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2008年の汽車旅3-3 [汽車旅2008]
◆短命のターコイズグリーン
八幡市3番線から京阪本線8000系の特急淀屋橋行き通過後、2200系の各駅停車淀屋橋行き(2274)に乗り、11時46分に発車。駅の発車時は東京メトロのブザーも使っており、ビックリ。車両は宇治線で乗った2600系と同様、化粧板は国鉄の通勤形電車、近郊形電車を彷彿させるグリーンで、ロングシート、床、カーテンも徹底的にこだわっている。
個人的に“誤算”だったのは京阪の通勤形電車は6000系、7000系、7200系、9000系、10000系といった“直流1500ボルト昇圧後の車両”が主力だと思っていたが、直流600ボルトの時代から走る“デメキンライト”の車両がまだまだ一線で活躍していることだ。京阪の直流1500ボルト化は意外と遅く昭和58年(1983年)12月4日(日曜日)、京阪本線、交野線(Katano Line)、宇治線で実施。京阪本線の延伸という位置づけもできる鴨東線(Ohtoh Line)も平成元年(1989年)10月5日(木曜日)の開幕時から直流1500ボルト。残る京津線、石山坂本線は平成9年(1997年)10月12日(日曜日)に直流1500ボルト化された(鋼索線の電圧は公表されていない)。
カーブが多く、スピードが出せないが、御殿山が近くなると、車内に照明が入り、11時58分、枚方市3番線に到着。向かいの4番線から先に発車する12時01分発の特急淀屋橋行きを待つ。
特急淀屋橋行きは“もしや”と思っていたが、8000系エレガント・サルーンがやって来た。6番線には12時04分発の交野線10000系の各駅停車私市行き(For Kisaichi.ワンマン運転)が発車を待っているが、ターコイズグリーンとエレガント・サルーンの顔合わせ。10000系の特長の1つであるターゴイズグリーンはシティ・コミューターに塗り替えられる。
8000系以前の特急車は今まで、上半分がマンダリン・オレンジ(黄色っぽい色)、下半分がカーマイン・レッドのツートンカラーだったが、新塗装、エレガント・サルーンは上下の配色を逆転。上半分はエレガント・レッド、車体中央に巻く帯はエレガント・ゴールド、下半分はエレガント・イエローとした。雅やかなハレの気分でゆっくりくつろげるよう、厚みのある転換クロスシートで、先頭車の乗務員室寄りの2列は早い者勝ちの展望席、4号車は2階建て車両(ダブルデッカー)、5号車はテレビカーと目玉車両が多く、乗る車両に迷いそうなほどの魅力を持つ。今回の塗装変更で、シートモケットも一新し、黒を基調にピンクのシートカバーで落ち着きのある雰囲気になっている。
京阪の特急は乗車券のみで乗れるが、以前は京橋-七条間がノンストップだった。しかし、現在は停車駅が多くなっており、枚方市では乗車客が多く、立客多数で発車。“全員着席”にこだわり、2階建て車両を投入したというのに、定義が崩れてしまったような気がする。盛況であるのはいいことなんだけど。また、残念なのはシティ・コミューターもそうだが、外幌がグレーで、車体にマッチしないことである。無塗装の車両なら話は別だが、外幌にも色をつけたほうがいい。
ここで交野線に乗り換えるが、自動改札機はすべてバーのないタイプに取り替えていた。宇治や八幡市はバーのある旧来のタイプがあり、自動改札機の取り替えが進行しているということになるのだろう。
京阪の自動改札機は通れるものは「←」、通れないものは関西の流儀といえる「×」となっている。昔の関西の自動改札は“マルペケ方式”だったが、変わりつつあるようだ。そして、ICカード乗車券、PiTaPa専用の自動改札機は青いタテのラインが点灯。これは通れることを意味し、通れない場合は消灯し、PiTaPaタッチ部分の下にある「×」が点灯することになっている。
6番線にまわり、交野線の各駅停車私市行き(10004:ワンマン運転)が入線。新塗装車が登場するまでは斬新だったターコイズグリーン1色の10000系である。
