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東武鉄道ステンレス通勤形電車の異変 [鉄道評論]

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2012年5月22日(火曜日)、東武鉄道グループが社運を賭けたといっても過言ではない、東京スカイツリータウンがグランドオープンした。連日多くの人々でにぎわっている。

 
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さて、6月に入ってからなのか、東武鉄道のステンレス通勤形電車は、車体側面の“飾り”が社紋からグループロゴに変わりつつある。6月に入ってからは30000系、10030系でこの変化を見ることができたが、現在は20000系、9000系にも拡大している。なお、8000系や50000系グループの車体側面“飾り”は、現在も社紋のままである。

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社紋は同社創業時から使われている。車輪に「東」の字を配して図案化したもので、鉄道による奉仕の意志があることを表している(現在の同社は鉄道のほか、バス、旅行代理店、マンションなど事業を拡大)。江戸時代の家紋を彷彿させるデザインは、115年の歴史の重さを感じさせる。

一方、グループロゴは2011年7月1日(金曜日)から順次使用を開始されている(グループロゴは2種類あり、「東武鉄道株式会社」は「Group」表記を省略している)。メインカラーにフューチャーブルーを用い、「T」の周囲にある矢のようなラインは、全方位に張り巡らせたアンテナだという。そして、同年12月29日(木曜日)、100系リニューアル車を皮切りに、車体側面のグループロゴ貼付が始まった。

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今回のステンレス通勤形電車における、グループロゴ貼付で気になるのは、車体の色と調和していないことである。ステンレス通勤形電車の帯はロイヤルマルーンで、社紋色も新製時からそれに合わせた。ほかの社紋色を調べると、8000系は車体帯に合わせたロイヤルブルー、50000系グループは車体の車号表示に合わせた白をそれぞれ使い、いずれも違和感がない。

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グループロゴのメインカラーをフューチャーブルーと決めている以上、それを貫き通すことが予想されるが、車体色に合わせるという柔軟さがあれば、違和感や戸惑いの声がなかったのではないかと思う。

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