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ときわ路パス2007-3 [汽車旅2007番外編]

オマタセ、ベイベー。イッツ・ショータイム。

鹿島神宮2番線には鹿島線の各駅停車成田行き(1号車クハ111-1363)が止まっており、乗り換え、15時16分に発車。北浦を渡るが、壮大な水郷で、5本の指に入れていいような車窓である。水面には太陽が照りつけ、輝きを魅せている。

高架を走り、単線。橋幸夫の歌で知られる潮来(Itako)を過ぎても、水田が多く、利根川を渡ると、高架から盛り土へ。そして、進行方向左側の成田線に合流し、香取1番線に到着。鹿島線全線完乗を達成し、茨城県の鉄道も完全制覇した。

各駅停車成田行き編成表    
乗車区間 号車 車両番号 禁煙 備考
佐原 1 クハ111-1363 なし
  2 モハ112-1194 リニューアル車
  3 モハ113-1194 リニューアル車
鹿島神宮 4 クハ111-1093 リニューアル車


その後、佐原まで乗ったが、潮来から先はときわ路パスのエリア外のため、別料金である。

佐原で始発の各駅停車鹿島神宮行き(4号車クハ111-1128:リニューアル車)へ。終点鹿島神宮で下車するものの、キヨスクは閉まっているし、周囲はコンビニもない。また、SuicaやPASMOも使えず、成田線は銚子方面だと成田から先は使えないが、成田空港までは使える。

 

各駅停車鹿島神宮行き編成表    
乗車区間 号車 車両番号 禁煙 備考
鹿島神宮 4 クハ111-1128 リニューアル車
  3 モハ113-1250 リニューアル車
  2 モハ112-1250 リニューアル車
佐原 1 クハ111-1443 リニューアル車

仕方なく、アイスクリームの自販機でかなり遅い昼食。オレンジジュースのなっちゃん(田中麗奈のCMで有名になった商品)といっしょに大洗鹿島線16時20分発の各駅停車水戸行きワンマンカー(6018)へ。

各駅停車水戸行きワンマンカー編成表
乗車区間 号車 車両番号 禁煙 備考
水戸 なし 6018 なし
鹿島神宮 なし 6013 夢塗装車




最後部は夢塗装車であるが、なぜか進行方向右側のみだけ施すという珍しいカタチとなっている。赤い車体に魚が泳いでいるが、高架上だと鯉のぼりのような感じになっているのかもしれない。また、車内にはマイクを発見!! いったい、どういう時に使うのかが気になるが…



17時38分、終点水戸8番線に到着したが、水郡線キハE130系の普通列車常陸大子行きに間に合わなかった。どうもJR東日本とはダイヤの調整がうまくいかないようで、もし、私が勝田13時57分発、E501系の普通電車小山行きに乗っていたら、間一髪で水戸14時03分発の各駅停車鹿島神宮行きワンマンカーに間に合わない。今後は乗り換えやすいダイヤ構成をお願いしたい。



列車を降りると、友部寄りにある機関区ではEF81の寝台特急〈北斗星〉カラーと、ジョイフルトレイン『スーパーエクスプレスレインボー』カラーがそろい踏みをしていた。
 


さて、1番線では普通列車常陸太田行き(キハE132-2:女性車掌乗務)が18時22分の発車を待っているものの、ドアはまだ開かない。4両編成中、前2両はキハE130系である。

普通列車常陸太田行き編成表    
乗車区間 号車 車両番号 禁煙 備考
下菅谷 なし キハE132-2 なし
  なし キハE131-2 なし
  なし キハ110-133 なし
水戸 なし キハ111-152 なし
※備考:女性車掌乗務    


18時過ぎ、ドアランプがともり、ボタンを押すと、ついに開いた。水郡線は終日ドア半自動扱いである。また、JR東日本のワンマン対応車はドアチャイムが2回鳴るまで開閉できないことになっている。
キハE130系は2006年に入団。3ドアのステンレス車体で、4ドアのE531系の気動車版と思えるような内装で、シートモケット、吊り革は共通。運転席もJR東日本の気動車では初となるワンハンドルマスコンとなった。 ドアが開いた時、ステップがあるのは意外だったが、ドアは黄色になっており、目立つ。また、ドアの開閉があまりにもゆっくり過ぎるのが難点だが、高齢者や身障者に優しい車両を目指したのであろう。



ボックスシートはキハ110系と同じ4人掛けと2人掛けになっており、通路幅を確保。車端部には情報案内装置を設けているが、ワンマンカーしか使われないものと思われる。また、JR東日本の近郊形気動車では初めて、首都圏の電車と同じようにコンセントを設けた。ノートパソコンや携帯電話の充電にはもってこいだろう(優先席を除く)。更にボックスシートは片持ち式となった。

トイレは身障者対応だが、車端部ではなく、2つ目と3つ目のドアのあいだに設置(3つ目のドアに近い)。E531系ではトイレのある車両のドア位置が左右異なるためで、二の舞を避けたのだろう。また、キハE130系のステンレス車体は、2両車はエメラルドグリーン主体、1両車は赤が主体となっている。  

18時22分に発車。水戸-常陸青柳間の進行方向右側は高架化工事をしていたが、大規模になる模様。踏切の移動や上に交差する道路を下に変えることもありうる。  

日も沈み、暗くなることを待つのみだが、列車は下菅谷(Shimo-Sugaya)に到着。キハE130系の普通列車水戸行きと行き違う。  当初は終点常陸太田まで乗らず、上菅谷(Kami-Sugaya)まで利用し、折り返すつもりだったが、時刻表を見落としていた。予定変更で折り返そうとするものの、無情にも普通列車水戸行きは先に発車。手前の後台(Godai)で下車すればよかったと悔やむ。  

★備考

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2007年5月8日(火曜日)で観客動員数は11萬2000人を突破しました。どうもありがとうございます。
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