ドアが開くと、車内は5秒おきにチャイムが鳴る。これは東武鉄道50000系シリーズやJR東海の700系のデッキ部分と同様で、人によっては耳障りな音のようだ。今回は塗り替えられる前にターコイズグリーンの10000系に乗ってみたかった。
先頭車と前から2両目は盛況しているものの、うしろ2両はガラガラというアンバランスな乗車率で12時14分に発車。すぐに右へ曲がり、京阪本線と別れ、車窓は街から町へと変わってゆく。
車内の照明は常時点灯。これはワンマン運転が影響しているようだ。運転中に照明のON・OFF作業は事故を起こす原因になりうると判断したのだろう。
関西の私鉄は明るい時間帯に照明をOFFにする傾向があり、消費電力の低減に努めている。また、関東の鉄道の大半やJRグループは終日前照灯つけっぱなし運転となっているが、関西だと地下鉄以外、明るい時間帯はつけていない。“電車イコールeco”という案内をよく見かけるが、二酸化単価の削減に貢献していることは事実だろう。しかし、照明や前照灯をつけっぱなしにすると電力会社の電力がパンクする可能性もあり、見直しをする必要性もあるのではないだろうか。
10000系は2002年に入団。当初からワンマン運転を視野に入れた車両で、7200系をベースに台車は防音車輪を採用。乗降用のドアは東京メトロと同一デザインになっている。
何度も述べているが、10000系最大の魅力は通勤形電車の塗装をターコイズグリーンに変更したこと。今までにない鮮やかなカラーは強烈だったが、ターコイズグリーン1色は国鉄通勤形電車のような単調さがあった。また、ほかの車両はターコイズグリーンに塗装変更されることはなかった。
2002年4月15日(月曜日)にデビュー。4両編成のため、交野線、宇治線といった支線で使用されており、1900系、2600系の一部を置き換え、2006年まで6編成増備されたが、思ったほど置き換えが進んでいないような気がする。
2007年9月22日(日曜日)、交野線はワンマン化。宇治線で起用されることはほとんどなくなり、交野線専用車のようになっている。そして、ターコイズグリーンの塗装も2012年までには見納めになる。ちなみに10000系は当初、乗務員室寄りの窓上にメタリックシルバーで、「KEIHAN」のロゴを入れていたが、2008年に全車共通タイプに変更されている。
ロングシートは7200系と同様、座面と背もたれが一体となっておらず、そのあいだには穴の開いた金属板が見える。急行淀屋橋行きで乗車した7200系では気づかなかったが、このデザインは着席区分を表示しているのだ。穴を開けることによって、着席区分を明確化しているのである。こうして、坐り心地のよさとの両立がはかられているのだが、利用客はそれに気づいているかどうかは沿線に住んでいるわけではないから、わからない。
あと、関西の私鉄で多いのは白いライトでおなじみの高輝度放電灯、ボルスタレス台車、バケットタイプのロングシートを積極的に採用していないことで、京阪もその1つ。高輝度放電灯は光の届く距離が普通のヘッドライトに比べ、長いメリットがあるし、ボルスタレス台車だとヨーダンパをつければいいように思える。バケットタイプのロングシートは着席区分が明確なため、定員通りに坐ることができるメリットがある。これだと“関東(特に首都圏)は積極的、関西は保守的”なのだろうか。
JR西日本片町線をまたぎ、河内森(Kawachi-Mori)へ。ここは片町線〔河内磐船駅(Kawachi-Iwafune Sta.)〕の乗り換え駅だが、距離が離れており、まるで地下鉄のようだ。
河内森でガラガラとなり、私は前面展望席へ移動。発車すると、登り坂となり、12時26分、終点私市2番線に到着し、交野線全線完乗を達成。京阪で乗っていない路線は中之島線だけとなり、完全制覇に王手がかかったことになる。
終点私市で下車し、ログハウス調の駅舎を眺め、徒歩で河内磐船駅へ移動。駅前のマップで表示していたため、近いと判断した。青春18きっぷで旅をしていることもあり、ここは交通費を節約しよう。
地図を見たが、交野線を直線に例えると、道路は曲線。歩いているうちに頭がこんがらがってしまい、田畑の道でショートカット(私有地なので、歩いちゃいけないのだが…)。公道で10000系を撮影し、ターコイズグリーンに目を焼きつけた。
◆試運転を始めた中之島線
