『ゲゲゲの鬼太郎』の登場人物が使われ、JR西日本は平成5年(1993年)9月19日(日曜日)に初代鬼太郎列車がキハ40 2095・2115により運行され、2000年8月26日(土曜日)にはキハ40 2094とキハ33系全車が2代目鬼太郎列車に変身。初代鬼太郎列車のキハ40 2095・2115も夢塗装車から、国鉄時代のオレンジに塗り替え、キャラクターを散りばめる方式に一新している(2代目鬼太郎列車に歩調を合わせた)。

そして、2005年11月3日(木曜日・文化の日)、キハ40-2118による3代目鬼太郎列車にチェンジ。それだけでは物足りないといわんばかりに2006年2月19日(日曜日)、ねずみ男列車、その年の7月8日(土曜日)にモーニング娘。じゃなかった、ねこ娘列車、2007年2月11日(日曜日・建国記念日)に目玉おやじ列車が走り、観光客は年々増加。さらに2003年3月8日(土曜日)には水木しげる記念館が誕生。その結果、2008年8月10日(日曜日)、水木しげるロードの来客数が1000萬人を突破した。

P1340851.JPG
 
平日にもかかわらず、観光客の姿はあり、モニュメントには携帯電話で読み取れるバーコードを貼りつけており、水木しげるロードが何十倍も楽しめる。道の照明は目玉おやじ!! 夜になったら、肝試しの舞台にも使えそう?! ちなみに歩き煙草は禁止されている。  

水木しげるロードのきわめつけと言っていいのは駅の近くにある郵便局で、以前は境港大正郵便局だったものを「水木ロード郵便局」に改称。境港市が水木しげるロードに力を注ぎ、郵便局もそれに応えたのだ。

P1340867.JPG
 
なにはともあれ、水木ロード郵便局で、この日最初の旅行貯金。また、水木ロード郵便局は鬼太郎、境港中浜郵便局は目玉おやじ、境港東本町郵便局はねずみ男、境港竹内郵便局は砂かけ婆(Baba-a)、境港渡郵便局は児啼爺(Konakijiji-i)、境港外江郵便局は一反木綿の風景入り日付印があり、はがきを買えば押してもらえる。時間の都合ですべての郵便局にまわれないのは残念だが…

水木ロード局



P1340897.JPG

水木しげるロードを歩けば、店舗によってはスタンプラリーと化しており、様々な妖怪に出会うことができる。これは境港市観光案内所へ行き、妖怪ガイドブックをもらい、スタンプの置いてある店舗で地道に押し続ければ、最大20個以上で特典がある。

20個以上だと妖怪博士の認定スタンプが押され、20~35個だと非売品ののん気シールをGET。36個すべてだと妖怪スタンプラリー完走証をGET!! さらに隠岐汽船関連のスタンプ6個をプラスし、42個すべてそろえば、隠岐海産物セットがもらえる。これならば、朝から夕方まで歩きつくしたいところである。

P1340875.JPG
 
妖怪神社は入口に目玉おやじがグルグルまわり、清めの水でイキイキしているが、行程の都合で時間切れとなってしまい、水木しげるロードを完歩することができず、境港駅へ近づいたら、なんと目玉おやじ列車の普通列車米子行きワンマンカーが発車してしまった。ウカツにも9時44分発のところを9時55分発だとカン違いしていたのである。  

この乗り遅れにより、行程に狂いが生じてしまい、駅舎内のベンチで時刻表をにらめっこしながら、スケジュールを練り直すのであった。

★備考

①フリー百科事典『Wikipedia「境線」』はこちらにクリック!!

②フリー百科事典『Wikipedia「境港市」』は
こちらにクリック!!

③オオゼキタク オフィシャル鉄道ブログ マジで終電5秒前「夏旅2008まとめ 2日目後編」は
こちらにクリック!!

④山と海と湖のシンフォニー神々のふるさと山陰「妖怪列車カタログ」はこちらにクリック!!

⑤境港市観光ガイド「JR境線をはしる『イラスト列車』の変遷」は
こちらにクリック!!

⑥参考文献として、鉄道ジャーナル社刊行、『鉄道ジャーナル』1993年12月号と2000年12月号を使用。


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2008年の汽車旅4-22 [汽車旅2008]

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◆東京急行電鉄に乗った気分になれる快速〈アクアライナー〉?!  

