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2004年の汽車旅7-1 [汽車旅2004]

2004年12月17日(金曜日)、JR東日本中央本線の新宿から臨時快速〈ムーンライト信州81号〉白馬行き(1号車指定席クハ189-510:旧ASAMAカラー)からスタート!!

臨時快速〈ムーンライト信州81号〉白馬行きは初めてリクライニングシートに当たり、快適になるはずが、コンタクトレンズのケア(周囲は私が近眼であることが意外だと思われ、更にはA型とカン違いされている)で席をはずしたスキに向かい合わせにされ、マジギレ寸前(前の席が逆向きになった)。登山の熟年グループはリクライニングシートのメリットをまったくわかっていない。

普通、網棚に荷物はあるし、座席のカンガルーポケット(正式名称がわからない)にモノをはさんでいるから、わかるはずなんだけども、いいトシした大人はなにを考えているのか…

おまけに“中央線”の混雑により、11分遅れで発車(日付は2004年12月18日に変わっている)。車内検札では新宿-立川間の払い戻しを求める青春18きっぷユーザーが多く、若手車掌は四苦八苦。ちなみに「車内ではできません」とのことだったが、時間がかかってでも応じるべきである。客は“正論”を言っているのだから。

更に車内はうるさいわ、中野-三鷹間で各駅停車2本に抜かれるなど散々たるものだったが、立川付近で眠りに入り、小淵沢で目覚めたら、誰もいないのは不思議な光景。それに知らないモノ同士が意気投合したフシありで、私もよくわからない。ちなみにアルピニストは白馬にこだわっていないようで、小淵沢付近で一旦目覚めたら、空席だらけだった。

マイナス2℃の終点白馬に到着。相変わらず改札のある1番線に止めないのが難点だ。

終点白馬で下車。駅舎内にクリスマスツリーが冬を彩り、ふと見上げると、「大糸線(北アルプス線)白馬駅列車発車時刻」と書いていた。知らぬあいだに路線愛称がついたのだ。

快速南小谷行きワンマンカー(クハE126-112)に乗り、終点で下車。ストーブで暖まるが、効果なし?!

ここでは“旅人の朝食”カロリーメイトを食べ、この週は体調を崩していたので医者の薬も服用。

JR西日本エリアに入り、普通列車糸魚川行きワンマンカー(キハ52 115:国鉄塗装復元車)へ。国鉄塗装復元車は2種類あり、レールファンの心を熱くさせている。

終点糸魚川で北陸本線の普通電車富山行き(クハ419-4:弱冷車)に乗り換え。

入善(Nyuzen)で681系2000番台3両&681系6両という組み合わせの特急〈はくたか5号〉越後湯沢行きとすれ違い、終点富山で雨が降り出し、普通電車金沢行き(クハ455-64:弱冷車)に乗り換え。

雨がやみ、北陸新幹線の工事が進む終点金沢で下車。昼メシ等を購入したあと、北陸本線と七尾線をゆくエル特急〈しらさぎ3号〉和倉温泉行き(7号車指定席サハ683-2404)へ。ちなみに1~5号車は本来、金沢止まりだが、高山本線一部区間の不通により、富山まで延長運転している。さすがは“フレキシブル”のJR西日本。

また雨となり、羽咋(Hakui)を発車すると、車掌は和倉温泉の歴史を紹介。能登路を盛り上げる。

余談だが、七尾線の通過駅は1線スルー化が進んでいない。

七尾で第3セクターのと鉄道七尾線へ。まず一旦下車し、窓口で、『のと1日のんびりきっぷ(別名、「のと路レイヤー・1Day・チケット」)』(1,700円)を購入し、普通列車穴水行き(NT102:ワンマン)へ。ちなみに七尾-和倉温泉間はJR西日本と共用している。

私は座席に坐れず、前面展望をしていたが、線路上に鳥がいて、あわてて逃げようとするも、ひかれてしまったかどうかはわからない。運転士は運転続行。

終点穴水で『NOTo-EXPRESS』という黒い気動車を見かけ、能登線の普通列車蛸島行き(NT130:ワンマン&女性運転士乗務)に乗り換え。天気は悪いけど、“日本海オーシャンショー”を楽しみ、完全制覇達成!! ちなみに客層は高校生と高齢者という“セオリー通り”。

蛸島駅の駅舎は商店で、漁港でたたずんだあと、立ち寄った。のと鉄道や3セク転換前の様子も写っており、もうすぐ、この光景も“思い出”に変わってしまう。

のと鉄道は2001年3月31日に七尾線穴水-輪島間がフォーエヴァー。そして、今度は能登線がフォーエヴァーになり、残り区間はJR西日本七尾線の電化で経営譲渡された七尾-穴水間だけとなる。

蛸島駅舎の商店に入ると、新潟県中越地震で運転見合わせ中の寝台特急〈あけぼの〉〈北陸〉や急行〈能登〉の代替ルートをめぐって話が咲き、普通列車七尾行き(NT130:ワンマン&女性運転士乗務)が入線し、乗務員室にタブレットを見つけた。これもローカル線の定番。この旅の数日前、『開運なんでも鑑定団』でタブレットが欲しい36歳男性を思い出した(おまけに婚約発表もした)。

九十九湾小木(Tsukumowan-ogi)は某鉄道ライターが99歳最後の日(2036年)に、この地から旅をスタートし、100歳の誕生日に百舌鳥(Mozu)でゴールする構想を抱いていたが、バスでのスタートになりそうだ。

終点七尾でJR西日本七尾線の普通電車金沢行き(クハ415-808:弱冷車)に乗り換え。この日は平成5年(1993年)以来、11年ぶりに金沢で宿泊した。


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