昼食購入後、片町線河内磐船から13時02分発の快速JR東西線経由宝塚行き(クハ206-1068:弱冷車)へ。JR西日本で通勤形電車に乗るのは珍しいことだが、片町線の乗車はとっさに思いついた。
四条畷(Shijoh-Nawate)で321系の各駅停車JR東西線経由西明石行きに接続。ここから利用客は増えてゆく。
JR西日本207系シリーズはJR東日本より早く、ワイドボディーとワイドな窓を採用した通勤形電車で、ロングシートの両端と網棚にポールをつなげなかったこともあってか、車内は広々としているが、着席区分が不明確のため、7人掛けのロングシートは6人掛けと化している。関東だと7人掛けのロングシートが6人掛けと化している状況は、1人分が入り込める余地があり、詰めることができるのに対し、関西だと絶妙な空き間隔となっているため、坐れる余地がないほどで、かえって感心してしまうほど(上の画像はイメージ)。こういうのが日常茶飯事なのか、321系では長いものは6人掛けに変えたが、利用客のわがままに従ってしまったのではないだろうか。
徳庵(Tokuan)付近に車両メーカー、近畿車輛があり、JR西日本223系5500番台、阪神電気鉄道1000系を製造しており、まもなく発送できる模様。JRグループや関東の大半の私鉄は狭軌のため、甲種輸送がやりやすいものの、標準軌だと、近辺ならば深夜のトラック輸送、遠方だと仮台車をはいて、“配達”されるのだろう。
13時22分、京橋に到着。再び京阪に乗るが、京都ではエスカレーターは“関東流”になっていたのに対し、京橋では“関西流”に戻っていた。
テクテク歩いて京阪本線13時35分発の特急淀屋橋行き(8号車8055)へ。2000年2月以来の8000系乗車だが、自動放送から車掌の肉声放送になっていた。京橋-淀屋橋間はすべての電車が各駅に停まるため、乗りやすく、複々線のまま地下へもぐるのは壮大感があり、天満橋に到着。わずか1区間だが、厚みのある転換クロスシートを味わった。
天満橋は淀屋橋のサブターミナル的な存在で、3・4番線は京阪本線、1・2番線は起終点ホームとなっているが、10月19日(日曜日)になれば、中之島線用となる。
8月1日(金曜日)から中之島線の試運転が始まっており、この日、2代目3000系コンフォート・サルーンを見ることはなかったが、天満橋-萱島(Kayashima)間の区間急行が“延長戦”というカタチで、中之島へ向かってゆく。
種別幕と方向幕は天満橋到着前に「試運転」を表示。京阪本線淀屋橋行きは天満橋を発車すると深くもぐるが、中之島線は更に深く走ってゆく。いずれも剛体架線を採用している。
さて、2代目3000系コンフォート・サルーンの入団にともない、初代3000系は8000系に編入。「ムチャ」、「強引」、「ムリヤリ」という声もあるだろうが、京阪のパンフレットやホームページでは「8000系(旧3000系)」と案内しており、一時代を築いた車両を大切にしている。しかし、コンフォート・サルーンは20000系にしてもバチは当たらないはずなのだが、「3000系」にこだわった理由はなんだろうか?
2代目3000系コンフォート・サルーンは衝撃的な車両で、2009年鉄道友の会ブルーリボン賞、ローレル賞争いは大混戦になりそうだ。大混戦になり過ぎると、ブルーリボン賞に関しては「該当車なし」という結論を招くこともあるのだが、多くのレールファンは“2代目3000系コンフォート・サルーンの快速急行で中之島線全線完乗”という青写真を描いているのではないだろうか。乗るのであれば、天満橋ではなく、出町柳にしたい。
★備考
①今回の動画はこちらにクリック!!
②京阪電気鉄道ホームページはこちらにクリック!!
③『京阪沿線おでかけ情報サイトおけいはん、ネット』はこちらにクリック!!
④フリー百科事典『Wikipedia「おけいはん」』はこちらにクリック!!
⑤フリー百科事典『Wikipedia「京阪10000系電車」』はこちらにクリック!!
⑥ホテル&トラベルジャーナル「今日の京阪 7/30号 快速急行プロモーション開始」はこちらにクリック!!
⑦ホテル&トラベルジャーナル「今日の京阪 7/9号 2200系新デザインで登場」は こちらにクリック!!