出雲大社前駅へ戻るのをあきらめ、一畑バス駅通り停留所へ。

「こんばんは」  

バスを待っているあいだ、体操着の女子中学生が見ず知らずの私にあいさつをしてきた。

「こんばんは」  

あわてるそぶりもなく、私は返す。こういうあいさつにはビックリしたが、観光地ということもあり、悪いイメージを世間に植えつけたくないのか、それとも地域密着(近所づきあい)の姿勢があるのかのどちらかか、両方だろう。男子中学生も地元のオジサンに「こんばんは」とあいさつしていたしね。ちなみに中学生の友達同士との別れのあいさつは「バイバイ」である。大人になれば「お疲れ様です」に変わってゆく。

19時04分発の上塩冶車庫行き最終バスへ。方向幕は当初、「出雲市駅」となっていたが、厚生年金会館前が近くなると本来の行先に変えた。どうやら、このバスはJR西日本大社線の転換路線らしい。ちなみに一畑バスは以前、琉球の路線バスと同様に停留所ではないところでも乗降を認めていた。しかし、利用客の安全確保を理由にそのサービスをやめている(フリー区間は今まで通り、停留所以外の乗降を認めるという)。

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19時25分、出雲市駅に到着。所要時間は21分で、運賃は460円。一畑電車より10円高いものの、出雲大社周辺の観光だけなら、一畑バスでも使える。  

出雲市駅構内にある『DAILY IN 出雲』で晩メシ購入後、1・2番のりばへ。3番のりばには特急〈スーパーまつかぜ7号〉益田行きが到着。快速〈アクアライナー〉出雲市行きワンマンカーと行き違いをするのだが、遅れている。そのあいだ、特急〈スーパーまつかぜ7号〉益田行きに乗務する車掌2人のうちの1人はリクライニングを元に戻さぬまま、利用客が降りた座席を直していた。どうもリクライニングシートを装備した車両に坐っている利用客は元に戻さずに降りることが多く、マナーが悪い。

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ようやく、快速〈アクアライナー〉出雲市行きワンマンカー(2号車キハ126-1003)が到着し、6分遅れの19時38分に発車。帰宅の高校生が多かったが、宍道(Shinji)までにはすべて降りた。

 
快速〈アクアライナー〉米子行き
ワンマンカー編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
米子2キハ126-1003なし
出雲市1キハ126-3なし

荘原(Show-Bara)でキハ47系体質改善車の普通列車出雲市行き、宍道ではエル特急〈やくも21号〉出雲市行きと行き違った。また、宍道は木次線乗り換え駅で、普通列車出雲横田行きワンマンカー最終列車が発車を待っているものの、キハ120系200番台のナンバーフォントは国鉄方式だった。  

来待(Kimachi)を発車すると、進行方向左側に宍道湖が見えていることに気づいたが、暗闇では眺めようがない。





※2つの動画は東京急行電鉄田園都市線(自動放送の声は快速〈アクアライナー〉と同一人物)  

久しぶりにキハ126系と快速〈アクアライナー〉に乗るが、びっくりしたのは東京急行電鉄の自動放送と同一人物の声であること。また、列車の行き違いも案内しており、運転士は運転に専念させ、しゃべらせないようにしている。しゃべるのならば、駅に着いたときの運賃チェックぐらいではないだろうか。  

乃木で快速〈アクアライナー〉浜田行きワンマンカーと行き違う。利用客は多く、帰宅ラッシュなのだ。そして、この列車も松江から帰宅ラッシュとなる。  

キハ126系は2000年に入団。山陰本線用に投入された車両で、益田-安来間の高速化が完成した2001年7月7日(土曜日・七夕)にデビューした。

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車内は223系2000番台と285系シリーズをベースに暖かみのある内装に仕上がっており、窓まわり、座席番号を表示してある部分、妻面に木目調を使用。シートモケットもブラウン系を使い、落ち着いた雰囲気があるものの、なぜか転換クロスシートではなく、ボックスシートを採用している。その代わり、ボックスシートは足元にゆとりのある設計となっている。また、終日、ドアは半自動扱いとなっている。  

車端部はロングシートとしており、セミクロスシートとなったが、転換クロスシートにしなかったのが疑問に残る。転換クロスシートであれば、申し分のない車両なのだが。  

223系2000番台の同様、外板自体に強度をもたせたステンレス車体のため、塗装は省いているが、帯は空と海をイメージした青、スピード感と事故防止を高めるため、警戒色として赤を採用している。ちなみに松平健によると、赤は“情熱と愛情”、青は“優しさとやすらぎ”だそうで、みずから作詞した『マツケンサンバⅢ』で腰を振りながら歌っている。 

2003年には10月1日(水曜日)に鳥取-米子間の高速化により、快速〈とっとりライナー〉用として、増備されているが、ビートつきのステンレス車体に乗務員室用のドアを設け、冷房装置を集中型1台から集約分散式2台に変更といったマイナーチェンジバージョンのキハ126系10番台となっている。 快速〈アクアライナー〉は停車駅が統一されておらず、出雲市-米子間は各駅に停まるため、列車によって速達性がある場合もあれば、ない場合もある。  

