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2008年の汽車旅6-5 [汽車旅2008]
◆下記の記事をまだ御覧になっていない方はURLにクリックして下さい。
・2008年の汽車旅6-1
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-15
・2008年の汽車旅6-2(急行〈つやま〉フォーエヴァー)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-17
・2008年の汽車旅6-3(JR西日本完全制覇に王手!!)
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-20
・2008年の汽車旅6-4
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2009-02-22
◆不覚、旅行貯金できず!!
2008年12月29日(月曜日)、仕事納めを3日繰り上げた企業が多い中、金融機関は12月30日(火曜日)まで営業。当然のことながら、旅行貯金もできる。当初、米子に泊まるつもりでいたが、急きょというわけでもないけど、松江に変更。松江中央郵便局で旅行貯金をしようと前夜に決めた。そのため、9時には乗り込んでおきたい。
7時20分に起床したときはどんよりとした曇り空だったが、8時に日本テレビの『スッキリ』という番組で、架空請求の特集をしていたが、だまされないためには無視することが1番だ。ほかにメールの通知は基本的にありえないこと、不安をあおる文面にだまされないことが大切なのだという。
9時に宿を出ると、快晴。しかし、この日の山陰地方は晴れのち雨だという。
松江中央郵便局へ入るも、通帳がないことに気づいた。別のカバンに入れっぱなしにしていたのである。情けない!! 乗っていない路線はまだあることだし、また来訪する機会はあるだろう。気を取り直し、国道485号線くにびき大橋を渡るとしよう。
くにびき大橋は昭和56年(1981年)6月に完成し、米子側は剣先川と大橋川に分岐して、中海へ。宍道側は宍道湖の境目にあたるところである。
さて、大橋川からカヌー軍団が現れた。肉眼で確認する限り、10隻のカヌーが川を泳いでいる。愛好家か学校のカヌー部なのだろう。
島根県松江市はNHKの連続テレビ小説(通称、「朝ドラ」)、『だんだん』の舞台になっている。この作品は『ふたりっこ』で知名度を得た三倉茉奈(Mana)・佳奈(Kana)の双子の姉妹が再び、朝ドラに出演。また、『ひらり』で主演した石田ひかりも出演している。
松江3番のりばから山陰本線の普通列車西出雲行きワンマンカー(キハ47 3011:体質改善車)へ。ボックスシートが大幅に削られており、やむなくロングシートへ。521系でもそうだったのだが、ロングシートにも席番がふってある。
※次は玉造温泉(画像、動画とも)
10時12分に発車。宍道湖レイクショーが始まるものの、地平に下りると、見えなくなり、乃木へ。そこから先は大海原ならぬ、“大湖原(Ohkobara)”が待っていた。ロングシートだと進行方向左側から眺めたほうがよさそうだ。
宍道湖を離れ、玉造温泉に到着。ホームは多くの観光客が待ち構えており、下り、上り、どちらも混み合いそう。
車内には扇風機カバーがかかっており、使用停止。暑い季節に使うということだが、一般形国鉄産気動車の多くは非冷房車として登場しているため、JRになってから冷房取りつけ改造が行なわれることが多い。しかし、トンネル断面の関係もあってか、電車みたいに“これがクーラーだ”と主張できない。そのため、まるで第3軌条車両を思わせるようなバス用のサイズを使うのだが、あんまり効きがよくなく、扇風機は撤去できず、補助する役目となっている。ちなみにJR西日本は体質改善工事により、冷房の効き具合は向上している。
さて、2008年は鉄道ジャーナル社が刊行する『鉄道ジャーナル』の「タブレット」という読者の御意見コーナーで、山陰本線の電化区間に気動車運用があることを問題視する投稿があり、反響があった。乗車している普通列車西出雲行きワンマンカーは米子始発で、終点まで電化されているので、本来は電車で運用するものだろう。まれに115系が使われることはあるのだけど、“気動車や蒸気機関車はエコに貢献していない”という疑問はある。
気動車や蒸気機関車は鉄道の文化として、時代を築いているものの、地球温暖化を食い止めるためにも、架線レス電車を早急に開発させ、活躍に幕を下ろすべきではないかと思う。しかし、2009年2月20日(金曜日)、都内某所で聞いたのだが、あるサラリーマンが新幹線でエコ出張したときのこと。〈のぞみ〉を利用したのだが、山陽新幹線の広島を過ぎると、そのサラリーマンが乗車した車両はたった3人しかいなかったという。つまり、“こんなに乗っていなければエコにならないのではないか?”と疑問を持ったという。
今後、電化区間に気動車や蒸気機関車を乗り入れさせないということもありえるが、鉄道が絶対的に“エコなのりもの”であるには、その2つの運行をやめさせる方向でいかなければならないと思う。でも、それが実現するのはいつになるだろうか?