⑧ホテル&トラベルジャーナル「今日の京阪 7/2号」はこちらにクリック!!
⑨ホテル&トラベルジャーナル「京阪特急リニューアル車登場!」はこちらにクリック!!
⑩ホテル&トラベルジャーナル「京阪新3000系を空撮!」はこちらにクリック!!
⑪ホテル&トラベルジャーナル「京阪電車小ネタ集」はこちらにクリック!!
⑫ホテル&トラベルジャーナル「水上バスと京阪電車」はこちらにクリック!!
⑬ホテル&トラベルジャーナル「京阪の駅名標取り換え終盤に」はこちらにクリック!!
⑭ホテル&トラベルジャーナル「ワンマン化された京阪交野線を訪ねて」はこちらにクリック!!
⑮住吉急行電鉄の日報「8月2日 京阪電車」はこちらにクリック!!
⑯住吉急行電鉄の日報「京阪電車のパンフレットから」はこちらにクリック!!
⑰住吉急行電鉄の日報「21日も京阪電車」はこちらにクリック!!
⑱住吉急行電鉄の日報「19日京阪電車」はこちらにクリック!!
⑲住吉急行電鉄の日報「徳庵付近」はこちらにクリック!!
⑳住吉急行電鉄の日報「本日は空振り」はこちらにクリック!!
21.住吉急行電鉄の日報「京阪3000系試運転開始!」はこちらにクリック!!
22.住吉急行電鉄の日報「何かと話題のおけいはん」はこちらにクリック!!
23.住吉急行電鉄の日報「京阪複々線の魅力」はこちらにクリック!!
24.住吉急行電鉄の日報「京阪電車(2008年6月21日掲載)」はこちらにクリック!!
25.東武鉄道のマナーポスター案内(PDFファイル)はこちらにクリック!!
26.参考文献として、鉄道ジャーナル社刊行、『鉄道ジャーナル2002年6月号』を使用。
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2008年8月31日(日曜日)まで2者択一サイト、『Unow?』で、「モハよう著者からの20の質問」が公開されており、質問28で私の画像が掲載されております。ぜひ、アクセスしてみて下さい。
なお、質問を回答するには会員登録が必要となりますので、あらかじめ御了承下さい。
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岸田法眼のウソつき4択 powerd by けんてーごっこ
八幡市3番線から京阪本線8000系の特急淀屋橋行き通過後、2200系の各駅停車淀屋橋行き(2274)に乗り、11時46分に発車。駅の発車時は東京メトロのブザーも使っており、ビックリ。車両は宇治線で乗った2600系と同様、化粧板は国鉄の通勤形電車、近郊形電車を彷彿させるグリーンで、ロングシート、床、カーテンも徹底的にこだわっている。
各駅停車淀屋橋行き編成表 | ||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 |
枚方市 | なし | 2274 | ○ | なし |
なし | 2321 | ○ | なし | |
なし | 2333 | ○ | なし | |
なし | 2384 | ○ | なし | |
なし | 2363 | ○ | なし | |
なし | 2319 | ○ | なし | |
八幡市 | なし | 2224 | ○ | なし |
個人的に“誤算”だったのは京阪の通勤形電車は6000系、7000系、7200系、9000系、10000系といった“直流1500ボルト昇圧後の車両”が主力だと思っていたが、直流600ボルトの時代から走る“デメキンライト”の車両がまだまだ一線で活躍していることだ。京阪の直流1500ボルト化は意外と遅く昭和58年(1983年)12月4日(日曜日)、京阪本線、交野線(Katano Line)、宇治線で実施。京阪本線の延伸という位置づけもできる鴨東線(Ohtoh Line)も平成元年(1989年)10月5日(木曜日)の開幕時から直流1500ボルト。残る京津線、石山坂本線は平成9年(1997年)10月12日(日曜日)に直流1500ボルト化された(鋼索線の電圧は公表されていない)。
カーブが多く、スピードが出せないが、御殿山が近くなると、車内に照明が入り、11時58分、枚方市3番線に到着。向かいの4番線から先に発車する12時01分発の特急淀屋橋行きを待つ。