東松江でキハ47系2000番台体質改善車の普通列車出雲市行きワンマンカーと行き違い、揖屋(Iya)で大量下車が発生し、動き出した直後、エル特急〈やくも23号〉出雲市行き(“ゆったりやくも”編成)と行き違う。

 

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荒島でも多く降り、立客もいなくなり、20時53分、定刻通り、終点米子4番のりばに到着。折り返し、21時33分発の普通列車西出雲行きワンマンカーとなるが、先頭車の方向LEDの種別表示は「ワンマン普通」とスクロール表示されていた。側面の方向LEDは大きいのだけど、なぜか先頭車の部分は小さく、路線バスにある「ワンマン」の表示器を設けたほうがわかりやすい気がする。

◆締めくくりは鬼太郎列車  

0番のりばへまわり、境線の普通列車境港行きワンマンカー(キハ40-2118:体質改善車、鬼太郎列車)に乗り換え。境線は『ゲゲゲの鬼太郎』の人気キャラクター4人が起用されたキハ40系が各1両あり、初乗車は幸先よく、主役の鬼太郎列車となった。

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出雲市寄りのテールランプの左側は目玉親父のイラストがあり、赤く光っている。細かいところに芸を感じるが、人間の目が赤くなってしまえば、眼科へ直行。妖怪はいいな。目が赤くても異常事態じゃないのだから。

 

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車内は鬼太郎中心。ほかのキャラクターも“友情出演”しており、鉄道に興味はなくても、鬼太郎列車には興味がある模様で、仲良しの若い女性2人組はケータイカメラなどでバッチリ撮影。JR西日本はほかに城端線に忍者ハットリ君列車があり、ローカル線活性化の切札になっている模様。
 
普通列車境港行きワンマンカー編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
米子→富士見町なしキハ40-2118体質改善車、鬼太郎列車

21時11分に発車し、山陰本線と別れる。境線は終日半自動ドアとなっている。

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21時15分、富士見町に到着し、ここで下車。頭上には架線が張っており、“全便気動車なのになぜ?”と思ったが、疑問は解けた。その先にはアレがあるのだ。

 

富士見町は1面1線の駅で、ホームの幅はせまく、21時15分に発車。遠い先にヘッドライトらしき色が見えたので、しばらく待ってみると、ほどなくして普通列車米子行きが到着したが、オーソドックスなオレンジ1色だった。境線は全便、『ゲゲゲの鬼太郎』の人気キャラクターが走っているわけではない。



★備考

①今回の動画はこちらにクリック!!



②フリー百科事典『Wikipedia「JR西日本キハ126系気動車」』はこちらにクリック!!

③岸田法眼のRailway Blog.「2005年の汽車旅3-中編-」はこちらにクリック!!

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2008年の汽車旅4-21 [汽車旅2008]

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◆重要文化財に指定された列車が走らない駅

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出雲大社前に着いたからには縁結びの神様であるはずの出雲大社へ。2001年8月9日(木曜日)以来、7年ぶりに訪れるが、神聖たる場所であることに変わりはなく、松の手入れが行き届いた道は『水戸黄門・第36部』のロケに使われている(第36部から諸国漫遊の雰囲気を醸し出すため、その土地のロケが多くなってきた)。  

縁結びの神様でも日頃の行ないが悪いのか、ツキがなく、すでに負け犬。改めて、旅の無事と運命のヒトに出会えることを祈願。普通、この年齢になると結婚して、子供の1人や2人はいて、当たり前なのだが、まさか、こんな人生になるとは。「人生ラクありゃ、苦もあるさ」でも、早くラクになりたい。

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出雲大社は2008年から『平成大遷宮(Daisengu)』と銘打ち、国宝の本殿、重要文化財21社、諸建字などを修造するという。総事業費80億円という巨大プロジェクトで、2013年に本殿遷座祭(Sensazai)を行なう予定なので、5年後の完成を目指している。しかし、費用がかかることから、“「御浄財」という名の募金”をお願いしている。ちなみに私は御仮殿で祈願したので、賽銭箱(Saisen Box)にいくらか入れたが、おそらく、これが御浄財になるのだろう。

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時刻は18時06分となり、続いては前回来訪時、時間の都合で見送った旧大社駅へ。途中、日本一の大鳥居をくぐる。この大鳥居は大正4年(1915年)11月10日(水曜日)、御大典記念として、小林徳次郎の手によって、建立されたもので、高さ23メートル、柱の周囲は6メートル、柱の直径は約2メートル、中央の額面は6畳式となっており、純白で壮大、雄大で、まさに神のような存在であろう。

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夕焼けが闇になりそうであせるが、意外と歩き、18時25分、旧大社駅に到着。出雲大社の玄関口にふさわしい作りになっており、全盛期は駅舎内にある改札のほか、臨時改札口を設け、参拝輸送に対応していたようだ。