さて、宍道湖レイクショーは途切れる部分はあるけど、10時32分、宍道1番のりばに到着。3番のりばにまわり、木次線(Kisuki Line)を待つことにしよう。本当は下車して、すぐそこにある宍道郵便局で旅行貯金をしたいのだが、通帳がなくてはどうしようもない。
◆ボックスシート争奪戦に全員敗退
宍道はかつて、4・5番のりばがあったものの、すでに線路は撤去。5番のりば跡地は無料駐車場となり、鉄道利用客専用の予約制である。旧4番のりばは「0」のキロポストがむなしく立っている。
1番のりばにエル特急〈やくも14号〉岡山行き通過後、さぁー、いよいよ、10時47分、3番のりばに普通列車備後落合行きワンマンカーが入線!! 木次線を全線走破する便は1日たった2往復しかない。また、区間によっては日によって、運休になるなど、難関のローカル線である。
普通列車備後落合行きワンマンカーは2両編成で入線し、鋼製車はボックスシート&ロングシートのセミクロスシート、ステンレス車はロングシート。もちろん、3番のりばで待っているみんなが狙うのは鋼製車のボックスシート。しかし、全員が降りて乗り込もうとすると、運転士はストップをかける。
「なんで、なんで、なんでよぉー」
おそらく、こういうセリフを吐きたくなるほど、ブーイングしたくなる利用客もいると思うが、なんと、鋼製車は回送のため、乗れず、ステンレス車しか乗れないのだ。2008年9月にチラッと木次線の気動車を見たときは1両だったので、まぁー、納得はするものの、車両はキハ120系200番台に統一して欲しかった。
キハ120系200番台は鋼製車のセミクロスシート。個人的に「0番台」と言うのは好きではないのだけど、キハ120系はステンレス車体のロングシートで、キハ120系300番台はボックスシート&ロングシートのセミクロスシートである。ちなみに先に登場したのは鋼製車のキハ120系200番台で、ややこしい。キハ120系は200番台、0番台、300番台の順に登場しているのである。
山陰本線の普通列車出雲市行きワンマンカーが2番のりばに到着すると、1両しか客扱いしない普通列車備後落合行きワンマンカー(キハ120 5:ロングシート)は早くも立客が発生。回送を連結して運行するぐらいなら、客扱いすればいいのに。
★備考
①今回の動画はこちらにクリック!!
②都合により、「2008年の汽車旅6」シリーズは掲載間隔があく場合がございますので、あらかじめ御了承下さい。
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◆不覚、旅行貯金できず!!