特急淀屋橋行きは“もしや”と思っていたが、8000系エレガント・サルーンがやって来た。6番線には12時04分発の交野線10000系の各駅停車私市行き(For Kisaichi.ワンマン運転)が発車を待っているが、ターコイズグリーンとエレガント・サルーンの顔合わせ。10000系の特長の1つであるターゴイズグリーンはシティ・コミューターに塗り替えられる。
8000系以前の特急車は今まで、上半分がマンダリン・オレンジ(黄色っぽい色)、下半分がカーマイン・レッドのツートンカラーだったが、新塗装、エレガント・サルーンは上下の配色を逆転。上半分はエレガント・レッド、車体中央に巻く帯はエレガント・ゴールド、下半分はエレガント・イエローとした。雅やかなハレの気分でゆっくりくつろげるよう、厚みのある転換クロスシートで、先頭車の乗務員室寄りの2列は早い者勝ちの展望席、4号車は2階建て車両(ダブルデッカー)、5号車はテレビカーと目玉車両が多く、乗る車両に迷いそうなほどの魅力を持つ。今回の塗装変更で、シートモケットも一新し、黒を基調にピンクのシートカバーで落ち着きのある雰囲気になっている。
京阪の特急は乗車券のみで乗れるが、以前は京橋-七条間がノンストップだった。しかし、現在は停車駅が多くなっており、枚方市では乗車客が多く、立客多数で発車。“全員着席”にこだわり、2階建て車両を投入したというのに、定義が崩れてしまったような気がする。盛況であるのはいいことなんだけど。また、残念なのはシティ・コミューターもそうだが、外幌がグレーで、車体にマッチしないことである。無塗装の車両なら話は別だが、外幌にも色をつけたほうがいい。
ここで交野線に乗り換えるが、自動改札機はすべてバーのないタイプに取り替えていた。宇治や八幡市はバーのある旧来のタイプがあり、自動改札機の取り替えが進行しているということになるのだろう。
京阪の自動改札機は通れるものは「←」、通れないものは関西の流儀といえる「×」となっている。昔の関西の自動改札は“マルペケ方式”だったが、変わりつつあるようだ。そして、ICカード乗車券、PiTaPa専用の自動改札機は青いタテのラインが点灯。これは通れることを意味し、通れない場合は消灯し、PiTaPaタッチ部分の下にある「×」が点灯することになっている。
6番線にまわり、交野線の各駅停車私市行き(10004:ワンマン運転)が入線。新塗装車が登場するまでは斬新だったターコイズグリーン1色の10000系である。
ドアが開くと、車内は5秒おきにチャイムが鳴る。これは東武鉄道50000系シリーズやJR東海の700系のデッキ部分と同様で、人によっては耳障りな音のようだ。今回は塗り替えられる前にターコイズグリーンの10000系に乗ってみたかった。
先頭車と前から2両目は盛況しているものの、うしろ2両はガラガラというアンバランスな乗車率で12時14分に発車。すぐに右へ曲がり、京阪本線と別れ、車窓は街から町へと変わってゆく。
車内の照明は常時点灯。これはワンマン運転が影響しているようだ。運転中に照明のON・OFF作業は事故を起こす原因になりうると判断したのだろう。
関西の私鉄は明るい時間帯に照明をOFFにする傾向があり、消費電力の低減に努めている。また、関東の鉄道の大半やJRグループは終日前照灯つけっぱなし運転となっているが、関西だと地下鉄以外、明るい時間帯はつけていない。“電車イコールeco”という案内をよく見かけるが、二酸化単価の削減に貢献していることは事実だろう。しかし、照明や前照灯をつけっぱなしにすると電力会社の電力がパンクする可能性もあり、見直しをする必要性もあるのではないだろうか。
10000系は2002年に入団。当初からワンマン運転を視野に入れた車両で、7200系をベースに台車は防音車輪を採用。乗降用のドアは東京メトロと同一デザインになっている。
何度も述べているが、10000系最大の魅力は通勤形電車の塗装をターコイズグリーンに変更したこと。今までにない鮮やかなカラーは強烈だったが、ターコイズグリーン1色は国鉄通勤形電車のような単調さがあった。また、ほかの車両はターコイズグリーンに塗装変更されることはなかった。
2002年4月15日(月曜日)にデビュー。4両編成のため、交野線、宇治線といった支線で使用されており、1900系、2600系の一部を置き換え、2006年まで6編成増備されたが、思ったほど置き換えが進んでいないような気がする。
2007年9月22日(日曜日)、交野線はワンマン化。宇治線で起用されることはほとんどなくなり、交野線専用車のようになっている。そして、ターコイズグリーンの塗装も2012年までには見納めになる。ちなみに10000系は当初、乗務員室寄りの窓上にメタリックシルバーで、「KEIHAN」のロゴを入れていたが、2008年に全車共通タイプに変更されている。