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旧駅前は広々と綺麗に整備され、観光地と化しているが、それもそのはず、この旧大社駅は道路の案内板にも表示されており、出雲市公認の観光地で、2004年に重要文化財に指定されているのだが、JR西日本大社線がなくなってしまったのは惜しい。

大社線は明治45年(1912年)6月1日(土曜日)に開幕。出雲今市-大社間、わずか7.56kmだが、途中駅はなく、わずか2か月近くの7月30日(火曜日)、明治天皇が崩御したことにより、その日のうちに大正に元号が変わってゆく。

大正元年(1912年)11月15日(金曜日)、大社線初の途中駅、朝山が誕生し、大正13年(1924年)2月13日(水曜日)、わずか12年で大社の駅舎は改築。宮廷をイメージし、駅長室には貴賓室を備え、待合室は2・3等を設け、大社線の代名詞と位置づけられるようになる。

昭和7年(1932年)5月10日 (火曜日)、朝山が「出雲高松」、昭和32年(1957年)4月1日 (月曜日)、出雲今市が「出雲市駅」にそれぞれ改称し、昭和33年(1958年)4月1日 (火曜日)、出雲高松-大社間に荒茅(Arakaya)が誕生。これで大社線はすべての駅がそろうことになる。

大社線の全盛時は急行〈いずも〉〈大社〉〈だいせん〉や団体列車が乗り入れ、出雲大社の参拝アクセスとして機能。昭和36年(1961年)には大社の発着貨物は180トン、昭和47年(1972年)には1日の平均乗降数が4000人となり、これがピークだったわけだが、その後は下降線をたどり、昭和49年(1974年)9月30日(月曜日)をもって、貨物列車の乗り入れがなくなり、急行の直通も打ち切られ、普通列車のみのローカル線に転落。そして、国鉄の分割民営化がせまった昭和62年(1987年)2月3日(火曜日)、ついに“「特定地方交通線」という名のレッテル”をはられ、第3セクター鉄道かバスのどちらかに転換されることが決定的となった。

2か月後の昭和62年(1987年)4月1日(水曜日)、JR西日本が大社線を受け持ったが、平成2年(1990年)3月31日(土曜日)でフォーエヴァー。これにより、特定地方交通線はすべて、第3セクター鉄道または民間企業及び、バスの転換が完了した。ちなみに『いい旅チャレンジ20000㎞』というキャンペーンもその年の3月14日(水曜日)で終了いるが、特定地方交通線をすべて切り捨てたことにより、JR旅客鉄道の営業キロ数は2萬キロを割っている。

しかし、第3セクター鉄道は経営の厳しいところが多く、神岡鉄道が消え、のと鉄道は穴水から先を切り捨てている。また、民間企業が継承した弘南鉄道黒石線と下北交通大畑線もバスに転換されている。

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さて、旧大社駅だが、駅舎に直結しているのが1番のりばで、ホームの階段を降り、線路を渡って登ったところに2・3番のりばがあり、その外側には機回し線なのだろうか、2条のレールがある。  

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1番のりばの出雲大社寄りは行き止まりで、その先には大鳥居がちょっと見え、一畑電車大社線の踏切の警報音、電車の走行音が聞こえる。こんな遠くからでも聞こえるのだから、のどかなところで、今にもJR西日本大社線の列車がやって来そうな錯覚を起こしそうだ。しかし、出雲市寄りは一般道路に変わっている。そして、1番のりばにはカップル向きの記念撮影用ボードがあり、顔をはめ込むと神になれる。

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綺麗な駅舎とは対照的にホームは雑草が多く、屋根はさびついており、老朽化が進行している。また、3番のりばで静態保存されているD51形774号機も保存状態が悪く、2008年8月20日(水曜日)から9月30日(火曜日)まで、修繕工事が行なわれた。  

D51形774号機は昭和17年(1942年)9月7日(月曜日)、汽車製造により産声をあげ、その年の9月15日(火曜日)に国府津機関区に配置。昭和20年(1945年)2月12日(月曜日)に新鶴見機関区、昭和45年(1970年)10月11日(日曜日)に福知山機関区、昭和46年(1971年)2月18日(木曜日)に新見機関区、昭和48年(1973年)8月1日(金曜日)に浜田機関区へ移り、昭和50年(1975年)1月25日(土曜日)で役目を終えた。  

その後、出雲大社神苑で静態保存されていたが、2001年7月、昭和26年(1951年)4月1日に簸川郡(Hikawa a country)荒木村、日御碕村(Hinosaki a village)、鵜鷺村(Usagi a village)、遥堪村(Yohkan a village)が大社町(Taishacho)に吸収して50周年を迎えたことから、旧大社駅に住みかを移したが、2005年3月22日(火曜日)、平田市と簸川郡佐田町(Sadacho)、多伎町(Takicho)、湖陵町(Koryocho)、大社町が出雲市に吸収。また、出雲市に吸収された大社町は「たいしゃちょう」に読みがなが変わり、現在に至っている。

車両が配置されたことにより、駅としての風格を醸し出しているが、今後は雑草の除去や傷んでいる部分の修復に取り組まなければ、重要文化財としての価値が下がってしまう恐れがある。

★備考

①今回の動画はこちらにクリック!!



