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2005年の汽車旅5-7 [汽車旅2005]
2005年8月17日(水曜日)、急行〈はまなす〉青森行きは函館に到着し、車掌に地震関連の最新交通情報をきくも、前日と変わらない状況で、5番ホームは789系を留置して、帰れないお客を救済する“列車ホテル”となっていた。また、特急〈つがる〉〈白鳥〉〈スーパー白鳥〉も大半は運休していたそうで、この日はわからないという。
もしもの場合は臨時快速〈きらきらうえつ〉新潟行きで遠回りし、上越新幹線で帰京することも考え、函館から先はよく眠れなかった。ちなみに青函トンネルに入ったのは4時06分で、出たのは4時47分。すでに夜は明けていた。
終点青森に到着すると、特急〈つがる2号〉八戸行き(E751系)が何気なくスタンバっている。
一部のお客は東北本線及び東北新幹線の運行状況を問い合わせており、情報は錯綜したものの、最終的には一部区間で徐行ながら、どちらも平常運行となり、ホッとしたぁー。ちなみに“ズッコケ3人組”の1人とまた会った。どうやら、函館で急行〈はまなす〉青森行きに乗っていたようである。
自由席大入り満員御礼の特急〈つがる2号〉八戸行きをあきらめ、普通列車八戸行き(キハ40 565:非冷房車)へ。
野辺地で特急〈つがる6号〉八戸行き(485系3000番台)の待ち合わせをするが、信じられない光景を目にした。
それはオバサン客が1号車指定席のドアが開かないので、ムリヤリ開けようとしたのである。それも乗務員室。
オバサン客はそれに気づいて、苦笑いを浮かべながら、後方の乗降用ドアにスタコラサッサと移動したが、運転士はあわてて運転席の窓を開け、すべての乗車客が乗り込むのを見届け、何事もなく、発車した。
終点八戸付近になると、東北新幹線の延伸工事が始まっており、高架が姿を現した(たんぼの下に東北新幹線が走るとは…)。
一旦下車し、みどりの窓口は長蛇の列!! 前日、乗れなかった人たちが多く、JR東日本は立席利用としたうえで、着駅で払い戻す対応をとっていた(新幹線特急料金のことだろう)。そのため、自動改札はストップさせ、混乱を防いでいた。
私は盛岡までの乗車券と特定特急券を購入し、遅れている東北新幹線〈はやて6号〉東京行きを避け、次の〈はやて8号〉東京行き(10号車指定席E224-1114:特定特急券利用)へ。
ある事情により、最後列の2人掛け座席に坐り、定刻通り、発車!!
〈はやて〉用のイメージメロディーがあるのかな?”と思ったが、いつも通り。なおかつ、レールファンで知られる堺正幸フジテレビアナウンサーのナレーション、いやいや、自動放送も変わらない。〈のぞみ〉のように別格というワケではないらしい。
「へぇ~」
余談だが、ほとんどの〈はやて〉は盛岡まで余席はあっても、そこから先は売り切れである。
“トンネルを抜けたら駅”というパターンが多く、更に前日の地震で乗れなかった人たちであふれていたせいか、車窓を楽しむどころではなく、いわて沼宮内で正規の指定席券を持った家族連れが乗ってきたため、明け渡した。そのあと、私は向かいの3人掛け座席(通路側)に坐った。
盛岡に到着し、東北新幹線全線完乗を達成!! これにより、すべての新幹線路線を完全制覇した(数年たてばリセット)。
盛岡で秋田新幹線〈こまち8号〉東京行きと合体!! 初めて見る光景だが、緊張感がただよう。ちなみに〈こまち8号〉東京行きはE3系第17編成也。
盛岡の有人改札で乗車券を記念にとってもらうよう、お願いしたら、無効印を事故印に押し間違えるハプニング!! これは地震後のきっぷの取り扱いの問い合わせなどで混乱しているからであろう。また、みどりの窓口やコンコースは人であふれていた。ちなみに自動改札は通常通り、稼働。
盛岡から東北本線の普通電車一ノ関行き(クハ700-1008:夢塗装車)へ。
“夢塗装車”は義経ブームに便乗したもので、10月から面積が拡大する一関市は力を注いでいるようだ。
終点一ノ関では485系1500番台の団体に遭遇し、下車。一関駅前郵便局、一関田村町郵便局、一関郵便局で旅行貯金。しかし、一関郵便局は待ち時間は長く、局員が窓口をしめて昼休みに入るなど、お客の身になって考えない行動に怒り心頭。ちなみに一ノ関某所で静態保存されているSLを見た。
ギリギリで普通電車仙台行き(クハ700-1518)へ。
本来は小牛田までワンマンカーだが、地震の影響か、車掌が乗務している。
2両の車内は混雑しており、30過ぎでも坐り込む者がいて困ったものだ。
油島-石越間、田尻-小牛田間は揺れが激しかったところなのか、徐行運転を行ない、一旦停止も行なうほど。それ意外の区間は何事もなく快走し、小牛田に到着。前4両増結し、乗り移るお客が圧倒的に多かったが、それでも全員着席にはならなかった。
私は小牛田で下車し、小牛田郵便局で旅行貯金した。
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