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護輪軌条 [鉄道評論]

ありがとう0系新幹線 ブログパーツ

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いよいよ、山陽新幹線0系はこの日で定期運行が終了。18時20分近くになったら、こちらにアクセスを!!


2000年3月8日(水曜日)9時頃、帝都高速度交通営団(現在の「東京地下鉄」)日比谷線中目黒付近で、北千住発、菊名行き、03系第2編成の8号車が地下を抜け出したあとに脱線。その直後、対向電車の中目黒発、竹ノ塚行き、東武鉄道20050系第2編成の中間車4両に衝突。03系は8号車、20050系はモハ23852とモハ24852が大破(この車両には号車表示がない)。5人死亡、64人負傷の大惨事となった。なお、大破した車両は2001年に代替分を新製し、営業運転に復帰している。  

日比谷線は曲線区間の多い路線で、区間によっては40㎞/hで頭打ちとなり、振子車両を投入しても定期便は各駅停車のみのため、所要時間の短縮も難しそうだ(以前、臨時便で急行運転が行なわれたことがある)。そのため、20メートル車の導入と18メートル車の10両編成化が難しいとされている。これは、東京急行電鉄東横線は20メートル車8両対応であること(近い将来、急行停車駅のみ10両編成化される)、東武鉄道伊勢崎線は複々線の各駅停車のみ停まる駅のホームは、20メートル車8両分しかないこともある。

事故後、応急処置として現場部分に護輪軌条を敷設して、翌日の初電から全線で運行を再開。2000年3月中、日比谷線の車内ではお詫び放送を流し、「今後は安全対策に万全を期してまいります」と利用客に誓っている。  

その後、運輸省(現在の「国土交通省」)は半径200メートル以下の曲線に護輪軌条を敷設することをすべての鉄道事業社に指示。しかし、曲線に限定されているせいか、頻発(Hinpatsu)しているわけでもないが、脱線事故はあとを絶たない。2008年10月23日(木曜日)にはJR東海浜松工場の敷地内で東海道新幹線N700系試作車の1・2号車が脱線しているが、さいわい、負傷者はおらず、ダイヤにも影響はなかった(分岐器のレールの摩耗が進んでいたことが脱線の原因)。

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護輪軌条は線路の内側に敷設しているもので、制限速度を遵守していれば、脱線を防ぐ確率は高いものの、100パーセントという保証はない。それでも「ある」と「ない」とでは乗務員や利用客の心理も違うのではないだろうか。しかし、片側にしか敷設していないケースが多く、不安を感じる。  

脱線事故を防ぐためにも線路の内側に曲線だけではなく、直線にも敷き、常に万全磐石の態勢を整えて欲しい。

今後、JR東日本東北新幹線では320㎞/h運転が計画されているし、北陸新幹線の金沢延伸でスピードアップする可能性もある。JR西日本も山陽新幹線はMAX300㎞/hだし、東海道新幹線も曲線が多く、N700系では車体傾斜装置を搭載している(JR西日本のN700系7000番台は省略。“徳山カーブ”のスピードアップは考えていないらしい)。

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高速化、鉄道に対する魅力が進むにつれ、忘れてはならないのが安全対策の強化。多額の費用がかかるのは承知の上だが、鉄道への信頼をより厚くするためにも検討していただきたい。




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★お知らせ

2008年11月も2者択一サイト、『Unow?』で、「アノ人はなぜハマル?(モハよう著者からの20の質問)」が公開されており、質問28・33・39・43で私の画像と解説が掲載されております。ぜひ、アクセスしてみて下さい。

なお、質問を回答するには会員登録が必要となりますので、あらかじめ御了承下さい。

①『Unow?』は
こちらにクリック!!(回答するには会員登録が必要となりますので、御注意下さい)

②『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』はこちらにクリック!!

③『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問28は
こちらにクリック!!

④『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問33はこちらにクリック!!

⑤『Unow?「モハよう著者からの20の質問」』の質問39は旧式はこちらにクリック!! そして、新式はこちらにクリック!!



⑥『Unow?「アノ人はなぜハマル?」』の質問43はこちらにクリック!!



※②~⑥は2008年11月30日(日曜日)まで公開予定です(翌日以降は削除されている可能性がありますので、あらかじめ御了承下さい)。



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