②フリー百科事典『Wikipedia「大社線」』はこちらにクリック!!

③フリー百科事典『Wikipedia「大社駅」』は
こちらにクリック!!

※旧大社駅にあるガクブチ案内を照らし合わせての記述となっています。

④フリー百科事典『Wikipedia「明治天皇」』は
こちらにクリック!!

⑤フリー百科事典『Wikipedia「簸川郡」』は
こちらにクリック!!

⑥フリー百科事典『Wikipedia「大社町」』は
こちらにクリック!!

⑦参考文献として、鉄道ジャーナル社刊行、『鉄道ジャーナル1990年6月号』を使用。

⑧鈴木砂羽おふぃしぁるぶろぐボン風呂「出雲紀行」はこちらにクリック!!

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2008年の汽車旅4-20 [汽車旅2008]

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◆行き違い駅で運転士がトイレ休憩  

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終点江津で山陰本線の普通列車出雲市行きワンマンカー(キハ120 310:セミクロスシート)に乗り換え。こちらもたった1両の運行で、2番のりばに山陰本線の快速〈アクアライナー〉益田行きワンマンカーと行き違う。ちなみに三次から乗った大半の利用客は快速〈アクアライナー〉益田行きワンマンカーに乗り換えた。

 
普通列車出雲市行きワンマンカー編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
江津→出雲市なしキハ120310セミクロスシート

途中駅乗車のせいか、ボックスシートをGETすることはできず、やむなく、ロングシートに落ち着き、15時06分に発車すると、江の川を渡る。

「♪川はなぁーがれぇーて、どこどこ行くぅーのぉー♪」  

という歌詞がある。

P1340613(次は浅利).JPG

P1340612(次は浅利).JPG

進行方向右側(画像上段)は先ほどまで乗っていた三江線が付き添うようなカタチとなり、左側(画像下段)は日本海だ。江の川、多摩川、荒川などといった大きな川の行先は大海原である。

「♪人ぉーのぉー、なぁーがれぇーって、どこどこぉー行くぅーのぉー♪」  

という歌詞もある。  

例えば、その駅で降りた場合、改札口なんだろうねぇー。果たして、この列車が終点出雲市に到着し、改札口へ向かう利用客はどのくらいいるのだろう(松江方面へ乗り換えることもありえるから)。  

時より日本海オーシャンショーを展開する。日本海は綺麗だが、トンネルにさえぎられてしまう。

P1340614(次は黒松。PC枕木).JPG

P1340616(次は黒松。昔ながらの木の枕木).JPG
 
山陰本線益田-安来(Yasugi)間は平成11年(1999年)から、軌道強化工事が開始され、2001年7月7日(土曜日・七夕)にスピードアップが行なわれているが、意外にも木の枕木が見られる(画像の上段はPC枕木、下段は木の枕木)。もともと、益田-出雲市間はPC枕木が1本もなかったが、高速化工事により、約49000本を取り替えているものの、“浸透率”は26パーセントである。PC枕木は曲線部分に多く、直線は従来通り、木の枕木で充分なようだ。木の枕木はローカル線の郷愁を感じさせるものの、「本線」と名乗り、なおかつ、特急が走っている以上、レベルアップさせて、利便性を向上してもらわないと地元の人は困るのだろう。

P1340617(次は湯里。一般的な分岐器).JPG
 
行き違いができる単線駅のホームの配線も1線スルー化されていないところがあり、キハ187系がMAX130㎞/hではない理由が分かるような気がする(画像は温泉津〔Yunotsu〕発車時に撮影)。ちなみにMAX130㎞/hではないのに、「スーパー」と名乗る列車は特急〈スーパーまつかぜ〉〈スーパーおき〉〈スーパーくろしお〉の3つで、すべてJR西日本の管轄である。

P1340647(ただいま田儀、次は小田。1線スルー駅).JPG

一般的に行き違いができる分岐器は駅が近づくと、Yの字にレールは曲がっており、スピードを落とさなければならないが、1線スルーは「片開き高速分岐器」とも言い、これにより、1つは直線のまま高速で通過することができ、もう1つは一般的な行き違いのできる単線駅と同様、カーブがあり、スピードを落とさなければならない(画像は田儀で撮影)。

P1340619(次は仁万).JPG

馬路(Maji)でキハ120系300番台の普通列車浜田行きワンマンカーと行き違い。琴ヶ浜海水浴場の最寄り駅であるせいか、若者の乗降があった。

「♪うーみよぉー、俺のうーみよぉー♪」

海で泳ぐ若者は今も“若大将”なのだろうか?

