拙著『波瀾万丈の車両』(アルファベータブックス刊)、発売中!! くわしくは、こちらへ。
拙著『東武鉄道大追跡』(アルファベータブックス刊)、2021年2月9日(火曜日)発売!! くわしくは、こちらへ。
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観客動員数50萬人突破記念スペシャル!! さぁー、みんなで岸田法眼雑誌デビュー作、『TRAIN MODELING MANUAL Vol.1』を買いに行こう!! [公式執筆記録-私の作品-]
皆様、「フリーライター」と言っておきながら、実績に乏しい状況であった私に幸運の女神が微笑みました。
私にとっては雑誌デビュー作となるホビージャパン刊行、『TRAIN MODELING MANUAL Vol.1』が発売になりました。朝、目覚めましたら、本屋さんへ直行して下さいね。ちなみに東京23区内だと神保町の書泉グランテ、秋葉原の書泉ブックタワー、東京駅八重洲口地下の栄松堂書店だと山積みになっていることが予想されます。また、大きな本屋以外では販売していないかもしれません。本屋さんやセブンイレブンのネットで予約すると、送料がかからないことが多いので、おトクです(セブンイレブン店舗受け取りのネット予約は絶対にかからない)。
気になるお値段はたったの1600円(内訳は本体1524円プラス消費税5パーセント)。レールファン、模型ファンまたは、いるのかどうかはわからないけど、私のファンなら安い!!(どちらか、あるいはどちらのファンじゃない人、金銭に余裕のない人は高額かもしれない) なんてたって、2000円札1枚あれば買えるんだよ!!(5000円札と1萬円札は1枚、1000円札なら2枚、500円玉なら4枚、100円玉なら16枚を出しても買えます)
ちょっと気分が高揚し過ぎてしまいましたが、私にとって初めて、商品を作る仕事に携わったわけで、これで満足はしておりません。やはり、書籍を出したいのもあるし、ほかの版元さんからもお声を掛けて欲しいというのもありますから。それに「満足」というのはスポーツ選手ならば、引退するまで、私であればライター生活が終わるまでは使ってはいけない言葉です。どこもそうだと思いますが、競争社会で勝たなければならないのです。
さて、ホビージャパンさんが刊行する『TRAIN MODELING MANUAL Vol.1』ですが、これは読んで字の如く、鉄道模型のムックです。
従来の鉄道模型誌は新製品をカタログ形式で紹介し、徹底解説しておりますが、今回、御紹介する『TRAIN MODELING MANUAL Vol.1』は“作って楽しむ”というのがテーマで、あらかじめ、できたものを買うのではなく、組み立てるための製品を購入し、自宅で組み立てるというのが趣旨です。ちなみに個人的なことですが、“プラモデルの鉄道版”があるというのは実は本書で初めて知りました。
私が執筆したのは模型の実車の解説です。Railway Blogでも取り上げることの多い車両解説ですが、実は執筆の依頼を受けたのは発売の1か月前です。これは異例とも言えることですが、実は人手不足ということで、編集プロダクションの代表が私を紹介したのです(「古い人よりも新しい人で」と編集プロダクションの代表が言っていたと、担当者が言った)。
これは相当な“大バクチ”で、実は編集プロダクションの代表とはメールでしかやり取りをしたことがなく、1回も会っていないのです。顔を知らない私を紹介するとは驚き、まさに“青天の霹靂(Hekireki)”ですが、「大抜擢」ということでもあります。
2008年5月26日(月曜日)、都内某所で担当者と打ち合わせをしましたが、10日間で4つの車両の執筆を正式に依頼。わからないものに関しては参考資料をメールで送っていただきました。その後、1つの車両だけ誌面のレイアウト変更で執筆文字数を半分にという連絡もあり、締め切りも1週間に短縮になるなど、大変ではありました。しかし、執筆の仕事は本誌のみという状況だったことや早めに取り組んだこともあり、期限までに入稿することができました。
すべての原稿を入稿後、編集プロダクションの代表にメールでお礼を申し上げ、逆に「こちらこそ、助けていただきありがとうございました」と多大な謝意を述べており、恐縮しました。また、いろいろとアドバイスもいただきました(実は以前、吉田一紀さんからもアドバイスをいただいている)。