ロングシートは7200系と同様、座面と背もたれが一体となっておらず、そのあいだには穴の開いた金属板が見える。急行淀屋橋行きで乗車した7200系では気づかなかったが、このデザインは着席区分を表示しているのだ。穴を開けることによって、着席区分を明確化しているのである。こうして、坐り心地のよさとの両立がはかられているのだが、利用客はそれに気づいているかどうかは沿線に住んでいるわけではないから、わからない。
あと、関西の私鉄で多いのは白いライトでおなじみの高輝度放電灯、ボルスタレス台車、バケットタイプのロングシートを積極的に採用していないことで、京阪もその1つ。高輝度放電灯は光の届く距離が普通のヘッドライトに比べ、長いメリットがあるし、ボルスタレス台車だとヨーダンパをつければいいように思える。バケットタイプのロングシートは着席区分が明確なため、定員通りに坐ることができるメリットがある。これだと“関東(特に首都圏)は積極的、関西は保守的”なのだろうか。
各駅停車私市行き(ワンマン運転) | ||||
編成表 | ||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 |
私市 | なし | 10004 | ○ | なし |
なし | 10504 | ○ | なし | |
なし | 10654 | ○ | なし | |
枚方市 | なし | 10054 | ○ | なし |
JR西日本片町線をまたぎ、河内森(Kawachi-Mori)へ。ここは片町線〔河内磐船駅(Kawachi-Iwafune Sta.)〕の乗り換え駅だが、距離が離れており、まるで地下鉄のようだ。
河内森でガラガラとなり、私は前面展望席へ移動。発車すると、登り坂となり、12時26分、終点私市2番線に到着し、交野線全線完乗を達成。京阪で乗っていない路線は中之島線だけとなり、完全制覇に王手がかかったことになる。
終点私市で下車し、ログハウス調の駅舎を眺め、徒歩で河内磐船駅へ移動。駅前のマップで表示していたため、近いと判断した。青春18きっぷで旅をしていることもあり、ここは交通費を節約しよう。
地図を見たが、交野線を直線に例えると、道路は曲線。歩いているうちに頭がこんがらがってしまい、田畑の道でショートカット(私有地なので、歩いちゃいけないのだが…)。公道で10000系を撮影し、ターコイズグリーンに目を焼きつけた。
◆試運転を始めた中之島線
昼食購入後、片町線河内磐船から13時02分発の快速JR東西線経由宝塚行き(クハ206-1068:弱冷車)へ。JR西日本で通勤形電車に乗るのは珍しいことだが、片町線の乗車はとっさに思いついた。
快速JR東西線経由宝塚行き編成表 | |||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 | |
京橋 | なし | ク ハ206- | 1068 | ○ | 弱冷車 |
なし | サ ハ207- | 1054 | ○ | なし | |
なし | クモハ207- | 1068 | ○ | なし | |
なし | ク ハ206- | 136 | ○ | 弱冷車 | |
なし | モ ハ206- | 21 | ○ | 女性専用車 | |
なし | モ ハ207- | 38 | ○ | なし | |
河内磐船 | なし | ク ハ207- | 136 | ○ | なし |
女性専用車について | |||||
①平日初電から9時まで | |||||
②平日17時から21時まで |
四条畷(Shijoh-Nawate)で321系の各駅停車JR東西線経由西明石行きに接続。ここから利用客は増えてゆく。
JR西日本207系シリーズはJR東日本より早く、ワイドボディーとワイドな窓を採用した通勤形電車で、ロングシートの両端と網棚にポールをつなげなかったこともあってか、車内は広々としているが、着席区分が不明確のため、7人掛けのロングシートは6人掛けと化している。関東だと7人掛けのロングシートが6人掛けと化している状況は、1人分が入り込める余地があり、詰めることができるのに対し、関西だと絶妙な空き間隔となっているため、坐れる余地がないほどで、かえって感心してしまうほど(上の画像はイメージ)。こういうのが日常茶飯事なのか、321系では長いものは6人掛けに変えたが、利用客のわがままに従ってしまったのではないだろうか。