P1340622.JPG

普通列車出雲市行きワンマンカーは仁万(Nima)1番のりばに到着。ここで女子高生主体となる高校生が大量乗車。一気に満員となってしまう。ここでしばらく停まるため、一旦下車。思わぬカタチで下車駅を1つ増やすことができた。

運転士も降りて、駅のトイレへ。今回の“中国大陸縦断”では行き違い列車待ちで、運転士がトイレ休憩をする光景が印象に残る(車内のトイレへ直行するケースが多い)。長距離列車だと車掌もするだろうから、気にならないが、以前、アーバンネットワークでは車掌が乗務員室で排泄物を出してしまい、乗務員室の臭気が抜けず、運休。新快速でも誰かが車内で排泄物を出してしまい、車内の臭気が抜けず、途中で運転打ち切りになったことがある。



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さて、仁万では特急〈スーパーおき4号〉米子行きが到着。数人が乗り込むが、市販の時刻表を見る限り、私は途中で通過待ちをすると思っていた。しかし、仁万は臨時停車で、15時42分に到着し、1分後に発車する。

◆高校生のマナーの悪さは全国共通?  

車内に戻ると、高校生の乗車マナーが悪過ぎる。ボックスシートは相席ということをせず、ひじかけに坐り、ワンマンカーにおける入口ドアでは床に坐り込む、バックも置くなど、目に余る。携帯電話を持つのはもってのほか。化粧品の所持は20歳になってからでも遅くはないだろう。そして、なぜか派手なガラの紙袋が目立つ。学校に持っていくものではあるまい。また、駅に到着すると入口ドアから下車する者もいる。定期券を持っているだろうし、仁万には駅員がいるので、不正乗車はないと思うが、JR西日本と学校は総力をあげて、マナーの向上を呼びかけ、指導してもらわなければ困る。

 

こういう時間帯に1両運転は困ったもので、2両だと席が埋まる程度で立客はいなかったのではないかと思うが、15時47分に仁万を発車し、五十猛(Isotake)で特急〈スーパーおき5号〉新山口行きと行き違う。1線スルー化されていないだけに勢いなく、ひと昔前のキハ181系を使っていた特急〈おき〉を彷彿させるようなゆっくりとした速度で通過していった。  

16時05分、大田市2番のりばに到着。向かいの3番のりばには国鉄色の普通列車浜田行きワンマンカーが発車。ドアが開くのと同時だったため、撮れなかった。私はてっきり、“国鉄色復刻車”とばかり思っていたのだが、米子支社の国鉄産気動車は、体質改善車はあっても、色はオレンジのままなのだ。

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2・3番のりばでは上屋と柱の塗装工事が行なわれており、大田市は世界遺産、石見銀山の最寄り駅とあってか、パワーアップに努めている。駅が綺麗でなくては観光客が増えないのだろう。ちなみに大田市から石見銀山まではバスで30分のところにある。







※動画は3つとも次は田儀

P1340645(ただいま田儀).JPG
 
16時18分に発車し、久手(Kute)で高校生は皆無となり、波根から小田まで、行き違いできる駅はすべて1線スルー化され、田儀で快速〈アクアライナー〉浜田行きワンマンカーと行き違う。ホームから日本海を眺めることができる駅である。

 

小田を発車すると、日本海オーシャンショーは終わりを告げ、出雲神西(Izumo-Jinzai)では進行方向右側に後藤総合車両所出雲支所があり、電化区間に突入すると、16時58分、終点出雲市1番のりばに到着。米子方面は17時18分発のエル特急〈やくも28号〉岡山行きまでないため、ほとんどは下車した。

終点出雲市を下車し、一畑電車北松江線〔電鉄出雲市駅〕に乗り換え、各駅停車松江しんじ湖温泉行きワンマン電車へ。2番のりばから発車するが、1番のりばはホームの長さが短い。発車時刻は17時17分だが、電車が入線するまでは改札を開けず、まるでJR東日本の東北地方みたいだ。  

かつて、一畑電気鉄道だったが、2006年4月1日(土曜日)、持株会社移行により、一畑電車株式会社を新設し、鉄道事業を移管。そのほか、事業会社を18社に分け、一畑電気鉄道という社名は“続投”となっている。

先述したように鉄道事業は一畑電気鉄道から、一畑電車へ変わっており、改称後、初の利用となる。ちなみに一畑電気鉄道時代、北松江線は電鉄出雲市-川跡(Kawato)間、大社線は全線完乗を記録しているが、社名の変更により、乗車記録はリセットする。

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入線と共に改札が開き、各駅停車松江しんじ湖温泉行きワンマン電車(3015:元南海電気鉄道21000系)へ。3000系のボディーはちょっと傷んでいるように見受けられるが、ポンキッキのガチャピンに似たフェイスは今も健在だ。

