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さすらいの諸国漫遊記52-千秋楽 [汽車旅2003]
◆下記の記事を御覧になっていない方は、URLへクリックしてください。
・さすらいの諸国漫遊記52-初日・2日目
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2010-01-08
・さすらいの諸国漫遊記52-3日目
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2010-01-09
・さすらいの諸国漫遊記52-4日目
http://railway583.blog.so-net.ne.jp/2010-01-10
2003年12月30日(火曜日)、まだ夜も明けぬ5時40分過ぎ、夜汽車は青森に着いた。相変わらず雪の中である。
鉄道のダイヤは年末年始ということもあり、休日ダイヤとなっているが、郵便局は営業しており、旅行貯金できる。基本的にお初のところしかやらない決まりになっているので、あんまり立ち寄ったことのない土地でやりたい。また、都内で雑用を済ませなければならないため、早めに戻らざるをえないハメになってしまい、あわただしくなりそうだ。
盛岡までの道中、数日前は雪が降っていないエリアでは積雪。それほど積もってはいないが、今年見納めの雪景色をじっくり味わおう。
雪もなくなり、花巻へ。駅のコンコースでは掃除をするオジサンの姿が印象に残る。無口で黙々とこなしていた。また、花巻無形文化財に指定されている鹿踊り(Shishiodori)がお出迎え。秋田のナマハゲみたいな印象を受け、ちっちゃい子供は恐怖におびえそうだ。
鹿踊りは天暦5年(951年)に空也上人(六波羅密寺の開祖)の愛するシカが猟師に射殺されたのをあわれに思い、その供養で踊ったのが始まりだという。そういえば、奈良のシカも天然記念物に指定されている。もし、徳川綱吉の時代にやってしまったら、生類あわれみの怜により、確実に処刑され、鹿踊りは生まれなかっただろう。
近辺に郵便局は見当たらず、時間の関係もあって、断念。そして、20時過ぎ、ゴールの上野に到着。帰京して、いつもの光景を見ていると、すがすがしい気分にひたる。
あと28時間で2004年を迎える。どんな年になるだろうか?
★備考
①岸田法眼のRailway Blog.「2003年の汽車旅10-最終回」
②今回の記事は、2004年3月に執筆したものです。
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②メディア執筆記録2009は、こちらを御覧ください。
(2009年発売の商品カタログです)
③執筆実績一覧は、こちらを御覧ください。
④私の執筆記事が掲載されているプレジデント社刊行、 『プレジデント フィフティ・プラス「鉄道と旅入門」』は、2010年1月11日(月曜日・成人の日)まで、送料無料です。ぜひお買い求めください。くわしくは、こちらへどうぞ。
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2003年12月30日(火曜日)、まだ夜も明けぬ5時40分過ぎ、夜汽車は青森に着いた。相変わらず雪の中である。
鉄道のダイヤは年末年始ということもあり、休日ダイヤとなっているが、郵便局は営業しており、旅行貯金できる。基本的にお初のところしかやらない決まりになっているので、あんまり立ち寄ったことのない土地でやりたい。また、都内で雑用を済ませなければならないため、早めに戻らざるをえないハメになってしまい、あわただしくなりそうだ。
盛岡までの道中、数日前は雪が降っていないエリアでは積雪。それほど積もってはいないが、今年見納めの雪景色をじっくり味わおう。
雪もなくなり、花巻へ。駅のコンコースでは掃除をするオジサンの姿が印象に残る。無口で黙々とこなしていた。また、花巻無形文化財に指定されている鹿踊り(Shishiodori)がお出迎え。秋田のナマハゲみたいな印象を受け、ちっちゃい子供は恐怖におびえそうだ。
鹿踊りは天暦5年(951年)に空也上人(六波羅密寺の開祖)の愛するシカが猟師に射殺されたのをあわれに思い、その供養で踊ったのが始まりだという。そういえば、奈良のシカも天然記念物に指定されている。もし、徳川綱吉の時代にやってしまったら、生類あわれみの怜により、確実に処刑され、鹿踊りは生まれなかっただろう。
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