私にいろいろとイロハなり、アドバイスをして下さることをありがたく思い、今後のライター人生につなげていかなきゃいけませんね。
さて、私が執筆した車両解説は次の通りです。
◆15ページ
国鉄185系とクロ157
◆26・27ページ
京浜急行電鉄初代1000形
◆40・41ページ
新幹線N700系
◆50・51ページ
JR九州883系
このうち、『京浜急行電鉄初代1000形』は手持ちの資料だけでは厳しいことがわかり、現場へ飛んで6年ぶりに利用。2代目1000形の数が増え、けっこう待ちましたが、昭和60年(1985年)に刊行した学研の『3年の学習』の付録でついていた2メートルまきじゃくは大いに役立ちました。
『国鉄185系とクロ157』は当初、2500~3000文字までの予定でしたが、レイアウトの変更により、半分に縮小。これから書く間際に連絡をいただいたのですが、まとめるのに苦労しました。185系よりもクロ157を紹介しなければならないですから。 一部はカットして入稿しておりますので、ここでは未公開原稿を公開することにしましょう。
◆未公開原稿『国鉄185系とクロ157』
「昭和50年代前半(1975~1980年)、東京から伊豆方面へ向かう優等列車は特急〈あまぎ〉、急行〈伊豆〉のツートップだった。
特急〈あまぎ〉は東京-伊豆急下田間、急行〈伊豆〉は東京-伊豆急下田・修善寺間で運行。急行〈伊豆〉は熱海で伊豆急下田編成と修善寺編成に分割併合するダイヤであった。
特急〈あまぎ〉は157系で運行していたが、老朽化により、183系1000番台にチェンジ。1978年10月1日(日曜日)のダイヤ改正で、国鉄の電車特急は絵入りヘッドマークが表示されるようになり、のちに客車や気動車にも拡大されるが、特急〈あまぎ〉は天城山をイメージしたもので、石川さゆりの大ヒット曲、『天城越え』を意識したのではないかと思う人もいるだろうが、この曲が発売されたのは1986年。すでに特急〈あまぎ〉は存在していない。ちなみに『天城越え』は演歌以外にも松本清張の短編小説にも使われており、1959年11月に発表している。
さて、急行〈伊豆〉は153系を使用していたが、寄る年波に勝てず、新型車両の開発が急務となった。
1981年といえば、201系量産車が投入された年だが、185系はサイリスタチョッパ制御ではなく、国鉄お得意の抵抗制御だった。これは急行〈伊豆〉でデビューしたためで、153系と並結した運用も組まれたからである。そのため、性能を153系に合わせなければならず、最高速度は110㎞/hに抑えられている」
皆様、ぜひ御購入下さい。そして、皆様の宝物になっていただければ嬉しいです。
ホビージャパンさん共々、今後とも、よろしくお願いいたします。
さて、話は変わり、東京の神保町にある書泉グランテ6階ですが、岩手・宮城内陸地震で亡くなられた鉄道博物館学芸員、岸由一郎さんが交通博物館学芸員時代の2001年に刊行されたカメラマンとの共同著書、『全国トロッコ列車 ファミリーで楽しむ愉快なレイルウェイたち』が山積みになるほど売れゆきがいいようです。
今回の震災では掲載日の時点も犠牲者が増え、胸が痛みます。お亡くなりになられた方々の御冥福を謹んでお祈りいたします。
★今回、御紹介した商品のおさらい
『TRAIN MODELING MANUAL Vol.1』
(ホビージャパン刊行)
定価1600円(本体1524円)
雑誌コード…68143-49
ISBN…978-4-89425-714-6
★備考
①ホビージャパンホームページはこちらにクリック!!
②書泉ホームページはこちらにクリック!!
③セブンアンドワイで御購入される方はこちらにクリック!!
④『鉄道模型Nゲージ冷や水鉄道』はこちらにクリック!!
⑤『AMERICAN Nscale Models locomotives,freightcars,and structures』はこちらにクリック!!
※備考④⑤は鉄道模型ブログです。
⑥鉄道ブログ『モハようdeキハキハ「恐るべし、岸田法眼さん!&モハようが鉄道ファン7月号に掲載」』はこちらにクリック!!
⑦Yahoo! セカンドライフ選抜サポーター制の記事はこちらにクリック!!