徳庵(Tokuan)付近に車両メーカー、近畿車輛があり、JR西日本223系5500番台、阪神電気鉄道1000系を製造しており、まもなく発送できる模様。JRグループや関東の大半の私鉄は狭軌のため、甲種輸送がやりやすいものの、標準軌だと、近辺ならば深夜のトラック輸送、遠方だと仮台車をはいて、“配達”されるのだろう。
13時22分、京橋に到着。再び京阪に乗るが、京都ではエスカレーターは“関東流”になっていたのに対し、京橋では“関西流”に戻っていた。
テクテク歩いて京阪本線13時35分発の特急淀屋橋行き(8号車8055)へ。2000年2月以来の8000系乗車だが、自動放送から車掌の肉声放送になっていた。京橋-淀屋橋間はすべての電車が各駅に停まるため、乗りやすく、複々線のまま地下へもぐるのは壮大感があり、天満橋に到着。わずか1区間だが、厚みのある転換クロスシートを味わった。
特急淀屋橋行き編成表 | ||||
乗車区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 |
天満橋 | 8 | 8055 | ○ | なし |
7 | 8155 | ○ | なし | |
6 | 8555 | ○ | なし | |
5 | 8755 | ○ | 2階建て車 | |
4 | 8805 | ○ | テレビカー | |
3 | 8505 | ○ | なし | |
2 | 8105 | ○ | なし | |
京橋 | 1 | 8005 | ○ | 女性専用車 |
女性専用車について | ||||
①平日、出町柳6時28分発から8時20分発 | ||||
のK特急、8時37分発から9時37分発までの | ||||
特急に該当。 | ||||
②平日、淀屋橋6時40分発から8時40分発 | ||||
までのK特急、9時00分発と9時15分発の特 | ||||
急に該当。 | ||||
③K特急〈おりひめ〉に女性専用車の設定は | ||||
ない。 |
天満橋は淀屋橋のサブターミナル的な存在で、3・4番線は京阪本線、1・2番線は起終点ホームとなっているが、10月19日(日曜日)になれば、中之島線用となる。
8月1日(金曜日)から中之島線の試運転が始まっており、この日、2代目3000系コンフォート・サルーンを見ることはなかったが、天満橋-萱島(Kayashima)間の区間急行が“延長戦”というカタチで、中之島へ向かってゆく。
種別幕と方向幕は天満橋到着前に「試運転」を表示。京阪本線淀屋橋行きは天満橋を発車すると深くもぐるが、中之島線は更に深く走ってゆく。いずれも剛体架線を採用している。
さて、2代目3000系コンフォート・サルーンの入団にともない、初代3000系は8000系に編入。「ムチャ」、「強引」、「ムリヤリ」という声もあるだろうが、京阪のパンフレットやホームページでは「8000系(旧3000系)」と案内しており、一時代を築いた車両を大切にしている。しかし、コンフォート・サルーンは20000系にしてもバチは当たらないはずなのだが、「3000系」にこだわった理由はなんだろうか?
2代目3000系コンフォート・サルーンは衝撃的な車両で、2009年鉄道友の会ブルーリボン賞、ローレル賞争いは大混戦になりそうだ。大混戦になり過ぎると、ブルーリボン賞に関しては「該当車なし」という結論を招くこともあるのだが、多くのレールファンは“2代目3000系コンフォート・サルーンの快速急行で中之島線全線完乗”という青写真を描いているのではないだろうか。乗るのであれば、天満橋ではなく、出町柳にしたい。
★備考
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②京阪電気鉄道ホームページはこちらにクリック!!
③『京阪沿線おでかけ情報サイトおけいはん、ネット』はこちらにクリック!!
④フリー百科事典『Wikipedia「おけいはん」』はこちらにクリック!!
⑤フリー百科事典『Wikipedia「京阪10000系電車」』はこちらにクリック!!
⑥ホテル&トラベルジャーナル「今日の京阪 7/30号 快速急行プロモーション開始」はこちらにクリック!!
⑦ホテル&トラベルジャーナル「今日の京阪 7/9号 2200系新デザインで登場」は こちらにクリック!!