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車内はワンマン電車のせいか、車端部に監視カメラが設けてある。近年、JR東海N700系を皮切りに監視カメラを設置しているが、今後も増える模様である。設置するのはいいとしても、車掌は監視カメラのついた車両をすべて見通すことができるのだろうか? 以前、東海道新幹線のデッキで、車内の悪ふざけが目に余る生徒に教師が罰を与え、問題になったことがあるが、そういった迷惑行為を防ぐことになるのは確かだろう。

P1340662.JPG



一畑電車の乗車券は今どき珍しい紙券(自動改札機が設置されていない駅でも磁気券が主流)。しかも、表とウラは同じなのが面白い。たいてい、券売機で販売している近距離乗車券は「y円区間」と表示されているものだが、駅名で案内しており、地域密着の姿勢がうかがえる。

「川跡でお乗り換えです」  

乗車券の券面表示が乗車区間になっているメリットは、改札に入ったときの改札係員の言葉。利用客はわかっていても、親切な案内をする。ウラを返せば、電車の本数は少なく、「乗り遅れ、乗り過ごさないで下さいよ」と念を押されているかのようだ。また、2008年9月2日(火曜日)、特急〈ドリームにちりん〉博多行きを利用する際、南宮崎の改札係員は「1番のりばです」と案内していたが、自動改札機ではそういったことはないだけに人間味あふれる案内は“旅をしてよかった”というふうにもなる。

P1340657.JPG
 
17時17分に発車。3000系の車内は照明の数が多い。天井は中央のみで、たいていは左右にあるものだが、窓上にも存在している。また、化粧板は木目調となっており、阪急電鉄を彷彿させる。  山陰本線を並走し、出雲科学館パークタウン前を発車すると、進行方向右側からエル特急〈やくも28号〉岡山行きにあっけなく抜かれ、別れる。

各駅停車松江しんじ湖温泉行き
ワンマン電車編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
電鉄出雲市なし3005なし
川跡なし3015なし

出雲科学館パークタウン前、大津町(Ohtsumachi)では高校生の乗車が多いものの、車内マナーは先ほど乗った列車よりイイが、これは監視カメラに気づいているからだろう。1つ言うとするならば、“空いている席に坐れ!!”ということだろう。

P1340665.JPG
 
17時26分、川跡3番のりばに到着。ここで大社線2100系の各駅停車出雲大社前行きワンマン電車(2102:元京王帝都電鉄5000系)に乗り換え、17時28分に発車。あわただしい乗り換えだ。

各駅停車出雲大社前行き
ワンマン電車編成表
乗車区間号車車両番号禁煙備考
出雲大社前なし2112なし
川跡なし2102なし

こちらも車端部に監視カメラがついているが、先ほど乗った車両もそうだったが、車内の冷房の効き具合が場所によって違うことに気づいた。車端部は効きが悪く、それ以外は涼しいのだ。

P1340670.JPG
 
その真相は車両の車端部を弱冷房車にしているのだ。今まで弱冷房車は1両まるごとというのがセオリーだったが、一畑電車は2両編成のせいか、各車両の車端部だけ温度を変えているのである。  

これは環境省が提唱した地球温暖化防止に賛同し、冷房の温度を調整。また、社員もクールビズの勤務を奨励しているという。ちなみにクールビズの先駆者は『はぐれ刑事純情派』の安浦吉之助刑事で、年中ノーネクタイがいいのだが、夏場しか認めない企業が多いのは残念なところである。  

車内はほとんど高校生だが、北松江線と変わらないのは、よく揺れて、“車酔いで急病人が発生してしまう人がいるのではないか”と懸念するほどである。

P1340673.JPG
 
17時39分、終点出雲大社前1番のりばに到着。一畑電車として、大社線全線完乗を達成した。

★備考

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②フリー百科事典『Wikipedia「後藤総合車両所」』はこちらにクリック!!

③フリー百科事典『Wikipedia「一畑電車」』はこちらにクリック!!

④フリー百科事典『Wikipedia「一畑電気鉄道3000系電車」』は
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⑤フリー百科事典『Wikipedia「南海21000系電車」』は
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⑥フリー百科事典『Wikipedia「一畑電気鉄道2100系電車」』は
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⑦フリー百科事典『Wikipedia「京王5000系電車」』は
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⑧一畑グループホームページはこちらにクリック!!