⑧備考ではありませんが、nice!やコメント、トラックバックは御購入後にお願いいたします。
※来訪御礼のみや記事に関係のないコメントをされる方は上にクリックして下さい。また、我がブログのコメント、トラックバック承認制になっておりますので、御了承願います。
★お知らせ
①吉田一紀さん(Mr Kazutoshi Yoshida)の著書、好評発売中の『モハようございます。あの人はなぜ、鉄道にハマるのか』を2倍以上、楽しめるよう、我がブログでは本文と写真を参照に関連のある記事をピックアップしました。吉田さんの著書と合わせて、お楽しみ下さい。
くわしくはこちらにクリック!!
②フリーライター、岸田法眼の執筆テーマは旅、鉄道、小説、時事問題です。どうぞ、よろしくお願いします。
近日中に確認してみます!
明日は仕事なので、早くて明後日以降か…、まだ書店に残ってるかな…?(汗
by 鉄道美術館館長♪ (2008-06-21 20:50)
鉄道美術館館長♪、どうもありがとうございます。そして、お仕事お疲れ様です。
初日から在庫がなくなることはないと思いますが、鉄道の本が充実している本屋さんだと確実に手に入ると思われます。都内ですと書泉グランテとブックタワー、東京駅八重洲地下の栄松堂書店がオススメです。
by 岸田法眼 (2008-06-21 23:23)
雑誌デビューおめでとうございます。
もっと早く知っていれば、買ってきたのになあ。
201系の撮影に追われ、鉄道雑誌のチェックがまだ終わっていません。
明日また本屋に行ってみようかな。
高尾まで行けば売ってるかな。
by しおつ (2008-06-21 23:27)
しおつさん、どうもありがとうございます。
版元のホームページでは予告で紹介しており、オンライン書店と言うんですか? そういうサイトでも紹介はされてはいたものの、自宅に届くまではドキドキしておりましたね。
すでに版元のホームページで予告しているので、発売前から紹介してもいいのでしょうが、ライターさんのブログは発売当日に発表するケースが多いため、そのようにいたしましたことを御了承下さい。
今後もライターとして仕事が増えることを願うだけです。待っているだけではなく、アクションもかけないといけませんから。
by 岸田法眼 (2008-06-21 23:44)
連絡ありがとうございました。
紹介頂いた辺りの本屋さんには、なかなか出向く機会がないのですが、
セブンイレブンなど、駆使してTRYしてみます。
見事Getできた暁には、トラックバックですね^^
by ひでくん (2008-06-22 01:28)
ひでくんさん、どうもありがとうございます。
最近というわけではないでしょうが、インターネットでも本を売っているので、時代が変わりましたねぇー。
どうやら私が執筆した雑誌を記事にしていただけるのですね。嬉しいです。ありがとうございます。
御購入をお待ちしております。
by 岸田法眼 (2008-06-22 12:18)
雑誌デビューおめでとうございます!
これまでコツコツと積み上げられてきた鉄道知識を引っさげて、満を持して登場という感じですね。
私も早速購入させていただこうと、近所の大型書店に行ってみましたが・・・・・・見当たらず。
私の住んでいる茨城の大型書店にはまだ届いていないようです。
今週東京へ行くので、そこで買うべきか、それともネット書店で買うべきか・・・・・・最近ネット書店の配送は遅かったりしますからね。
とにかく、今週中には手に入れて、岸田さんの記事をじっくりと拝見させていただきます。
ホント、実際自分の書いた書籍や雑誌が販売されると、書店に並べてもらうということがいかに大変かということを実感しますよね。
編集プロダクションの方はもちろん、出版社の営業さんにいたるまで感謝感謝です。
私のブログでもぜひ紹介させてください。
これを機会に岸田さんが次々と書かれることを祈っております。
お互い頑張りましょう!
by 吉田一紀 (2008-06-23 10:37)
吉田一紀さん、どうもありがとうございます。
御紹介いただけるのは恐縮しております。嬉しいです。その記事を心待ちにしております。
鉄道に関する本や雑誌は一般の本屋にあっても入荷が少ないのが実情のようですね。一般的な分野でないことを表しているのかもしれませんが、都内の“早売り書店”でも発売日になるまで置いておりませんでしたので、ギリギリまで製作していたのではないかと思います。
書店で手に取ったときは嬉しかったですよ。ただ、「俺がこの記事書いたんだぁー!!」とむやみに自慢することはできませんが、創刊号なので売れゆきが気になるところです。
余談ですが、発売日の前日に創刊号が届き、翌日に1冊買って、実家に献上しました。少しは親孝行できたのではないかと思います。
by 岸田法眼 (2008-06-23 23:24)