⑧ホテル&トラベルジャーナル「今日の京阪 7/2号」はこちらにクリック!!
⑨ホテル&トラベルジャーナル「京阪特急リニューアル車登場!」はこちらにクリック!!
⑩ホテル&トラベルジャーナル「京阪新3000系を空撮!」はこちらにクリック!!
⑪ホテル&トラベルジャーナル「京阪電車小ネタ集」はこちらにクリック!!
⑫ホテル&トラベルジャーナル「水上バスと京阪電車」はこちらにクリック!!
⑬ホテル&トラベルジャーナル「京阪の駅名標取り換え終盤に」はこちらにクリック!!
⑭ホテル&トラベルジャーナル「ワンマン化された京阪交野線を訪ねて」はこちらにクリック!!
⑮住吉急行電鉄の日報「8月2日 京阪電車」はこちらにクリック!!
⑯住吉急行電鉄の日報「京阪電車のパンフレットから」はこちらにクリック!!
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26.参考文献として、鉄道ジャーナル社刊行、『鉄道ジャーナル2002年6月号』を使用。
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岸田法眼のウソつき4択 powerd by けんてーごっこ
塗装変更した京阪車両が、ついに運行を始めたんですね。
関西に行った事がありながら、一度も京阪を利用した事がありません。
阪神、阪急、近鉄や市営地下鉄はあるのですが。
by 鉄道美術館館長♪ (2008-08-15 07:41)
日頃愛用している駅が次々に出てくるので楽しいですね。
京阪のデメキンはまだまだ勢力を維持しています。ルーツは昭和30年代の2600も7連が増え急行運用でも頑張ってます。利用者としては必ずしも歓迎しませんが。
シート背面の「穴」ですが、着席区分とは無関係かと思います。掲載されている画像では6穴になっていますが、車端部で6人がけはキツイでしょう。日常利用するものとしては単に暖房効果をあげる仕掛けとして理解しております。
by サットン (2008-08-15 11:53)
鉄道美術館館長♪、どうもありがとうございます。
春から運行しておりますが、偶然と言いますか、ラッキーなことに出会うことができました。
今後は近鉄の乗車に本腰を入れたいなと思っているのですが、いつになるのかは未定です。
by 岸田法眼 (2008-08-15 20:18)
サットンさん、どうもありがとうございます。
京阪は天満橋でおわりですが、楽しんでいただきありがとうございます。
ロングシートの穴ですが、暖房効果であれば、全体にやって一体感を出すような気がするのですが、でも、ヤケドしないですかねぇー? 私も最初に見た時はそう思いましたが、“着席区分ではないか”ということに気づいたのは昨日なんです。
ここは阪急桂駅C号線と同様、京阪さんにお問い合わせしておきます。真相を御存知のはずですから。
回答をいただきましたら、なんらかの機会で御紹介しようと思っております。
by 岸田法眼 (2008-08-15 20:22)
こんばんは。
2200系は、かつて8連で本来の急行運用を中心に回っていましたが、今は8連での編成は無く、7連で普通を中心に7連担当の急行にも充当いたします。
8000系新色も見られたご様子ですので、関西遠征の甲斐があったようにお見受けしました。
3000の形式についてですが、京阪の車両技術員の思い入れがかなり強いのかもしれませんね。
最後に、数多くの弊日報のご紹介に感謝いたします。
by 住吉人 (2008-08-15 22:15)
住吉人さん、こんばんは。この日、2回目のコメントありがとうございます。
まさか8000系の新塗装車を見ることができるとは思ってもみませんでしたが、乗り換えたいという想いがありましたね。
京阪の車両は特急車以外、わからない車両が多いので、戸惑いはありましたが、多種多彩なのですね。当面はこのままなのでしょう。
初代3000系を実際にナマで改番されても不思議と素直に受けいられますね。また、車両改修に合わせて、テレビカーの位置を8000系に合わせていたことを初めて知り、勉強不足も痛感しました。
今回は京阪ルポを取り上げるため、やりとりしている方々のブログを御紹介させていただきましたが、地元の方の情報は確実性がありますので、Railway Blogを御覧の方々にもアクセスしていただきたいと思っております。
by 岸田法眼 (2008-08-16 00:15)