2008年12月29日(月曜日)、仕事納めを3日繰り上げた企業が多い中、金融機関は12月30日(火曜日)まで営業。当然のことながら、旅行貯金もできる。当初、米子に泊まるつもりでいたが、急きょというわけでもないけど、松江に変更。松江中央郵便局で旅行貯金をしようと前夜に決めた。そのため、9時には乗り込んでおきたい。
7時20分に起床したときはどんよりとした曇り空だったが、8時に日本テレビの『スッキリ』という番組で、架空請求の特集をしていたが、だまされないためには無視することが1番だ。ほかにメールの通知は基本的にありえないこと、不安をあおる文面にだまされないことが大切なのだという。
9時に宿を出ると、快晴。しかし、この日の山陰地方は晴れのち雨だという。
松江中央郵便局へ入るも、通帳がないことに気づいた。別のカバンに入れっぱなしにしていたのである。情けない!! 乗っていない路線はまだあることだし、また来訪する機会はあるだろう。気を取り直し、国道485号線くにびき大橋を渡るとしよう。
くにびき大橋は昭和56年(1981年)6月に完成し、米子側は剣先川と大橋川に分岐して、中海へ。宍道側は宍道湖の境目にあたるところである。
さて、大橋川からカヌー軍団が現れた。肉眼で確認する限り、10隻のカヌーが川を泳いでいる。愛好家か学校のカヌー部なのだろう。
島根県松江市はNHKの連続テレビ小説(通称、「朝ドラ」)、『だんだん』の舞台になっている。この作品は『ふたりっこ』で知名度を得た三倉茉奈(Mana)・佳奈(Kana)の双子の姉妹が再び、朝ドラに出演。また、『ひらり』で主演した石田ひかりも出演している。
松江3番のりばから山陰本線の普通列車西出雲行きワンマンカー(キハ47 3011:体質改善車)へ。ボックスシートが大幅に削られており、やむなくロングシートへ。521系でもそうだったのだが、ロングシートにも席番がふってある。
※次は玉造温泉(画像、動画とも)
10時12分に発車。宍道湖レイクショーが始まるものの、地平に下りると、見えなくなり、乃木へ。そこから先は大海原ならぬ、“大湖原(Ohkobara)”が待っていた。ロングシートだと進行方向左側から眺めたほうがよさそうだ。
宍道湖を離れ、玉造温泉に到着。ホームは多くの観光客が待ち構えており、下り、上り、どちらも混み合いそう。
車内には扇風機カバーがかかっており、使用停止。暑い季節に使うということだが、一般形国鉄産気動車の多くは非冷房車として登場しているため、JRになってから冷房取りつけ改造が行なわれることが多い。しかし、トンネル断面の関係もあってか、電車みたいに“これがクーラーだ”と主張できない。そのため、まるで第3軌条車両を思わせるようなバス用のサイズを使うのだが、あんまり効きがよくなく、扇風機は撤去できず、補助する役目となっている。ちなみにJR西日本は体質改善工事により、冷房の効き具合は向上している。
普通列車西出雲行きワンマンカー編成表 | |||||
運行区間 | 号車 | 車両番号 | 禁煙 | 備考 | |
宍道 | なし | キハ47 | 2006 | ○ | 体質改善車 |
松江 | なし | キハ47 | 3011 | ○ | 体質改善車 |
さて、2008年は鉄道ジャーナル社が刊行する『鉄道ジャーナル』の「タブレット」という読者の御意見コーナーで、山陰本線の電化区間に気動車運用があることを問題視する投稿があり、反響があった。乗車している普通列車西出雲行きワンマンカーは米子始発で、終点まで電化されているので、本来は電車で運用するものだろう。まれに115系が使われることはあるのだけど、“気動車や蒸気機関車はエコに貢献していない”という疑問はある。
気動車や蒸気機関車は鉄道の文化として、時代を築いているものの、地球温暖化を食い止めるためにも、架線レス電車を早急に開発させ、活躍に幕を下ろすべきではないかと思う。しかし、2009年2月20日(金曜日)、都内某所で聞いたのだが、あるサラリーマンが新幹線でエコ出張したときのこと。〈のぞみ〉を利用したのだが、山陽新幹線の広島を過ぎると、そのサラリーマンが乗車した車両はたった3人しかいなかったという。つまり、“こんなに乗っていなければエコにならないのではないか?”と疑問を持ったという。
今後、電化区間に気動車や蒸気機関車を乗り入れさせないということもありえるが、鉄道が絶対的に“エコなのりもの”であるには、その2つの運行をやめさせる方向でいかなければならないと思う。でも、それが実現するのはいつになるだろうか?