⑨参考文献として、鉄道ジャーナル社刊行、『鉄道ジャーナル2001年11月号』を使用。

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なお、質問を回答するには会員登録が必要となりますので、あらかじめ御了承下さい。

①『Unow?』は
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2008年の汽車旅4-18 [汽車旅2008]

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・2008年の汽車旅4-3(山陽新幹線0系フォーエヴァー-前編-)
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◆下深川まで鈍行気動車5両運転  

2008年9月4日(木曜日)、7時40分頃にJR西日本広島へ。朝のラッシュを迎えており、クールビズのサラリーマンや学生の姿が目立つ。列車は増結して対応しているが、それでも10両編成に満たない。名古屋地区と同じラッシュ時は8両編成が最大なのだ(博多地区のラッシュ時は9両編成が最大)。

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9番のりばへ行き、芸備線の普通列車三次行き(For Miyoshi.キハ47 9:体質改善車、下深川からワンマンカー)へ。こちらも高校生が多く、下深川まで5両つないで走る。

普通列車三次行き編成表(下深川からワンマンカー)
乗車区間号車車両番号禁煙備考
三次なしキハ479体質改善車
 なしキハ471065体質改善車
 なしキハ47148体質改善車、下深川止まり
 なしキハ472013体質改善車、下深川止まり
広島なしキハ473004体質改善車、下深川止まり
 
4番のりばに到着する山陽本線広島止まりの快速〈通勤ライナー〉が遅れ、接続待ちをとったため、定刻より4分遅れの7時57分に発車。高校生問わず、ボックスシートの隣りは荷物が多くて困る。マナーの低下はどこでも相変わらずのようだ。  

矢賀で待たせていた普通列車広島行きと行き違い、戸坂(Hesaka)で高校生の9割が下車。安芸矢口では普通列車広島行きと行き違うが、平日の朝ラッシュ時の広島方面の下深川-広島間は10分おき、日中は20分おきに運行する(三次方面は朝も日中もほぼ20分おき)。車窓もローカル線という雰囲気はないが、電化の計画は当分なさそうだ。電化するにしても、全線は難しく、三次-広島間が妥当なところだと思う。

P1340512.JPG
 
太田川沿いを走ると、8時19分、下深川に到着。ここでうしろ3両を切り離すため、しばらく停車。始発から遅れたことや単線もあいまって、定刻ならば8時20分に発車するが、1分停車では車両を切り離すことができない。密着連結器を備えておれば1分で済むかもしれないが…  

切り離される3両は折り返し、8時23分発の普通列車広島行きとなるが、ホームでは長蛇とはいかずとも、行列ができている。また、普通列車三次行きはここからワンマンカーとなり、車内から高校生が消えた。  

定刻より8分遅れの8時28分に発車。車掌の肉声から、自動放送へ変わり、利用客もなれているのだろう。戸惑うことなく、次の中深川では先頭車、1番前のドアで下車した。

◆快速〈みよしライナー〉にキハ127系の投入を  

中深川からは自然豊かな車窓に変わり、ICOCAが使える上限駅、狩留家(Karuga)で普通列車広島行きと行き違う。この駅は無人駅だが、簡易ICOCA改札機を設置している。

P1340514.JPG
 
志和口でキハ120系の快速〈みよしライナー〉広島行きと行き違う。以前のダイヤならば、急行〈みよし1号〉広島行きと行き違っていたが、2007年6月30日(土曜日)で姿を消し、快速〈みよしライナー〉に統合された。しかし、快速〈みよしライナー〉にキハ120系を使うのはいかがなものだろうか。国鉄産気動車に比べ、車体は短いし、定員も少ない。それに車両はすべてロングシートである。快速に愛称がついている以上、“グレードの高い車両で運行している”という印象を持つ人も少なくはないだろう。ちなみにJR北海道は快速、区間快速のすべてに愛称をつけており、指定席uシートを連結している快速〈エアポート〉はグレードが高いものの、そのほかはその列車に使う車両による(特に電車の場合。気動車はセミクロスシートが主流)。  

JR西日本は関西地区と山陽新幹線以外、基本的に車両は自腹で出すことはなく、ほかの地方は地元負担を原則としている(キハ120系シリーズは自腹投入)。それだけ潤沢な資金がないという表れで、中国地方は国鉄産車両の体質改善車が多く、特に広島地区は103系が第一線で活躍を続けている(JR西日本発足時に延命工事を受けているため、体質改善車は1両もない。また、一部はJR東日本から“金銭トレード”で移籍したものがある)。  

2008年9月、姫新線用にキハ127系が入団したが、これも兵庫県、姫路市、たつの市、佐用郡佐用町(Sayoh Country Sayoh Twon)が負担。さらに高速化事業も負担することになっており、まるでマイレール意識を試しているかのようだ。  

快速〈みよしライナー〉にキハ127系を投入することになっても、芸備線のスピードアップ計画も出るだろうが、果たして、沿線の役所は出資することに賛同するかどうか? JR東日本はキハE130系、キハE200系、キハE120系が相次いで投入されているが、JR西日本はこれをどう見ているのだろうか?

★備考

①フリー百科事典『Wikipedia「西日本旅客鉄道」』はこちらにクリック!!