さて、宍道湖レイクショーは途切れる部分はあるけど、10時32分、宍道1番のりばに到着。3番のりばにまわり、木次線(Kisuki Line)を待つことにしよう。本当は下車して、すぐそこにある宍道郵便局で旅行貯金をしたいのだが、通帳がなくてはどうしようもない。
◆ボックスシート争奪戦に全員敗退
宍道はかつて、4・5番のりばがあったものの、すでに線路は撤去。5番のりば跡地は無料駐車場となり、鉄道利用客専用の予約制である。旧4番のりばは「0」のキロポストがむなしく立っている。
1番のりばにエル特急〈やくも14号〉岡山行き通過後、さぁー、いよいよ、10時47分、3番のりばに普通列車備後落合行きワンマンカーが入線!! 木次線を全線走破する便は1日たった2往復しかない。また、区間によっては日によって、運休になるなど、難関のローカル線である。
普通列車備後落合行きワンマンカーは2両編成で入線し、鋼製車はボックスシート&ロングシートのセミクロスシート、ステンレス車はロングシート。もちろん、3番のりばで待っているみんなが狙うのは鋼製車のボックスシート。しかし、全員が降りて乗り込もうとすると、運転士はストップをかける。
「なんで、なんで、なんでよぉー」
おそらく、こういうセリフを吐きたくなるほど、ブーイングしたくなる利用客もいると思うが、なんと、鋼製車は回送のため、乗れず、ステンレス車しか乗れないのだ。2008年9月にチラッと木次線の気動車を見たときは1両だったので、まぁー、納得はするものの、車両はキハ120系200番台に統一して欲しかった。
キハ120系200番台は鋼製車のセミクロスシート。個人的に「0番台」と言うのは好きではないのだけど、キハ120系はステンレス車体のロングシートで、キハ120系300番台はボックスシート&ロングシートのセミクロスシートである。ちなみに先に登場したのは鋼製車のキハ120系200番台で、ややこしい。キハ120系は200番台、0番台、300番台の順に登場しているのである。
山陰本線の普通列車出雲市行きワンマンカーが2番のりばに到着すると、1両しか客扱いしない普通列車備後落合行きワンマンカー(キハ120 5:ロングシート)は早くも立客が発生。回送を連結して運行するぐらいなら、客扱いすればいいのに。
★備考
①今回の動画はこちらにクリック!!
②都合により、「2008年の汽車旅6」シリーズは掲載間隔があく場合がございますので、あらかじめ御了承下さい。
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◆世界の国旗クイズ第15問
『世界の国旗クイズ』はホンモノの世界の国旗が出ることはよほどのことがない限り、まったくありません。鉄道車両を国旗に見立てたもので、それを皆様に当てていただくものです。
第15問はこちらです。これはどこの“国旗”なのでしょうか?
さぁー、みんなで考えよう!!
ヒントは赤のボディーカラーを見て、なにを思い浮かべますか? そして、2007年の流行語は覚えておりますでしょうか? また、「手の用心」という言葉を知っていますか? さらに2008年秋、Railway Blogに掲載しておりますので、おのずとわかりますよ。
答えは観客動員数107萬人突破時に発表する予定ですので、ドシドシお寄せ下さい。コメントの際、御解答いただければ、さいわいです(何度も言っておりますが、次に進めません。ヤマカンで解答してくださいね)。
なお、原則として、1人でも参加していただかない限り、正解は発表しませんので、御了承下さい。
岸田法眼のウソつき4択 powerd by けんてーごっこ
『世界の国旗クイズ』はホンモノの世界の国旗が出ることはよほどのことがない限り、まったくありません。鉄道車両を国旗に見立てたもので、それを皆様に当てていただくものです。
第15問はこちらです。これはどこの“国旗”なのでしょうか?
さぁー、みんなで考えよう!!
ヒントは赤のボディーカラーを見て、なにを思い浮かべますか? そして、2007年の流行語は覚えておりますでしょうか? また、「手の用心」という言葉を知っていますか? さらに2008年秋、Railway Blogに掲載しておりますので、おのずとわかりますよ。
答えは観客動員数107萬人突破時に発表する予定ですので、ドシドシお寄せ下さい。コメントの際、御解答いただければ、さいわいです(何度も言っておりますが、次に進めません。ヤマカンで解答してくださいね)。
なお、原則として、1人でも参加していただかない限り、正解は発表しませんので、御了承下さい。
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